野中香方子のレビュー一覧

  • 138億年のものがたり 宇宙と地球でこれまでに起きたこと全史

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    ほぼ人類史。期待した内容と違った。
    宇宙~地球の物語の全体像を知るならば、でかいけどビッグヒストリーがおすすめ。

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    2024年02月07日
  • 隷属なき道 AIとの競争に勝つ ベーシックインカムと一日三時間労働

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    『希望の歴史』ほどのインパクトはなかったが、ベーシックインカムの制度などが、そこに至るヒントとなったのはまちがいない。

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    2023年12月07日
  • 資本主義の次に来る世界

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    ネタバレ

    自分、資本主義の世で産湯に浸かり、
    アメリカの豊かな生活に憧れる少年時代を
    過ごしましたんで、
    この本のように「資本主義にブレーキをかけなければ」
    と主張されましてもなかなか目が覚めません。

    でも一方では、
    長時間勤務、勤勉な勤務、自己啓発、周囲の雰囲気をこわさないために職場で文句は言わない、有給休暇をとらない等々、よいとされている働き方をしていては育児との両立が非常に困難な生活実態について、
    こんな社会は変だ、こんな社会を次世代に残すのはかわいそうだという気持ちは強いです。

    著者が一刀両断、「GDP成長率を追求し続ける資本主義はあかんねん、地球がもたないからな(意訳です)」
    「富の蓄積を解体して、新しい分配で世界を変えんとあかん(意訳)」
    「人間の幸福に関して言えば、収入をふやせば幸福なのではなく、福利購買力を高めることが肝要(これも意訳)」
    歯切れ良く主張している内容は確かに心地よいです。

    自分、不器用なんで今日はここまでです。

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    2023年12月01日
  • Humankind 希望の歴史 下 人類が善き未来をつくるための18章

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    上巻に続き、ヒトの良い面についての耳障りが良く信じたくなるお話。根拠はないがこれまでの経験則として耳障り良い話の後はヤバい未来が待っていることが多い。著者が求めるバキバキリベラルで社会保障天国な世界を作る目的から逆算された主張に読者を誘導してるようにも見える。

    いっぽうで日々の生活の中で、コンビニの外国人店員、通勤電車で隣に座ってる人などよく知らないという理由でうっすら怖いと思ってしまうが、実はみんないいヤツと思うことにするだけで世の中が少し良くなりそう。体制やビジネスの仕組みはこのままでも普段接触の少ない人にも思いやりを持って接する必要があると感じた。

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    2023年11月04日
  • 10代の脳 反抗期と思春期の子どもにどう対処するか

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    脳科学の本。→思春期のティーンにどう対峙するか、というよりは正しい知識を「繰り返し」伝えることの重要を説いている。

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    2023年10月08日
  • 脳メンテナンス大全 最高のパフォーマンスを発揮させる方法

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    何歳になっても、脳は変えられる。記憶力や学習力を高め、脳のパフォーマンスを最大限に発揮する。そんな「脳のメンテナンス法」を、全米トップクラスの脳研究者らが解説する書籍。

    脳の健康は、ライフスタイルを少し変えるだけで大幅に改善できる。脳を変えるために重要なのは、次の3つである。
    ①ニューロン新生を促す:
    高齢者でも、運動や食事などの習慣を変えれば、脳の神経細胞であるニューロンは育つ。
    ②血のめぐりを良くする:
    脳内の血流は、栄養と酸素を脳に供給し、脳内の老廃物を洗い流す。生活習慣を改めることで、豊かで安定した血流になる。
    ③過度なストレスを避ける:
    強いストレスが長期間続くと、動脈が狭まり、ニューロンもダメージを受ける。

    食生活を改善すれば、脳の力は向上する。例えば以下のようなもの。
    ・「ホールフード」を食べる:
    加工食品やインスタント食品ではなく、採れたままの「ホールフード」を食べる。
    ・脳にいい炭水化物をとる:
    玄米や雑穀、ナッツなど、脳に継続的にブドウ糖を供給できる炭水化物をとる。
    ・「脳腸軸」に良い食事をとる:
    脳の健康と機能に影響する腸の健康的なバランスを保つため、植物性食品を食べる。

