葉室麟のレビュー一覧

  • 秋霜

    Posted by ブクログ

    7月-3。3.5点。
    羽根藩シリーズ第4弾。
    前作の続きっぽい。亡くなった多聞の元嫁、楓が住む楓屋敷。子ども達の面倒を見ている。
    一人の武士が訪れる。武士の目的は。

    さすがの葉室さん。一気読み、ラストは感涙。
    次作も期待。

    0
    2019年07月02日
  • おもかげ橋

    Posted by ブクログ

    萩乃さんは、男性にはモテるけど女子に嫌われるタイプですね。

    対して、“大福餅”・弥生さんは好感が持てます。弥市は幸せ者ですな。

    0
    2019年06月16日
  • 冬姫

    Posted by ブクログ

    織田信長の二女で蒲生氏郷に嫁いだ、冬姫の生きざまを描いた話。
    嫉妬や逆恨みなどからくる、“女いくさ”に毅然と立ち向かう冬姫の姿が清々しいです。
    伝奇モノっぽい感じを織り交ぜているので、フィクション色が強いですが、冬姫の従者・もずと、又蔵のコンビは好きでした。

    0
    2019年06月07日
  • 緋の天空

    Posted by ブクログ

    時代小説を古代から明治までのカテゴリって無理あるなあ

    さて、光明皇后主人公です
    この人はなんぼ美しく描いても許される気がする
    葉室先生が古代小説書くと思ってなかったが、作品のテーマは少し深秘の力を持つ光明皇后(役には立たない)が、十一面観音菩薩の慈愛みちた性格で、生きて居た時の主だった事件に微妙にかかわる内容ですが、メインはやな奴に描かれた長屋王とその息子故の光明子と運命から逃れられない悲劇ですか・・・少し陳腐ですが読みやすかった!
    タイトルに関してネタバレすると、ラスト2ページに現れた仲麻呂が死ぬ寸前に観た緋色の朝焼けの空・・・納得いかない(笑)

    0
    2019年05月03日
  • 月神

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    福岡藩の月形姓をもつ主人公が2人。2つの視点から維新前(中)と維新後の日本を描いた歴史小説。

    視点が2つにしたことで、ボヤけてしまう部分があるのは否めない。洗蔵はともかく潔がボヤけて冴えない。任務の重圧に潰されかけた可哀そうな役人を描写しただけの話に読めてしまう。

    1つの作品にせず分けた長編でも良かったのではないか、せめて上下巻にするとか…。

    0
    2019年04月24日
  • 花や散るらん

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    忠臣蔵の話の陰に朝廷や幕府の陰謀があった、というのは説得力があっておもしろいと思った。
    内蔵助の死ぬのが怖いけど、誰もが避けられないのだから、それなら生きたいように生きるしかない、という言葉が印象的だった。

    0
    2019年04月19日
  • 決戦!関ヶ原

    Posted by ブクログ

    同時刻で起こったことが、様々な作家からの視点で、書かれている。もっと立体的になるかと期待して読んだ。新しい説での展開は良いが、ちょっとしっくりこない印象であった。

    0
    2019年04月06日
  • 冬姫

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かったです。ただ、天正の世、国を創るために何を為したのか。そこが結局よく分からずで蒲生・織田の生き残り史にのようにも感じられる。まあ、女のいくさが怖いものだと言うことは判り申した!怖い怖い

    信長に関わりの深い女たちの物語
    帰蝶、お市、茶々、細川ガラシャ、五徳、お鍋の方…
    信長の娘である冬姫を中心に戦国を生きる女のいくさが描かれます

    昔から戦国武将に纏わる話は好きな方でして…信長関連の創作物は特に惹かれます
    しかし、側室がお鍋の方で、子どもの幼名が酌て...
    流石、第六天魔王。ネーミングセンスも破壊力抜群
    比べると冬姫は良い名ですな
    さぞ、贔屓にされた子だったのかとも思いますが実際はどうだったのでしょうかね?
    まあ、うつけ者の魔王様であれば常人には判りかねますが...

    名が示すように心が澄んでいて厳しさと

    やや不満が残ったのは所々にオカルトというかファンタジーなこじつけがあること
    定番の虫の知らせ、夢枕に立つくらいなら良いが、少し唐突かつ不必要に思えました
    葉室さんの作品らしさ的にも如何なものかと

    星は★★☆(2.5点です)
    葉室さんへの期待が高いために相当辛めだ

    0
    2019年05月04日
  • 花や散るらん

    Posted by ブクログ

    うーん、面白かったような気がするけど、あまりにも有名な出来事に絡めているので、ちょっと白けてしまった。

    0
    2019年03月13日
  • さわらびの譜

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    エンタメ小説
    悪役は悪役らしく、ヒーローはヒーローらしくわかりやすい。
    安心して読めるけど、1回読めばいいや。

    0
    2019年02月28日
  • 風かおる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    楊梅というのが誰なのかはかなり前から薄々わかったものの、ミスリードさせるための言い回しがサスペンスものとしては稚拙だったかな。亮がまるでスーパーマンのように現れてちょっと笑えたけど、こういった演出嫌いじゃない。核となる部分があまりにも陰湿で辟易したけど、最後は明るく終わって良かった。

