有川浩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ『阪急電車』は、阪急電車を利用する人々の日常を描いた連作短編集。それぞれの話の主人公は異なるが、前の話の登場人物が別の話にも登場し、さまざまな人の物語が少しずつ交差していく点が、人と人とが関わりながら生きていく社会を俯瞰して見ているようで面白かった。
劇的な事件が起こるわけではないが、人の優しさや温かさを感じられるストーリーが多く、ほっとしたい人や心を穏やかにしたい人におすすめしたい作品。
特に印象的だったのは、同じ電車に乗り合わせた見知らぬ人同士が助け合う場面。
本当にしんどいときは、事情をよく知らない誰かの何気ない気遣いや優しさに救われることがある。この作品を読んで、人を助けるのは大 -
Posted by ブクログ
期待してなかったけどちょー面白かった!!そりゃドラマ化するかーという納得!
フリーターが一念発起するっていうただのストーリーじゃなくて、お父さんの当て企画なアドバイスがあったり、活躍の仕方がリアルかつユーモアあってなんか読み応えあっておもろかった
読みながら何回かおもろって呟いたと思う
これドラマも観たい、てかこの二宮めちゃくちゃ観たい
強いて言うなら十分おもろかったのでラスト辺りのちょろっとお情け程度の恋愛はいらないかも
なくていい
多分結婚するなら二世帯住宅から出ていく、という話に含みを持たせるためかとは思うけど、個人的にはなくてよかったかな、が感想
それ以外超よかった、グッド! -
Posted by ブクログ
一瞬で物語の中に引き込まれる。情景や登場人物がありありと浮かぶ。まるで映画を観ているかのように、その世界観に没入できてしまう。この文章は有川浩さんの凄さだと思う。
しかしながらもっとすごいのは、この物語のストーリーとテーマだ。どうしたらこんなストーリー考え出せるのかわからない。テーマも、「不幸の比べ合いをしたって仕方ない」というキーフレーズが、心に刺さったし響いた。
登場人物がなによりとても魅力的だ。出てくる人全員が魅力的で愛おしい。誰もが恵まれすぎてない。不幸な境遇を前提として持ちえていながら、何故かすごく羨ましいコミュニティに思えた。特別派手なものはなく、それぞれが大切にする愛が、愛お -
Posted by ブクログ
「早朝始発の殺風景」に似て、複数の短編集が時折重なりながらお話が展開されていくという構成。
高校の時にこの本を知り、関西に引っ越したら読むと心に決め、いざ関西に引っ越して阪急神戸線ユーザーの一人として読んだ。私としても仁川や宝塚、西北など共感できる話題も多くあったが、今津線ユーザーにはたまらない本だろう。
特に面白いと感じたのは、高校生の話す彼氏の話や、武庫川中洲の「生」オブジェの話など、ところどころ現実と交差している点。この本を通して阪急今津線のさらなる魅力を感じるとともに、ぜひ神戸線verの「阪急電車」も出版されることを強く願う。
電車に乗る際、何の気なしにスマホを触ってしまっている