葉室麟のレビュー一覧

  • 霖雨

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    6月-2。3.0点。
    儒学学校主催の主人公。弟が大きな商家、また学校の
    主催後継。
    地場の代官が、評判の良い学校を支配下に入れようと、
    いろんな嫌がらせを。スパイも学校にいるし。
    そこへ他藩からいわくありげな姉弟が。

    まあまあ。

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    2016年06月06日
  • 風の軍師 黒田官兵衛

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    風渡るの続編。関ヶ原ではこれまでの徳川対石田の決戦だけではなくキリシタンとしての如水が第三勢力として天下を狙い毛利輝元も凡将ではなく策略家として描かれているので新しい関ヶ原として楽しめた。短編の伽羅奢では細川家の為に犠牲になったガラシャが秀信、咲庵に出会い激動の時代にあって唯一心の安らぎを得られたのではと思わずにはいられない。

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    2016年06月06日
  • さわらびの譜

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    いつもの沁み入る奥深さと感動の度合いは今一つ、、エンタメ感が強いかなぁ。潔癖さと美しさを求めた極上のラブストーリーかつファンタジー、、葉室版♪。

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    2016年06月02日
  • 風渡る

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    この方の作品は初めて読みました。人物描写が素晴らしくキリシタンの目線から描く戦国時代モノはとても新鮮でした。

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    2016年05月25日
  • 陽炎の門

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    多少ミステリー仕立てのストーリーに曖昧さを感じるものの、半ばまではまだ良かったのです。
    でも、エンディングはいただけません。特に殿の言動が、あまりに浅いというか。
    主人公にも、ヒロインにもあまり魅力は感じられませんし。

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    2016年05月11日
  • 乾山晩愁

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    戦国時代から江戸時代までの、絵師と呼ばれる人たちの物語。権力者と天才が出会う時、芸術が花開く。苦悩はつきものだけどね。

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    2016年02月09日
  • 霖雨

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    ネタバレ

    大塩平八郎の乱は知っていたけれど、それはあくまで歴史上の事実で、勉強で覚えただけでした。
    その時代や、同じ時代の九州にある咸宜園が中心に描かれることで、リアルな人の心を見ることができました。
    乱を起こした当人にとっては、それが義であるが、外側から見るとただの狂である。ということ。
    千世の視点からも見ることができたので、女性の生き方や今の女性とも通じる部分、いろいろな感じ方ができました。
    淡窓という実際に存在したけれども、よく知らなかった人を知ることができたのはとてもよかったです。

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    2016年01月28日
  • 冬姫

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    ネタバレ

    同じ作家葉室さんの「蛍草」も読みましたが、これはもっと面白かったです。戦国の世を女性の立場から読み解くと、こんな物語が鮮明に見えるものなんだと。とかく、力学的に、戦力が、戦法がと、戦場から見える歴史がおもてに出がちですが、日本統一という大きな望みに向かい出自さえ隠されていた信長の次女「冬」のその行動、心情。そこに歴史賑わす時の武将たちが戦国の世の人の心の光と闇が女性たちの運命を変える。歴史好きにも読み応え十分の一冊。

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    2016年01月25日
  • 橘花抄(新潮文庫)

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    ネタバレ

    卯乃にとって、恩がある人に嫁ぐことが大切。でも恩人の弟にこころ惹かれる。
    それに対して周りの人が協力的に動いていく。なんとも出来すぎ感は否めませんが、卯乃が可愛い性格だからか嫌味には感じられませんでした。
    最後の決闘のシーンは、確かに宮本武蔵を彷彿とさせました。

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    2016年01月17日
  • 春風伝

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    高杉晋作のイメージといえば、狂気、色気、イケメン俳優、ミステリアス、、、程度であった私。なんとなくカッコ良さそう、みたいな。葉室さんの高杉とかアツイ!読みたいと思い、この本を手に取りました。笑
    恥ずかしながら、高須さんが27歳でなくなるまでにこんなに頑張ったなんて知らなくて、イメージを壊さない爽やか✖️モテ✖️狂気が描かれていて引き込まれました。
    太平天国の乱を参考にして、西郷や竜馬も登場し、張り合ったり刺激しあったり協力しあったりして長州が日本を守る、と意気込む使命感に痺れました。
    うのと八雲がイマイチ不思議。実在したのでしょうか??
    着流しのまま船に飛び乗り強敵に夜襲をかける、美しく儚げな

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    2015年11月29日
  • 風の軍師 黒田官兵衛

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    なぜなのかさっぱりわからないのだけれど、葉室先生の作品にしては、あまりにも人物に魅力を感じなかった。
    流石に、関ケ原の策謀の裏にキリシタンの存在を持ってくる所といい、視点やストーリーは半端なく面白い。
    ぐいぐい先を読ませる所も健在だ。
    だが、特にキリシタン側の人々が、随分と「自分の論理」だけで自分勝手に動いているようで、なんだか腑に落ちなかった。
    読み終えて、思わず「葉室先生って如水たち好きじゃないのかな?」と首を傾げたくらいだ(出身地を確認してますます混乱したのだが)。
    「風渡る」の続編だというのに、肝心の1作目を読んでいなかったせいもあるのかもしれない。
    まずはそちらに目を通して、考え直し

