有川浩のレビュー一覧
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なるほど、植物図鑑です
世に言う『似たもの夫婦』は、きっとなろうとしてなれるものじゃない。
相手のあるがままを受け入れ、相手の中にある自分にないものを尊敬し、そして2人で共有できる「財産」を作り上げて、似ていくのかもしれない。
価値観の相違が離婚の第一原因といわれる現在。
だからこそ、樹とさやかのハッピーエンドに心が温まり、心底うらやましくなりました。 -
ネタバレ 購入済み
平等とは
私も伸と同じような場面に遭遇した時に、「あ、この人はもしかしてどこかに障害があるのかな?」なんて、とっさに思えるか考えてみましたが、絶対に無理だろうなと思いました。何をしてるんだよ、と少しイライラしてしまう自分がとても情けないなと痛感しました。この本を読んだことで、もしそういう場面に出会ったら、何かその人が周囲の人に伝わるようストラップや今回のように補聴器などがついていないか、確認すべきなのだと。私達の普通が彼女たちにとって普通ではないというのはなんとなくは分かっていましたが、手助けをせず避けるのではなく、真摯に向き合うことでより良い世の中になっていくのだと改めて実感しました。
2人の関係性が -
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これが一番いい
「処女作には、その作家のすべてが含まれている」と言われているが、良くも悪くもこの作者の特徴が詰まった傑作。
今読み返してみても自衛隊3部作の中ではこれが一番いい。 -
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まるで未来予測のような作品
この作品自体は10年以上前に出たものだが、現代の異常なまでの言葉の揚げ足取りを予想していたかのような作品で、作者の先見の明に感心します。
作品のテーマ自体は割と重めの感じだが、作者の注釈が入るほど甘々なラブコメ要素のおかげで軽く読める作品に仕上がっていて、お勧めです -
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自衛隊三部作読了
謎の白い未確認物体…
初めはSFチックな登場に???でしたが、読み進めていくうち、そうやっていつから存在してそうやって成長してきたのかとかなり理詰めな背景があり、なるほどーってなりました。
これがちゃんとあるから最近良くあるご都合主義じゃないんですよね。
色んな年齢層や立場の登場人物の描写も、心地よい理想も入りつつリアルだなぁと思います。
宮じいの何十年生きてきたからこその言葉、希少が故のパイロットの心境、若手技術者の熱意、全て心に染みました。
これ全部有川さん一人から生み出されているんだなぁと思うと何者!?と思いました笑
沢山研究されてるんだなぁとも。
密かに毎回楽しみ -
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再読
切迫した状況からの冒頭で一気に引き込まれました!
最後までたるいところなどなく、結構なボリュームがあったのにも関わらず寝る暇も惜しんで一気に読んじゃいました(笑)
個々のキャラの濃くて魅力が際立っているのがとても良かったです。
夏木さんは無愛想で口悪いけど人一倍熱くて、、それだけの説明ならあぁそういうタイプのキャラねって終わるところを、台詞回しや仕草で更に自分の中で実体化されていくというか。
夏木っていう名前もこれまたいいんですよね。
そして前代未聞の非常識事態との葛藤も見所です。
ザリガニvs生身の人間だと到底敵わなくて、大勢の犠牲者が出ているのに、なかなか自衛隊を動かし -
就活にも役立つ
新卒の就活を控えている私にも役立つ内容もありました。
また、主人公の父や母の性格と私や私の家族と似ているところがあり、共感するところが多かった。
現実はこんなうまくいかないだろうと思ってしまうけど、やっぱり読んでて気持ちいいです👍 -
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良いではないか❗️
すっきり、さっぱり、ほっこり 幸せな気持ちにしてくれてこそ本だと、私は思ってる。
この作者が私は大好きだし、登場人物が愛おしい❗️ -
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何故か、「やられたぁ」感が
ヤッパリ有川浩さんのお話は面白い。
死と直面しているのに、フッと吹き出したくなるセリフが飛び出したりして、読後も軽やかさだけが残り、まだ続きがありそうな気さえしました。 -
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甘え下手
甘え下手な女の子。その理由はいろいろあるけれど、プライドが邪魔をして、「こんな事頼めない」から始まり、「言わないとわからないの?」と相手を責める気持ちが湧き上がり、「もういい」と心を閉ざす。。
まるで私のことを言われてるみたいでビックリした。
この物語は聴覚障害が源流にあるけれど、純粋に、男女の気持ちが丁寧に描かれた、切なくも勇気をもらえる恋愛小説でした。
つまらないプライドは脇に置いて、私も髪をかきあげて、ニッコリと素直に甘えよう、そんな気持ちになれました。
面倒な自分を持て余してる人にオススメしたいです。