宮本輝のレビュー一覧

  • 潮音 第四巻

    Posted by ブクログ

    壮大な歴史小説を読み終えた満足感がある。歴史で学んだ明治維新のいろいろな改革は文字だけで理解したつもりだったが、生活者の視点で語られると一つ一つが大変な事であったと思った。富山の薬売りのビジネスモデルは現代でも通用するもので長い年月をかけて構築してきた事の強さを感じた。

    0
    2025年10月29日
  • 潮音 第一巻

    Posted by ブクログ

    淡々と、読みやすい。
    弥一の語り口。

    蝦夷地の干し昆布
    と、清国との密貿易…

    繋ぐ
    越中富山の薬売り
    薩摩藩

    0
    2025年10月14日
  • 潮音 第一巻

    Posted by ブクログ

    壮大な大河ドラマの始まりを感じさせる。川上弥一が昔話を語る形で続いていく。富山の薬売りと薩摩の関係は知らなかった世界で興味深かった。幕末の歴史的な出来事や人物が町人達の視点で語られていくのが新鮮。2巻以降も楽しみだが、読み進めるのは時間がかかりそう。

    0
    2025年09月30日
  • ここに地終わり 海始まる(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本のタイトルは、ポルトガルの有名な詩の一部だそう
    主人公の父親がとんかつ屋さんで娘に説明していました。

    0
    2025年09月27日
  • 青が散る(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    青春の真っ只中で懸命に毎日を生きる姿に元気をもらいました。

    主人公と夏子のこの先が気になりました。

    0
    2025年09月20日
  • 三十光年の星たち(下)

    Posted by ブクログ

    人の想いが継承されていく物語のように感じました。

    スピードや成果や効率重視の現代に生きる中で、衰退していきつつあるものが大切に書かれているように思いました。

    0
    2025年09月20日
  • 草花たちの静かな誓い

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あらすじを読んだ時に想像していたより、重いテーマが隠れていて、親子とは、夫婦とは、という大きなテーマについて考えさせられる作品。アメリカが舞台でありながらも中心人物は日本人というところも不思議な雰囲気を醸し出していた。

    0
    2025年09月10日
  • 潮音 第四巻

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    歴史小説とはいえ、薬屋さん目線での話の展開、地に足つけて生き抜く知恵。
    のめり込んで読んでいたけれど、太一郎の死があってからは、むなしくてそちらに気持ちが引き摺られてしまった。

    0
    2025年09月10日
  • 螢川・泥の河

    Posted by ブクログ

    「泥の河」哀切な日本の情景が多く見られ、主人公の眼を通して私も実際に経験してきたかのような没頭できる世界観だった。最後の水上生活者家族とのサヨナラの瞬間は切なかった。
    「螢川」富山の三月末が舞台。美しい光景が広がる。家族の物語。螢火のような異次元に綺麗なものを見るときっと人は何かを終わらせたり、決断できる。

    0
    2025年09月08日
  • 天の夜曲―流転の海 第四部―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    完結編まで一気に購入したので、久しぶりに再読。宮本輝の小説には人生哲学が満載。キャラクターの骨組みがしっかりしているので、人は何を核に生きているのかが手に取るようにわかる。気持ちと違う行動をとっていても、その心根まで見透せる。現実世界でもそんな感情のぶつかり合いで人と人が暮らしているんだけど、そのことに気づかせてくれる、宮本ワールド。これからの完結までの道のりが楽しみで仕方がない。

    0
    2025年08月30日
  • 潮音 第三巻

    Posted by ブクログ

    情報を集めること、そこから世の中で起こっていることを知ること、そしてどうするか?
    せいさん、、、武士は死ぬしかないのか。真面目な人ほど死に近い。こんなにあっけなく死んでしまう人をみてばかりいたら、心もやられるだろう。

    0
    2025年08月25日
  • 夢見通りの人々

    Posted by ブクログ

    大阪のとある商店街。
    場末の感じのする所でも、人情味豊かです。
    里見さんの視点だけでなく、住んでる皆さんの悲喜交々が手に取るようにわかる内容。住んでるみんなの心が伝わります。
    宮本輝さんの優しい、心地よい表現方法。じんわり。

    0
    2025年08月21日
  • 潮音 第四巻

    Posted by ブクログ

    宮本輝の初の長編時代小説。
    富山の薬種業と琉球を通じた薩摩藩の清国との密貿易の知られざる関係を明治維新の動乱を背景に描く大河小説。
    内容は面白かったが、無駄な語りや情報が多く、読むのに疲れた。

