有川浩のレビュー一覧

  • 三匹のおっさん
    痛快!!という言葉がホントに似合う本でした!!
    どんなに嫌な奴が来た時も、読んでてつらくなるシーンでも、ここぞと言うばかりに3匹が登場し、悪を叩き切ってくれます。読んでてとても気持ちがいい本でした。
  • キケン
    大学時代のサークルを回想するように書かれており、とても青春を感じる作品だった。大人になってもあの頃の想いが残ってることはみんな同じで、みんなが再び集まる場面が好きだった。
  • キケン
    理系男子たちの油臭い青春活劇。
    周りから見たら、なんでそんなのに本気になるのかわからない、文化祭にロボット作成やイタズラ合戦などなど、理系男子たちが有り余るスペックを遊びに使い尽くす。
    読んでいてとても気持ちが良い。主人公たちの会話が本当に会話しているようにしか思えない。
    この本を読むと、建築学科の...続きを読む
  • ラブコメ今昔
    「自衛隊員の皆さんに恋愛や結婚の経験談を語ってもらいたいんです」。
    二等陸佐・今村和久の前に現れたのは、隊内紙の記者の元気娘・矢部千尋二等陸尉。
    訊けば、夫婦の馴れ初めを、コラムに掲載したいというのだが!?
    「みっともない」と逃げる今村、ねばる千尋。
    一歩もひかない攻防戦の顛末は―!?様々な思いが交...続きを読む
  • 別冊 図書館戦争I 図書館戦争シリーズ(5)
    ラブがメインの番外編。堂上と郁が付き合い始めてから結婚するまでのお話。お互いのことが本当に大切で大事なのに不器用ですれ違っちゃうのがもどかしいったら…!甘々の中にも図書隊の日常と絡めた社会問題だったり差別について読者に訴えかけるのが有川さんらしくて最高。珍しく余裕のない小牧も見れて大満足!!
  • 別冊 図書館戦争I 図書館戦争シリーズ(5)
    堂上と郁が恋人同士になり、キュンキュンが止まらなくて、あっという間に読んでしまいました。堂上も郁も可愛いすぎ!
  • 三匹のおっさん
    いやー、ほっこりするねー!

    作者も言う、現代版時代劇。
    ドラマになってほしーなー。

    ちゃんと現代の家族問題にもさらっと幅広く触れているとこも素晴しい。
  • キャロリング
    有川さんの作品ならではだとは思うけど、
    少し捻くれたテーマや、重たいテーマを
    消化しやすくして、その中の描写も綺麗で、
    そのテーマを壊す事なく恋愛と言った要素や
    少し笑える要素をキチッと入れてくるのはホントに凄いなぁ…と思う限りです
  • 図書館危機 図書館戦争シリーズ(3)
    ついに王子様卒業!!いつまでぐだぐだやってんだ!笑
    堂上教官も小牧教官も好きな女の子のことになると余裕がなくなるの最高。
    1番印象に残ったのは「ねじれたコトバ」。その職業に就いてる人が誇りを持っているのに、なんの関係もない人々が勝手に「差別」だと騒ぐ。それこそ差別なのではないか?と。めちゃくちゃな解...続きを読む
  • 三匹のおっさん
    とても読み易く解説まで読むと443ページもある。
    今は、還暦と言っても本当に若い、年金は貰えないから働かなくてはならない時代。
    三匹のおっさんは、個性的でいて、孫の気持ちや物語も世直し団を作って色々な問題を解決する作品は、読んでいてとても気持ち良い感覚。孫たちのその後もきになるし。
  • キャロリング
    やっぱり有川浩作品はいいな。読後感が良い。
    倒産とか離婚とかDVとか、悲惨な出来事が組み込まれてるのに、読み終えると愛あふれる感じがするんだよね。ちょっと小学生男子が大人過ぎるけど。
  • 三匹のおっさん
    テレビシリーズになっているのは知っていたが、見たことはなかった。あることをきっかけに自警団となる仲良しのおっさん3人。孫や子、妻などがからんできて派生する問題を気持ちよく解決していく6つの短編。誰もがキャラが立っているが、善人なのが良く分かる。解説の児玉清さんとは違うが、私は4つ目のエピソードが一番...続きを読む
  • 図書館内乱 図書館戦争シリーズ(2)
    恋愛ものが苦手な私でも大好きになりました。

    読むきっかけは、最初の映画からでした。

    ドラマも本も何度も見てます。続編やって欲しいくらい。
  • レインツリーの国
    図書館戦争を読んで、この小説を知りました。一部ご紹介します。
    ・ひとみ「傷つけた埋め合わせに自信持たせてやろうなんて、本当に親切で優しくてありがとう」
    伸「こんなバカにされたこと言われる筋合いないで。さすがに。同情や埋め合わせで人に好きとか言われへんで、俺」
    ・伸「いろんなことにフラットになる...続きを読む
  • 三匹のおっさん
    ・いざというとき、大声を出して周囲の大人に助けを求めなさい、と教えられている最近の子供たちは防犯ブザーを持たされていることも多い。
    だが、いざというときは、そうして周囲の善意を頼るように指示しながら、平時は善意も悪意も一緒くたに「知らない人」としてシャットアウトしている。
    保護者と学校のコミュニ...続きを読む
  • 三匹のおっさん ふたたび
    ・「声かけというのは古典的なようだが、あれでなかなか効果があるものだよ。
    火の用心の掛け声は、見回りをしてますよという分かりやすいアピールだからね。
    放火だけじゃなく、不心得者に対しても効果がある。
    悪さをする奴は人目を憚るから、わざわざ見回りの声が響いているところには近寄らないよ。」
    ・「...続きを読む
  • 旅猫リポート
    サトルは優しい。とてつもなく優しいので猫のナナも取り巻く人々もみなサトルが好きだ。ネコのナナと他の犬や猫たちとのやりとりを笑ったり泣いたりしながら読んで、終いに目の奥がズキズキする程涙が出た。サトルとナナの守り守られる恋のようなお話。
  • 三匹のおっさん
    ドラマの再放送ではまり、小説を読んでみた。
    三匹最高、だいすき。

    私はもともと、有川さんのくだけた文体が苦手だったんだ。
    この本でも、キヨの孫ゆうきのくだけた口調が、最初は苦手だった。ドラマを見ていたのでゆうきのキャラはわかっていたのに苦手って・・・と、我ながら思うけど、なんとなく文章で読むと冷め...続きを読む
  • 三匹のおっさん
    昔ワルガキだった、アラ還の3人のオッサンたちが各々の得意分野を活かし、地域の夜警になる!
    還暦迎えたってまだまだ現役。
    この世代のオッサンが地域の悪を斬っていくのが、小気味良く、スカッとしました。
    キヨさんの孫の祐希とノリさんの娘の早苗も加わり親子、孫と祖父という縦の繋がりができていくのも素敵でした...続きを読む
  • 図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編【通常版】 10巻
    有川浩先生も絶賛でしたが、本当に素晴らしい連載で無事に完結を迎えました
    弓先生の絵も大好きですし、有川先生が言われる様に、小説とコミックが 同じセリフでは スペースの問題等から違和感が生まれる。それを弓先生の素晴らしい言葉選びで素敵な作品になっている!
    そして、読者が「変えてはいけない!」と思う言葉...続きを読む