有川浩のレビュー一覧

  • 阪急電車

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    キュンもあるしスカッともある。
    様々な人の物語が繋がって、面白かった。
    大好きな本のひとつになりました。

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    2025年12月01日
  • ラブコメ今昔

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    久しぶりに読み直したら糖度が高すぎて突っ伏した。
    こんなにトキメキ成分濃かったっけ??と混乱しつつも、めちゃくちゃ楽しんでしまった。
    ラブコメだけど甘くて微笑ましいだけじゃないところが良い。
    自衛隊員の恋を描くなら、彼らの覚悟や立場も作品に落とし込む。
    だからこそ読む方の心も動かされる。
    可愛くて強かな女と、情けなさと男気を併せ持つ男。
    どのペアも素敵すぎるし、会話劇としての面白さもある。
    それに有川さんの作品に登場する男キャラはどいつもこいつも男前なんだよね、内面とかセリフとか。
    だからファンになっちゃう。
    もう全話好きです。星が足りない。

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    2025年11月30日
  • 植物図鑑

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    ネタバレ

    さやかは職場の飲み会の帰り、マンションの前で倒れていたイツキと出会い、思わず拾ってしまったイケメンと同居し始めるところから話はスタートする。
    イツキは家事も万能、植物にもかなり詳しい。イツキの趣味をさやかも一緒に楽しむ形で、近所の花を見たり、山菜などを「狩り」しながら2人の同居生活は続いていく。
    単なる同居人という契約で当初生活はスタートしたが、あるトラブルがあってお互いの気持ちに気づいて結ばれた辺りからの胸キュン感はすごかった♪
    ただイツキの素性を知らないまま生活を続けていたさやかには、このままの生活が続くのかと不安な気持ちもあった。ある日さやかが仕事から帰ると、イツキがいなくなっていた。そ

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    2025年11月29日
  • 塩の街

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    有川浩の自衛隊三部作一作目兼デビュー作。
    終末を思わせる塩に覆われた世界で素敵な恋をする人々の物語。

    幻想的で不気味な塩の柱と人が塩になる塩害、治安維持も困難で退廃していく世界。

    そんな世界で恋をする人々、なんと美しきことか!!
    有川浩のロマンチシズムここにあり!!

    ファンタジックでロマンチックな唯一無二の世界、皆も是非...

    「世界が終わる瞬間まで、人々は恋をしていた。」

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    2025年11月29日
  • クジラの彼

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    甘い!甘すぎる!っていう感じだったけど、一つ一つの文章、表現がとっても素敵でした。
    なるほどなあってこういう恋愛素敵だなあって思って読み進めました。

    私は自衛隊とは違いますが、海上保安官の潜水士にに片思いしていた時期がありました。その人から聞く話は私の住んでいる世界とは本当に違って、私なら無理!って思うことも慣れだよ慣れって言って日々仕事を頑張っていました。その大きな背中がとってもかっこよくて大好きでした。私が出会った時は救命士の学校に通っていたときで、来年度には新天地で機動救難士になる予定らしいです。お互い思い合ってはいたと思いますが、何より仕事一筋な人なので思い出が増える前にということで

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    2025年11月27日
  • 旅猫リポート

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    久々に泣いた
    悟とナナの絆の強さが地の文でありありと…悟のナナを大切に思っている気持ちがこれでもかというほどに溢れでているから尚更泣ける
    ナナ視点が多いのも良き
    美味しそうねササミ
    色々心の隙間に入り込んでくるなぁ
    トラマル健気で可愛い

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    2025年11月25日
  • 旅猫リポート

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    ネタバレ

    何気なく手に取った本だったが、とんでもない当たり小説だった。

    猫好きの自分としては、このような感じで猫が喋って飼い主との会話を楽しんでいるんだな、と思えて微笑ましい気持ちになった。
    非常にテンポ良く旅のレポートが綴られていてスラスラ読むことができたし、懐かしい人との思い出エピソードの心情の描写が丁寧で心に響いた。

    ラストは、涙なしでは読むことができない。ナナはサトルのことが大好きなんだということがひしひしと伝わってきて胸がいっぱいになった。

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    2025年11月24日
  • 阪急電車

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    ええーっ!?そこからそこへそう繋がるのー?!ってな感じで人間関係とは不思議ですね!と思ったりする電車の折り返しでした!個人的には一つの本の中でこんなにキュンキュンできた本は未だかつて無いと思います!こういうのを求めてました!ほんとに良き物語でした!

    そしてこれほど早く一冊を読み終わったのも過去一ではなかろうか?
    もはや読み終わるのがもったいないとかそういうのもなくて、次っ!次どうなるの的なスピードをだして読んでました!タイトルからは漂ってはきませんが、とても胸キュンできる恋愛小説です!私は大好きです!!出会えてよかったこの本に!もっとモラルとか青春とか他にもいい部分もありますが、自分の趣味趣

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    2025年11月23日
  • 三匹のおっさん

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    物語に引き込まれ、あっという間に読み終わった。面白かった。おっさんのそれぞれの境遇が丁寧に描かれていることはもちろんのこと、それぞれの事件の顛末も非常にイメージしやすかった。
    高校生カップルの描写に、次はどうなるんだろう、と年甲斐もなくドキドキしながら読んでしまった。