    0
    2019年02月14日
  • 無双の花

    Posted by ブクログ

    関ヶ原以降どうやって復活したか詳しく描写されているのが良かった。ただ、真田幸村や伊達政宗の登場のさせ方がやや強引。

    0
    2018年12月20日
  • 影踏み鬼 新撰組篠原泰之進日録

    Posted by ブクログ

    副題「新撰組 篠崎泰之進 日録」

    葉室麟さん去年の12月にお亡くなりになってしまいました。

    実は本の貸借する友人が好きで読んだのを貸してくれるのと、
    夫が作者初期の頃好み、家に本があったりで、かなり読んでいます。

    (たしか、わたし葉室さんはもういい、といったような 笑)
    でも、もう作品は増えないのですね。

    司馬遼太郎さんような強い個性ではなく、臭みがないというのでしょうか、
    さわやかな人間観察なのにちょっとおかしみのある描写、真摯な筆はこび。

    この本の解説(朝井まかて)によると
    葉室さんも司馬さんに啓発を受けていらっしゃったそうです。


    「新撰組」という、映画に芝居に超有名な幕末の組織を
    近藤、土方、沖田というお決まりの登場人物が中心ではなくて、
    組織が瓦解する後半を篠原泰之進という人から見ています。

    あの幕末はほんとうに混とんとしていたのですね。
    武士社会が崩壊して、農工商の人々が武力修行して台頭できる世界。
    でもそれは弱肉強食、邪魔者は殺して自分が生き残るっていう世界でもありました。

    新撰組はそのモデルのような組織で、思想などあってないようなもの、
    結局権力欲に収れんし、崩壊の憂き目を見るのです。

    新撰組はちょっとアウトローな組織、と思ってましたが、
    幕末に一つの役割は果たしているわけで、
    作家が描きたくなるのも、もっともとわかりました。

    0
    2018年10月10日
  • この君なくば

    Posted by ブクログ

    幕末の激動のなかを生きる武家の譲と、檜垣鉄斎の娘栞の恋愛小説。とはいえメインはどちらかというと、幕末の読めぬ時勢と栞の強さか。今作は架空の人物も多いようで、設定もどこまで史実に基づいているのかわからないが、面白かった。
    幕末はあまり詳しくないのだが、日本が大きく変わった時代。まさに国造り。国の形を作っていくのは、大変だが、ものすごく面白い仕事だったろうな。

    0
    2018年09月10日
  • 風かおる

    Posted by ブクログ

    妻敵討ちの旅から帰ってきた佐十郎は、余命幾ばくもない身で、真の敵に決闘を挑もうとする。若き優秀な4人に若者たちが、どうして不幸な運命に巻き込まれてしまったのか。
    妬み、イジメが、もたらすもの。ほんのすこしの勇気、きっかけ、新たな風が吹けば、運命は変わったのかもしれない。

    0
    2018年06月15日
  • 決戦!本能寺

    Posted by ブクログ

    ついつい読んでしまうシリーズだ。
    最初の感動程はないがやはり面白い。

    一つの戦いに関わる人物達を別々の作家が書いている為に、事柄や登場する人物の捉え方がこの1冊の本の中でも全く異なってくる。
    本当はどうだったのだろうかが分からなくなるシリーズだ(笑)。

    0
    2018年06月09日
  • 決戦!大坂城

    Posted by ブクログ

    このシリーズは間違いがないと思う。
    例えばこの「決戦! 大阪城」で言えば、秀頼、淀殿、真田信繁は知っていてもその他については全くと言っていいほど知らなかった。何万人もの人々がこの戦いに絡んでおり、その何万人ものストーリーがあるのだとも思った。
    一般的の史実を分かっているとフィクションの部分も楽しめて面白みも感じる。

    0
    2018年05月15日
  • 河のほとりで

    Posted by ブクログ

    作年12月に亡くなった葉室麟さんの二冊目の随筆集(一冊目は「柚子は九年で」)。
    西日本新聞に連載された随筆の数々からは、彼の作品執筆に対する裏側が読み取れていいし、「書物の樹海へ」と題した項目で取り上げられた数々の本に寄せた解説文も素晴らしい。
    ただ、「日々雑感」としてまとめられた中にある「健康への出発」は、亡くなる5か月ほど前に書かれたものだけに切ない…。
    それだけ自覚していたのなら、もっと早く実行に移していればいいのに、との思いを禁じえない。
    ※「書物の樹海へ」で取り上げられた作品…
    早乙女貢「奇兵隊の叛乱」山本兼一「おれは清麿」「修羅走る関ヶ原」青山文平「伊賀の残光」安部龍太郎「レオン氏郷」海音寺潮五郎「史伝西郷隆盛」諸田玲子「梅もどき」朝井まかて「眩」澤田瞳子「若冲」

    0
    2018年05月04日
  • 緋の天空

    Posted by ブクログ

    聖武天皇の皇后、光明子の話。長屋王の変を中心に大仏建立までの奈良時代を、藤原不比等の娘がどうやって生き抜いたか。ひとりの女性の成長譚。葉室麟のなかでは異質な話だったが面白かった。

    0
    2018年04月09日
  • 乾山晩愁

    Posted by ブクログ

    尾形乾山のことを調べていたら、辿り着いた小説。
    乾山だけではなく、江戸時代の絵師を題材にした五編からなる本書は、読みながら江戸時代にタイムスリップしたような感じをひしひしと感じる臨場感がたまらない。

    狩野派や土佐派などをはじめ、名前は聞いたことがあっても、長い江戸時代においてその関係性は意外と知らないことが多い。こういう物語形式で展開されると相関関係がわかりやすくていい。

    直木賞作家だった葉室さんという初めて知った作家。。。これからの作品も過去の作品ももう少し読んでみたいなと思わせる異才!

    0
    2018年04月04日