有川浩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
航空自衛隊の広報室に席を置く 夢破れて広報室に回されてきた新入りを中心に ベテラン、中堅、 報道班の二人、彼等を取りまとめるユニークな室長とテレビ局の女性ディレクターを中心に 話は展開していく。
自衛隊を取り巻く厳しい現実(薄々は感じていたが)、それぞれの人物達の人生も 自衛隊ならではの厳しさが。そして女性ならではの悔しさ、歯痒さも。
ユーモアやロマンス、“自虐ネタ(空は 勇猛果敢、支離滅裂)”ありで アッと言う間に読み進んでしまいました。
ちなみに この作品は TVドラマ化されたらしいのです。見たかったな。
余談ですが
丁度読み終わった夜 テレビで「激撮 自衛隊密着24時」が タイムリーなことに 放送されていました。広報室が 絡んでいるはず。もちろん録画しました。
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Posted by ブクログ
うちの猫が、もっと愛おしくなった。
表紙の猫が、うちで飼っている猫とまったく同じ柄をしていて、思わず運命を感じて手にとった一冊です。
結論から言うと、猫飼いは涙なしでは読めません。涙必至です。
作中に出てくる猫のナナはすごく人間っぽい考え方をするのですが、「もしかしてうちの猫も、毎日こんなこと考えながら私を見てるのかな」なんて想像しながら読んでしまいました。
おかげで読み終わった今、日常で猫に話しかける内容がちょっと変わってしまったくらいです(笑)
大切なパートナーとしての猫の存在、そして人と猫の間に確かにある絆の温かさ。
もともと大好きだった我が家の猫が、この本を読んだことでさらに愛おしくてたまらなくなりました。
猫と一緒に暮らしている人はもちろん、生きものを愛したことがあるすべての人に読んでほしい、一冊です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ何度読んだかわからない一冊!
キュンを求めて再読。
イケメンで料理上手な男の子を拾うという現実にはありえない出会いから始まる、イツキとさやかの生活。
有川浩さん、生活感の中にキュンを織り交ぜるのがうますぎる…。
入浴剤くれるとことかお弁当にメモ添えてくれるとか化粧してない方が好きとかサラッと言えちゃうとことか…やに下がった顔になること請け合いなので読む場所は選ぶべし。
さらに草花や料理の知識も得られて何度も美味しい。
イツキか出ていくところは胸がギュッとなりますが、ハッピーエンドなのもよき。
「さやかの手取りっていくらなの」
「家賃と光熱費が銀行引き落としだから、実質的に手元に残るのは十二万くらいかな」
「うわ、けっこう高級取り」 p28
平成25年(2013)刊行…物価ってすごいなと思った。
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Posted by ブクログ
猫は、人間が話す言葉を理解できてるし、それぞれの人間の性分や心を見抜いて理解している生き物なのだとわかった。
猫に限らず動物は人間を、あるいは生き物を、どういう性分や習性があるかよく観察して理解していると思う。生物に備わった生存本能で培われた危機察知能力に由来するのかもしれない。
だから、動物に好かれる人は、やはり心が優しい人や愛情をもっている人なんだと思う。
主人公の悟は、早くに両親を交通事故で亡くし、親戚に引き取られ転校を繰り返し、側から見ればとても可哀想な境遇の人生だが、彼の朗らかかつ純粋で周囲をも明るくする性格が、友達から愛される理由であり、そのことを愛猫のナナはしっかりと理解している。
最後は脳腫瘍で若くして死んでしまう悟のもとに、ナナと悟の育て親のノリコが病室へと駆けつけていく、北海道の田舎の病院のシーンはジーンとくるものがあった。
悟は僕の友人のよーすけに少し似ているところがあると思った。あるいは、よーすけがこの本に影響を受けた部分もあるんだろうなと感じた。高校生の時にこの本を読んだらしいし、ずいぶんこの本がお気に入りらしいから。実際よーすけは、犬や猫に物凄く打ち解けるのが上手だ。まぁ飼っていたからかもしれないが。彼は動物に深い愛情を注げる人間だ。
僕もこの本を読んで、猫を好きになることができた。きっと、猫も人間も、愛をくれる相手が好きなんだと思う。