有川浩のレビュー一覧

  • 空飛ぶ広報室
    少し前にどなたかの評価が高かった阪急電車を読んで、有川さんのファンになり、次にこの作品を選びました。
    自衛隊という環境以外は普通にあり得る職場の物語。
    よくある話しなのに、こんなにおもしろおかしく書けるのは天才ですね。
    終始ほっこりなんですけど、本筋じゃないCM作成の所で涙が出て、最後まで心が和む系...続きを読む
  • 明日の子供たち
    これは、有川浩さん作品の中で上位にランクインしますね。
    それぞれ先生の良さが出ていますが梨田先生の男気に涙しました。普段生きていて意地になっていることを変えるのはとても難しいことです。それを相手のことを第一に考えることに変える勇気、感動しました。
    最後の有川さんに実際手紙を送った方の解説にも心揺れま...続きを読む
  • 旅猫リポート
    手に取ったきっかけは2つ。

    1つ目は猫が好きだから。
    猫を家族に迎えて毎日癒やされている。

    2つ目は有川浩さんの表現が
    凄く読みやすくて好きだから。
    初めて有川浩さんの書籍を読んだ瞬間
    有川浩さんの表現に惹かれた。
    もちろん他の著者が読みにくいとか
    そういう事では決してありません。

    悟と猫のナ...続きを読む
  • 植物図鑑
    最初はあり得ない設定だなと思っていたけど、読み進めたら面白い。
    道草が。

    小さい頃、よく父親が山に山菜取りに行っていた。
    たらの芽、蕗の薹、ふきもたくさん取ってきて、母親と下ごしらえしていたなぁと。
    ヨモギは昔おばあちゃんがヨモギ餅を作ってくれたり。
    懐かしい思い出が思い浮かぶお話でした。

    その...続きを読む
  • ストーリー・セラー
    胸がキュッとなる作品でした。妻の心情を思うと本当に辛かったです。自分に置き換えて考えてしまうと本当に涙が止まりません。
  • 植物図鑑
    さやかとイツキの出会いは現実的にはあり得ないに等しいけど、あり得ないからこそ面白い始まりで2人の生活も温かく感じる。
    自分の大切な人にはちゃんと思いを伝えていこうと思った。
  • 空飛ぶ広報室
    不慮の事故でパイロット資格を失い、ブルーインパルスに乗る夢を断たれた空井が、航空幕僚監部広報室に配属され、広報官として成長していくお話。

    著者が丁寧な取材を重ね、尚且つ実在の人物や実際のエピソードに着想を得て書かれている部分も多くあるとのことで、小説というフィクション作品ではあるが非常にリアリティ...続きを読む
  • 県庁おもてなし課
    高知に行きたくなった!
    制約がある中で色々工夫しながら解決の糸口を見つけていくのはとても楽しそうだなと思った。俺もこういう仕事がしたいな
    恋愛模様もムズムズ心くすぐる展開だった
  • ラブコメ今昔
    有川さんの本はほぼ読んでたと思ってたけどこれは未読だった。
    なんで今まで読んでなかったんだ
    自衛隊の恋愛短編小説。
    もう言うまでもなく最高。
    ツンデレ具合最高。秘め事は泣けた。
    みんな幸せになって欲しい
  • 県庁おもてなし課
    読後感良すぎるーーー!!

    高知県庁の「おもてなし課」の奮闘記!
    公務員ならではのお役所感覚と、民間感覚の乖離がまじまじと描かれていて、読んでいる自分までもどかしくなった。
    お役所仕事に民間視点を持って取り組むことでこんなにも切り込めるのか…!と感嘆。

    高知県のことは全く知らなかったけど、物語を通...続きを読む
  • 旅猫リポート
    猫視点なのが面白く、飼い主と猫の絆と愛情に涙、涙。
    猫の飼い主を探す旅のはずが、結果的に飼い主がこれまでの人生で築いてきた人達との繋がりを確認していく旅に。
    彼は決して孤独ではなく、人との大切な絆を築いてきた人生だったことが証明されたようでよかった。
  • レインツリーの国
    とても好きな本。
    わたしは健聴者なので、聴覚障害の方の苦労を完璧にはわからないけど障害があるないに関わらず、ひとみの気持ちには共感できる部分が多かった。
    途中までは、ネガティブ全開でめんどくさかったひとみが、伸のひたむきさと自分にちゃんと向き合ってくれる姿勢に感化され、少しずつ前向きな考えに変わって...続きを読む
  • 阪急電車
    この『阪急電車』は、阪急今津線を舞台にした、乗り合わせた人々のエピソードが繋がっていく連作短編集だ。青山美智子さんの作品から連作短編集の作品がお気に入りになった。他に良い連作短編集はないだろうかとググってみたら、この『阪急電車』が出てきた次第。

    色々なしがらみや過去がある人々が、偶然乗り合わせた阪...続きを読む
  • 植物図鑑
     この本を読んでから新しい自分になれた。
     今まで気にも留めていなかった道端の雑草。急に名前が知りたくなった。スマホの某アプリで撮影すると名前を教えてくれる。名前を知れて幸せになる。きっとこの本を読んだ人は共感してくれるはずだと私は思っている。
     本の中で「雑草というものはない。どんな植物でも皆名前...続きを読む
  • 塩の街 ~自衛隊三部作シリーズ~ 4巻

    塩の結晶破壊

    塩の結晶破壊からの後日談。
    相変わらず有川先生+弓先生は最強!

    秋葉さんは堂上教官にしか見えんが、かっこいい!
    これで終わりかと思ったたらまだ続くのね
  • 図書館危機 図書館戦争シリーズ(3)
    やはりこのシリーズは人気なんですね!
    だから4巻目もでる。
    ただ単に面白い。それだけでも価値があるのに。
    怖いのは、これが現実になりそうなこと。
    法律ができて、30年。
    そこから変わっていったとも。
    今できた法律は、30年後大丈夫だろうか?
  • 図書館革命 図書館戦争シリーズ(4)
    表紙をめくってすぐのカラーページ。
    ウエディング仕様の2人がいたから、誰かなーとニヤニヤしながら読み進めました。
    1組はあの2人。
    それから…?
    一応これでおしまいですが、このシリーズはまだ続くのですね。それも楽しみ。
  • 空の中
    超大作!
    内容は時折難しいと思ったところもあったが
    結局は宮じいという人の偉大さ
    間違ったところで素直に受け入れられるか
    人間の奥深い心の底を探っていく話でした
  • クジラの彼
    短編集です。
    以前の本の続きもあるから、頭の中はパズル状態。
    あの話がここにつながって…、と。
    こういうことがあるから、全部年代順で読みたいですね!
  • 塩の街
    人生で一番好きな、私が本の世界にのめり込んだきっかけの本。変わり果てた世界の中で生きるそれぞれの物語がどれも大好き。