子供の頃、年末年始になると必ず放送されていた時代物。少し懐かしさを感じながら読み進めましたが、この目線は新鮮でした。
武家と貴族、色々な思惑が絡まり合う様子は現在の思考ではややこしい限りですが、各々の四季を愛でる姿は感性の豊かさを感じさせます。
いかにせん都の春も惜しけれど馴れし東の花や散るらん
忠臣として描かれた人びとも悪人として描かれてきた人物も、誰かにとっては大切な人。史実を背景にした物語はとても好きだけど、別の視点から考えると常に残酷だと思わされます。
単行本を読んだけど、検索しても文庫本しか出てこなかったのは何故?