有川浩のレビュー一覧

  • キケン

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    工業高校の文化祭に行ったら
    めっちゃ読み返したくなり
    今回は文庫本で再読。
    よって解説のみ初読。
    「想い出を語っているのでメインの行事は省かれ、ネガティブなことも語られていない」というのは納得。
    単行本刊行記念で書かれたという番外編も読んでみたい。

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    2024年11月17日
  • 塩の街

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    言葉で伝えてなくても、お互いをいちばん大事に想ってて、当たり前に命をかけて守る。恋愛なんて言葉では表しきれない関係に心打たれました。

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    2025年07月16日
  • 図書館内乱 図書館戦争シリーズ(2)

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    ネタバレ


    主人公郁の周りの人たちの話が多く、それぞれのキャラクターに深みが増した。
    ついに郁が王子様の正体に気づいたところで終わったので、次の巻も目が離せない。

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    2024年11月15日
  • 三匹のおっさん

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    おっさんというのがまさにぴったりの三人の仲間のお話で、それをとりまく家族の温かさや素晴らしさも体感できるお話でした。
    三人のそれぞれのキャラクターが濃くて、昔はこういう方はそこらじゅういたよな、という感覚を思い出させてくれました。

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    2024年11月12日
  • だれもが知ってる小さな国

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    まず物語の内容の前に、村上勉さんの挿絵が、とても懐かしかった。子供のころに読んだ本で、「ふしぎな ふしぎな ながぐつ」を思い出した。
    コロポックルが登場するお話。作中で、「はち屋」と呼ばれる養蜂家の暮らしぶりが、おもしろかった。
    蜂の引越しを「はち渡り」と言うことも、移動は蜂のために「神速」にしなければいけないことも。

    読書って、奥深い。

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    2024年11月11日
  • 県庁おもてなし課

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    高知県庁に実在する「おもてなし課」を題材に、行政視点での地方の観光振興における課題と、硬直化した組織と揶揄されがちな行政あるあるの独自ルールに阻まれながらも、魅力溢れる高知を盛り上げていこうと奮闘する若者たちの姿に、地方のリアルを学びながら胸が熱くなりました!

    仕事柄、いわゆる中山間地域と言われるような全国の地方に脚を運び行政と関わることが多く、最近はタイムリーに高知県との接点が多かったため、随所に登場する高知ローカル情報がとても面白かったです。(濃密かつリアルな情報量は著者が高知出身だからこそという側面もあると思いますが、あとがきにもあるように相当調査もされているようです。)

    学び多いだ

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    2024年11月10日
  • 図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1)

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    ネタバレ


    図書隊が本を守るため文字通り戦争、戦う話。
    主人公含め上官、同僚、友達、、、みんなキャラクターが個性的で、どの人も好き。
    主人公と上官の性格が似ていて真っ直ぐで感情的な感じもいい。上官、、かっこよすぎて惚れる。

    法律の話などしっかり作り込まれていて、世界観に没入できる。一気読みした。

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    2024年11月05日
  • 三匹のおっさん

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    3人のおっさんが正義の味方となって活躍する。。
    そんな話。痛快な中に孫や子供とのほのぼのした関係が描かれ、なぜかほろっとする内容でおもしろかった。

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    2024年11月02日
  • キケン

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    大学生の頃読むつもりで購入したこの本。
    積読期間が長くやっと読み終えた今、私は社会人になっている。

    男子大学生のむちゃくちゃな日常を、いたって本人たちは真面目かつ懸命に過ごしているのがよくわかる内容である。

    新歓、恋愛、学祭…どれも大学生らしく、特段珍しい内容ではないが文章にされるととても面白い。

    最終話、少し前まで学生をしていた私にも刺さるものがあった。急に心に訴えかけてくる内容である。そしてまた、思い出とは色褪せるものではないと感じた。

    大学生のうちに読むつもりが図らずも社会人になってから読んだことで、より深くこの作品にのめりこめた気がする。

    学生を経験した人には是非読んでもらい

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    2024年10月29日
  • 図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1)

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    先日、久しぶりに有川浩さんの作品を読んで楽しかったのでいよいよ代表作の本書を手に取りました。
    思いがけない全力SFものだったので没入するには少し時間がかかりましたが、良かったです。
    良キャラの柴崎は耳のいい描写が多かったので黒幕なのか?と読み進めましたがずっといいヤツで郁の世話役でしたね。
    2作目も楽しみです。

