有川浩のレビュー一覧
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これどこまでが彼女が書いた物語なんだろう。一つ目の話と二つ目の話は全くの別物の話だと思っていたけど、一つ目の話は二つ目の話の主人公の‘’彼女”が書いた物語で、その対になる物語が二つ目の物語だけどどこまでホントなんだろうか。これは有川浩さんが読者を騙しに来てる。こういう私たち読者が困惑しているのを有川さんは「してやったり」というリアクションをとっているに違いない。
とにかく二つの物語に出てくる女性たちの執念や執着が凄まじかった。二人とも控えめな性格ではあるけれど、芯が強くて譲れないものがあって、好きなことには曲げられないものがある。大事なもののためなら多少の犠牲は厭わないし、大切な人のことを悪 -
Posted by ブクログ
再読。映画になり舞台化され、朗読劇にもなった作品。数カ国語に翻訳されている。
身寄りのない青年サトルが、瀕死の野良ネコを助けた。そのネコはナナと名付けられたが、彼が小学生の頃に飼っていたネコのハチによく似ていた。
それから5年経ち、サトルは事情によりナナを飼うことができなくる。ナナの貰い手を探して、サトルとナナは旅に出る。幼なじみのコースケ、中学の同級生ヨシミネ、高校の同級生スギとチカコ、いづれもマッチングできなかった。
ナナの想いは「僕はサトルの猫だ」。これがすべて。結局サトルとナナは、叔母のノリコの元に身を寄せる。あとは涙の展開に…
うちにも私によく懐いているネコがいる -
Posted by ブクログ
ネタバレ突如降ってきた塩の塊の影響で、世界中で人が塩になってしまう病気が蔓延する世界の話。
愛する女性を守るために世界を救いに行く自衛官と、そんなことしなくて良いし世界が滅んでも良いから無事でいて欲しいと願う女子高生の話。
男は、女は、といったステレオタイプでも良く語られているやつ。
子供扱いされたくない女の子の心情、年下のパートナーと恋愛をする時の、年の差ゆえに自分が置いていかれてる双方の感情、子どもだからこそ周りが見えていない状態からの、それに気づいていく過程の描写、失うものは何も無い合理主義でサイコパス味のある男性の心理描写、自分のことが結局大事だから他者に心無い言葉を浴びせてしまう、そんな自 -
Posted by ブクログ
気ままに過ごしていた野良猫。いつものように道路を渡ったら大怪我を負い、今までにないような声を上げて助けを呼んだ。その時に救ってくれたのがサトル。
家で過ごすうちに家猫になった「ナナ」はサトルと新しい飼い主を探す旅に出る。
猫目線で進む物語が印象的だった。漢字も知らないから人の名前が全部カタカナで、勝手に名前を変えちゃう私にはありがたかった!
なんの前触れもなく旅に出かけるからなんでかなと思っていたけれど、話が進むにつれて真相が明らかになりサトルの過去の出来事が今につながって色んな感情が混ざっていました。
私もサトルみたいになりたい。周りの人にあんなふうに思われたい。尊敬できる人柄で色々なこ