野中香方子のレビュー一覧

  • 隷属なき道 AIとの競争に勝つ ベーシックインカムと一日三時間労働

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    例えば生活保護を受けるための、馬鹿みたいに煩雑な基準・手順・書類を全部なくして、全員にお金を支給すればいいじゃん、って本。
    馬鹿みたいに煩雑な基準を作る人や、書類をチェックする人の無駄で不毛で膨大な労働時間が減って、かえってコストがかからなくなりますよ、とのこと。

    すごく賛成。

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    2018年07月28日
  • GO WILD 野生の体を取り戻せ! 科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス

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    著者は医学博士とライター。タイトルからは原始時代の生活を安直に賛美するものとも思えるが、全体を通して科学に基づいた内容になっている。

    ワシントン大学保険指標・評価研究所(IHME)は、世界の疾病負担研究で健康に対する危険度の高い12のリスク因子をあげている。
    高血圧
    喫煙
    アルコール
    家庭の空気汚染
    果物をあまり食べない
    BMIが高い(肥満)
    高血糖
    低体重
    大気汚染
    運動不足
    塩分の摂りすぎ
    ナッツ類をあまり食べない

    狩猟採集民は、肉だけでなく、肝臓や脾臓、骨髄、脳、とりわけ脂肪を食べることによって、微量な栄養素を摂取している。

    炭水化物は消化によってさまざまな種類の糖に分解されるが、

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    2018年10月31日
  • ネアンデルタール人は私たちと交配した

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    ネアンデルタール人のDNAを幾多の困難を乗り越えて解読した著者の自叙伝。タイトルから想像してた内容とはちょっと違っていた。

    初めから1/3くらいはちょっと退屈だったし、遺伝子工学、DNA等の専門知識がないと理解できないところが多い。しかし、次々と出てくる課題をチームで知恵を絞って、ズルをせず地道に正直に研究を進めていく過程は読み応えがあり、最後に花開くところはわくわくして、全体としてはおもしろかった。

    けっきょく我々のDNAの数%はネアンデルタール人に由来していることをつきとめて、それがタイトルになっている。

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    2017年12月09日
  • 恐竜探偵 足跡を追う 糞、嘔吐物、巣穴、卵の化石から

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    生痕学者が、骨以外の化石(足跡、吐瀉物、糞、巣、歯、胃石、共生生物、あるいは骨についた傷など)を用いて、恐竜の行動を推定していく、ニッチな仕事について述べている。主にオーストラリアの足跡群化石の解釈の変遷と自らの恐竜の巣の化石を発見する様を詳細に述べ、臨場感あふれる学者生活がわかる。
    また、著者は恐竜専門ではないので、現代の恐竜である鳥類との比較をふんだんに用いてその生痕、足跡パターンの読み取りを行う。これまでのところでは、木の上に巣作り、交尾、飛翔(着陸や踏切の足跡)、放尿、日光浴の足跡がどういうものかは推定できるが実際には発見されていない(また従来の骨重視の古生物学者ではどういうのがそれに

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    2017年11月03日
  • ネアンデルタール人は私たちと交配した

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    ネットで見かけて。

    9割ぐらいの部分はわかっていない。
    ネアンデルタール人と現生人類が交配した、結論付けるまでのDNA解析の進歩や研究の過程が描かれている。
    かなり噛み砕いて書いてあるのはわかるが、
    それでももう少し面白い部分を増やしてくれないと、難しくて読んで理解する気にならない。

    古代の標本からDNAを抽出するために、こっそりオーブンで子牛のレバーのミイラ作りをして、ラボの人々に臭いとばれてしまった話とか、著者の結婚に至る話とか、毎年自分はネアンデルタール人じゃないかと思うという手紙が届く話とか。

    ネアンデルタール人から現生人類へDNAが流れ込んだ、つまり二つの集団が出会った時ネアン

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    2017年10月23日
  • ジハーディ・ジョンの生涯

