有川浩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ原作読んだ当初は入江さんのことが理解できずに苦しんだ(?)ものだが、自分が年を食ったからか、コミカライズが神だからか、解像度がぐんっと上がって理解しやすくなった気がする。
きっと後者だな。
最高のコミカライズでした。
ノブオくんの話で締めくくるところまで描き切ってくれたことに感謝感謝です。
秋庭さんとお父さんのバトルも見られたし。
お父さん、想像以上に秋庭さんそっくりだった。
それにしても改めて見ると、ちゃんと結婚の意志を伝えてからの秋庭さんの過保護なこと。
おまけでもしっかり過保護で安心しました。
次は『空の中』こちらも楽しみです! -
Posted by ブクログ
ひとみのようにハンデを持って生きている人間も、自分も健常者と同じように生きたい、生きてるように見せたい、と思うのに、でもどこかでそれを理由にして自分なんて…、自分にはできない、と言い訳をしたり逃げてしまう。私自身、他人の幸せを羨ましく思ったり、"わたしなんて…"という考えになってしまうことも多々ある。この本を読んで気付かされたのは、他人の見えてる部分は一部ということだ。この人ってなんでこんなにいい子なんだろうって人だって、強く見えてる人だって、完璧な人っていないんだろうなって。そのほうが人間らしくておもしろい。これからも、大丈夫だ〜って自分に言い聞かせて生きてく。
この -
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高度2万メートルに潜む「秘密」とは?謎の航空事故が相次ぎ、メーカーの担当者と生き残ったパイロットは調査のため高空へ飛ぶ。
事故原因である謎の物体「フェイク」を拾った、佳江と瞬、事故原因を捜すため高空へ飛び立った、高巴と光稀。この2人組のそれぞれのやりとりが、すれ違いや、お互いを思いあったりと作品を通して良かった。
有川浩の自衛隊シリーズの2作目。前作の「塩の街」に匹敵するくらい面白かった。陸自、空自、海自それぞれをテーマに作品展開が行われている。あまり知ることができない自衛隊について触れることができ、同時にきれいな恋愛も描かれており読みやすい作品だと思う。 -
Posted by ブクログ
還暦ぐらいでジジイの箱に蹴りこまれてたまるか!
そう意気込む、還暦を迎えた3人のおっさんたちが町が抱える問題を解決するお話。事の始まりは、還暦、定年を迎えた際の急なおじいちゃん扱いに疑問を持ったところから。体は元気で、健康寿命が延びているのになぜじじいなのか。そう思った3人は昔「3人の悪ガキ」と呼ばれていたことを懐かしみ、今度は逆に町を守るおっさんになることを誓う。
非常に独特なキャラが出てきて面白い。還暦を迎えたが、非常に足腰の強い剣道家、柔道家、常にスタンガンを持ち歩く機械いじりのおっさん。また、話も不倫、痴漢など身近なもので親しみやすい。気持ちが落ち込んでいるときなどに読むと明るく -
Posted by ブクログ
この本に出会って良かったと本当に思える作品でした。
児童養護施設で暮らす子供たちを「かわいそう」と思ってしまう事は、私の上から目線の傲慢な気持ちであった事。
施設での生活に幸せを感じている子に対して「かわいそう」はとても失礼だ。
しかし、高校卒業と同時に施設を退所し自力で生きていかなくてはいけない現実。
私が同じ時期に、当たり前のように学費を出してくれたり生活を支えてくれた親が、施設の子たちにはいない事に心が痛んだ。
自由に自分の進路を決めたり、退所後も心のよりどころになる場所ができるように国をあげて考えなおさなくてはいけない。
なにより、この本を多くの人たちが手にして現実を -
Posted by ブクログ
わたしも稲葉さんのように自衛隊に関しての知識が薄く、しかも陸と海の2種類だと思っていました(航空自衛隊の皆様、すみません)。
ですがこの本を読み終わって、自衛隊やその広報室の在り方について色々考えさせられたり、知る事ができました。
いつも読後は影響を受けやすいというか、その職業になりたいと思ったりするのですが、
最後の東日本大震災のお話を読んで、登場した自衛隊の方々が、自分達よりも市民の生活を優先していて、
わたしが自衛官だったら果たして同じことが出来るだろうか…?と考えてしまいました。
登場人物みんな、すごく立派な方達です。
分厚い小説ですが、一度は読んでいただきたいです。