    運動は、脳を最適化する最も強力な方法の1つだ。運動で心臓が鍛えられ、血管が太くなり、脳への血流が多くなる。また、海馬(記憶と学習に関与する脳領域)や灰白質(情報処理や思考を担う組織)が大きくなり、記憶力や思考力も向上する。

    思考が、脳を変える。ネガティブ思考を繰り返すと、ネガティブな神経回路がつくられ、うつ病や不安症などを引き起こす。ポジティブに考えると、ストレスが減り、認知機能が高まる。

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    2023年08月20日
  • 脳メンテナンス大全 最高のパフォーマンスを発揮させる方法

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    やはり定期的にこういった本は読みたくなるし、読まねばいけないなとも思った。研究は進んでいる。

    個人的に気になるのはアルファリポ酸とコエンザイムQ10。コエンザイムQ10は高校のときに生物で習ってから必要なんだと思ってきたが、なんで必要だったか完全に忘れてた。ミトコンドリアのエネルギーの産生に深くかかわる。動くために必要だった。アルファリポ酸もコエンザイムQ10も抗酸化物質。ニューロンを守るためにある。認知症の予防や記憶力低下の防止というとあまり馴染みがないが神経系の動きをスムーズにすると考えるとぜひ摂りたいと思う。だめだ、すぐ書こうとするとその程度しか書けない。

    逆に言うと、知るきっかけやこれが良いんだな、というくらいにはなる。こういったことの積み重ねなんだろうな。1回や2回じゃ本当の意味での知識にならない。実際に自分で摂ること。まとめること。そしてまとめたものを書くこと。それもまたこの本のテーマ脳トレになるだろうか。

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    2023年07月27日
  • 一番大切なのに誰も教えてくれない メンタルマネジメント大全

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    メンタルが安定しない時にはどのようにケアすれば良いかが詳細に書かれた本。ストレスを感じた時や不安な時にもう一度読んで心を落ち着かせたい。

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    2023年06月08日
  • 10代の脳 反抗期と思春期の子どもにどう対処するか

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    見た目は大人でも脳(思考)は未発達。
    自分はどうだったかなぁ。

    アメリカと日本の文化の違いはありそう。(非行のレベル)

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    2023年05月30日
  • 一番大切なのに誰も教えてくれない メンタルマネジメント大全

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    家庭の医学書のメンタル版。自分は沈む時があるので読んでみた。
    気分の変動はあって当然。負のスパイラルを断ち切るためには、思考バイアスに自ら気付くこと。(いわゆるメタ認知)マインドフルネスと感謝の習慣がよい。できることから少しずつ(スモールステップ)
    基本的なことは運動、睡眠、栄養、人とのつながり。
    感情は事実ではない。一つの可能性にすぎない。
    自信を培うには未知の世界に踏み入れ恐れと共存する。(コンフォートゾーンから出る)
    不安は脳の火災報知器で、危機に瀕してなくてもアラームが鳴らしている状態。その時は、少し距離を置く。思考を客観的に表現する。スポットライトを他の思考に向ける。など。
    感想としては、即効性がある治癒の方法はないということ。対処療法ではなく、いかに予防をするか、に尽きる。

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    2023年05月29日
  • 一番大切なのに誰も教えてくれない メンタルマネジメント大全

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    まとめ
    ジムに向かうときではなく、ジムから戻るときにモチベーションが湧く
    常に幸せってことはありえない。感情は天気のように浮沈みするのが「普通」

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    ○多くの自己啓発書はどう考えるかによって感じ方が変わる、つまり思考からのアプローチで感情が変わると説いている。ポジティブに考えよう!みたいな。
    が、この関係は双方向、つまり感情が原因で思考が結果という一面もあるということ。
    ★思考、身体的感覚、感情、行動のすべてが影響しあって経験を生み出している。
    ○メンタルヘルスのディフェンダーは健康の土台。運動、睡眠、栄養、ルーティン、人とのつながり

