有川浩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
看取り猫からの流れでこの作者のこの本を読んだ。
後から調べてみると結構自衛隊の本がシリーズで出されていると知った。
この本は自衛隊の広報室が舞台となっている。私自身は旅行のついでに浜松基地に行ってみたり、八尾のイベントに行ったりと、あまり内情に詳しくはないが特に偏見もないしかっこいいなと思うほどだったので、読んでこんなにも自衛隊は偏見に晒されたり冷遇されている日陰の存在と知って驚いた。
この広報室の登場人物みんなの描かれ方がユーモアもあり、私は読みながら鷺坂室長は俳優の吹越満、片山一尉は津田寛治、柚木はヒコロヒーの顔が脳内で変換され、その分やり取りが大変面白かった。
面白いだけでなく、自衛隊を取り巻く状況やちょっとロマンスがあり、またこの人の自衛隊のシリーズを読んでみたいと思った。 -
Posted by ブクログ
期待してなかったけどちょー面白かった!!そりゃドラマ化するかーという納得!
フリーターが一念発起するっていうただのストーリーじゃなくて、お父さんの当て企画なアドバイスがあったり、活躍の仕方がリアルかつユーモアあってなんか読み応えあっておもろかった
読みながら何回かおもろって呟いたと思う
これドラマも観たい、てかこの二宮めちゃくちゃ観たい
強いて言うなら十分おもろかったのでラスト辺りのちょろっとお情け程度の恋愛はいらないかも
なくていい
多分結婚するなら二世帯住宅から出ていく、という話に含みを持たせるためかとは思うけど、個人的にはなくてよかったかな、が感想
それ以外超よかった、グッド! -
Posted by ブクログ
一瞬で物語の中に引き込まれる。情景や登場人物がありありと浮かぶ。まるで映画を観ているかのように、その世界観に没入できてしまう。この文章は有川浩さんの凄さだと思う。
しかしながらもっとすごいのは、この物語のストーリーとテーマだ。どうしたらこんなストーリー考え出せるのかわからない。テーマも、「不幸の比べ合いをしたって仕方ない」というキーフレーズが、心に刺さったし響いた。
登場人物がなによりとても魅力的だ。出てくる人全員が魅力的で愛おしい。誰もが恵まれすぎてない。不幸な境遇を前提として持ちえていながら、何故かすごく羨ましいコミュニティに思えた。特別派手なものはなく、それぞれが大切にする愛が、愛おしい繋がりをつくっている。日常のあたりまえのように思えている時間や人が、幸せでもあるんだと思う。
僕は、こういう恵まれていない人の物語が共感しやすくて好きだ。僕自身が自分を、恵まれない不幸な被害者みたいに捉えているからだと思う。でも、本当は、そういう部分があるにせよ、それと同じぐらい恵まれている面があって、誰かにとってはとても恵まれた羨ましい部分も持ちえているのだと思う。
本当は、誰がどれだけ恵まれていないかではなく、誰もが今そこにある幸せに目を向ける意識を持つことが大切だ。小さな救いを、感謝して、楽しんで生きていきたい。