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    「安倍よ、お前が勝つ見込みのない戦争に参加するという無謀な
    決断をしたために、この刃はケンジのみならず、いかなる場所に
    おいても、引き続き日本国民を殺すだろう。つまり日本の悪夢が
    始まるのだ」

    2015年に日本人ジャーナリスト後藤健二氏を殺害したことを告げ、
    インターネット上で公開されたイスラム国の動画の中で、黒装束
    の処刑人は日本へ宣戦布告をした。

    ジハーディ・ジョンと呼ばれた処刑人はこの動画を最後に公の場
    から姿を消し、2015年11月12日にアメリカ軍のドローン攻撃によっ
    て殺害された。

    アメリカ人ジャーナリストのジェームズ・フォーリーから日本人2人の
    殺害ま

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    2017年08月23日
  • GO WILD 野生の体を取り戻せ! 科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス

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    ネタバレ

    チーターは肉しか食べないけど生きていける。なぜか、それは肉を食べることで、野菜を食べる必要性をカバーしている。そういうことか!と思いました。不思議と炭水化物ばかり食べるようになった昨今、食の見直しが必要なのかもしれませんね。

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    2017年07月24日
  • ジハーディ・ジョンの生涯

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    ジハーディ・ジョンの生涯というより,誰でもがジハーディになりえたかもしれない脅威.不寛容,対応のまずさ,追い詰めることからのますますの過激化.世界を震撼させるテロの前に,悪循環の悪夢ばかりが思い浮かぶ.何とかならないものだろうか.非常に考えさせられる本である.

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    2017年05月13日
  • ジハーディ・ジョンの生涯

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    どのようにして普通のイギリス人がイスラム国の処刑人になっていくのか.ジハーディー・ジョンことモハメド・エムワジに英国保安当局の嫌がらせ受けていると相談を持ちかけられたことのある著者が豊富な情報を元に説明する.

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    2017年04月14日
  • China 2049 秘密裏に遂行される「世界覇権100年戦略」

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    中国共産党が中国を支配してから100年越しでどんな計画を持って世界をリードする大国になろうとしているかというのが米国の専門家によって語られている。中国は皆が信じ込まされているように弱く儚くもないし、民主化へ進むこともないし、タカ派も強いし、中国古典からの教訓に基づき淡々と世界の覇者への地位を狙っている。この現実は西側諸国の指導的地位にある人間は認識しとかなければならんな。

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    2017年01月23日
  • トランプ

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    オバマ氏が大統領選に勝利したあとは、彼を絶賛する書籍が多く出版されたが、トランプ氏の場合は逆に警戒心溢れるものが多い。本書が象徴的だろう。
    しかしながら中身はとても興味深く読めた。
    さてどんな大統領になり、どんな手腕を発揮するのだろうか。
    怖くもあり楽しみでもあるな。

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    2016年12月10日
  • トランプ

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    ドナルド・トランプについて取材をした本。彼の半生について第三者目線で書かれている。
    トランプはナルシストで、自分がいかに凄い人物かを見せる能力に長けていることがよくわかった。ビジネスでの華々しい成功があるものの、それなりに大きな失敗もしているが、その失敗を見せないようにうまく振る舞ってきている人物である。
    このように、自分のために働いてきた人物が、アメリカの大統領となり、どのように振舞っていくか、そして何を残すか、見ものである。怖いけど。

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    2016年12月02日
  • ジハーディ・ジョンの生涯

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    敵国の人間を斬首するというショッキングな映像を見せられてからイスラム国の戦士はどのような経緯を経てこんな残酷なことができるのだろうと思っていた。
    結局彼は,テロを防ぎ、国を守るためのイギリス当局の執拗な干渉に自由を奪われ、結婚も邪魔され、新天地への移住もできなかった。そうした処遇も手伝ってイギリスを憎みイスラム過激思想にのめり込んだのだろう。
    そんなイスラムの戦士の中でも他の戦闘員にない寡黙さを持ち、失うものが何もないようだったという記述に、人間としての尊厳を奪われ、失意のどん底から立ち直らないままいびつな性格、人間性を固定していったのではないだろうか。、
     だが、しかしそれでもあの残酷なシー

