野中香方子のレビュー一覧
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脳は、愛情を持って手入れすれば、いくつになっても柔軟さを保つことができる「ジェロサイエンス(老化の科学)」の見地から、脳の衰えを減らす方法を指南した書籍。
社会的な活動は、老いていく脳にとって大きな効果がある。高齢者の認知機能と社交性に関する研究によれば、社交的な人は、社交的でない人に比べ、認知機能の低下率が低い。
社会的交流を促す活動には、ダンスが適している。高齢者はダンスをすることによって、認知機能だけでなく、姿勢保持力やバランスなどの能力も向上する。
高齢者にも有効なストレス対処法に、「マインドフルネス・ストレス低減法」がある。今この時を意識し、今この瞬間の経験を、評価することなく -
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中国への間違っていた前提
1、完全な協力が得られる
2、中国は民主化への道を歩んでいる
3、中国経済は崩壊する
4、中国はアメリカのように成りたがっている
5、中国は世界の覇権を狙っていない(実際は、中国共産党の100周年である2049年までに、世界最強国家の座を握ろうとしている。)
中国ならではの戦略思考→戦国時代の思想・策略を、そのまま現代の指導者が踏襲している
その策略とは
①敵の自己満足を引き出し、警戒態勢を取らせない
②敵の助言者をうまく利用する
③とにかく待つ。数十年以上待つ。
④戦略目的のために敵の考えや技術を盗む
⑤長期の競争においては、軍事力は決定的要因ではない
⑥覇権国 -
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キッシンジャーは1923年、ドイツ生まれ。
ハーバード大学で教鞭を執った後、1969年、ニクソン大統領の国家安全保障問題担当大統領補佐官に任命され、1973 年には国務長官に就任。ソ連や中国などとの数々の重大な交渉に関わった。
キッシンジャーの交渉事例から、例えば、次のような教訓を引き出すことができる。
・ズームアウトとズームインを繰り返す:
自らの戦略の確認(ズームアウト)と、面前の相手の観察(ズームイン)を繰り返しながら、目指す方向に向けて交渉を進める。
・基本的前提を何度も見直す:
交渉のテーマなどについての基本的前提が正しいかどうか、何度も検討、確認する。
・交渉のテーマに精通す -
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●感想
企業文化は変えるのでなく、企業や組織内の各個人の中にある共通の「WHY」を見つけて、それに基づく行動に注力するのが大事と受け取った。
「形質」というものが最後まで捉えられなかったため、自分のステージが上がった際に再読したい。
●なぜ読んだか
・企業文化の強みを生かす方法に興味があった
・企業文化の変え方に興味があった
●学んだこと
企業文化は変えるのではなく進化させるもの
方法は下記の流れとなる
①組織内で共通の形質(価値観?)を見つける
②形質(価値観?)を反映する行動リストを作る
③影響度が大きく努力量が少ない行動に絞る
④役職と関係なく周囲に影響力が強い人に行動を促す
※影響 -
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ネタバレ【気になった場所】
好業績を導く社風の構築に必要なもの
→社員一人ひとりの「なぜ働くのか」が明確
働く動機
・楽しさ
・目的
・可能性
・感情的圧力=取り残されることへの不安
・経済的圧力
・惰性
→社風によって前3つを最大にし、後3つを最小にすると、ToMoが最高レベルに達する
→働くことに楽しさと目的と可能性を感じさせる社風は、社員のパフォーマンスを高め、それを継続させる
※ToMo=Total Motivation(総合的動機)
目的が動機になるのは、仕事そのものでなく、仕事の結果に価値が感じられる場合
非難バイアスの取り除き方
・思い出す
・説明する
・尋ねる
・計画する
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人類は走るために生まれた。
腸が短いので草を食べられない。肉食動物であることの証拠。
遊動狩猟生活、二足歩行、雑食。
文明病は農業と定住生活がもたらした。原因はブドウ糖。米、小麦、トウモロコシが三大穀物。南米のジャガイモが4番目。これらで75%のエネルギーを摂取している。でんぷんは複合糖質。簡単に単糖になる。少しずつ炭水化物を摂ること。
ジュース、ソフトドリンクはだめ。
オメガ3脂肪酸を摂る。
パレオ路線の食事をする。穀物と糖は取らない。
トレランは運動だけでなく、脳も使う。
はだしランニングに慣れれば足を故障しない。
クロスフィットトレーニングに参加する。
健康を保つための運動は楽しくな