野中香方子のレビュー一覧

  • 脳メンテナンス大全 最高のパフォーマンスを発揮させる方法

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    途中で違う本を読んでしまい前半覚えていない部分もあるけど、読み始めてすぐにやり始めたこともあるくらい、かなり実用的ですごく良い本でした。
    著者の方が相当な健康オタクで、徹底ぶりがすごかったです。

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    2022年12月25日
  • マッキンゼー流 最高の社風のつくり方

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    VUCAの世界で企業経営していくためには、変化する環境に対する適応力が必要。社風を掲げる目的は適応力を高めることにある。本書は先達の研究をわかりやすく統合・体系化し、さらにToMo指数で見える化した好著。コーポレートカルチャー関連書籍のなかでも実務的なアプローチが鮮明で参考となろゔ

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    2022年09月25日
  • Humankind 希望の歴史 上 人類が善き未来をつくるための18章

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    人類が本来的に善なるものか悪なるものかについて、現代の多くの考えが、ルソーの社会契約論とホッブスのリヴァイアサンに基づいている。

    ルソーは人間が本来善なるものと唱え、逆にホッブスは悪なるものと主張している。

    これまで多くの考え方がこの2人の説に基づき発展してきたが、昨今はややホッブスの考え方が優勢であった。

    それは、文明的、科学的であるということは物事を否定的に見ることであり、またニュースは悲惨な出来事ばかり報道するからである。

    ネガティビティバイアスにより、人は本能的にネガティブな内容を記憶するが、このこともさらに拍車をかけていている。

    そんな人間は本来悪であるという通説に対して、

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    2022年09月11日
  • Humankind 希望の歴史 上 人類が善き未来をつくるための18章

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    人は、社会性を磨き上げてきた生物。学び、楽しみ、繋がり合う様に進化してきた。人間は一皮剥けば野蛮人である。そのため国家やリヴァイアサンが人間には必要だというホッブスの主張やベニヤ説などの性悪説。それらを証明するかの様な事件や実験の主張を本書は根底から覆す。新たな取材を通し、ほとんどの場合人間は性善であると。


    ・感情の読み取れる白目、赤面、軟らかなみた目に進化した動物達
    →人と人とが結びつくこと、社会的に生きてきた証拠であり進化である

    ・1940年ロンドン大空襲
    ドイツ軍からの8万の爆弾を落とされロンドン市民はヒステリックに野蛮人になると考えられていた。
    →皆、落ち着き、メンタルヘルスはむ

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    2022年07月25日
  • ブレイン・ルール 健康な脳が最強の資産である

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    脳の仕組みを専門的見地から書かれた本。特に脳の衰えの仕組みについて書かれた箇所が興味深い。自身の祖母の状況と照らし合わせて深く考えさせられてしまった。私のような素人でもわかるような文章で書かれており、雑学的に理解が進み、とても面白かった。

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    2022年07月24日
  • Humankind 希望の歴史 下 人類が善き未来をつくるための18章

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    人は自分の都合の良いように情報を作り出すものだし、ファクトチェックも追いつかない 改めて自分の他人との関わり 寛容でいようと思う

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    2022年07月14日
  • Humankind 希望の歴史 下 人類が善き未来をつくるための18章

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     少し前にわたしは、2013年に母国語であるオランダ語で綴った自著『進歩の歴史』を手に、腰を下ろした。それを読み返すのは苦痛だった。その本の中で少し前にわたしは、二〇一三年に母国語であるオランダ語で綴った自著『進歩の歴史』を手に腰を下ろした。それを読み返すのは苦痛だった。その本の中でわたしは、フィリップ・ジンバルドによるスタンフォード監獄「実験」を、何の非難もせず、善人が自発的に怪物に変わる証拠として取り上げた。明らかに、あの実験の何かがわたしの心を捉えたのだ。
     わたしだけではない。第二次世界大戦後、ベニヤ説の変種がいくつも生まれ、それらを裏付ける証拠はますます堅牢になっていくように見えた。

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    2022年06月12日
  • GO WILD 野生の体を取り戻せ! 科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス

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    低炭水化物のすすめ
    ブドウ糖は血流にあると毒である。インスリンは血流からブドウ糖を取り除くことを最優先する=脂肪を燃やすのやめブドウ糖から燃やす。
    人類進化の過程では、食物繊維から消化に時間をかけゆっくりと摂取してきた。現代では瞬く間に吸収されてしまう形で多くブドウ糖を摂取しており、消化のシステムを完全に無視した状態。結果、インスリン抵抗性状態となりオオカミ少年のようにその警鐘を真にうけなくなる。


    土踏まず、長いアキレス腱、薄い体毛、発汗システム。人類は「持久狩猟」すなわち走り続ける事に適した身体を持っている。

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    2022年03月23日
  • GO WILD 野生の体を取り戻せ! 科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス

