キャロリング

キャロリング

小説・文芸
759円 (税込)

3pt

クリスマスに倒産が決まった子供服メーカーの社員・大和俊介。同僚で元恋人の柊子に秘かな思いを残していた。そんな二人を頼ってきたのは、会社に併設された学童に通う小学生の航平。両親の離婚を止めたいという航平の願いを叶えるため、彼らは別居中の航平の父親を訪ねることに――。逆境でもたらされる、ささやかな奇跡の連鎖を描く感動の物語。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎文庫
  • タイトル
    :
    キャロリング
  • タイトルID
    :
    482510
  • 電子版発売日
    :
    2017年12月06日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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キャロリング のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    一瞬で物語の中に引き込まれる。情景や登場人物がありありと浮かぶ。まるで映画を観ているかのように、その世界観に没入できてしまう。この文章は有川浩さんの凄さだと思う。

    しかしながらもっとすごいのは、この物語のストーリーとテーマだ。どうしたらこんなストーリー考え出せるのかわからない。テーマも、「不幸の比べ合いをしたって仕方ない」というキーフレーズが、心に刺さったし響いた。

    登場人物がなによりとても魅力的だ。出てくる人全員が魅力的で愛おしい。誰もが恵まれすぎてない。不幸な境遇を前提として持ちえていながら、何故かすごく羨ましいコミュニティに思えた。特別派手なものはなく、それぞれが大切にする愛が、愛おしい繋がりをつくっている。日常のあたりまえのように思えている時間や人が、幸せでもあるんだと思う。


    僕は、こういう恵まれていない人の物語が共感しやすくて好きだ。僕自身が自分を、恵まれない不幸な被害者みたいに捉えているからだと思う。でも、本当は、そういう部分があるにせよ、それと同じぐらい恵まれている面があって、誰かにとってはとても恵まれた羨ましい部分も持ちえているのだと思う。
    本当は、誰がどれだけ恵まれていないかではなく、誰もが今そこにある幸せに目を向ける意識を持つことが大切だ。小さな救いを、感謝して、楽しんで生きていきたい。

    0
    2026年07月31日

    Posted by ブクログ

    登場人物魅力的、どんな見た目か想像しながら読み進めて面白い。最後の方は何回か涙腺が緩んで危なかった(笑)大人になって、母になってから読めてよかったと思う作品。

    0
    2026年05月20日

    Posted by ブクログ

    時間がない中で何か小説を読もうと適当にとった本だったけれど、引き込まれてあっという間に読みました。こんなに一気に読み終えるとは思わず、サプライズに楽しい時間をもらえました。

    不幸の比べたって仕方がない、ただ現在進行形でつらい方がつらい。

    この大和の言葉や、航平の書く文章、英代夫妻が大和を救ってくれた愛、悪者で終わってしまい世間には理解できないかもしれないけれど赤木の心の奥の優しさ、登場人物みんなに魅力があって良かった。
    柊子と大和がとってもお似合い。

    みんな一生懸命生きてるんだなと感じる本でした。

    0
    2026年05月05日

    Posted by ブクログ

    今まで読んだ本で一番面白かったかもしれない!大和、柊子、航平をはじめとする登場人物の気持ちが痛いほど伝わってきて、感情移入せずにはいられなかった〜。「不幸を比べっこしても仕方ない」は本当にそうだよね、グッときたなー。1番好きなのは、航平が柊子の弱みに漬け込んで、傷つけて、お父さんの元に連れてってもらうことを頼んだことを知った大和が、航平に激怒するところ。泣けた。「辞書が違う」って諦めてた大和と柊子が、最後に、もう一度やり直せそうだったところも安心したよー。とにかく面白かった!クリスマスが近づいたらまた読みたいな。

    0
    2026年01月04日

    Posted by ブクログ

    冬になったら読みたい本。毎年読んでるはず。

    家族愛と恋愛を丁寧に描いていて、近くにいる人を大切にしようと思える一冊。
    「自分と彼女の辞書が違うことが面白かったけど、その違う辞書が原因で別れることになった」の一説は一生忘れないと思う。
    それぐらい、当時高校生?の私に響いた。

    他の人より特殊な経験をしている自負はあるからこそ、主人公の心の傷に共感できて重ね合わせることができるのだと思う。
    いいか悪いかは別として。

    あと個人的には、「悪役」とはっきり言える人たちがいないのがこの本の素敵なところ。
    やってることは間違ってたとしても、彼らにもみんなと同じように心の傷があり、その人が守らなければならない家族や仲間がいる。
    憎めないけど、胸が痛むけど、どうかみんな幸せになってほしいと願わずにはいられなかった。
    むしろ、のっぺりしてる親父が一番嫌いだった!彼なりに悩んでたけどね。

    まあそんな一冊。
    やっぱりキャリアウーマンって難しいなあ。とも思った。

    0
    2025年09月17日

    Posted by ブクログ

    すれ違いで大切な人と上手く行かないジレンマを、こと細かく描いておりどんどん読めました。
    辞書が違う。 秀逸な表現だと思います。

    0
    2025年04月13日

    Posted by ブクログ

    クリスマスに読み終えた。
    苦労を比べる。考えたこともない。しかし、それで人に優しくなれる。
    親の勝手で子供が振り回される。よくある話だが、小学生の航平は周りの大人から影響を受け、最後には一人前の大人の男として立ち上がった。
    世話になった大和と柊子の背中を押し、大好きでよりを戻して欲しかった両親の離婚を受け入れる。
    刹那いクリスマスとなった。

    0
    2024年12月25日

    Posted by ブクログ

    最高。不幸の比べっこはしない、ほんとに大事。
    不幸にもランクがあるのは事実だけど、自分の胸には自分の不幸が一番辛い。だから比べても仕方ない、他人にも自分にも。
    朝井リョウの正欲と似たものを感じた。人は自分がいちばん可愛くて可哀想でありたいんだな、って再認識出来た。自分は不幸だって思って自分より幸せそうな人達に向かって槍を投げている方が楽。
    『自分より幸せそうな人達』ってのがもう決めつけててダメ、自分と他人を比べないのはむずかしい。

    0
    2024年12月05日

    Posted by ブクログ

    自分の境遇を憂うことは大切だ。けれど、それにとらわれることと受け入れることは違う。年をとっても、変わらないものがあってもいいと思える、そんな物語。

    0
    2025年12月03日

    Posted by ブクログ

    トーコ、大和、わたる

    不幸を比べたって仕方ないでしょう
    もったいないという言葉が
    物ではなくて、相手の気持ちにかかる俊介の辞書にはない文法だった

    0
    2025年11月06日

キャロリング の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎文庫
  • タイトル
    :
    キャロリング
  • タイトルID
    :
    482510
  • 電子版発売日
    :
    2017年12月06日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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