葉室麟のレビュー一覧

  • おもかげ橋

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    9月-9。3.0点。
    幼馴染みふたりが脱藩したが、旧藩の後継争いに
    巻き込まれる。ふたりが憧れていた女性もふたりの近くに。
    思わせぶりな女性、揺れるふたり。

    うーん、女性のいやな面ばかりがクローズアップ。

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    2016年09月20日
  • いのちなりけり

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    人はなぜ死に、次々に生まれてくるのか。人が僅かなことをやり遂げ、さらに次の一人がそれに積み重ねていく。こうして、ひとは山をも動かしていく。人は己の天命に従う限り、永遠に生き続けのです。そう思えば死は恐れるに足らず、生もまた然りです

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    2016年09月01日
  • 花や散るらん

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    8月-4。3.5点。
    忠臣蔵のストーリーに絡め、ある武士の家族を
    描いた物語。
    ラストは感涙。

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    2016年08月17日
  • 橘花抄(新潮文庫)

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    6月-10。3.5点。
    藩の要職兄弟と、若い女性。
    清さを貫く人生。政治に翻弄される兄弟と女性。

    まあまあ面白い。

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    2016年06月24日
  • 霖雨

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    奢りなく、己を戒めながら…様々な雨が降りしきる中を、地道に一歩一歩進む兄弟。地味な展開ながらも教育者としての慈愛に満ちた一冊♪。

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    2016年06月22日
  • 実朝の首

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    鎌倉幕府第3代将軍実朝の暗殺事件を題材に、エンタメ要素多めで描かれた歴史小説。当該時代についての知識が浅薄のため、時代や事件の背景を調べ調べ読書進める。不勉強は恥ずかしい限りだが、それはそれで楽しみを増やしてくれた。
    題材や構想は良かったが、調理が追いつかず荒削りなのが惜しまれる。

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    2016年06月20日
  • 霖雨

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    6月-2。3.0点。
    儒学学校主催の主人公。弟が大きな商家、また学校の
    主催後継。
    地場の代官が、評判の良い学校を支配下に入れようと、
    いろんな嫌がらせを。スパイも学校にいるし。
    そこへ他藩からいわくありげな姉弟が。

    まあまあ。

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    2016年06月06日
  • 風の軍師 黒田官兵衛

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    風渡るの続編。関ヶ原ではこれまでの徳川対石田の決戦だけではなくキリシタンとしての如水が第三勢力として天下を狙い毛利輝元も凡将ではなく策略家として描かれているので新しい関ヶ原として楽しめた。短編の伽羅奢では細川家の為に犠牲になったガラシャが秀信、咲庵に出会い激動の時代にあって唯一心の安らぎを得られたのではと思わずにはいられない。

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    2016年06月06日
  • さわらびの譜

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    いつもの沁み入る奥深さと感動の度合いは今一つ、、エンタメ感が強いかなぁ。潔癖さと美しさを求めた極上のラブストーリーかつファンタジー、、葉室版♪。

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    2016年06月02日
  • 風渡る

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    この方の作品は初めて読みました。人物描写が素晴らしくキリシタンの目線から描く戦国時代モノはとても新鮮でした。

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    2016年05月25日
  • 陽炎の門

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    多少ミステリー仕立てのストーリーに曖昧さを感じるものの、半ばまではまだ良かったのです。
    でも、エンディングはいただけません。特に殿の言動が、あまりに浅いというか。
    主人公にも、ヒロインにもあまり魅力は感じられませんし。

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    2016年05月11日
  • 乾山晩愁

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    戦国時代から江戸時代までの、絵師と呼ばれる人たちの物語。権力者と天才が出会う時、芸術が花開く。苦悩はつきものだけどね。

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    2016年02月09日
  • 霖雨

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    ネタバレ

    大塩平八郎の乱は知っていたけれど、それはあくまで歴史上の事実で、勉強で覚えただけでした。
    その時代や、同じ時代の九州にある咸宜園が中心に描かれることで、リアルな人の心を見ることができました。
    乱を起こした当人にとっては、それが義であるが、外側から見るとただの狂である。ということ。
    千世の視点からも見ることができたので、女性の生き方や今の女性とも通じる部分、いろいろな感じ方ができました。
    淡窓という実際に存在したけれども、よく知らなかった人を知ることができたのはとてもよかったです。

