影踏み鬼 新撰組篠原泰之進日録

影踏み鬼 新撰組篠原泰之進日録

小説・文芸
713円 (税込)

3pt

3.8

生きている限り、人は何事かをなすことができる

伊東甲子太郎を慕い新撰組に入隊、後に伊東とともに新撰組を脱退した久留米藩脱藩隊士、篠原泰之進。
彼の目を通じて見た新撰組の隆盛と凋落。
伊東が近藤たちに暗殺された後、相良総三の赤報隊に身を投じるも、官軍に弊履のごとく捨てられる。
しぶとく動乱の日々を生き抜いた彼の疾風怒濤の半生を描く。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    歴史・時代 / 歴史・時代小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    影踏み鬼 新撰組篠原泰之進日録
  • タイトルID
    :
    471066
  • ページ数
    :
    304ページ
  • 電子版発売日
    :
    2017年10月06日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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影踏み鬼 新撰組篠原泰之進日録 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    新選組に関する本は結構読んでいますが、視点を変えた内容で面白く読みました。
    主人公は、伊東甲子太郎の後を追って新撰組に入隊した、監察兼柔術師範の篠原泰之進。
    近藤、土方の反対派からの視点で描かれており、近藤の影を執拗に追う篠原泰之進もまた、鬼と化してゆく。
    新撰組好きなら読んでみたい一冊だと思う。

    0
    2026年07月27日

    Posted by ブクログ

    静謐な作風の葉室氏と新選組のイメージが合わないと思いながら読み始めましたが、なるほど新選組讃歌ではなく近藤、土方という2人のスターを私利を追求する劣等感を持つ俗物扱いにして、一方の薩摩主導の倒幕運動も美化するとこなく描かれていて安心しました。

    0
    2026年09月28日

    Posted by ブクログ

    幕末を生き抜く凄さ。近藤、土方と争いながら出来た世の中は、幕末の志士たちが目指したものだったのだろうかと考えさせられた。

    0
    2026年09月11日

    Posted by ブクログ

    新選組の小説などで脇役を演じて来ていた篠原泰之進が主人公の小説である。
    新選組から分派した高台寺党の御陵衛士の懐刀として伊東甲子太郎に信順する。
    泰之進の思考や生き方が題名である影踏み鬼として、何度も著される。
    新選組の卑劣な組織との対比が、高台寺党の洗練さを浮き出させる。
    最後は、葉室作品らしい感動を誘うクライマックスである。
    クライマックスは、葉室作品をまた読みたくなる麻薬である。

    0
    2024年10月27日

    Posted by ブクログ

    幕末:沢山の若者が命をかけて思想を貫いていった時代、新撰組への見方も変わった。登場人物に中村半次郎が出て来たのには驚いた。時代も変わった最後のシ―ンで泰之進が萩野と松之助と出合って交わす言葉がとても切なく感じた。

    0
    2021年12月16日

    Posted by ブクログ

    史実をもとにした物語。
    あいかわらず、どこまでが事実でどこまでが創作なのか分かりませんが、幕末の新選組の物語です。

    主人公は篠原泰之進。伊東を慕って、新選組に入隊。その泰之進の目線から語られる新選組。
    新選組内の内紛、それぞれの想いが描かれています。
    伊東が近藤たちに暗殺されると、泰之進は仇を討つため、近藤を追います。
    全体的に、盛り上がるシーンはありませんが、その時代がわかります。
    土方、近藤、斎藤と出てきますが、斎藤の描かれ方が単なる殺人者としていないところが、興味深いです。

    新選組を脱退し、激動の時代を生き延びた泰之進。
    最後はハッピーエンドでよかった

    0
    2021年11月20日

    Posted by ブクログ

    クライマックスにかけるが最後はジーンと来た
    淡々と描写されているタイプで新撰組がどういう組織なのかを作者の主観的だが筋道に沿った解釈で窺い知ることができた

    0
    2021年05月09日

    Posted by ブクログ

    副題「新撰組 篠崎泰之進 日録」

    葉室麟さん去年の12月にお亡くなりになってしまいました。

    実は本の貸借する友人が好きで読んだのを貸してくれるのと、
    夫が作者初期の頃好み、家に本があったりで、かなり読んでいます。

    (たしか、わたし葉室さんはもういい、といったような 笑)
    でも、もう作品は増えないのですね。

    司馬遼太郎さんような強い個性ではなく、臭みがないというのでしょうか、
    さわやかな人間観察なのにちょっとおかしみのある描写、真摯な筆はこび。

    この本の解説(朝井まかて)によると
    葉室さんも司馬さんに啓発を受けていらっしゃったそうです。


    「新撰組」という、映画に芝居に超有名な幕末の組織を
    近藤、土方、沖田というお決まりの登場人物が中心ではなくて、
    組織が瓦解する後半を篠原泰之進という人から見ています。

    あの幕末はほんとうに混とんとしていたのですね。
    武士社会が崩壊して、農工商の人々が武力修行して台頭できる世界。
    でもそれは弱肉強食、邪魔者は殺して自分が生き残るっていう世界でもありました。

    新撰組はそのモデルのような組織で、思想などあってないようなもの、
    結局権力欲に収れんし、崩壊の憂き目を見るのです。

    新撰組はちょっとアウトローな組織、と思ってましたが、
    幕末に一つの役割は果たしているわけで、
    作家が描きたくなるのも、もっともとわかりました。

    0
    2018年10月10日

影踏み鬼 新撰組篠原泰之進日録 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    歴史・時代 / 歴史・時代小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    影踏み鬼 新撰組篠原泰之進日録
  • タイトルID
    :
    471066
  • ページ数
    :
    304ページ
  • 電子版発売日
    :
    2017年10月06日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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