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    簡単に言えば、多くの現代病(文明病)は、ヒトの生物学進化(つまり身体)が、文明化された生活に追いついていないために生じている。だから、生活(食事、運動、睡眠など)を、人間が野生であった頃に近づけていけば、健康に過ごせるよ、という話。

    人間も動物の一種に過ぎないのだから、生物学の延長で考えるべき、というのは当然のことである。しかし、どういうわけか、これがなかなかできない(「俺たち神様に似せて作られたんだもんね」という中二病的、いや西洋的バイアスだと思うが)。ゆえに、こういった本を読むと、刺激を受けるところが多い。

    最も印象に残ったのは、人間の脳が進化した理由として、「状況に応じて複雑に体を動

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    2022年03月06日
  • シリコンバレー式 よい休息

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    非常に良本。とても勉強になった。
    「休息は、技術である。戦略的に、休息を取ることで仕事の効率がはるかに向上する。 休息と、仕事は同等に扱わなければならない。良い原則は、創造性と生産性を高め、終わりのない仕事や増える一方の期待から、私たちを救ってくれる。」

    創造性を刺激するために
    ・仕事の時間を4時間(90分×3セット、30分を6セット、など)
    ・朝のモーニングルーティーンを作る
    ・散歩する(歩く)
    ・昼寝をする(記憶の定着率を上げる)
    ・中断をする(次に再開できるときにすぐに取り掛かれるところで止める)
    ・睡眠をしっかりと取る(疲労を取れるのはここだけだ)

    ・休暇をとる
    ・運動をする

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    2022年02月20日
  • 隷属なき道 AIとの競争に勝つ ベーシックインカムと一日三時間労働

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    【目次】
    第1章 過去最大の繁栄の中、最大の不幸に苦しむのはなぜか?
    産業革命以降の2世紀で、長く停滞していた世界経済は250倍、1人当たりの実質所得は10倍に増えた。これは中世の人々が夢見た「ユートピア」なのか?
    ではなぜ、うつ病が歴史上かつてないほどの健康問題になっているのか?
    第2章 福祉はいらない、直接お金を与えればいい
    生活保護や母子家庭手当て、就学援助、幾多ある福祉プログラムを全てやめる。
    そのかわりに全ての国民に、例えば一律年間150万円の金を与える。それがベーシックインカム。ニクソン大統領はその実施をもくろんでいた
    p38
    ハイエクやフリードマンも支持したベーシックインカム

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    2022年02月18日
  • Humankind 希望の歴史 下 人類が善き未来をつくるための18章

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    そもそも人間の本質は「善」であると唱えている。
    「性善説」を人類の歴史、集団心理などから切り込んで持論を展開。
    人間は善の仮面をつけた悪に誘惑されやすいという。
    なぜか。
    それは私たちは共感することで寛大さを失い、少数者に対してその他大勢を「敵」と見るからだという。
    その心理状態なんとなくわかる。
    興味深い実験があった。
    子供たちに赤と青のTシャツの好きな方を選ぶ実験をすると、青のTシャツを多く選んだ子達が、赤のTシャツを選んだ少ない方の子達をいじめるようになる。
    人間の心理は既に子供のころに、このような心理になることがわかる。

    だが、人間の本質は「悪」ではなかった。
    過去の心理状態の実験の

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    2022年02月10日
  • Humankind 希望の歴史 下 人類が善き未来をつくるための18章

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    ハラリ大先生の帯文通り「人間観を一新させてくれる」一冊。
    「人間の本質は善か?」というシンプルかつ大きな哲学的問い、すなわち性悪説(ロック派)と性善説(ルソー派)どちらに寄って立つべきかを、様々な角度から問うていく。

    往々にしてロック派の論拠とされる数多の歴史的通説(ex:イースター島の悲劇、ホロコースト)や心理学実験(ex:ミルグラム、スタンフォード監獄実験)、多くの凶悪事件(ex:キティ殺人事件)の真相を徹底的に暴き出すことで、これらが(あるいはこれらに対する意味認識が)歴史家や教授、メディアがつくりだした虚構であると断言する。
    一方で、第一次世界大戦中のクリスマス事件をはじめ、ルソー派

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    2022年02月07日
  • 監視資本主義―人類の未来を賭けた闘い

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    この本で取り上げる監視資本主義とは、中国や北朝鮮、独裁国家で行われているような、支配階級の人間が国民の言動を監視しコントロールする社会ではなく、GAFA等の企業が、個人のログを半強制的に採取し、それを第三者に制限なく売却して利益を上げつつ、個人の行動を会社の利益となるように誘導するような社会である。GAFAは情報や作業を自動化するのではなく、利用者である人間を自動化させることを狙っており、個人の意思に基づく選択、意思決定という未来に対する権利を奪う、というもの。特に911以降、国家の安全保障という名目のもと、警察や軍という公的な組織ではなく、民間企業が個人の活動の情報収集することがほぼ無制限に

