【感想・ネタバレ】旅猫リポートのレビュー

あらすじ

子供の頃から引越しを繰り返してきたサトルは、相棒猫ナナを連れて、懐かしい人々を訪ねる旅に出る。家業を継いだものの妻が家出中の幼馴染、今や立派な農業家となった中学時代の親友、高校・大学の同級生同士で結婚してペンションを営む友人カップル……行く先々で思い出を語る時間は、サトルとナナを迎える人々の胸の内にもささやかだが大切な変化を芽吹かせてゆく。旅の果てに1人と1匹が見る風景とは。現代最強のストーリーテラーが贈る、光あふれる傑作長篇!※本作品は文藝春秋、講談社で同一タイトルの作品が販売されております。本編内容は同じとなりますので予めご了承下さい。既に同作品をご購入されているお客様におかれましてはご注意下さい。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

1人の場所で読んでてよかった‥
すっかり涙した、素敵な物語でした。

猫のナナの心情がおもしろく、
猫を飼ったことはない犬派の家に育った自分にも、
様子がありありと目の前に浮かんできました。

こんな旅の思い出が残ったら、素敵ですね。

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2025年08月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

号泣しました。
ナナの引き取り手を探すことで、悟の大切な人たちへのお別れができたのかな。
悟の生い立ちを聞いてなんて辛い人生なんだろうと思ったけど、そんなことなかった。悟はみんなに愛されてた。なによりも、ナナがいた。
悟とナナの絆がすごい。猫ってこんなに愛情深いんだな。
また、2人の旅が始まるといいなと思います。

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2025年07月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

泣きました。こんなに泣く!?ってくらい泣きました笑
ラスト30ページはもう涙で文字が見えなくて。でも休憩してもまた読んだら号泣すると思ったので一気に読みました。

悟もナナもとても魅力的でした。
ナナの話し方がとてもツボで、うちの猫もこんな風に思ったりするのかなーと思いながら読みました。
とても素敵な話でしたが、できれば明るい未来を想像させる、死んでしまわないラストが読みたかったです。。
これはどこまでも自分勝手な意見だと思いますが…笑

生き物は必ず死ぬので、死=悲しいではないですね。
それはわかってはいるんですけどね…。。

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2025年05月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

旅の途中で読んだので、自分も悟とナナと旅をしているような感覚でした。


悟の旧友(引き取ってくれそうな人)と再会することができたのは、ナナのお陰。旧友との思い出話は温かなものだったり、切ないものだったり、青春のしょっぱさだったり、いろいろですが、ナナの猫らしい態度に救われる思いでした。

そして旅を続ければ続けるほど、ナナと悟の絆の強さに気付かされ、最後は胸が熱くなりました。

幸せは、他人のものさしでは計れないもの。
亡くなった後でも、大切な人の心の中で、生き続ける。
支えるべき存在に、支えられてもいながら生きている。
そんなことを思いながら、読みました。

うちの猫もカギしっぽだった。細やかな幸せを、今でも家族で共有できていることに感謝。

大切な一冊となりました。

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2025年04月20日

Posted by ブクログ

みとりねこを読む前に読み返しておきたいと思い、実家の本棚から掘り出してきて10数年振りに再読。

サバサバした性格のナナだけど、サトルのことが大好きだと伝わってくる。
幸せでよかった。

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2025年03月30日

Posted by ブクログ

飼い主・悟と猫・ナナの旅のお話。悟の存在が読んでいて眩しかったです。過去に辛いことがあったにも関わらず。元野良猫で自称・聡明な猫のナナも一緒に過ごすうちに悟を大好きになって。旅の中で描かれる悟とナナの絆はうらやましくもありました。ナナの引き取り手を探すために行く先々の旧友達との思い出話が物語に奥行きをもたせてくれていて、とても楽しめました。話を進めるうちに旅の真の理由が明らかになっていき、最後は目の前が土砂降りでした(笑)

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2025年03月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

