【感想・ネタバレ】三匹のおっさんのレビュー

あらすじ

還暦ぐらいでジジイの箱に蹴り込まれてたまるか!と、かつての悪ガキ三人組が自警団を結成。定年退職後、近所のゲーセンに再就職した剣道の達人キヨ、同じく武闘派の柔道家で、居酒屋「酔いどれ鯨」の元亭主シゲ、機械をいじらせたら無敵の頭脳派、愛娘にはめっぽう弱い機械工場経営者ノリ。詐欺に痴漢に動物虐待…ご近所に潜む悪を「三匹のおっさん」が斬る! その活躍はやがて孫や娘にも影響を与え…。話題の作家・有川浩の新境地、痛快活劇シリーズ始動!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

なかなか面白かったです。続きが読みたい。

昔読んでいた、宗田理のぼくらのシリーズを思い出させます。主人公はおっさんだけど。

ぼくらのシリーズの主人公も今ならおっさんだろうなぁw

とにかく、3人の60代のおっさんが主役で孫や娘を巻き込んでのドタバタ人情喜劇。現代に起こる問題を自分のできる範囲で解決していく物語。

鬼平にも通ずるものがあるなぁ。

0
2025年12月03日

Posted by ブクログ

物語に引き込まれ、あっという間に読み終わった。面白かった。おっさんのそれぞれの境遇が丁寧に描かれていることはもちろんのこと、それぞれの事件の顛末も非常にイメージしやすかった。
高校生カップルの描写に、次はどうなるんだろう、と年甲斐もなくドキドキしながら読んでしまった。

0
2025年11月22日

Posted by ブクログ

ブグログで他の方の感想を見て面白そうだったので初めて有川浩さんの作品読み
第六話の短編が続いてる。
還暦を迎えたおじさん?お爺さん?
3人がそれぞれの得意を活かし町内の問題を解決する話し。
お爺さん3人の本面白いのか‥!?
と思ったが漫画を読んでる感じ。
ちょっぴり恋愛もあり面白かった。

0
2025年10月03日

Posted by ブクログ

還暦を迎えたおっさん三匹が悪を斬る。すんごいシンプルで面白い。
結構エグい問題もあるし、孫の成長と恋模様も気になるし、大満足でした。ドラマは未視聴。

0
2025年08月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

すっごく面白かった!世の中に溢れかえっている嫌なニュースを減らせたら、、三匹のおっさんがいる地域で住みたいと思っちゃった。

0
2025年03月21日

Posted by ブクログ

おもしろかった!
出てくる悪者が邪悪なやつらばかりで胸が痛くなる描写もあった。高校生コンビのキュンなシーンが大好き!!

0
2025年02月22日

Posted by ブクログ

水戸黄門のような清々しい物語。それぞれのキャラクターが愛らしくとても好きな本。作者の温かい人柄が本を通して感じられます。

0
2025年02月09日

Posted by ブクログ

還暦を過ぎた悪友3匹のおっさんたちのお話。
有名な作品だけになかなか手を出せなかった本書ですが、いくつか有川浩さんの著書を読んで大好きな作家さんになっていたので遂に読みました。
人物の描写が極めて上手く、すぐに夢中になりました。 3匹は当然良いキャラクターですが、孫の祐希が本当にいい子で「3匹+@」って感じで愛せずにはいられませんでした。
続編もすぐに読みます。

0
2025年02月08日

Posted by ブクログ

 還暦ぐらいでジジイの箱に蹴りこまれてたまるか!
 そう意気込む、還暦を迎えた3人のおっさんたちが町が抱える問題を解決するお話。事の始まりは、還暦、定年を迎えた際の急なおじいちゃん扱いに疑問を持ったところから。体は元気で、健康寿命が延びているのになぜじじいなのか。そう思った3人は昔「3人の悪ガキ」と呼ばれていたことを懐かしみ、今度は逆に町を守るおっさんになることを誓う。
 非常に独特なキャラが出てきて面白い。還暦を迎えたが、非常に足腰の強い剣道家、柔道家、常にスタンガンを持ち歩く機械いじりのおっさん。また、話も不倫、痴漢など身近なもので親しみやすい。気持ちが落ち込んでいるときなどに読むと明るくなるような話。