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    2024年10月26日
  • 空飛ぶ広報室

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    こんな上司の、同僚の元で働いてみたい!どのキャラも立っていてすごく楽しかった。空井と稲葉だけでなく他のキャラも深掘りされているのがいい。ラブコメも絶妙なバランス。
    あとがきと解説を読んでさらに良い読後感となった。きっちりした取材、そしてリアリティさがあるからこそエンタメとして面白いんだな。そして自分の作家としての才能に自信を持っている有川浩がかっこいい。

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    2024年10月14日
  • キケン

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     機械制御研究部ー訳して「機研」。やることの規模がデカすぎて学内ではその名の通り「キケン」と恐れられている。

     端的にいうと最初から最後まですごい面白かった!普通に声を出して笑ってしまうことも多々ある。個人的には「機研」の部員のすること考えること全て理解でき面白かった!話の途中でも出てきたスーパー戦隊の爆発シーンの再現やエアガンの作成など日本男児なら一度は憧れたことがあるだろう。それを実践してしまうから「キケン」と恐れられているのだが...。

     章の初めの挿絵や章の終わりの回想シーンなど心温まるシーンも多々あり全てがいい感じにバランスが取れていて面白かった。

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    2024年10月07日
  • 県庁おもてなし課

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    高知県にまたいきたい!!!掛水と多紀ちゃんと清遠さんたちが巡ったエリアにいきたい!!と強く思えた本でした

    今夏に初訪問した高知の情景を思い浮かべながら読むのが、すごく面白かった!

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    2024年10月05日
  • 植物図鑑

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    だいぶ前に読みましたが、大好きな作品。
    とにかく温かい気持ちになるし、山菜を食べたくなる(食いしん坊)。
    読んだ後、ふきごはん作りました。笑

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    2024年10月02日
  • 明日の子供たち

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    人は自分たちの生活に直接関係のないことは興味を持って知ろうとしない。知らないから薄く表面だけを見て児童養護施設で生活する子をひとまとめにして「かわいそうな子」と勝手な同情してみたり、ちょっと上から目線になってしまったりするのだろう。思い当たることもあり私も少し反省。
    児童養護施設の子供たちは未来の大切な大人、児童養護は社会の負担ではなく未来への投資!素敵な考え方だと思った。票稼ぎの変なばら撒きではなく私たちが払っている大切な税金を未来への投資に使ってほしい。そしてこの本に出てくるような熱く愛ある職員さんがたくさんたくさん集まるように福祉職の処遇改善をもっとすすめてほしいと思う。

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    2024年10月02日
  • 明日の子供たち

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    読み終えて、あとがきに心が震えて、胸が熱くなった。
    本編でも何度も目頭が熱くなった。
    読んでよかったと思える小説に出会えてしまった。
    みんなにも出会って欲しいと思った。

    児童養護施設というものがどういう存在なのか、在ることを知っているから一歩だけ分かるに近づけた気がする。

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    2024年09月28日
  • 旅猫リポート

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    自分も猫を飼っているせいか特に感情移入してしまったが、それを除いても心を掴まれる内容だった。登場人物みんなの優しさに包まれた。

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    2025年08月21日
  • 旅猫リポート

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    猫を飼い続けることが出来なくなったサトルが新たな飼い主を探す旅に出る。このラストエピソードに共感する。

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    2024年09月23日
  • 別冊 図書館戦争I 図書館戦争シリーズ(5)

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    ネタバレ

    純粋培養乙女茨城県産郁ちゃんと郁ちゃんのことが大好きな堂上教官のベタ甘ストーリー

    最初っから最後まで安定にきゅんきゅんしちゃうし、巻末の「マイ・レイディ」は普段なかなか見れない小牧の嫉妬する姿もみれちゃうし最高

    有川さんのラブコメは王道恋愛の教科書

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    2024年09月14日
  • キケン

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    ネタバレ

    小中学生のとき死ぬほど読んだ本!

    この歳になって改めて読んでもやっぱおもしろい、愛すべき機械制御研究部

    彼らの青春、キケン黄金期の1年ちょっとがギュッと凝縮された物語。最終章で描かれていたこんなにもキケンを愛していたのに学祭に出向けなくなってしまった元山の気持ちが痛いほどわかる。自分にとっては大切な記憶、こんなにまだあの時を思い出せるのに、皆はもうそんなこと忘れて今を生きていたらどうしよう?っていう気持ち。

    もちろん、成南のユナ・ボマーにも大魔神にも今の生活はあって、それぞれキケンでは見せなかった一面を見せているのだけれども、でもそれでも、最後の黒板にあの黄金期のメンバーが集っていたこと

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    2024年09月14日