涙なしでは読めなかった…。途中まではナナのこざっぱりとした性格のおかげで楽しく読めてたけど、最後の方はもう号泣…。でもサトルとナナが最後まで素敵な関係だったので良かった。野良になってまでサトルに会いにいくところ、愛が深くていいな。猫飼ってないけど、猫が大好きになりました。

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2025年02月13日

Posted by ブクログ

はい、猫も犬も大好きです。それはさておいて・・・
あああ・・・最後の方はこんなに私に涙があったかと思うほどの大号泣
なんでしょうね・・涙もろくなったのか、いや、もともと涙もろいのも確か。
でも、面白かったのです。
また明日からの読書に、楽しさが増すのです。

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2025年01月12日

Posted by ブクログ

猫を飼い続けることが出来なくなったサトルが新たな飼い主を探す旅に出る。このラストエピソードに共感する。

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2024年09月23日

Posted by ブクログ

こんなの猫好きが泣かないわけないじゃないですか。。
卑怯です!

昔飼ってた猫を思い出しました。
うちの猫もこんな風に思ってくれてたらなあ。

サトルの想いも、
ナナの想いも伝わり読後感よかったです。

素敵な作品でした

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2024年09月02日

Posted by ブクログ

「みとりねこ」で旅猫リポート外伝を先に読んでいたため、なぜサトルがナナの預け先を巡って旅していたのか知ってしまっていながら読んだが、途中からそんなことは些細な事になる。
 反対に、度々出てくるハチという名の猫との出会いと別れ、サトルの小学校時代までの生い立ちが知れていて、先にみとりねこを読んでおいて良かったと思った。
 どの章もジンっとくる話だが、ノリコの章から最後までは鼻が真っ赤になるほど涙が止まらなくなる。
 死を悲しいだけでなく未来に続く爽やかな流れに持っていくのはさすがだ。

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2024年06月30日

Posted by ブクログ

 途中から薄々勘付いてしまい、どうかこれが気のせいでありますように、と思っていたが、やっぱりか…と悲しくて仕方なかった。ここ最近人が亡くなってしまう本を何冊か読んでいて耐性がついていたにも関わらず、特に終盤の猫ナナのサトルへの語りかけは、読んでいて涙が止まらなかった。猫と飼い主の別れ、しかも飼い主の方が先に旅立ってしまうという別れ方がこれほどにも悲しいものだとは。猫や犬を飼ったことはないけれど、飼い主たちがペットを家族だと言うことに対して真に理解できた気がする。
 猫がその時考えていることや、人間へのツッコミなどがあり、終始楽しく読んだ。

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2024年06月22日

Posted by ブクログ

 ラジオドラマを聞いて、原作を読みたくなりました。
 何度も読みたい本になった~。
読みたい本がたくさんで幸せ!

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2024年06月04日

Posted by ブクログ

サトルとナナの旅のお話。

ほっこりしたり、涙が出そうになったり…
素敵な作品でした。
また読みたいと思います!

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2024年05月20日

Posted by ブクログ

猫好きにはたまらない感涙必死の小説!
心優しいサトルと猫のナナの強い絆の物語。
人によっては涙が出るような場面でセンチメンタルになりすぎず、優しい物語だったなーという感想を最後に持てたのは、サトルの相棒が犬でも猿でもキジでもなく、マイペースな猫だったからだと思う。

猫を「やんごとない事情」で飼い続けることができなくなるため、新しい飼い主を探すことになる訳だが、最初は「人間の都合でペットを手放すなんて(怒)」と複雑な感情になる。しかし比較的早い段階で、その「やんごとない事情」が何か分かってくる。
この結末が分かってしまうことは、本書を読み進めることに何ら支障はなかった。
ハラハラやドキドキは無いが、本書の醍醐味は猫と飼い主が織り成すあたたかさや優しさを素直に味わうことにある。
猫視点で話が進んでいくのも、微笑ましくて好きでした。