0
2024年12月28日

Posted by ブクログ

有川浩さんの作品は、自衛隊もラブコメも、阪急電車も、おもてなし課も全て好きです。いつも、ホントにこんなところにスポットを当てられる作家さんって他にいないよなってところが主人公になる。
六十代の男が主人公になるとなると、サスペンスでしょうか、刑事ドラマでしょうか。いえいえ、時代劇には渋い俳優さん出てきますよね。そのノリで、現代の煤けた場所を少し綺麗にしてくれる、地域限定正義の味方。テーマは結構ダークだし重いんだけど、解決してくれるからヨシ!

0
2024年12月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ


3匹のおっさん、祐希、早苗ちゃんがメインで進められていく物語。

手に取った時はおっさんが主人公の本とは?という疑問があったが、読み進めるにつれてどのおっさんにも愛着が湧いて楽しかった。

何かトラブルがあると3匹が解決してくれるという流れがあり、ヒーローのような存在だと感じた。

個人的に印象に残っているのは詐欺師の話で、私自身も読んでいて詐欺だと気が付かなかった。今後騙されないようにしなければと思ってしまった。笑

祐希も最初はキヨに対して刺々しい態度だったが、物語が進むとともに打ち解けている様子が描かれていてほっこりした。
早苗とくっついたのも青春を感じられた。

続編もあるとのことなので、是非また読んでみたいと思う。

0
2024年11月30日

Posted by ブクログ

おっさんというのがまさにぴったりの三人の仲間のお話で、それをとりまく家族の温かさや素晴らしさも体感できるお話でした。
三人のそれぞれのキャラクターが濃くて、昔はこういう方はそこらじゅういたよな、という感覚を思い出させてくれました。

0
2024年11月12日

Posted by ブクログ

3人のおっさんが正義の味方となって活躍する。。
そんな話。痛快な中に孫や子供とのほのぼのした関係が描かれ、なぜかほろっとする内容でおもしろかった。

0
2024年11月02日

mac

ネタバレ

・いざというとき、大声を出して周囲の大人に助けを求めなさい、と教えられている最近の子供たちは防犯ブザーを持たされていることも多い。
だが、いざというときは、そうして周囲の善意を頼るように指示しながら、平時は善意も悪意も一緒くたに「知らない人」としてシャットアウトしている。
保護者と学校のコミュニティで、子供を囲い込んで、安全策を作っているのだろうが、そうなると、そこに関わっていない大人は、無意識のうちに「自分は関係ない」という疎外感を植え付けられ、子供は景色と同じになる。
その無関心の隙間を衝いて、子供たちは被害に遭うのだ。
・守るための閉鎖と、守るための開放、世間はどちらか決めかねて、その隙間から悪意が子供をつまんでいく。
・子供は生き物だ。閉じたコミュニティで、守るには限界がある。
・ごまかしてごまかして、いつかなかったことになると思っていた。でも違う。
なかったことになるのではない。そのことを何とも思わなくなるのだ。そしてそうなったら、おしまいなのだ。
・「自分が改心したからって都合よく許してもらえると思うな。お前は誤っても許してもらえないことをした。」

0
2022年09月30日

確かにおっさんが活躍するけど

痛快、痛快!ニヤニヤしながら安心して3人のおっさんたちのキャラクターを楽しむことができます。でも、確かにおっさんたちが活躍するんだけど、やっぱり有川作品には、ラブコメ要素が用意されているんですね~。。。満足・・・。

