有川浩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ旅の途中で読んだので、自分も悟とナナと旅をしているような感覚でした。
悟の旧友(引き取ってくれそうな人)と再会することができたのは、ナナのお陰。旧友との思い出話は温かなものだったり、切ないものだったり、青春のしょっぱさだったり、いろいろですが、ナナの猫らしい態度に救われる思いでした。
そして旅を続ければ続けるほど、ナナと悟の絆の強さに気付かされ、最後は胸が熱くなりました。
幸せは、他人のものさしでは計れないもの。
亡くなった後でも、大切な人の心の中で、生き続ける。
支えるべき存在に、支えられてもいながら生きている。
そんなことを思いながら、読みました。
うちの猫もカギしっぽだった。細やかな幸せを、今でも家族で共有できていることに感謝。
大切な一冊となりました。 -
Posted by ブクログ
むがぁ!
知らんかった!
うん、まだまだ知らないことはたくさんある
当たり前にたくさんある
知らないことがあるから知る喜びがあるのだ
さて、今まで知らんかったこと
「床屋」って言葉は職業差別に当たるので、放送禁止用語(自主規制)なのだそうだ
Σ(゚Д゚)
マ、マジか
普通に「床屋さん行ってくるよ」とか言ってるわ
同じく、「八百屋」「魚屋」「寿司屋」などもダメ
それぞれ「理髪店」「青果店」「鮮魚店」「寿司店」に置き換わるそう
つまり「屋」って言葉がダメなんだな
えー!そりゃやり過ぎじゃないの?
「成田屋!」とか「音羽屋!」もダメなん?夢のひとつなのに
「玉屋〜」「鍵屋〜」もダメなん?夏の風物詩やん
「ひまわりめろんさんは頑張り屋さんね」って差別なん?いや「頑張り屋さん」ではないけども
それは極論?いやちゃうやん
そこまで行っちゃう可能性があるってことやん
屋号と床屋は違うやんとか無視して暴走する可能性がある言うことやん
そういのが逆に差別を生んでたりしないんか
大切なのは言葉単体を排除して差別をなかったことにしちゃうことじゃなくて、きちんと向き合うことじゃないんか?
「床屋」って言葉に差別的要素が含まれていることを学んだ上で、「床屋」って言葉に含まれる文化であったり親しみであったりを大切にすることなん違うんか
差別を差別たらしめているのは、言葉単体じゃなくて、文脈であったり、言葉を使う人間の態度違うんか
もちろん、被差別者が「やめてくれ!」と声をあげてるようなの別だけど
「床屋さん」はセーフでお願いします
だいたいな「言葉狩り」に燃えるアホが多すぎるのよ!
そんな奴らのせいで稲嶺司令が…。゚(゚´Д`゚)゚。
最後にちゃんと内容に触れるわい偉い!
(*´ω`*)←照れ屋さん
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Posted by ブクログ
ネタバレサラリーマン生活を辞め、90人ほどの子供が住んでいる児童養護施設の教諭になった若者、三田村慎平が主人公。彼の熱血さが施設の職員や子供たち相手に最初は空回りするものの、だんだんと気持ちが浸透して環境が変わってくる。
子供たちの置かれた環境はさまざまであるが、哀れみとか可哀想とか思わないで欲しい。幸せの感じ方は人それぞれだということが何回か出てくる。
子供たちの環境と将来に向けての不安、対する職員の優しい本心…いくつかのエピソードに涙腺が崩壊した。素晴らしい小説でした。
新米教諭だった慎平が先輩になり、後輩を指導していくシーンで終わるのに胸が熱くなりました。
以下ネタバレです。
実はこの小説は児童養護施設にいた大学生が、このような施設をテーマに小説を書いて欲しいと有川浩さんに手紙を書き、実現したらしい。(その学生さんが解説を書いている)本文中にも物語の中で、施設の女子が作家に向けた手紙を出すシーンがあり、この構成には感動しました。