上野千鶴子のレビュー一覧

  • フェミニズムがひらいた道

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    男女雇用機会均等法、1期生。
    40年を経た今、1985年が
    「女性の分断元年」
    であったという記述に、やっぱり、と感じた。
    分断され、利害が一致しない。

    「紳士服仕立て」の服を着て、わきまえながらも上り詰めた人たちが、子どもがいてもいなくても、どんなバトンを次世代に渡せるか
    自分はもう非正規だけど、しっかり見つめ続けたい。

    中学校の教科書に!
    何故、学ぶのか、漫画を読むだけではダメなのか
    を知るために。
    (「道徳」より響く。家庭が具体例の宝庫だから。)

    東京都写真美術館のミュージアムショップで、大切にカバーをかけられて置かれていなければ、手に取る機会がなかったかもしれない1冊。

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    2025年01月05日
  • 家父長制の起源 男たちはいかにして支配者になったのか(集英社シリーズ・コモン)

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    家父長制のはじまりなど考えた事がなかったので純粋に面白かった。また、私自身の知識に偏りがあるのだと思い知らされた。家母長制があったり、スパルタ国の女性がイキイキと活動していたり。宗教もその時代の統治者によって都合よく変更されたり┅とすると天皇制を男系を主張する人達もなにやら

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    2024年12月31日
  • 上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!

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    ▼「女ぎらい」という上野さんの本を読んでいて。そういえば、この本を前に買って読んでなかったなあ、と思い出して。こっちを先に読みました。

    ▼フェミニズム入門、ということでいうとこっちのほうが読みやすいですね。ただ一方でフェミニズムというのが、「弱者が弱者のままで尊厳のある生き方ができるという理想」だとするならば、そんなに構えなくてもいいのでしょうが。

    ▼単純に、割と身近な?上野さんの時代や、その親の時代、つまり日本の近代以降の女性の具体的な生きづらさ、経済など、切れば血が出る具体的な「不利益の歴史」みたいなものが口語的に語られるのが非常に分かりやすかった。

    ▼やっぱりこっちが男性なせいか、

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    2024年12月27日
  • こんな世の中に誰がした?~ごめんなさいと言わなくてもすむ社会を手渡すために~

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    「おひとりさまの老後」を以前読んだ。

    この本は、かつて世の中の波に揉まれ理不尽な思いをしたすべての女性におすすめ。
    自分が仕事をしていた時代のセクハラ、パワハラ、色々なイヤな事を思い出してしまった。
    嫁が介護をするのが当たり前の時代を送った。

    今問題になっている、「103万円の壁」もその頃の社会情勢がこの本でよく説明されている。

    昨日のニュースでの女性検事の受けた性被害と言い、結局は世の中はいつまでたっても男中心のままだと実感する。

    著者のような世の中を動かせるほどの力を持った女性がどんどん出てきてほしいが、まずは、教育の現場から変えなければいけない気がする。

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    2024年12月17日
  • 家父長制と資本制 マルクス主義フェミニズムの地平

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    上野千鶴子は預言者か‼️
    1990年に書かれた本とは思えない。今、現在の事を書いてある。少子化を通りこして若者が結婚しなくなっているし、外国人労働者の問題も起こっている。
    今こそ家事労働に賃金を出しましょう

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    2024年12月06日
  • しがらみを捨ててこれからを楽しむ 人生のやめどき

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    タイトルの通り、高齢女性の生き方が対談方式で書かれてあります。
    上野さんと樋口恵子さんの16才差のコンビ。おふたりの軽快な話しぶりにすらすらと読み進むことができました。

    高齢になると体もそんなに変わっていくものなんだとビックリ。老後は老後で日常の取捨選択があるのだなぁと、知らない世界を知ることができました。

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    2024年11月19日
  • 上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!

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    ネタバレ

    初めての上野千鶴子さんの対談本。
    田房永子さんは漫画で知っていたので、ちょっと身近な感じがして、手にとれた。

    以前、世界からみたフェミニズムについての本を読んでもいまいちピンとこなかったのは、私が日本の近代史を知らなかったからだと思った。世界の潮流と日本の潮流は、会うときは会い、離れているときは離れている。
    日本の、次の世代につながらないフェミニズムの構図は教育のせいだと思った。

    「自分の中にあるミソジニーと闘い続けてきた人をフェミニストと呼ぶのよ。」という上野千鶴子さんの言葉で、私はフェミニストではなかったと気づいた。
    ただの女尊男卑。

    ミソジニー 「男にとっては『女性蔑視』、女にとっ

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    2024年09月11日
  • こんな世の中に誰がした?~ごめんなさいと言わなくてもすむ社会を手渡すために~

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    赤いスカートなびかせて、女は叫ぶ というところだろうか、この表紙。
    来年で結婚40年の私は、妻とはとことん話し合い、、といえばかっこいいが、
    喧嘩、口論、言い合いをしてきた。少しは女性、母親の立場を理解していたつもり
    だった。
    しかし上野さんのこの本を読んで、頭をぶん殴られた気がした。
    男女雇用機会均等法が悪法とは思いもしなかった。
    1988年、男女が同じ立場で新入社員として入社してきたときは、
    時代が変わった、と喜んでいた。
    この法律が、今まで女性が勝ち取ってきた女の権利を奪うものとは知らなかった。
    NHK朝ドラ「虎に翼」の寅子は別格だろうが、それでも思い整理に苦しむ場面が
    あった。生理休暇

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    2024年09月07日
  • 往復書簡 限界から始まる

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    最近のフェミニズムはどんな感じなんだろうと、軽い気持ちで読み始めたら、内容がとても濃く、自分自身も女性だから翻弄されていたことを意識させられたり、傷ついて虚勢を張っていた部分をボロボロと剥がされるような感覚があったり、読んでいて胸が抉られ、苦しくなるところがかなりあった。私も母親に苦しめられたこともあったけど、最後まで読んだら、苦しんだかわりに身に付いたこともあったと気がついて、心を整理することができました。

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    2024年07月27日
  • 在宅ひとり死のススメ

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    おひとりさまの老後から20年
    私の母は難病による闘病生活をしながら最後の1ヶ月間だけ終末期専門のホームにお世話になっただけで
    子どもにさほど迷惑をかけず、穏やかに亡くなった。
    マスコミはなぜ介護保険制度が歪められつつある事に着目しないのか

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    2024年07月17日
  • 女の子はどう生きるか 教えて,上野先生!

