有川浩のレビュー一覧

  • 空飛ぶ広報室
    自衛隊の“広報”って必要なのか?と思いながら読んでいました。が、読み終えるころには広報がいる意義にハッとした。認知してもらうことが、いかに大事か。しかも“正しく”。考えさせられる。伝えることに苦労する空井とリカに、こちらもいろいろ勉強させてもらった気分。そして、最後に…空井とリカはどうなるんだろうと...続きを読む
  • キケン
    有川浩さんが好きなため、もう良き話でした⭐︎
    学生の頃にしかない感覚。
    小さなことでも目の前のことに熱くなれる、無茶できるって割と学生ぐらいしかなかったりしたので、すっごく懐かしい気持ちになりました!
    最後の場面の黒板はアツいですね!!!!
  • 空の中
    異質なるものに、異質だからという理由だけでスペシウム光線を浴びせれば良いというわけではないことを教えてくれる。
    傷をおったという理由だけで、その傲慢な主張が通る訳ではないというのもまたしかり。
    相互理解のプロセスは1に忍耐、2に忍耐、3、4がなくても5に忍耐。
  • 空の中
    航空機事故とか怖いことはあるが、三部作の中では一番ほのぼのしていると思う。空に無色透明の巨大な不思議物体が居る話。魅力的なキャラクターが色々出てくる。
  • 県庁おもてなし課
    民間のスピード感と役所の腰の重さがよく分かる。高知県庁とのやり取りはフィクションの中に現実が混ざったような内容で、役所が変わっていく様が痛快だった。土佐弁も心地よい。
  • 図書館革命 図書館戦争シリーズ(4)
    久しぶりに読み返しましたが、筋がわかっていても一つひとつのセリフに涙腺が緩みそうになります。
    それぞれに癖のある登場人物たちのキャラがしっかりと立っていることももとより、彼らがそれぞれの「軸」をぶらさずにまっすぐに生きていることが、感動を呼ぶのだろうと思います。

    ラブコメ、エンタメとしての要素を十...続きを読む
  • キケン
    ハチャメチャで面白い!自分はそこまで活発じゃないけどこのような大学生活に憧れます!なお、中学生以下のお子さんに読ませるにはちょっと際どい表現があるので親御さんはお気をつけください。
  • 三匹のおっさん
    気持ちの良い現代版の勧善懲悪時代劇です。
    ※ただし主人公が60歳のおっさん三人衆。

    読んでスカッとした気分になる一冊でした。
    古くから付き合いのある3人の60歳男性の活躍劇が繰り広げられます。また、その一人である清一と孫・祐希の関係変化もほっこりして気持ちの良いものでした。
    祐希とノリさん(3人衆...続きを読む
  • 三匹のおっさん
    還暦を迎えたおっさんたちの現代版時代劇。
    主人公のおっさんたちのかっこよさもしびれたし、高校生男女の恋愛の描きっぷりの上手さはさすが有川浩さん、といった感じ。

    アクションにのめりこんだり、甘酸っぱい恋愛にキャー!ってなったり、泣かせるところでホロリときたり、いい小説です。

    続編もあるみたいですね...続きを読む
  • 明日の子供たち
    児童養護施設で暮らす子と働く人達のお話。登場人物達全てが、本当に素晴らしい人達でした。この本を読んで少しは施設の事を知れたかな?“子供たちは明日の大人”という言葉に妙に納得させられた。
  • 塩の街 ~自衛隊三部作シリーズ~ 3巻
    常に死(塩害)が近くにある時に、こんなにキュンキュンさせられて背中押されたら、そうなっちゃうわなぁ(ノ´∀`*)♪遂に二人の想いが…の所をゆっくり時間をかけて読むつもりだったのに、あっという間に読んでしもぉたぁ~(--;)次は秋かぁ…
  • 阪急電車
    購入したまま読んでいませんでしたが、思い出して手にとってみたらあっという間に引き込まれてしまいました。一本のローカル線の中で交錯する人間模様が本当に面白く、またその交流に暖かみがあってほっこりします。おすすめの一冊です。
  • 空飛ぶ広報室
    ドラマを観ていたので、いつか読みたいと思いつつ、その本の分厚さに躊躇していたけれど、読んでよかった。⁡
    空井とリカの変わっていく様や、2人それぞれを周りで支える人たちの言葉にも心動かされる。⁡

    この本が出版されたのは、2012年夏。東日本大震災の1年後。その頃の自衛隊の方々の頭の下がる働きは、言...続きを読む
  • 塩の街 ~自衛隊三部作シリーズ~ 3巻

    ここから

    もともと原作が好きで、弓きいろ先生の絵も好きで、読んでいますが、しっかりと原作が描写されていて、話がすんなり入ってきます。世界が一変してしまいましたが、ここからが正念場です。まなと秋葉さんの関係にも大注目、本当に素敵な2人。幸せになってほしいです。
  • キャロリング
    一人一人の生き方は違っていて、不幸だと感じてる人もいればその人の中に素直な辞書を持ち合わている人もいる。

    不幸の比べっ子なんかしても仕方ない
    自分より不幸な人がいると思いたいだけ

    自分とは違う他人がどんな生き方をしてきたのか想像出来る人間になりたい。
  • 塩の街 ~自衛隊三部作シリーズ~ 3巻
    「分かれよ!」のくだりは、小説読んだときも胸震えた場面だったけれども、漫画版で読むと破壊力が。
    秋庭さんが真奈ちゃんの前で初めて見せてくれた本音だからなあ。
    それでも、止まらないんだよね、秋庭さん。
    愚直なほどまっすぐな人だから。

    それにしても、小説でも漫画でもやはり理解させてくれない入江さん。
    ...続きを読む
  • 空の中
    本当に人間って傲慢な生き物だなって。
    非現実的なのに物語の中の「人間」が生きてるから、本当に起きたことのように思える。
    このストーリーにラブストーリーも乗せてくるんだから有川浩はすごい。
    読め。面白いから。
  • ラブコメ今昔
    うまいっ!
    短編集なんだけど、構成がうまい!
    最初の話の最後に、意表を突く展開があるんだけど、それが最後の話に繋がってるなんて。
    毎回毎回、何てことをしてくれるんだ、有川浩さん!ますます他の作品も読みたくなってしまうやろが!
  • 図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1)
    登場人物1人1人のキャラが確立しており、みんな良い味出している。
    もっと小さな頃から読書の楽しさを知りたかったなー
    人生の後悔の1つ。
  • 図書館危機 図書館戦争シリーズ(3)
    相変わらず映画の2作目と全く違う
    違いすぎてまるで別物
    (でも別にどちらも好きなので、、)

    特殊部隊がんばれ!!
    と何度も思うシーンが多かった