4
2013年10月07日

yuu

いてほしい

こんな3人いてほしいo(^-^)o
素敵だわ。。。
さらっと読めます。

3
2013年12月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

昔ながらの町内に「ジジイ」呼びに抗う3人のおっさん!則夫の実は1番ヤバいのが好き。早苗が大事なあまり暴走しているのが面白い。結局壊れた戦車が1番おもろい。改造スタンガンとか盗聴器探索とか夢いっぱいで好き。町にコミュニティがあるのはもう田舎だけよなあと思うなどした。勧善懲悪って素敵。メインキャラクターは大方良い方向に成長していってるけどそこにも人間らしさが汲み取れて良いな。清一の息子夫婦はいまいち好きになれなかった。あと潤子も早苗にしたことが酷すぎて同情はできなかった。その時点で早苗のことは好きになってたのか…。ゆうきは初登場こそびっくりしたけど「また稽古しろ!」って思ってたのが実現したのでそこではまった。チャラチャラしてるのに恋愛だと初心になるのが可愛い。カモの回は読んでて辛くなったし、先生の苦労とかブランドになる子供とかが生々しかった。思わず今に対して物申したくなる。用務員さんが救い。
老後に希望が持てる話。悪ガキでも優等生でもなかったけどこんな風にチャキチャキしてたい。

0
2025年09月23日

Posted by ブクログ

有川浩さん2作目。全作品は大号泣。
今回は……読み始めて失敗かも……と思ってしまった。
息子夫婦と二世帯で暮らす「清一」
父親から受け継いだ剣道道場をやりやがら還暦を迎える。
還暦を迎えたが自分はまだまだ現役。そこらの若者にも負けない自信はある、、、同じような葛藤を抱える昔からの親友。三匹の悪ガキの「重雄」と「則夫」と地域の防衛隊を結成する。
通称「三匹のおっさん」

あーーもーー…職場にたくさんいるのよ。
その手のおっさん。
しかも女性が少ないからか、もーー本当によく武勇伝を語るのよ。聞いてもないのに語るのよ。
「昔は~」とか「今の奴らはー」とか…

確かにね、60過ぎてもバリバリ元気で毎月、登山してたり、昔はめちゃくちゃモテただろうなってくらい紳士だったり、10歳くらい若く見える人もいるのよ。
そういう人たちは、おじさん扱いされても怒らないし、武勇伝語ったり、昔と比較したりしないのよ…


あーもー…この三匹はきっと前者だろうと…
だって昔の悪ガキを誇りに思い、三匹のおっさんとつけてしまうんだから、きっとイタオジだよ…と。

それでも読んでよかった~(๑•̀ㅂ•́)و✧グッ!
最初の1章2章はまぁ…なかなか進まなかったけど、最後には三匹のファンになりました(笑)
やっぱ年の功って大事よね。
まだまだ怠けず吸収できるものは吸収して、やりたいことは挑戦してみようって前向きな気持ちになれたな«٩(*´ ꒳ `*)۶»

0
2025年07月06日

Posted by ブクログ

3匹のおっさんが、様々な問題を解決していくストーリー。でも、問題解決の部分はかなりアッサリしていて、「あ、もう倒した(捕まえた)。」と思うことがほとんど。それだけ3匹は強いということでしょう。
むしろ面白かったのは、問題解決の過程で、孫、親、祖父と、世代の異なる人同士の思考ややりとりの部分でした。どの世代の人が読んでも、共感できるところがあり、様々な世代から支持される作品になっているんだなぁと思いました。

0
2025年05月29日

Posted by ブクログ

須藤真澄さんのイラストから三匹の性格が伝わってきます。早苗ちゃんも祐希も良いですね!そして清一と似ている事。有川さんの文筆の凄さですが、イジメや若者の関わり方を丁寧に解説されているところ。ああ、そうそうと感銘するのですが、いざ人に話そうとすると上手く伝わらない。老人の寂しさもそう。そういう描写が皆さんに受け入れられるところなのだと勝手に思っちゃいました。

0
2025年05月19日

Posted by ブクログ

還暦を迎えた幼馴染3人組が、地域で起こる事件を次々と解決していく物語。剣道、柔道、機械いじり、それぞれの得意を活かして犯人を懲らしめていく様子はもちろん痛快ですが、世相を反映したそれぞれの事件をおっさんたちが正論でずばっと斬っていく様子が爽快感抜群です。孫の祐希は言葉遣いこそ今どきですが、言っていることはド直球の正論。彼の活躍や清一との関係性もこの物語をぐっとおもしろくしてくれています。

0
2025年02月21日

Posted by ブクログ

読み進めて間もなく、「あれ、この本…読んだことあるー!」と気づいた。何年前かもわからない昔に、どうやら読んだことがあったのだ。だけど記憶はほぼないので、再読を楽しんだ。登場人物がみんな好きすぎる。最初はキヨが私の嫌いな「昭和の人」って感じであまり好きじゃなかったけど、物語が進むにつれて魅力的に見えてきちゃうのよね。何より、祐希と早苗のカップルが好きすぎる!