    2やる気
    ○モチベーションは行動の副産物、ジムに向かうときではなく、ジムから戻るときにモチベーションが湧く
    ○運動
    ○目標日記
    ○小さくする
    大半の人が人生を全面的に見直さなければと大きな変革をいっぺんに行おうとするが、これは自分への過剰な期待に答えられず燃え尽き諦め絶望する
    ○ストレスを管理→ストレスを解消すること→運動が最適、あとは睡眠
    ○失敗との付き合い方
    失敗したときにどう対処するかを決めておく

    5自信をなくしているとき
    ○コンフォートゾーンとストレッチゾーンとパニックゾーン。
    ○未知の世界に飛び込む、おそれとの共存することを学ぶ

    8心が満たされないとき
    ○「幸せになりたいだけ」に関する問題→幸せが目的で、そうでなければメンタルヘルスや物質的豊かさに問題があると思い込んでいる。→違う→幸せと感じる感情は、体の状態、行動、信念、周囲で起きていることへの反応→常に変化しているのが正常。人間は常に幸せではいられない。感情は天気。
    幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない。→これは常にポジティブでいることが正解と思っていることが無理難題な思い込みであるということ。
    ○コアバリュー、価値観を定期的に見直す

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    2023年05月21日
  • 隷属なき道 AIとの競争に勝つ ベーシックインカムと一日三時間労働

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    おわりに書いてある日本語版編集部の情報によると、英語版の原題はUtopia for Realistsということで「現実主義者のためのユートピア」だったものを、日本語版では著者と相談して「隷属なき道」にしたとのことです。もちろんこれはハイエクの「隷属への道」を意識しているのですが、その心は、シンギュラリティの到来によってAIが人間を上回る日が来る。AIとの競争には勝てない。そのときに人間が生きていくために、つまりAIに隷属しないためにもユニバーサル・ベーシックインカム(国民全員に無条件で一定金額を支給する仕組み。何の資格も審査もない)を導入すべきだということです。

     ブレグマンの主張やベーシックインカムは可能性としてはあり得るとは思うのですが、それにしても彼がこの本で挙げている論拠はかなり偏っています。ベーシックインカムの導入を示唆するような研究結果を数字と共に紹介していますが、意図的に自分の主張を補強するような研究結果だけをチョイスしている結果です。それとは反対の結果を示唆する研究結果も同じくらい存在していますので、ベーシックインカムが正しいかどうかという以前に、その姿勢が良くないと思いました。心理学では追認バイアスと呼ばれる行為で、人間は自分の信念を補強するような情報を意図的に選別して頭の中に取り込み信念を補強する傾向が強いのですが、まさに著者自身が追認バイアスの罠にはまっている印象を受けました。
    ただ10章のなかで、著者自身もこの問題を自己認識していて、自分の信念と異なる研究結果を見つけたときに、「自分の意見を変えるほどの観察力を持っているだろうか?そうする勇気があるだろうか?」と自問していたので、この箇所で著者に対して少し好感を持つことが出来ました。

    しかし好感を持てたとしても、全般的には正直視野が狭い印象は受けました(主張のインパクトは非常に強いのですが視野の狭さを感じる)。主張全体が欧米的あるいはキリスト教的であって、仏教やヒンズー教などの多神教の世界観ではまったく違うとらえかたになると思います。そのような価値観も踏まえたうえで、なおユニバーサル・ベーシックインカムが最良のシナリオである、という主張をしてくれたら、傾聴に値するものになる気がしました。

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    2023年04月30日
  • 最強の集中力 本当にやりたいことに没頭する技術

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    日常的な注意散漫を見つめ直すため、内的/外的要因は何か?それぞれに対してどう対処していくかをマクロとミクロな観点から考察・対処することを目的とした書籍だと感じました。