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    2016年09月29日
  • China 2049 秘密裏に遂行される「世界覇権100年戦略」

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    かの国は怖い。
    それを改めて印象付ける。
    市井の個人でなく、米国の対中国情報分析の重要人物による分析で、過去、自分たちがうまく踊らされて来たことへの反省にも言及。
    日本人が読めば、さもありなんと思える。
    これに比べれば、米国なんぞ子供。日本に至っては人が良すぎて話にもならない。
    この先、本当にどうなるんだろうね。

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    2016年08月14日
  • China 2049 秘密裏に遂行される「世界覇権100年戦略」

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    現代中国を支える基盤となる同国の長期戦略について良く理解する事が出来た。日本は地理的に非常に厳しい位置にいる事を忘れてはならないとあらためて気付かされた。

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    2016年05月22日
  • China 2049 秘密裏に遂行される「世界覇権100年戦略」

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    著者はアメリカの政策に大きな影響を影響を与える人で、元々は親中派だったのが、現在は中国に大きな懸念を持っている人です。要旨は、中国は共産党設立100年となる2049年に世界を制覇するという超長期な目標を持ち(中国にはそのために100年マラソンという言葉があるそうです)、それを実現するためにはアメリカを追い越さなければならない、そのために世界(特に西側)の常識では考えられないやり方でその実現に向けて着実に進んでいるということです。本当だろうかと思いましたが、現在の中国を見ているとたしかにその通りかなという気がして恐ろしくなります。中国は現在南シナ海を軍事拠点化しつつありますが、その後には東シナ海

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    2016年05月15日
  • China 2049 秘密裏に遂行される「世界覇権100年戦略」

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    ネタバレ

    米国の対中国外交の中枢に長くいた重鎮が、中国語の原典資料を直接読む、中国要人と会話する等で得た情報に基づいて考察した結果至った、中国の行動原理なので、説得力がある。我々がニュース等で知る事実のバックグランドにこの原理を仮定するとよく当てはまる。我々日本人の感覚でも中国人の上層部が考えそうなことのように思える。
    それにしても、このまま中国を放置しておくと20年もしないうちに、その経済力は米国の倍以上になって、全世界は自由を許さない「悪の思考」の中国が牛耳るダークサイドになってしまうのかと思うと、なんともやりきれない。
    でも、バブル以降の日本以上に「(特に中国は盗んだ情報で)ものまねはできても新し

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    2016年04月11日
  • ネアンデルタール人は私たちと交配した

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    2016年のベスト。
    運とテクノロジーと人と根気を使ってネアンデルタール人のゲノムを読み取った生物学者の道のりと半生を記す。まず著者がバイセクシュアルでノーベル賞受賞者の婚外子だという話もさらりと出てくるところが面白いが、何より色んな人と関わり合い、試料を探し出し、最新の技術を使い、分析して、既存の概念に挑みネアンデルタール人のゲノムを読み出すことに成功するその学者冥利につきる半生を追体験できるのが痛快である。

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    2016年02月25日
  • ネアンデルタール人は私たちと交配した

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    著者スヴァンテ・ペーボはスウェーデン人の分子古生物学者。彼とその仲間たちはネアンデルタール人のゲノムを明らかにし、私たち現生人類のゲノムの中に、ネアンデルタール人の遺伝子が入っていることを突き止めたのである。

    彼が新たな研究分野を確立するために組織を一から作り上げていく苦闘も描かれている。加えて、同性愛者であった著者が同僚研究者の妻に恋をしてしまい略奪してしまう話もあったりと、もはや単なるサイエンス本ではない。情熱あふれる著者の一代記である。

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    2016年01月28日
  • 2052 今後40年のグローバル予測

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    当り障りのない観点からの未来予測なだけにほんとっぽさが漂う。
    しっかり読み込んで自分のポジションを決めないといけない。

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    2016年01月01日