野中香方子のレビュー一覧

  • ネアンデルタール人は私たちと交配した

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    「ジュラシックパーク」が上映された頃は、何千万年前の化石から恐竜のDNAが採取されたことが話題になったが、DNAは極めて変質、分解しやすく、恐竜のものの採取は不可能というのが最近の常識らしい。
    当時「採取」されたのは、混入した他の(もしかすると採取した研究者本人の)DNAだったのだろう。

    本書には、こういった「汚染」を除去しながら、前人が試みなかったミイラや化石からのDNA取得とゲノム情報解析を著者(とそのグループ)が、数多の困難を乗り越えていかに実現したかの、30年にわたる苦闘の歴史が記されている。

    それだけでも感嘆するに余りあるのだが、本書には著者の性的嗜好というかジェンダー傾向も隠さ

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    2015年11月17日
  • ネアンデルタール人は私たちと交配した

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     我々の中にネアンデルタール人のDNAが残っいる・・その事実については、まあだからどうした、というくらいの感想しかないのであるが、その事実を明らかにする過程がスリリングである。というか、真の科学者というのはここまで「科学」に対して誠実であることができるのだということに感動した。。
     掘り出された古代のDNAにはすでに現代の微生物や人のDNAが混入している。それらから目的のDNAだけを取り出し、増幅する。だが、目的のDNAだと思ったものがやはり混入した現代人のDNAだったりする。様々な設備や装置や仕組みを自ら開発し、2重3重のチェックを自らに課し、そしてたぶん科学ではもっとも重要なことの一つ「再

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    2016年01月09日
  • ファーマゲドン 安い肉の本当のコスト

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     先日、P・リンベリー 氏らによる「ファーマゲドン 安い肉の本当のコスト」を読み終えました。
     レイチェル・カーソンの『沈黙の春』は、以前から読んでおこうと思っていた本なのですが、そちらより先に本書を手にとってみました。
     今、世界的に拡大している「農業・畜産・漁業の工業化」がもたらす地球規模の影響について、著者たちのリアリティ溢れる警鐘が興味を惹きます。先に読んだ「里山資本主義」で著者の藻谷浩介氏が抱いている問題意識とシンクロして、危機の切迫感や対応の緊急性・必要性等、強く印象付けられました。

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    2015年06月13日
  • ファーマゲドン 安い肉の本当のコスト

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    工場のような家畜飼育

    ファーム 農業 がもたらすハルマゲドン

    食料植民地主義

    バタリーケージ、クレート、ソウ・ストール

    ブロイラー用のケージ、A4用紙1枚
    子牛用の狭い檻、やわらかく白い子牛肉、
    妊娠した雌豚用の狭い檻

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    2015年03月25日
  • 2052 今後40年のグローバル予測

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    ネタバレ

    40年後の未来を様々な観点から、その道のプロフェッショナルが事実をベースとして予測している。
    現在が過去のままの状態ではないように、未来もまた現在と同じような状況ではないことは、頭では容易に予測できるが、受け入れ行動にまで影響を及ぼすのは難しい。
    だからこそ、このような本で、深く考えたり、思考し続けたりする機会のなかったトピックについて、かじってみることは大切である。
    特に、興味を持ったのは、エネルギー関連と食料関連の話。まずは興味を持った分野から掘り下げていきたい。

    〈著者からの20のアドバイス〉
    ①収入より満足に目を向ける
    ②やがて消えていくものに興味を持たない
    ③最新の電子エンターテイ

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    2014年12月26日
  • 2052 今後40年のグローバル予測

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    有名な未来予測の本。
    ランダース氏の予測結果だけでなく、各界の研究者による分野別の未来予想図も実に興味深い。
    できれば2052年に読み返してみたい。

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    2014年06月01日
  • 2052 今後40年のグローバル予測

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    2052年にはどうなっているのかを記し、対策を提言。細かすぎるところ、冗長もあり少し読むのが骨な所もあるが、最後の「あなたは何をすべきか」は具体的かつ一般の私でも出来そうな事で為になる。

    【学】
    Q.アジアは何をしなければならないのか?
    A.自分達を消費へと駆り立てるものを拒絶しなくてはならない。それらは、アジアを「成長の原動力」にして世界経済を立て直そうとする西洋の経済人や指導者、国民はひたすら経済成長を求めているというアジア政府の思い込み。

    資源管理を政策の中心に据える必要がある

    【予測】
    ・2040年世界人工のピーク

    ・世界のGDPの6%を地球環境改善に回せば、悪化は改善できる

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    2014年05月20日
  • 2052 今後40年のグローバル予測

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    この本では2052年の世界を予測している。温暖化による気候変動と、新興国(特に中国)の成長と先進国の停滞が印象的だった。
    最後にこれらの予測に対する著者のアドバイスが書かれていて、気候変動によって自然がなくなるため、子どもには無垢の自然を愛することは教えない方がよいなど、少し皮肉がきいているが面白い視点だと思った。

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    2014年01月26日
  • 2052 今後40年のグローバル予測

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    ネタバレ

    本書は、『成長の限界』(ローマ・クラブ)の共著者が2052年の世界を予測し、パラダイムを変換する必要を述べるもの。広義の環境問題が半世紀後はより深刻化し、政府の役割がより重要にならざるを得ない、という指摘は仕事の上でも頭の片隅に置いておくべきと感じました。ちなみに、ページ数の割に中身は重畳的です。

    (主なポイント)
    ●世界の総人口は2040年直後に81億人でピークとなり、その後減少(都市化が進み、出生率が急激に低下するため)。
    ●世界全体のGDPは成長が遅くなるが、2050年に現在の2.2倍に達する(人口増加率が鈍り、労働生産性が減少するため)。
    ●生産性向上のスピードは鈍化(経済の成熟、格