    ・集中を妨げる注意散漫には、「内的要因」と「外的要因」の2つが大きく存在する。
    ・「内的要因」には、「退屈(退屈を避けようとして、本質的にやるべきでないことをやってしまう)」「ネガティブ・バイアス(悪い情報が与えるインパクトは大きい)」「反芻思考(ネガティブな物事を考え続ける)」「快楽順応(幸せを状態を継続させたがる無意識な衝動)」があるため、不満のコントロールと行動のPause(境界の瞬間)が必要。
    ・自分は今何に集中したいのかを考えること。本質的に何をしようとして今それをしているのかを理解し、その行動を妨げる要素を俯瞰的に捉え、排除する必要がある。
    ・本質=自分の価値観にあるものである。自分が大切にしているものを意識的に捉えたその時々の行動が必要。
    ・自分のスケジュールを見直し、それぞれを実行するための最大のパフォーマンスを発揮するためには、どういった環境が最適化を見極め、実践する(周囲へのアピールも必要)
    ・デジタルデバイスについては、現代における外的要因の主たるものになっているが、無駄なアプリや制限、代替できるアナログなもの(自分を退屈させないもの)を使いこなし、注意散漫を回避する。
    ・プリコメットメントを活用し、自分に対して集中するきっかけを与える。自分の「あるべき姿」を確立し、その姿を守るため、自分を責めない程度の誓約を課す。
    ・職場環境を集中できるものにするのキーワードとしては、「心理的安全性」が挙げられる。チームメンバーの意見を取り入れることで、注意散漫の要因を把握し、それを打開するための取り組みを浸透させていくことが求められる。
    ・子どもが望まない行動をするのであれば、その内的要因がなんなのかを考える。親として子どもが集中できる環境を作ってあげるためには、子どもと一緒にその環境に身を投じたり、集中するための方法、その行動を起こす要因などをコミュニケーションを通じて把握することが必要である。
    ・常に「今ここにいる自分が、優先すべきことはなにか」を考え、それを実行するためにはどうしたらいいかを考える。まずはとにかく本質を忘れないで行動することが必要。

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    2023年02月19日
  • コード・ブレーカー 下 生命科学革命と人類の未来

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    開始:2023/2/16
    終了:2023/2/21

    感想
    パンデミックがもたらした福音。人類は共通の敵を見出し自らの使命を思い出した。いつか新たな脅威が出現しても。人は歩みを止めない。

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    2023年02月21日
  • コード・ブレーカー 上 生命科学革命と人類の未来

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    開始:2023/2/13
    終了:2023/2/16

    感想
    科学の世界における競争の光と闇。純粋な好奇心に突き動かされている科学者という幻想。人類び福音をもたらすのは神ではなく市場なのか。

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    2023年02月16日
  • Humankind 希望の歴史 上 人類が善き未来をつくるための18章

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    分厚いがすらすら読めた。
    性悪説の根拠となるような実験や論文は世の中にたくさんあるが、それを筆者がどんどんと覆していく構成で読んでいて気持ちがいい。

    性善説、嬉しい。
    人は助け合って生きているし、誰しもが誰かを傷つけようとは思っていない。

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    2023年02月08日
  • 賢い人がなぜ決断を誤るのか?

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    優れたリーダーが悪い意思決定を下すのはなぜか?合理的な判断を誤らせる原因となる様々な「バイアス」について、多くの事例を交え解説し、これらに対処するための考え方を示す書籍。

    私たちは魅力的なストーリーを聞かされると、それが合理的な話でなくても受け入れ、意思決定を誤ってしまう。この誤りは、持論を支持する情報に注目し、反証となる情報を無視しようとする「確証バイアス」によって引き起こされる。

    私たちは、成功したカリスマ経営者を模倣しようとする。(自分も天才であるというロジックが抜けている、ジョブズの真似をすれば成功できると思い込む件)
    一方、リスクに挑んだものの失敗した多くの人には目を向けない。これは、成功者にだけ焦点をあてる「生存者バイアス」によるものだが、単に成功者を真似ても業績はあげられない。

    私たちは、他者より自分を高く評価する「自信過剰」に陥りやすい。加えて、将来を楽観しがちである。とりわけ、自分でコントロールできないことの予測(経済予測など)や、事業の予算などの見積もりについては、楽観的になりやすい。(ブロックバスターがNetflixを過小評価したケースを自分なら回避できると思う件)

    環境の激変に直面した時、高収益の有力企業が方向転換できず、資源の再配分に失敗することは少なくない。その原因の1つは、意思決定を避け、現状維持を優先しようとする「現状維持バイアス」の影響を受けやすいことだ。(ポラロイドの組織変更に時間がかかって倒産した件)