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    2025年11月22日
  • 阪急電車

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    ネタバレ

    よく電車に乗った時に「この人達にはどんな物語があるのだろう」と想像する時がある

    それを思うきっかけになったのは高校生の頃最寄り駅のホームに泣きながら転がり込んで降りてきた女の人を見た時からだった

    みんなが白い目や冷笑を向ける中、私はどうしても気になった、
    「この人はどんな思いで電車に乗ってここまで来たんだろう」と。

    もしかしたら仕事で大きな失敗をしてしまって朦朧としながら電車に乗ったのかもしれないし、大切な人に別れを告げられてすがる思いで電車に飛び乗って気づいたらこの駅に着いていたのかもしれない。
    見ず知らずのたまたま出会った人なのに想像だけでここまで物語が広がる。

    きっと本人は想像よ

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    2025年11月21日
  • 旅猫リポート

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    猫を手放す為に古くからの友人を訪ね旅をするサトル。
    なぜ大好きで大事な猫を手放さねばならないのか。
    もしや…と思っていたことが途中で確信に変わった時、もう辛かった。
    サトルの猫ナナはとっても賢い子。
    猫らしい気高さや野性味もあって、きちんと人間の生活に溶け込み空気も読める。うちの猫に似てる。
    猫や動物を飼った事のある人なら自分も同じ立場になったら真っ先に考えるだろう。
    サトルは猫だけでなく、周りの人間も笑顔に、幸せにしてくれた。それが理解できるナナは本当にいい子だよ。
    本を読んでまた泣いてしまった。

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    2025年11月20日
  • 阪急電車

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    やっぱり日本一恋愛小説うまい。
    あと読みやすいんだよなー!

    翔子さんのお話が一番よかったなー。
    スカッとしたし、去り際が綺麗。
    彼女からだけ、恋の始まりを感じさせなかったのは多分理由があるんだろうな。

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    2025年11月20日
  • 図書館革命 図書館戦争シリーズ(4)

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    テロが発端となって、作家を匿うことになり話がどんどん面白くなる。
    そして郁の恋も完結!
    やっぱりサイコーに面白い。

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    2025年11月19日
  • 植物図鑑

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    玄関先に行き倒れていた青年をOLが拾うところから始まる、恋の(?)物語。読み終えてすごくホッとした。心が暖かくなる作品。
    拾った青年、イツキは料理を作ってくれるのだが、料理できる人の解像度が高いなと感じた。料理できる人って量とか時間とか、割となんとなくでできるから、時間が結構アバウトで一緒に作業すると慌てることがあるなと思う。その辺りの主人公(さやか)のあたふたしてる様子が自分みたいだと思った。笑
    主人公が悲しみにくれるシーンで、「自分の中にこんなに水があるなんて知らなかった」と表現していたのが初めて聞くものでとても響いた。
    最後のページに山菜のレシピがあるが、だから作ってみよう!とはならない

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    2025年11月19日
  • 県庁おもてなし課

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    めっちゃ良かった!
    小説なのに、観光行政のマニュアルが詰め込まれている。

    読みやすくて、かつ、観光に関わる公務員が何をすべきか分かる!圧巻の一冊。

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    2025年11月18日
  • 旅猫リポート

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    ネタバレ

    猫のナナとサトルの旅。

    チカコと杉の話も好きでした。

    もう長く無い匂いってやっぱりするんだなぁって。
    ナナがサトルの気持ちを汲んで、もらわれずに、サトルと過ごす。

    何度も泣きながら読みました。

    病院の院長さんの、猫を連れてきていいか聞かれたらダメとしか言えない。と言われて、機微に気づかないノリコが、ちゃんとナナをサトルのところに連れてくる。良かったです。

    泣けるあったまる本でした。

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    2025年11月17日
  • 阪急電車

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    大好きで再読を繰り返している。
    この本を読むと、強くあることも、弱さを見せることも、少しずつ肯定してくれるように感じる。
    ここに出てきた人たちみんな、この先幸せでありますように。と願わずにはいられない、心が温かくなる短編集。

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    2025年11月17日
  • 阪急電車

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    おほほほ〜んとなった。
    わたくしもママチャリ爆漕ぎから中型バイクにでもかえようかなぁぁ。
    まちがえた。 のぞみかこだまにしようかなぁ。
    やっぱ山手線ですね!!

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    2025年11月17日
  • 図書館危機 図書館戦争シリーズ(3)

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    もちろん、シリーズ3冊目も面白い!
    2冊目で知ってしまった王子様の正体。
    お話がどう進むのか知ってても何度読んでも面白い。

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    2025年11月15日
  • 旅猫リポート

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    複数の人に薦められたので読んでみたら、めちゃくちゃ良かった。
    これを外で読むのは危険すぎる。
    なので、涙ぼろぼろ流しながら家で読んだ。
    猫のナナ目線で進む物語は温かくて少し悲しい。
    ナナのお見合いのために始まった一人と一匹の旅路は懐かしさで溢れている。
    サトルの友人達との思い出話は微笑ましくて切ないし、ナナと過ごす日々は愛おしい。
    もう途中からは箱ティッシュ常備しないと読めない。
    猫好きじゃなくたって、ナナを大事に思う気持ちは理解できる。
    そして、ナナもサトルが大好きで離れたくない。
    久々に心が洗われる気分だった。
    このロードノベル、最高です。

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    2025年11月12日