    0
    2025年08月11日
  • 幻の光

    Posted by ブクログ

    「幻の光」は1979年に単行本、1983年に文庫化された短篇集で、表題作ほか3編収録

    久しぶりの宮本輝さん
    未読タイトルとの出会いという新潮文庫のフェアに見事にハマった一作

    「幻の光」
    能登の漁村を舞台に、夫を突然の自殺で喪い、
    悲しみと息子を連れて再婚した女性が過去と向き合いながら新しい生活に向き合っていく姿
    “愛する男を失った女の美しすぎるため息”
    (こんなコピーがついていたらしい)
    秘めていた本心を打ち明け 次の幸せへと向かう

    「夜桜」
    一度の浮気を許せず、離婚した女
    若くして息子を失い、新婚夫婦と知り合ったことで、人生の選択の是非を問う

    「こうもり」
    泥の河と似た色合い

    「寝

    0
    2025年08月03日
  • 幻の光

    Posted by ブクログ

    しおり欲しさに、新潮文庫の100冊に選ばれている「幻の光」を読んでみました。
    「錦繍」とはまた違った切なさが心に残る一冊です。

    ある日突然、自ら命を絶った夫。
    原因もわからず、残されたのは妻と子どもだけ。
    夫の死から三年が経っても、妻はその理由を模索し続けます。
    あれこれと思い返してみても、はっきりとした答えは見つかりません。
    なぜなら、答えを知っているのは、もうこの世にいない本人だけだからです。

    人は、中途半端で終わったことが、ずっと心に残る生き物だと思うのです。
    たとえば、仕事でも何でも、完結していないことって、頭の片隅に残って、ふとした時に思い出してしまうじゃないですか。
    人の死もそ

    0
    2025年07月24日
  • 満月の道―流転の海 第七部―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    熊吾は、愛人をヤクザから身請けするために、会社の金や色んな人に借金をする。更に、またしても従業員に金を使いこまれて、会社が窮地に立ってしまう。何度も同じ事を繰り返す、熊吾のバカさ加減にどっと疲れが出る。妻の房江がかわいそうでならない。
    この部は、あまり動きがなくダラダラ続いた感じだった。もう惰性で読んでる感じになって来ているけど、何とか七部まで読んできたので、あと二部は読むしかない感じの気持ちになっている。

    0
    2025年07月17日
  • 潮音 第三巻

    Posted by ブクログ

    禁門の変の後、幕府は長州残兵隊を追って捕縛、惨殺を続け、次第に市民の感情は長州への同情、幕府への反感に移っていく。
    長州征伐に加われと命じられた各藩も本音は迷惑、水戸の天狗党の乱で350人の尊王攘夷派の浪士が斬首され、「幕府のやり方はあまりにひどい。降伏している者を」との声が上がり、幕府の威光は地に落ちていく。
    そんな中で、大政奉還という「:慶喜の大博打」が打ち出され、西大小(西郷、大久保、小松)が動き出す。
    慶応4年1月3日、鳥羽伏見の戦いが始まる。
    新政府が樹立される中、弥一は新しいカンパニーの設立を目指す。
    越中富山の薬売りと、薩摩藩との切っても切れない結びつきをベースに主人公弥一の言動

    0
    2025年07月02日
  • 避暑地の猫

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久しぶりの宮本輝作品。

    軽井沢の別荘番の息子、修平の口から語られる、家主の布施金次郎と、修平の両親、姉との歪んだ関係、その結果ともいえる凄惨な事件。
    貧富の差もあるが、人間の歪んだ感情、狂気が救いのない深さで描かれている。
    ひたすら重かった。。

    0
    2025年06月07日
  • 新装版 命の器

    Posted by ブクログ

    命の器、というタイトルから、真面目なエッセイだと思っていたが、そうでもなかった。


    色々な雑誌に掲載されたエッセイなので、
    シリアスなのあり、軽いものありで
    バラエティに富んでいる。


    特に前半のエッセイはら読みやすく、かつ
    なるほど…とら思うことも。


    著者のエッセイ第二弾

    0
    2025年05月28日
  • 夢見通りの人々

    Posted by ブクログ

    タイトルから判断して、人情あふれる商店街の人たちの心温まる短編集なのだろうと予想していたが、中身は全く違っていた。
    夢見通りとは名ばかりで「その名称にそぐわない人間たちばかり」の黒い人間模様が展開される。

    0
    2025年05月19日