    優れた意思決定をするには、次の3つの原則が必要である。(バイアスを客観的に眺めるために異なる意見が必要となる)
    ①対話:優れた意思決定には多様な視点が欠かせない。そのためには、適度な対立状態をつくることが必要だ。
    ②意見の相違:多様なアイデアを生むには、異なる考えを持つ人を歓迎し、時には波風が立つのも容認することが重要だ。
    ③組織の力学:意思決定においてオープンな対話を促すために、友好的な雰囲気をつくり、「発言する」文化を育てる。

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    2023年01月27日
  • 隷属なき道 AIとの競争に勝つ ベーシックインカムと一日三時間労働

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    世界的に豊かになり過ぎだ現代において最大の問題は、より良い暮らしを思い描けなくなっていること。
    人間が幸福でいるためには、希望や冒険心や変化が必要。
    貧困は、個人のIQを13ポイントも低下させる。
    特に何かが欠乏(時間やお金)すると短期的な問題解決にばかり頭がいき、長期的な視野は完全に失われる。結果判断能力が鈍る。
    判断能力が悪いから貧困に陥るわけではなく、貧困だから判断能力が鈍くなる。
    不平等が大きくなりすぎると、裕福な人々も苦しむことになる。

    3.11東日本大震災の時、各国のメディアは日本経済は最低最悪水準になると予想したが、現実は逆で復興経済により、翌年にはGDPが2%上がった。
    日本に限らず、世界各地で災害や戦争があると、実は経済が上向きになる。
    GDPの問題は、金銭価値しか測れないこと。無償のボランティア、家事、育児といった付加価値はGDPに含まれない。
    精神疾患、肥満、汚染、犯罪はGDPの観点からは多ければ多いほどよい。一人当たりのGDPが最も高いアメリカが社会問題でも世界トップなことを見れば明白。
    効率と生産性ばかり追っていると、教育と介護の真の価値が見えにくくなる。

    幸福度を最大限にするには、生活に占める労働と消費の割合を減らすこと。
    仕事が多過ぎて忙しいという愚痴の裏には、自分は重要で期待されていて必要とされている人物だという自慢が潜んでいることが問題。
    長時間労働の国ほど、テレビの視聴時間も長い。
    本物の余暇は堕落でも贅沢でもない。脳にビタミンを送り込むようなもの。

    多くの人が有形の価値を生み出さないまま金儲けできるシステムが出来上がった。
    特に価値の創造をしているわけではない、職業の方が高級取りなのが問題。銀行員、トレーダー、弁護士など。彼らは価値を創造するわけではなく、移転するだけ。管理職が多い国ほど、生産性と革新性が低い。

    Twitter、Facebook、YouTubeなどが付加価値を生み出しているのかというと疑問。
    便利になった反面、人々から膨大な時間を奪っている。テレビの代わりになっただけ。
    生きていくために必要なコンテンツでないことだけは確か。
    私達は本来必要な余暇を潰して、膨大な時間を奪うコンテツを無駄に増やし、そのために無駄な仕事や作業が増えていることにそろそろ気付くべき。

    本書の題名は、AIに隷属するのではなく、人々が本当に意味のある人生を取り戻す道に期待をかけるということ。
    そのためには、週15時間労働、ベーシックインカム、国境のない世界が必要と著者は述べる。夢物語のようだが、ほんの数十年前まで、奴隷制の廃止、女性参政権、同性婚。。いずれも主張する人は当時、狂人と見られていた。
    偉大なアイディアは必ず社会を変える。

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    2022年12月06日
  • 脳メンテナンス大全 最高のパフォーマンスを発揮させる方法

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    脳のパフォーマンスを出すためのノウハウ本。脳の仕組みから説明し、休息方法、脳に良い栄養、運動方法などをまとめている。他にも脳に関する本は多数出ているが、内容は大きく変わらなかった。それだけ脳に関する理解が深まっている結果なのかもしれない。

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    2022年09月21日
  • 進化を超える進化 サピエンスに人類を超越させた4つの秘密

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    「美」と「時間」が人間文化を進化させたという着眼点が本書の面白さだと思いますが、どうしてもサピエンス全史と比較してしまいますね。

    全てサピエンス全史でいう認知革命(虚構の誕生)で説明できると思いました。

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    2022年09月19日