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    2016年01月28日
  • 冬姫

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    ネタバレ

    同じ作家葉室さんの「蛍草」も読みましたが、これはもっと面白かったです。戦国の世を女性の立場から読み解くと、こんな物語が鮮明に見えるものなんだと。とかく、力学的に、戦力が、戦法がと、戦場から見える歴史がおもてに出がちですが、日本統一という大きな望みに向かい出自さえ隠されていた信長の次女「冬」のその行動、心情。そこに歴史賑わす時の武将たちが戦国の世の人の心の光と闇が女性たちの運命を変える。歴史好きにも読み応え十分の一冊。

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    2016年01月25日
  • 橘花抄(新潮文庫)

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    ネタバレ

    卯乃にとって、恩がある人に嫁ぐことが大切。でも恩人の弟にこころ惹かれる。
    それに対して周りの人が協力的に動いていく。なんとも出来すぎ感は否めませんが、卯乃が可愛い性格だからか嫌味には感じられませんでした。
    最後の決闘のシーンは、確かに宮本武蔵を彷彿とさせました。

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    2016年01月17日
  • 春風伝

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    高杉晋作のイメージといえば、狂気、色気、イケメン俳優、ミステリアス、、、程度であった私。なんとなくカッコ良さそう、みたいな。葉室さんの高杉とかアツイ!読みたいと思い、この本を手に取りました。笑
    恥ずかしながら、高須さんが27歳でなくなるまでにこんなに頑張ったなんて知らなくて、イメージを壊さない爽やか✖️モテ✖️狂気が描かれていて引き込まれました。
    太平天国の乱を参考にして、西郷や竜馬も登場し、張り合ったり刺激しあったり協力しあったりして長州が日本を守る、と意気込む使命感に痺れました。
    うのと八雲がイマイチ不思議。実在したのでしょうか??
    着流しのまま船に飛び乗り強敵に夜襲をかける、美しく儚げな

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    2015年11月29日
  • 風の軍師 黒田官兵衛

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    なぜなのかさっぱりわからないのだけれど、葉室先生の作品にしては、あまりにも人物に魅力を感じなかった。
    流石に、関ケ原の策謀の裏にキリシタンの存在を持ってくる所といい、視点やストーリーは半端なく面白い。
    ぐいぐい先を読ませる所も健在だ。
    だが、特にキリシタン側の人々が、随分と「自分の論理」だけで自分勝手に動いているようで、なんだか腑に落ちなかった。
    読み終えて、思わず「葉室先生って如水たち好きじゃないのかな?」と首を傾げたくらいだ(出身地を確認してますます混乱したのだが)。
    「風渡る」の続編だというのに、肝心の1作目を読んでいなかったせいもあるのかもしれない。
    まずはそちらに目を通して、考え直し

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    2015年10月14日
  • 恋しぐれ

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    久々の葉室作品、恋物語は初読み。蕪村当人と弟子たち・友人を絡め、一人一人の恋情、心模様。侘・寂の美世界に散りばめられる、切なさと楔の俳句。やっぱり渋い♪。

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    2015年09月20日
  • 無双の花

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    葉室麟の初読は、義将立花宗茂の生涯。 戦乱の終わりから、泰平の世への時代の過渡期に、義を通し所領没収から旧領へ復帰出来たのは、処世術ならぬ、徹底したリアリズム『立花の義を立てる。』その生き様と対照的に描かれる『徳川家の義』。 天下泰平への大義の為には、謀をも厭わないと説いた家康、本多正信の信念もまた潔く感じられる。 “莞爾と笑う。” ニヒルな雰囲気を随所に匂わす宗茂。もてたんだろうなぁw 人物の魅力的な描写が葉室氏の魅力のひとつなんでしょうね。

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    2015年08月05日
  • 星火瞬く

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    ネタバレ

    「オランダ宿の娘」の後日譚…というわけでもないのか?
    日本地図を持ち出そうとして国外退去させられたシーボルトが幕末に再来日。その来日同行した息子アレクサンダーの目線で動乱の日本を描いた小説。

    登場人物が豪華、勝海舟に小栗忠順、清河八郎、高杉晋作、外国勢もバクーニン(革命家)にスネルブラザーズ(武器商人)、駐日公使や、画家のハイネまで。同時代にうごめいてい彼らと、ヨーロッパ列強が歯牙にかけようとする幕末日本と、そうはさせまじともがく日本の摩擦によって起こる事件。

    日本人ではなく、大人でもない。ある種無力な安全地帯にいる主人公の目線が、これらの人間模様や事件を捉える体で、葉室麟の筆が史実を小説

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    2015年07月28日