有川浩のレビュー一覧

  • クジラの彼
    「空の中」や「海の底」の登場人物達の番外編が楽しかったです。
    どの話もニヤニヤが止まらない(笑)

    解説を読んで、続編にあたるらしい「ラブコメ今昔」も読んでみたくなりました。
  • レインツリーの国
    普段はメモに書くけど感想を投稿してみようと思える作品。

    えぇ結構面白い!するする読める!
    本についての感想を語り合うところから。
    読んだことない?(そもそも存在するのかも分からない)本だけどそれぞれ違う視点から読んで感想言い合ってるの面白い。
    自分も人の感想みてそういう考え方もあるのかぁとかなるか...続きを読む
  • 旅猫リポート
    猫好きにはたまらない感涙必死の小説!
    心優しいサトルと猫のナナの強い絆の物語。
    人によっては涙が出るような場面でセンチメンタルになりすぎず、優しい物語だったなーという感想を最後に持てたのは、サトルの相棒が犬でも猿でもキジでもなく、マイペースな猫だったからだと思う。

    猫を「やんごとない事情」で飼い続...続きを読む
  • 阪急電車
    高校生以来久しぶりに読んでみたら、とても面白く一気に読んでしまった。
    大人になってから読むと、また違った感覚で読めて新鮮だった。自分の身の周りの人にもそれぞれの物語があるのだろうなあと思えた。
  • レインツリーの国
    はっと気付かされることがあったり、いやぁ分かるなぁって共感したり、心があったかくなるお話。
    恋愛小説だけどきゅんきゅんな恋愛じゃなくて、1人の男の子と女の子の人間関係が丁寧に描かれてる感じが良い。
    性格が正反対だと一緒にいる上で難しいことって多いよね。共通の趣味があったりするとなおさら相手も自分と同...続きを読む
  • レインツリーの国
    聴覚障害のあるひとみと、健聴者の伸さんとの物語。
    2人の手に取るようにわかる心情だったり、2人が恋人になるまでの経過だったり、もどかしくも真剣な2人のやり取りがいい!
    とても良かった。あっという間に読み終え、この続きが気になる。
  • キケン
    中学生の頃から何度も読んで何度も胸が熱くなる。
    歳を重ねると『全力本気』でやれることは少ないとつくづく感じるが、今からでも何かに夢中になって全力を注ぐことは大切にしたい。今からでも遅くはないので、何かに全力本気でぶつかって乗り越えたいものだと感じだった。
  • 阪急電車
    行きの電車の伏線を往路で見事に回収していて興奮した。電車での出会い、一人一人が色々な気持ちを抱えて向かうべき場所に向かう電車はたくさんのストーリーが生まれる舞台であることに気付かされた。登場人物たちが人との出会いの中で沢山のことを学び成長するストーリーで人との巡り合わせを大切にしたいと感じた。
    また...続きを読む
  • 阪急電車
    片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。

    阪急電車ユーザーだったこともあり、親しみがあったからこそ情景が浮かんできて、とても作品に入り込みやすかった。

    ひとつひとつの話は短くてとても読みやすく、テンポよく読める作品。
    可愛らしいエピソードから、スカッとするようなエピソードもあったり...続きを読む
  • 三匹のおっさん ふたたび
    今回も町内の悪をバサバサと切り込んでいく!
    が、前回よりも悪事の内容が可愛げがなく、しかし日常に溢れていることなので、ちょっと嫌な気持ちになった。この3匹がいても、悪いことする人はどこにでもいるんだろうなと思う。でも読みやすいので、続編をお願いしたい!
  • 阪急電車
    ひとつひとつの話は短いけどそれぞれのストーリーが重なり合って起きる小さな奇跡が全部素敵で面白くてあっという間に読み終わってしまった〜!これすっごい好き!
    この物語に出てくる強くて賢くて前向きな女性たちを見習いたい!
  • 阪急電車
    勧められて読んでみた本。有川浩さんの小説はおそらく初めましてだったけど、1日で読み切ってしまった。

    電車という、偶然人々が居合わせた一つの空間の中で繰り広げられる、短編物語。
    特に、女子大学生のミサが語る、今まで自分も、道すがらたくさんの人々に救われ、学ばされ、生きてきたんだろうな、という言葉が印...続きを読む
  • レインツリーの国
    素敵な恋愛小説です。
    お互いに同じシリーズの小説のファンで興味を持ち出す。
    彼女が持つハンディに気付かずに彼は彼女を傷つけてしまう。彼女のアンサーもまた彼を傷つけてしまう。
    しかし、惹かれあった彼らはお互いを逃がさない。
    不満をぶつけ合う普通の恋愛をする。
    健常者からすると1つ気になるエッセンスがあ...続きを読む
  • 植物図鑑
    こんな狩りをしながらのお散歩、楽しいだろうなぁ。
    最後のレシピ、作ってみたいけど材料の見分けがつく自信がないから作れないのが悲しい。
  • ストーリー・セラー
    好きな作品を書く小説家と出会い家庭を築くお話がサイドAとBの2つ。
    どちらも出会い方、出会ってから、結婚してからと素敵なお話が続きます。
    涙が溢れて読みにくいところがいくつかありましたが、寂しくない作品です。
    相手を思う気持ちを通し続ける彼らは素敵でした。
  • 図書館危機 図書館戦争シリーズ(3)
    笠原の王子様が堂上だったことが判明してからの話だったから前回よりもちょいちょいきゅんきゅんポイントが多くて良かった。
    今回は玄田と折口、手塚と柴崎の2組の関係も深くなった感じして特殊な仕事に就てるだけあって信頼できる関係って絶対に必要だよなと。
    笠原とお母さんの関係も前に進んだし、あっさりしてるけど...続きを読む
  • 空飛ぶ広報室
    入院で暇だったので病院の売店でテキトーに選んだ(が、ホラーとかドロドロとかサスペンスではなさそうなやつを選んだ)ら、大変良かった。
    あらすじの「不慮の事故で夢を絶たれた元・戦闘機パイロット」だけだと不穏要素あるけど、そのあとが「異動した先、航空幕僚監部広報室で待ち受けていたのは…」だから大丈夫だろう...続きを読む
  • ストーリー・セラー
    ほんとにいちばんすきな小説かもしれない
    sideAが好きだけど、Bも最後の1行で心震えた、、

    あと小説家っていいなーって思った。主人公も小説家で、言い合いがあった時とかに思ったことが言語化できててわたしまですっきりした
    あとやっぱり言葉選び?が素敵

    微笑ましくてにやにやもするし、この夫婦かわいく...続きを読む
  • クジラの彼
    どの話もすごく好き!
    有川さんがあとがきで言っていた、『ベタ甘ラブロマ』という表現通り、読んでいてニヤニヤしてしまう短編たち!
    『海の底』を読んで冬原や夏木などのキャラを好きになっている分、『ラブコメ今昔』よりも私はキュンキュンしました!
    あと『ロールアウト』の高科の堅物なところや、『国防レンアイ』...続きを読む
  • 旅猫リポート
    しっぽが7の形にカギになっているからナナと名付けられた元野良猫と、飼い主になった青年サトルは5年間幸せな時を過ごすが、事情によって一緒に暮らせなくなる。「僕の猫をもらってくれませんか?」銀色のワゴンで1人と1匹の旅が始まる─。
    命の輝き。人と人の縁。人と動物の絆。心に迫る美しい風景。たくさんのキラキ...続きを読む