有川浩のレビュー一覧

  • 植物図鑑

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    ネタバレ

    独身OLが拾った?躾けの良い青年と同居し、野草を摘んでは青年が料理をして話が進んでいくラブストーリー。

    私の場合、多くは原作の小説を読んで気に入った物を映画(DVD)で見るのがパターンだけれども、「植物図鑑」については映画を先に見て、今回、小説を読んだ。

    映画がハッピーエンドだったから安心して原作を読むことが出来たけれど、エンディングは映画と原作では違っていた。ハッピーエンドには違いはないけれど、原作の方が説得力があるような気がした。

    原作は植物の名前で章建てされており、題名である「植物図鑑」にふさわしいものだと感じた。映画では感じられないものだった。

    植物といえば、小学校の時、植物に

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    2025年09月23日
  • クジラの彼

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    年数がわからないくらいの間の積読です。一番大好きな作家さんなのに…笑
    自衛隊三部作の番外編も入ってる、自衛隊の人のお話!脱柵がとてもとてもおもしろくて一瞬で読んだ笑笑
    空の中と海の底、また読みたいけど海の底怖いんだよなあ…という葛藤をしました。

    積読が無くなったら、有川浩さん全部読み直すんだー!!!

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    2025年09月21日
  • 図書館革命 図書館戦争シリーズ(4)

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    本当は☆6にしたいくらい好きな作品。

    何回読んでも結末までのハラハラ感、疾走感、結末を迎えたときの爽快感。全てが良くて、読み終わると、またいつか読もうと思える作品。

    シリーズを通して、言葉を大事にしていて、思い出したくなるセリフ、言葉が多くて、自分のバイブルのひとつになっている作品。

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    2025年09月21日
  • 旅猫リポート

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    『旅猫リポート』は、「猫の視点」で語られるというユニークな構成が非常に印象的でした。主人公の猫・ナナと、その飼い主である悟(さとる)の旅を通じて、過去の出会いや別れ、人との絆、そして命の尊さがじんわりと心に響いてきます。

    猫好きの人はもちろん、動物が苦手な人にも読んでほしいと思える作品です。人と動物の関係性を通じて、人と人とのつながり、人生の選択、そして「大切なものは何か」を考えさせてくれます。

    温かくて切ない、でも読後感は不思議と前向きになる、そんな物語でした。

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    2025年09月21日
  • 図書館危機 図書館戦争シリーズ(3)

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    手塚と柴崎の関係性の変化、郁と堂上の関係性の変化、どんどん話がクライマックスに進むにつれ、ワクワクとドキドキが加速していくのが楽しい。
    特に、手塚と柴崎の方は、はじめのときから考えると、まさか2人がくっつくもは想像もしていなかったので驚きもあるけど、だからこそキュンキュンする。
    結末がすごく楽しみになる、そんな一冊だった。

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    2025年09月20日
  • 旅猫リポート

    購入済み

    泣いた

    ありきたりなコメントでごめんなさい。
    とても泣きました。
    サトルの人間性の良さがとてつもなく良くて、ナナは元野良だから猫らしく、でも飼主には忠実。
    お互いにお互いを大事に思い、そんな関係性がとても良かったです。
    私も私の大事な猫が3匹いるので、ナナみたいに思ってくれてるといいなー。

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    2025年09月20日
  • ラブコメ今昔

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    キュンキュンの最高峰。
    それでいて、どうしようもなく胸が熱くなって、涙がこぼれちゃう。
    いい意味で情緒が安定しない一冊。

    みんな自分の命に変えてでも守りたい、大切な家族や恋人がいる。
    真摯に向き合い、戦う姿がとても印象的だった。
    こんな風に人から愛されてみたいな、と思った。

    有川浩さんの本は読んだあとはいつも、ほわわわ〜となってしまうところが本当に素敵。

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    2025年12月11日
  • キャロリング

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    冬になったら読みたい本。毎年読んでるはず。

    家族愛と恋愛を丁寧に描いていて、近くにいる人を大切にしようと思える一冊。
    「自分と彼女の辞書が違うことが面白かったけど、その違う辞書が原因で別れることになった」の一説は一生忘れないと思う。
    それぐらい、当時高校生?の私に響いた。

    他の人より特殊な経験をしている自負はあるからこそ、主人公の心の傷に共感できて重ね合わせることができるのだと思う。
    いいか悪いかは別として。

    あと個人的には、「悪役」とはっきり言える人たちがいないのがこの本の素敵なところ。
    やってることは間違ってたとしても、彼らにもみんなと同じように心の傷があり、その人が守らなければなら

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    2025年09月17日
  • 植物図鑑

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    恋愛小説と言ったらこの作品を第一に挙げたい。
    植物が芽吹いて花を咲かせ、種を作りまた次の季節へと流れる。ふたりの時間がこの先もゆっくりと流れて続きますように。

