上野千鶴子のレビュー一覧
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善き。
生活を楽しんでいるお姿が目に浮かぶ。
おひとりさま、という言葉もコロナ禍で移住者が増えたことも、それ以前からの2拠点生活をされていた社会学者の上野さんの思うままに書かれたエッセイ。ご自分の生活のことを文章にすることは少ないそうで、引っかかりながらも「週末は山梨にいます」がどうも引っかかり、長野にいますだと知的に感じる、という笑
土地を探すところから、家の基盤、住み始めての虫や鹿などの自然動物、ゴミ問題に果ては、おひとりさまの最期のことまで、短い文だかとても深く面白く、読み返したい。
山の生活にさらに憧れる!
標高1000mの山の家は冷房いらず。
冬も住むなら1000mを越さず、家 -
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ネタバレ古代ギリシャでは、性愛の最高位に同性愛があったが、正確に言えばこれは少年愛であって、成人男性同士の性愛ではなかった。自由民の成人男性が性的にアクセスできるのは少年または奴隷の男性に限られており、両者の関係性は非対称的だった。他方、女は、自由民の男性にとって子を産むための手段であり、家畜や奴隷と同じく財産の一部とされた。異性愛は、責任ある自由民の男性の義務であり、少年愛のように高貴な権利ではなかった。
なぜギリシャの同性愛は対称性を持たなかったのか? それは、ペニスをもって「貫く者(penetrator)と「貫かれる者(penetrated)とのあいだには一方的な関係があり、「貫かれる者」は -
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フェミニズムに関わる本とそれで描かれるフェミニズム要素について、4名の方が書かれてるんだけど、どれも異なる視点で面白かったです。読めてよかった!
『侍女の物語』『誓願』は前から気になってたけどいっそう読みたくなったな〜。最悪な構造の中で異なる立ち位置にいる女性たちが描かれる物語、気になる‥‥。
あと私は身体が女性で同性パートナーがいて、それを割とカムアウトする方だけどこれって自分が男性だったらこんなにカムアできてただろうかと疑問に思っていて、それが上野千鶴子さんの文章で割と納得できて、読めてよかったな〜(ホモソーシャルにおいて獲得する価値のあるもの・消費するものが女性(性的に)で、その論理 -
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少し前にコテンラジオの「性の歴史」で女性の人権が認められるようになってきたのは歴史的にもつい最近だと聞いたことと、本書で団塊の世代以降の母や女性の姿が語られていたことがリンクして、自分の母や義母や妻や妹や娘たちも思い浮かべながらリアルに女性の気持ちを想像することができた。
お互いに踏み込まない、気持ちをぶつけ合わない夫婦は結婚をナメている、そのツケは子どもに回されるというのは、確かにそうだなと思った。妻の話ちゃんと聞かないとならないし、伝える努力を怠るべきでないと思った。
それと、良くも悪くも社会の変化は極端だなと実感する。一昔前は主婦の女性が一般的だったことに対し、今では場合によっては主 -
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ネタバレ私の本棚のタグには#女性の生き方 とか#女性と仕事 とかがいっぱいついています。ジェンダーの問題、女性の生きづらさなどに関心が高いので読んでみました。
最初の方は、とにかく男女の非対称性について論じていて、納得する部分もあるが、「そんな極端な!」と思う部分も多かった。何より私自身が、「女に生まれて損をした」とはあまり思わず、かえって得したと思っているからだ。著者によれば、男は皆「女でなくてよかった」と一度は思ったはずだし、女は皆「女に生まれてソンをした」と一度は思ったはずだ、とのことで、すべてその前提に立っている。
しかし読み進めていくと非常に納得することが多い。この社会は常に男が主体であり、