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    2015年10月14日
  • 恋しぐれ

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    久々の葉室作品、恋物語は初読み。蕪村当人と弟子たち・友人を絡め、一人一人の恋情、心模様。侘・寂の美世界に散りばめられる、切なさと楔の俳句。やっぱり渋い♪。

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    2015年09月20日
  • 無双の花

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    ネタバレ

    葉室麟の初読は、義将立花宗茂の生涯。 戦乱の終わりから、泰平の世への時代の過渡期に、義を通し所領没収から旧領へ復帰出来たのは、処世術ならぬ、徹底したリアリズム『立花の義を立てる。』その生き様と対照的に描かれる『徳川家の義』。 天下泰平への大義の為には、謀をも厭わないと説いた家康、本多正信の信念もまた潔く感じられる。 “莞爾と笑う。” ニヒルな雰囲気を随所に匂わす宗茂。もてたんだろうなぁw 人物の魅力的な描写が葉室氏の魅力のひとつなんでしょうね。

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    2015年08月05日
  • 星火瞬く

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    ネタバレ

    「オランダ宿の娘」の後日譚…というわけでもないのか?
    日本地図を持ち出そうとして国外退去させられたシーボルトが幕末に再来日。その来日同行した息子アレクサンダーの目線で動乱の日本を描いた小説。

    登場人物が豪華、勝海舟に小栗忠順、清河八郎、高杉晋作、外国勢もバクーニン(革命家)にスネルブラザーズ(武器商人)、駐日公使や、画家のハイネまで。同時代にうごめいてい彼らと、ヨーロッパ列強が歯牙にかけようとする幕末日本と、そうはさせまじともがく日本の摩擦によって起こる事件。

    日本人ではなく、大人でもない。ある種無力な安全地帯にいる主人公の目線が、これらの人間模様や事件を捉える体で、葉室麟の筆が史実を小説

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    2015年07月28日
  • おもかげ橋

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    「武士とは命懸けで人を信じるもの」と帯にあります。
    葉室さんの作品であり、当然ながら情緒あふれる時代小説を期待したのですが。。。
    エンターテインメント系です。
    ある意味、判りやすい。何せ主人公たちが、自分の想いを口に出して説明してくれるのですから。でも、なんだかやっている事と口にされる想いの間にギャップがあるように思えます。
    男二人と一人の女性の物語。でも、このヒロインがやたらと思わせぶりでどうも好きになれず
    確かにエンターテインメントとしては十分に楽しめるのですが。

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    2016年05月15日
  • おもかげ橋

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    全1巻。
    藩を追われた男2人が、初恋の人を守るため、
    旧藩の陰謀に再び巻き込まれるって話。

    うーん。
    著者お得意の藩政ものかと思いきや、
    なんだかよくわからない女心に振り回される感じ。
    読者も。

    とにかくヒロインがムカつく。
    ムカつくままなんとなく良い話っぽくまとめられて、
    最期まで腑に落ちなかった。
    こういう女だいっきい!って感想のみが残り、
    モヤモヤする読後感。

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    2015年06月29日
  • 風渡る

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    しみじみとした町人の情感や清廉なる生き方を貫く武士など、人間味あふれる歴史物を描く作家にとって戦国時代の軍師は、この作家にとって描くべき対象だったのだろうかとさえ思う。キリシタンということを歴史の中のポイントとするなら、ややこしい戦国時代の大名や武士の戦い、策略、覇権といったことを追っていくことはなかったのではないか。

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    2015年02月23日
  • 花や散るらん

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    「いのちなりけり」の主人公、蔵人と咲哉が、忠臣蔵に関わっていく物語。一般の忠臣蔵とは一味違った物語で面白かった。

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    2015年02月08日
  • 刀伊入寇 藤原隆家の闘い

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    ネタバレ

    出版時の帯が「戦う光源氏」だったんだとか。ヒドい煽り文句だなぁと、これは余談。

    安部晴明が出てきて、正体不明の武器を使う集団が出てきて、「俺はもっと強い敵と戦いたい」という主人公が出てきたら・・・夢枕獏の小説と勘違いしてしまうやん。まぁ濡れ場は昭和のジュブナイルなみにサラっとしてるけど。

    実は俺、平安貴族文化、特に道長・頼通時代の円熟したあたりが肌に合わない。藤原道長、紫式部が狂言回しってのも嬉しいなぁ。「この世をばわが世とぞ思ふ望月の・・・」って歌が大嫌いで、源氏物語もなんだかピロートークの寄せ集めみたいで好きになれない俺には、この2つをネタにしてくれたものオモロかった。

    前半は葉室麟

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    2015年02月02日
  • 霖雨

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    広瀬淡窓と久兵衛、私塾を営む兄と実業に生きる弟、降りかかる難題に懸命に対処するふたりの生き様が潔い。ときに保身に奔らんとする誘惑にかられたり、側に置いた使用人に思いを寄せた女性の面影を追ってしまったりと、兄弟の心の葛藤が人間臭さを醸し出しているのも面白い。

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    2015年01月25日