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2024年04月04日

Posted by ブクログ

猫が好き(現在も飼っている)だし、有川浩さんも好きな作家だし…ということで読んでみた。

いや〜、泣きました。アラカンのオヤジが本読んで泣くなんて思ってもなかった。

猫好きなサトルがナナを手放すことを考えた段階で、その理由の予想がついてしまったり、誰目線で語られているのかわからなくて違和感を感じる部分があったり、といった気になる点はあるが、泣かされたのだから⭐︎5つの評価とせざるを得ない。(ただ同じ作者なら個人的には『レインツリーの国』の方が好き。『レインツリー…』は何回か読み返しているが、この『猫旅…』は読み返さなくてもいいかなと感じる。)

まあ、本を読んで泣くなんて体験ができたのだから、出会えてよかった一冊である。

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2024年03月16日

Posted by ブクログ

学生時代1度読んだことがあるけれど、猫を飼い始めた今読むと、ナナを手放さなきゃ行けない悟の心境に近くなり嗚咽しながら読んだ。

ナナが、旅先で出会う動物たちと話しているのも可愛いし、お高くとまりながらも悟のことが大好きなのがすごく胸にきた。

猫好きも犬派も読むべき1冊

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2024年03月10日

購入済み

猫好きの方には堪りません。

泣きました。

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2013年11月18日

購入済み

猫好きならぜひ!

有川浩好きなら是非!
猫好きでも是非!
この猫がまあかっこ良いですよ。
忠犬ハチ公の猫だったらバージョン。
ただ待ってるなんてしないから。
猫ならでは。

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2013年07月26日

Posted by 読むコレ

公共の乗り物の中で読まない事。心残りはサトルが素敵な恋をしてたかどうか。せめて一度位はあって欲しかったな。ベタ甘な大家なのにその辺は残念。ネコに全て持ってかれた感あり。そりゃあ、ナナは凄いけどさ^^;

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2013年05月22日

Posted by ブクログ

初めての有川さん作品
最初から涙なみだで始まったこの作品
久振りに号泣しすぎて文字が見えなくなりました
現実世界では、決して知り得ない飼い猫や飼い犬たちの、
飼い主に対する想い
人間、動物。飼い主、飼い猫という関係を
忘れさせてくれる、暖かい本でした。
理屈抜きに、良い作品でした。

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2025年07月21日

ネタバレ 購入済み

反省

電車の中で読んではいけません。いえ、ホントに。私は、涙をこらえて、こらえながらも、どーしても読むことをやめられなくて、本当に大変でした。

以下、ネタバレ

人の死が悲しい涙ではなく。命と命のいたわりと交流と、そして愛情がとても心に響いて、の涙だったように思います。
やさしい、とてもやさしい物語でし

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2014年09月24日

Posted by ブクログ

猫目線、見合い相手の目線で展開されるリポート。宮脇悟(サトル)の優しさで溢れる、愛のある作品だと思う。

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2025年11月01日

Posted by ブクログ


さとる、さとる、さとる、
さとるはどうしてそんなに人に動物に優しくて、愛すべきキャラクターなの。
外伝の方も読んでいるので、感動もひとしおです。

ナナとさとるがずっと繋がっていて、また再会できる日まであと少しなのかな。

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2025年10月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どうしようもない事情から愛猫を手放さねばならなくなった青年が、新しい飼い主を求めて旧知の人々を訪ねる旅物語。

「吾輩は猫である。」から猫の独白から始まる物語だったけれど、正直、猫の独白部分はあまり面白くなかった。
しかし、旧知の人々の青年とのエピソードは面白く読めた。時には、涙を誘うところもあったし。

青年が、どうして愛猫を新たな飼い主に託さねばならないのかという理由は大きな謎だったけれど(物語の中では青年のリストラだと旧知の人々は思っていたが)、私の推理は、青年が結婚する女性に体質的な強度の猫アレルギーがあるからじゃないかと考えていた。というのも、私の娘が猫アレルギーで、猫の毛を吸い込むと顔が腫れて真ん丸になるから。本気でそう思っていたのだけれど。。。

