有川浩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ最後に「え?」と声が出た。
千尋も表面上は広報の活性化を謳っていたが
その実は自らの将来を先達に尋ねたかったと言うことだろうと思う。故にあの熱心さが生まれたのかもしれない。
一話目の過去を最終話で持ってくるあたり、読み始めたあの頃を強制的に思い出させるようで、技術として面白い。
「秘め事」は途中の展開が急すぎて、こちらは驚きが隠せなかった。命をかけて国防を担う自衛隊員だからこその命の価値観があると思う。そして我が子に自分のせいで寂しい思いはさせたくないというのはどの親でも思うことで、自衛隊員は殊更に強く感じているのだろうと思われる。 -
Posted by ブクログ
猫好きにはたまらない感涙必死の小説!
心優しいサトルと猫のナナの強い絆の物語。
人によっては涙が出るような場面でセンチメンタルになりすぎず、優しい物語だったなーという感想を最後に持てたのは、サトルの相棒が犬でも猿でもキジでもなく、マイペースな猫だったからだと思う。
猫を「やんごとない事情」で飼い続けることができなくなるため、新しい飼い主を探すことになる訳だが、最初は「人間の都合でペットを手放すなんて(怒)」と複雑な感情になる。しかし比較的早い段階で、その「やんごとない事情」が何か分かってくる。
この結末が分かってしまうことは、本書を読み進めることに何ら支障はなかった。
ハラハラやドキドキは無