有川浩さんの作品はどれも、読むとすぐに「有川浩さんの作品だ!」とわかる独特の文章があるのがすごく好き。

0
2025年02月20日

Posted by ブクログ

アラ還のひとには、励みになる本。自警団は流石に無理でも、世代の心情に寄り添った内容で共感しやすいと思う。若い人たちは理解しにくいかもしれない。

0
2025年01月09日

Posted by ブクログ

漫画みたいに気楽に読める本です。
各話毎に完結しつつ、それぞれの話も繋がっている。
毎話スッキリしつつ、登場人物の繋がりも心地よい。

0
2024年09月23日

Posted by ブクログ

主人公は、今や私も同世代になりつつある還暦3人組。
1人が定年退職したことから始めた地域パトロール。
夫婦、親子、そして孫。
地域社会の抱える問題と向き合い、戦っていく。
3人のバランスもとても小気味良く、笑えたり、泣けたりとても面白かったです。

0
2024年07月04日

Posted by ブクログ

こんなたくましい年寄りになれたら・・・ ソーシャルディスタンスが叫ばれ、人間関係も希薄なのが、過ごしやすいと思っていても、こんな濃い人間関係に苦しんだ昔もあったことを思い出す。この三匹は強すぎるけど、やっぱり痛快

0
2025年12月02日

Posted by ブクログ

還暦を迎えた3人組の「おっさん」を主人公にした連作短編。
有川浩さんらしく、なんともテンポの良い物語となっています。

勧善懲悪的な、でも世相の社会問題も含んでいて、、
水戸黄門というよりは、三匹が斬る!に近いのかな。

個人的には、ズッコケ三人組を思い出したりもしましたが、、
痛快、爽快、ちょっとほろりと、人情モノにラブコメ要素もプラスされて。

世代を越えたつながりもまたいい味を出していて、
続編もでているとのことで、文庫に落ちてくるのが楽しみですね~

0
2024年11月18日

Posted by ブクログ

還暦を迎えた3人のおっさんがちょっとした事件や近所のトラブルを解決する物語。事件を解決するたびに家族の絆も深まって温かい気持ちになれるのがいい。もともと連載らしく、全部で6話で、1話ずつ事件が起きて解決するので読みやすい。
自分が歳を重ねて60代になって読んだらもっとぐっときそうな気がする。

0
2025年11月22日

Posted by ブクログ

三匹がトラブル解決していく様がまさに時代劇みたいで爽快。高校生の孫との交流も良かった。
ドラマ化してるのは知っていたので、機会があればドラマも見てみたい。

0
2025年05月29日

Posted by ブクログ

三人のおっさんが、それぞれの得意を生かして、町のヒーローになります。
痛ましい事件もありますが、スカッと解決してくれます。

0
2025年03月09日

Posted by ブクログ

面白かったけど読み切るのに時間がかかった。
自分には物心ついた頃にはおじいちゃんは亡くなっていたので、この本を読んでおじいちゃん(お年寄り)のイメージが変わった。
ドラマもあるとこのアプリで知ったので近いうちに観たい。

0
2025年01月03日

Posted by ブクログ

地域のお節介おっさんたちのお話。
嫁姑関係がリアルすぎて震えた。
有川浩さんの作品って、本当に180度違う作品がたくさんだから、前情報なしに読むのがとても好き。

0
2024年08月15日

Posted by ブクログ

【フレーズメモ帳】
「こうして話を聞いてくれるあなたがいることで私がどれだけ救われているか、きっとあなたには想像もつきませんよ。」
「ごまかしてごまかして、いつかなかったことになると思ってた。でも違う。なかったことになるのではない。そのことを何とも思わなくなるのだ。そしてそうなったらおしまいなのだ。

0
2025年01月24日

「小説」ランキング