物語の終盤で、真の理由が明かされるのだけれども、語られてみれば「なるほどね!」

この小説は映画にもなるそうだけれど、「植物図鑑」みたいな甘い、でも切ない映像になるんだろうなぁ~

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2025年09月23日

Posted by ブクログ

久しぶりの有川浩さん
ねこちゃんかわいいなあ、と思って読んでたらいろんな人との関わりのお話でおもしろかったです
素敵な人ばかり登場しました

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2025年08月11日

Posted by ブクログ

甘めにつけて、星は4つといったところ。

相変わらず読みやすいし、細かな感情を上手く描いていると思うが、ラストに向けて感動させまっせ、という感じがありありとしていて、逆に冷めてしまった。

とは言いつつも、ウルッとはきたんだが。

猫が大好きなら堪らないだろう。

悪くない。

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2025年04月07日

Posted by ブクログ

猫の視点で飼い主との出会いから、旅、別れまでの猫日記物語。猫好きにはたまらないストーリー。作者(有川浩)らしい読みやすい文章なので、幅広い世代が読んで楽しめると感じた。

0
2025年01月09日

Posted by ブクログ

悟と猫のナナの物語。ナナ視点で展開する場面、楽しく読めた。お互いに唯一無二の存在。素敵な関係。
途中から展開は読めていたけど泣けた。猫飼ったとこないけど良いものだと思った。

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2024年09月29日

Posted by ブクログ

 これだけ一緒にいる飼い主のことをよく見て考えて猫なりに寄り添っているのかなぁと読み終わって感じました。人はどうしても飼っている動物の死に向き合わなければならないことが多いです。でも主人公は物語の最後まで幸せだっただろうなぁと思います。
 人間関係に何かあっても、悲しいことや嬉しいこと、全てに寄り添ってくれるのがペットの愛らしいところだと思います。
 犬と旅をするという小説はよくあります。しかし猫と旅をするというのは初めてでした。でもそこで出会う人々がみんな主人公のことを大切に思っていて、主人公もその人に向き合って繋がっていく。旅はいいものだなぁと改めて感じました。
 最後で涙がほろっと出てきました。原田マハさんは長時間かけて読者に、人間関係が構築されていく様子を眺めさせるのが上手いなぁと思います。あっという間に幼少期から、主人公を知っているかのような感覚で読み終えていました。
 

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2024年08月14日

Posted by ブクログ

 ネコの動作、あるあるです。確かにそんな風に思っているのかなと思うようなところが随所に。ほんのりといい話でした。

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2024年03月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

コレは完全に泣かせにきてると感じつつもあっさりやられました。自分はそこまで猫好きじゃないけど猫好きの人は絶対に公の場で読まない方がよいかもしれませんね〜(T_T)b

ちなみにナナの声はジジの声で脳内再生されてたのは自分だけ…(´・_・`)?

※2024/07/30
“みとりねこ”読むために11年振りに再読
そして再泣w
あぁ…何度読んでもダメだこれ。

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2024年07月30日

Posted by ブクログ

悟のナナへの愛情が一方通行のように思えたが、章が進みナナも悟を大切に思っていたと分かるにつれ泣けた。2人?(1人と1匹?)は最高のパートナーだとしみじみ思った。

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2024年09月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

12
もう駄目だって思ったとき、思い出したのはあんただったんだ。

62
俺のハチはもう死んでるんだ、高校生のときに。幸介のハチはまだ生きてる

63
悲しまないと死んだ猫は片付かないんだ

237
だから、サトルが僕を飼えなくなっても、ボクは何も失わないんだ。
たとえサトルが僕より早く死んでしまうとしても、それでもサトルに出会わないより出会ったほうが僕は幸せだったんだ。

247
サトルは声もなく僕を抱きしめた。

255
「私たちは訊かれたら駄目だと言うしかないんです!」
「ナナ!ナナ、おいで!」
夜の中からナナは白い弾丸のように飛んできた。

0
2024年07月03日

購入済み

猫が好きになれました

久しぶりに読んだ有川浩さんの作品。さすがですね。『阪急電車』のようなオムニバス風の構成ですが、旅する猫を縦糸にすることで一層深みがありました。どちらかと言えば犬派の私ですが、猫の生き方に惚れました。

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2016年05月23日

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