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    女性が生きる上で日常に浮かぶ疑問を著者が明朗快活に応えていく一冊。
    『生徒会長はなぜ男だけ?』『パートナーの呼び名について』『フェミニストってどんな人?』等多岐にわたる質問に対し、自分なりの視点とそう考えるに至った論拠を示している。学校や家、社会において「女性」とはどういった存在か、どう考えられているかが質問を通して見えてくる。

    なんとなく受け入れていた現実に対し、鋭くメスを入れていく様は読んでいて爽快。
    少なくとも自分に同じ質問をされても、理路整然とは答えられない。
    それだけ自分が考えて生きてこなかったのだなぁ、と気付かされた。
    作中にもあったが、男の人全てが悪いのではなく、男性優位な社会

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    2024年06月21日
  • 八ヶ岳南麓から

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    善き。
    生活を楽しんでいるお姿が目に浮かぶ。
    おひとりさま、という言葉もコロナ禍で移住者が増えたことも、それ以前からの2拠点生活をされていた社会学者の上野さんの思うままに書かれたエッセイ。ご自分の生活のことを文章にすることは少ないそうで、引っかかりながらも「週末は山梨にいます」がどうも引っかかり、長野にいますだと知的に感じる、という笑

    土地を探すところから、家の基盤、住み始めての虫や鹿などの自然動物、ゴミ問題に果ては、おひとりさまの最期のことまで、短い文だかとても深く面白く、読み返したい。
    山の生活にさらに憧れる!


    標高1000mの山の家は冷房いらず。
    冬も住むなら1000mを越さず、家

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    2024年05月19日
  • 女の子はどう生きるか 教えて,上野先生!

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    "女性である"というだけで直面する理不尽で不可解な境遇を、なるべくポップに親しみやすい言葉で教えてくれる本です。女性として日本で生きていて日々感じる違和感や不満は、正当な不満だよと勇気付けられた気がします。

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    2024年05月16日
  • 別冊NHK100分de名著 フェミニズム

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    フェミニズムといえば勝手にとある女性コメンテーターさんが連想され、苦手に思っていましたが、フェミニズムに対するイメージが180度変わる程面白かったです。
    特に上間先生の活動や考え方には感銘を受けました。若ければ琉球大学に行って学びたいと思ったほど。

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    2024年05月14日
  • こんな世の中に誰がした?~ごめんなさいと言わなくてもすむ社会を手渡すために~

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    上野さんの事を嫌いな人は、著書や言論に触れたことがない人、もしくは、言論に挙げられている既得権益を得てきた「真っ黒けのオジサン」たちだと思う。話を聞いていると、とても当たり前の事を述べられている。超氷河期、女性、理系総合職でありシングルマザーの自分には大きな味方としか言いようがない。こんな世の中に誰がした?と言われないように、小さなバトンでもいいので、先人たちから受け継いできたものを次の世代に渡したいと思う一冊だった。

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    2024年05月12日
  • 往復書簡 限界から始まる

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    読む前はもっと客観的なフェミニズムについての対談なのかと思っていたけど、
    実際は個人的な話が中心で、テーマが重い。
    鈴木さんの抱える問題の本質を上野さんが的確に突いてくるのが、読んでいて痛い。私も母との関係に問題があったことや弱さを嫌う節があるので、自分の身につまされる。
    それでもどんどんと先を読みたくなる。
    読んだ後はエネルギーを持って行かれてしまうけど、また何度も読みたくなる様な本だった。

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    2024年05月06日
  • 上野先生、勝手に死なれちゃ困ります~僕らの介護不安に答えてください~

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    面白くて一気読み。対談形式でシリアスな内容を展開しているのだけれど、テンポのよいコントのよう。信頼しあっている様子が微笑ましい。介護、年金、社会保障、少子化。これを読んだら、他人事ではいられなくなる。歴史に学び、他国に学び、よりよい方に向かえるようにできることをしなくては。社会学って面白い。

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    2024年05月05日
  • 八ヶ岳南麓から

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    東京と山梨の二拠点生活。社会学者のおひとりさまの20年の暮らし。山の四季から維持管理など日常生活の手間とそれを上回る地元の移住者コミュニティの魅力。
    老後の生活に対する問題提起と実践。社会学者ならではの視点も楽しい。

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    2024年04月21日
  • 別冊NHK100分de名著 フェミニズム

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    ハーマンについて実践的に論じてくれた上間さんの回がとりわけ素晴らしかった。トラウマ経験者にとって、震えながら読んだ。

    上野さんの半身で組織に関わる提言も素晴らしい。

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    2024年04月01日
  • 最期まで在宅おひとりさまで機嫌よく

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    認知症になってからも一人暮らしは可能である、という点が強調されているのが斬新だった。遠距離介護をしている友人にも薦めたい一冊でした。

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    2024年03月29日