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    2013年10月25日
  • 2052 今後40年のグローバル予測

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    2052年。約40年後の世界についてのお話。都市化、人口増、中国の台頭。そして何より温暖化の恐怖について様々な予測をまとめている。
    特に温暖化については楽観的な予測はなく、私の孫(できたら)は大丈夫か、真剣に心配になった。

    確かに私も含めた今の人の暮らしは、化石燃料をはじめとした過去の財産と、膨大な国の借金(未来の負債)に頼っており、それはいつか必ず破綻するであろう。

    そうならないための方策について、筆者の予測では民主主義国家では、視点が短期間になってしまうため、これからの難しい選択への判断が難しいだろうということ。
    いや、これ。
    どうしたらいいのだろうね。

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    2013年10月08日
  • 2052 今後40年のグローバル予測

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    クリーンな再生可能エネルギーの太陽光発電や風力発電などの早期の普及が、今後の地球を守るために重要になってくるというのはとても共感できた。

    今後どうなるかは誰にも分らないが、本書にある様な可能性については知っておいた方が良いように思った。

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    2013年08月30日
  • 2052 今後40年のグローバル予測

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     順当に予測される未来といった感じ。特に提言といった難しい話はないので、軽く読めます。
     内容自体には新味はありません。

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    2013年07月25日
  • 2052 今後40年のグローバル予測

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    40年後は、見える最長のスパン
    悲観的というか、現実から外挿すると考えると、説得性あり。
    最後の個人的にどうするといいか、は悲観的なのか楽観的なのかよくわからないが、バーチャルを楽しめるようにしておこう、インドアな趣味を持とうということになるらしい。

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    2013年06月10日
  • 2052 今後40年のグローバル予測

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    ネタバレ

    まず、日本。
    今後労働人口が減少し、GDPは減少する。成長戦略の見直しが必要。売上増を目指すのではなく、利益率の確保を追求する?国内ではモノが売れない、所得が伸びない中でどうするか。ただ、近年は消費量が伸びていたって事実は知らなかった。
    次に気候。
    温暖化が進むことで、海面が上昇し、幾つかの地域では住めなくなる。そして流氷が溶けることで塩分濃度が薄まり海流に影響が出たり、天気に影響がでたり、干ばつや洪水がおこったり。土木業は仕事がありそう。あと50年で2度気温が上昇したら大変だ。貝とかも貝殻作れなくなるなんて。
    次にエネルギー。
    原子力や化石燃料は無くなるかな。太陽光発電とか技術進歩でなんとか

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    2013年05月31日
  • 2052 今後40年のグローバル予測

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    近未来シミュレーション本。2052年の世界が統計に基づく著者の冷静な目で描かれている。地球温暖化、人口問題、経済成長の限界、食料問題、地域格差など、現在そこにある問題はこれからどうなっていくのか。今を変える力を持つ大人たちやこれからを担う10代のみなさんに是非読んでほしい。おすすめ。かつての1999年終末予想よりも実現性があり恐ろしい。

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    2013年05月30日
  • 脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方

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    運動をすれば人生は豊かになる!
    頭良くなる、自己肯定感もあがる、ぼけにくくなる、長生きする!

    体育の授業で運動能力を比較して評価するのではなく、一人一人に計測器を貸与して、その個人の限界にどこまで追い込んでいるかで評価するという事例は学びになった。日本でも体育の授業がこういう評価になると、運動に自信が無い子も体育嫌いにならないと思う。

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    2026年02月07日
  • 脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方

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    大変だった。専門用語が多くてわかりづらかった。運動することは精神に良いことは実体験でわかっていた。それの裏づけとなる本でした。ただ、難しい事を並べても結局は運動することに全てが繋がっていることに各章での違いを見つけられなかった。

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    2025年12月20日
  • 隷属なき道 AIとの競争に勝つ ベーシックインカムと一日三時間労働

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    現代人はどうしたらもっと働かなくなるのか。

    最近本気で考えていることです。

    そんなときにちょうど積読されていた本書を開き、著者の力強いストレートな文章を読んで、ひたすらうなづくことばかりでした。

    個人的にベーシックインカムはあった方が良いと思ってますが、受け取る側の意識の変化も大切だと感じます。
    ただ「お金がもらえるラッキー」と思うだけでは世の中は変わらない。

    デヴィット・グレーバーが言う「クソどうでもいい仕事(ブルシットジョブ)」が、なかなか無くならない現実。
    これ以上働き続けたら、地球がもたないというのに。
    それに加担している自分も自分。

    そんな世の中で、「とんでもない存在」は何

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    2025年11月25日
  • GO WILD 野生の体を取り戻せ! 科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス

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    「GO WILD(野生を取り戻す)」というコンセプトを、進化学・神経科学・ライフスタイルの実践の観点から丁寧に探っていている。

    「食事」「運動」「睡眠」「自然とのつながり」「マインドフルネス(瞑想)」「コミュニティ(社会性)」などのテーマを通じ、科学的根拠をもとに“野生化”ライフスタイルを探る。

    自分のライフスタイルや価値観に照らし合わせてカスタマイズし実践する事ですね!^_^!

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    2025年11月25日
  • なぜか「なんとなく生きづらい」の正体

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    なんとなく息が詰まるような日々。それは大きなトラウマではなく、心の奥に沈む小さな傷の積み重ねかもしれない。
    メグ・アロールの『なぜかなんとなく生きづらいの正体』は、気づかないうちに心をすり減らしていた日常を優しく見つめ直す一冊。完璧を目指すほど疲れてしまう現代人に、「気づくことが癒やしの始まり」と教えてくれる。読後は、深呼吸が少しだけ楽になるような感覚が残る。

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    2025年10月21日