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    2022年01月23日
  • 監視資本主義―人類の未来を賭けた闘い

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    監視社会のテーマの本を初めて読んだので、内容が衝撃的すぎて、読んでからもう世の中のことが180度違って見える。パラダイムシフト。

    グーグル、フェイスブック、にケンカを売っているし、大衆の無知を利用して民主主義を蹂躙して監視収益を追求している監視資本主義者たちへの怒りに満ちた文章。確かにこれら企業のここ数年での金満化ぷりには目を見張るものがあるしな。

    それになにより、オカネが奪われているのではなく、私たちが行動する権利、未来をつくる権利が奪われているのだという主張がショッキング。

    個人データを加工して、物を売ったり投票させたりといったメカニズムがどうなっているのかピンときていなかったけど、

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    2022年01月10日
  • ジハーディ・ジョンの生涯

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    中盤はだるくなって飛ばし読みしちゃったけど、どうして平凡な幸せを手に入れたいだけだったはずの人たちが、殺人に手を染め、他者を拷問するほどに先鋭化してしまうのかが怖くなる本だった。

    日本でも、団塊の世代の学生運動で人を焼き殺したり、仲間内で殺し合ったのも似たような心理状態だったのかな?
    渋谷暴動事件も浅間山荘事件も理解できない。なぜあんな蛮行を?

    当事者たちはイデオロギーがどうのこうのと言い募るかもしれないけれど、ただ単にサイコパスだったか、人間関係を含む異常な環境から抜け出せず人間性を見失ってしまったかという話なんじゃないのかな。

    単なるサイコパスはそれほど多くはないはずだから、つまり異

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    2021年12月16日
  • 監視資本主義―人類の未来を賭けた闘い

    購入済み

    知るべきだけど知ると病むかも

    監視資本主義――多くの人が薄々とは分かっているがここまで論ぜられると明確に認識してしまう。
    会社員にとって怖いのはすでに会社の中で監視資本を否定できるものではないということ。
    会社は監視資本に乗っかりたい側であり、構成員たる社員はそれを実現するための行動を求められる。
    頭では強く否定することを生活のために肯定して実施しなけければならないわけで、精神的には相当に参ってしまう。

    プライベートの概念の薄い監視ネイティブが世代の中心になるともはや後戻りはできないかも。

    あとデジタル庁が喰いものにされないことを切に願います。

    #タメになる #深い

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    2021年09月30日
  • 最強の集中力 本当にやりたいことに没頭する技術

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    デジタルデトックス系の本が増えてくる中で、外的要因のみならず、自分の内面に原因を求める姿勢は好感度大。対処策まで含めて多くの知見に触れられる良書。
    また、子育てにおけるエンパワーメントの記述も読み応えがあり、考えさせられる内容だった。

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    2021年04月03日
  • 脳をだませばやせられる―――「つい食べてしまう」をなくす科学的な方法

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    どんな脳内回路が働いて日々の行動を管理しているのか
    依存:腹側線条体のドパミン濃度が非常に高くなると、ある行動が過剰に強化され、その人のためになる自然な行動よりも優先されるようになる
    太りそうな食べ物は非常に強い強化因子
    どうしたらこの本能的な力に勝てる?:感覚刺激を受けないようにする(ドパミン放出と動機の引き起こすことを防ぐ)、種類を減らす、簡単に手が入らないようにする 、未来の楽しんでいる自分を想像することで前頭前野が活性化され効果ある
    保続:選択肢の価値を計算し、線条体へ送るOFCが損傷し価値の計算ができない おなかいっぱいでも感覚が処理されず食べ続ける
    レプチン欠乏:食べ物へ執着、脳の

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    2021年02月27日
  • 隷属なき道 AIとの競争に勝つ ベーシックインカムと一日三時間労働

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    ネタバレ

    ベーシックインカムを知るため読んだ1冊。
    ええやんBI。他にも関連書籍を読んでみたいー

    1章
    18世紀より豊かな今はユートピアか?
    なぜ今うつは10代の若者の最大の健康問題になっているのか?自分は特別な人間と考える若者は1950年の12%から今日では80%、あなたはなりたいものになれる、と自己愛を育てられて…社会に出た途端、そこは過酷な競争社会となっている。そこでは失敗も自己責任なのだ。
    格差は心を壊す。

    2章
    BIが有用である旨の世界各国の研究。
    選択肢を得た人間は怠惰にはならなかった。
    2009年イギリスや、1970年代カナダのミンカム実験。
    減少…栄養失調、犯罪、10代の妊娠、酒タバ

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    2021年02月03日