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    2025年09月16日
  • キケン

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    文系かつ中退だが
    熱量を持ってバカな事をやっていた

    だからこそ
    帰ってこない時間を思うと胸が張り裂けそうになる

    たったの四年がこんなに残るものだとは
    当時は思いもしなかった

    良い作品でした

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    2025年09月15日
  • 旅猫リポート

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    ネタバレ

    サトルいい人過ぎるし、ナナいい猫過ぎるし、お互い大好き過ぎる。
    最期に野良に戻るところとか、いつでも野良に戻る覚悟はあるとはいえ、サトルに会うためそういうことする!?健気っていうか、絆っていうか、愛…泣けた。

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    2025年09月15日
  • 塩の街

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    ネタバレ

    明日、急に大切な人がいなくなるかもしれない…
    恋人、夫婦…片割れを失っては生きていけない、失うのがこわい…倫理観もなくただ、ひたすらに、一緒に
    生きていたい。そんな世界で人々は出会い、その中で恋をした。たった1つの恋が世界を救った。秋庭さんカッコよかったなあ〜笑 塩害中に出会ったタカハシノブオが最後に書籍出してるところ、その記事を読んだ時に、なんかすごい感動というか込み上げてくるものがあり号泣しました

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    2025年09月14日
  • 空の中

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    ネタバレ

    いやぁ〜良かった❣️有川浩「空の中」

    自衛隊航空機が高度2万メートルの飛行訓練をする…
    ん〜響きが良い笑 謎の航空機事故が相次ぎ、
    その事故で父を亡くした当日、息子·瞬は
    訳のわからない、謎の生物を拾ってくる。

    父が亡くなったのが悪夢だと確かめるように
    かけた父への携帯

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    2025年09月13日
  • 植物図鑑

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    ネタバレ

    読んだのはかなり前ですが、今でも好きな本と言われれば思い出す一冊です。
    イツキとさやかの日常が本当に幸せそうで、自分も少しでもおこぼれにあずかりたくて一人で川辺に雑草を見に行ったことを思い出します。
    ちゃんとハッピーエンドで終わるのがもう最高よね。

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    2025年09月12日
  • 三匹のおっさん ふたたび

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    これもまた一気読み。
    スカッとするし、クスッと笑えたり、最高です!
    このシリーズまた出ないかな(´∀`)

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    2025年09月10日
  • 空飛ぶ広報室

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    分厚い本で中々手に取れなかったけどようやく読んだ。長かったけどとても素晴らしい作品だと思った。不慮の事故で夢を絶たれたパイロットが、広報として奮闘し前向きに生きる姿に胸を打たれた。取材をされたのがしっかり反映されていると思ったし、自衛隊のことを知る良い機会になった。星4.5

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    2025年09月11日
  • 図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1)

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    フィクションの話だけど、どこかこれからの世界の行く末を見ているようで、たまに怖くなる。人が自由に本も読めず、言論統制に至ろうものなら、もちろん怖いし、個性の翼を広げることもできないつまらない世界になるな。やっぱりある程度の不自由の中の自由が必要なのだと思う。
    また、たくさん心に刺さる表現もあって、読むたびに元気にさせてくれる本。今、やる気に満ちている。

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    2025年09月10日
  • ストーリー・セラー

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    「余命3000字」という名前に興味を持ち、手に取った作品。3000字とは彼女に残された文字数。思考すればするほど死に近づく病を患った作家の女性とその読者で書くことが苦手な男性の姿を描く。sideA とsideB 、2つのストーリーからなるこの作品だがその2つが合わさって1つの意味を持つ。そんな、涙なしでは見られない感動の物語。

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    2025年09月10日
  • 植物図鑑

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    ネタバレ

    長編の小説を初めて飽きずに読めた!
    初めて飽きずに読めたのがこの作品でよかった。
    いつきが居なくなった時は辛かったけど、「カーテンコール 午後三時」で、樹も色々感じてたことがわかって少し胸が苦しくなった。
    さやかが図鑑を隠して、それをいつきが見つけ、バレた時の「もうかわいくってさ。にやつくの抑えるの大変だった。」のシーンが初めていつきがさやかに可愛いって言った!と思って思わず興奮してしまった笑
    これから何度も読み直したい本。

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    2025年09月05日
  • ストーリー・セラー

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    とにかく、めちゃ良かった!
    一作目の話が特に。

    主人公の女性の、小説を書くことに対する態度や信念が、自分が哲学をするものと重なりました。
    はじめから流れるような文章に身を任せて完読しました!

    優しくも力強い愛を感じる本です^_^

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    2025年09月05日