有川浩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2冊目もあっという間に読み終わってしまった。
毬江ちゃんやっと出てきた〜!可愛くて好きなんだよなぁ。でも実写化の土屋太鳳は解釈違い。もっと可憐なイメージだったから少し残念。でも小牧さんに田中圭をキャスティングした人最高すぎる。より小牧さん推しになっちゃうな。
「レインツリーの国」も昔一回だけ読んだことあるからまた読み返そうかな〜。話の中に自分が書いた本を出せるのって面白い。
小牧さんを諭した元カノの良い女感凄い。彼女の自分より優先される存在がいたら辛いよなぁ。私も相手が中学生だからって我慢できないし大人になれない。
堂上が王子様だってやっと気づいたか。普通忘れるかね?笑 -
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もう何回目の再読になるか…。
好きすぎて数年おきに読んでは、理系男子の全力無茶馬鹿っぷりに胸を熱くしてます!!
そして読む度に思う。「私も男だったらな~」って。
爆破犯の異名を持つ部長と、大魔神の異名を持つ副部長。
機械工学学生のモノづくりって、方向性を間違えたら冗談抜きでキケン…。男ならではのノリってみんなこんな感じ?
学祭の章がとにかく熱い!!
もうめちゃくちゃ楽しそうで、最高の青春。
友情、恋愛、実験、無茶と馬鹿。
いっぱい笑って胸を熱くしたあと感動。
懐かしい友人にも会いたくなる。
色褪せない青春にグッときます。
私の読書人生の中で、不動の上位をキープし続けている青春小説。
性別 -
Posted by ブクログ
ネタバレ男子校のノリが感じられ、また最後の過ぎ去った青春と思っていたのが、実はまだそこにあったんだというラストでジーンと来ちゃいました。
確かにそういう事あるなーと思い久しぶりに学生時代の友達に会いたくなりました。
あとがきにも書かれてましたが、男ばかりの時とそこに女性が混ざった時のノリが変わってしまうとこなど、あるあると思いました。
ストーリーは文化系サークルの青春ストーリーでクスッとしてしまうところがあり面白かったです。
内容の厚みなどなどではなく、青春のノリを感じられるかがキモなんでしょう。あまり重いと狙いがズレてきますし。そういう意味で十分に感じました。
また、お店の子の件りがとても面白か -
Posted by ブクログ
わたしこのシリーズ、割と読んだつもりでいたんだけど、、全く記憶になくて恐れ入った。自分の脳みそどうなってるのか。
たぶんこれはじめて読んだとおもう。
読んでたらたぶん強烈に覚えているはず。
こんなに砂糖吐きそうなくらい甘い話だったっけ、、、、最高かよ、、、となっている。
レインツリーの国を読んだきっかけでこの巻だけ読むことにしたけど、これは続きも読もうかなあ。なんならちゃんと復習しなおそう。
堂上教官より小牧教官が好きです。
柴崎回も超よかった。
ところで、「柴崎麻子」は先日読んだばかりの新井素子『星へ行く船』に出てくる「田崎麻子」からのリスペクトらしい。えー。最高かよー。 -
Posted by ブクログ
読後感がとても良い。爽快感や高揚感に満ちている。
この作品を通して、自衛官として働く人々の「普通の人」の側面を知ることができ、一層尊敬の念が深まった。鷲坂室長、比嘉さん、柚木さん…登場人物が皆本当に素敵で、それぞれが様々な背景を抱えながらも奮闘し成長を重ねる様子に引き込まれずにはいられなかった。有川さんの人情描写が本当に巧み。
空井にとってただひたすらに「格好良い」「好き」が詰まった戦闘機、ひいては自衛官のお仕事に対して、世間一般では「戦争のための武器」「人殺しのため」と捉えられるなど冷ややかなものもある。自衛官であるというだけで、穿った捉え方をされるという描写は、とてももどかしく、空井と一緒 -
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Posted by ブクログ
久しぶりに読み返しましたが、筋がわかっていても一つひとつのセリフに涙腺が緩みそうになります。
それぞれに癖のある登場人物たちのキャラがしっかりと立っていることももとより、彼らがそれぞれの「軸」をぶらさずにまっすぐに生きていることが、感動を呼ぶのだろうと思います。
ラブコメ、エンタメとしての要素を十分に含んだYA作品ですが、振り返ると「表現の自由」というテーマについて考えるきっかけになる作品でもあります。
現在の日本では政府批判をしてつかまる、ということはありませんが、シリーズ作中でも度々描かれる、「自分の正義にかられて他者を攻撃する」という表現方法は、現在のSNSでもよく見る光景ですし、それ