有川浩のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
プレゼントみたいな表紙に惹かれて手に取った本。
自分の好きなものを理解してくれる人がいること、自分の内側にあるものを受け止めてくれる人がいることに、温かさを感じた。
また、大切な人と過ごす何気ない日常は、当たり前のようでいて、決して当たり前ではないのだと思った。
一緒に話したり、同じ時間を過ごしたり。 何気ない時間の積み重ねが、いつかかけがえのないものになっていく。
相手を大切に思う気持ちも、相手が大切にしているものを理解しようとする気持ちも、きっと簡単なことではない。
それでも、相手のことを知りたいと思うこと。 相手の好きなものを大切にしたいと思うこと。
そんな気持ちの積み重ねが、誰かを愛することなのかもしれない。
何気ない今日が愛おしいと思えるように。 大切な人と過ごす時間を、ひとつひとつ大事にしていきたい。 -
Posted by ブクログ
どのお話も最後はハッピーエンドで終わるから安心して読めた。出会うって素敵だな〜と思える作品。
---------感想---------
好きなお話は、仁川駅と甲東園駅。この2つのお話は、ミサという女の子の心の動きが共感できて好き。
誰かに感化されて、一時は一歩踏み出す気になっても、しばらく経ってみたら、やっぱり辞めようかな〜なんて思う人は多いと思う。でもまた誰かの言動が背中を押してくれて、気持ちが固まる。そんな経験はないですか?
彼氏に殴られる、でも親にはそのことがバレたくない。ミサの1人で抱え込んでる感じが伝わってきた。電車に乗り合わせただけの誰かだけど、力強く自分の背中を押してくれた。味方なんかいないと思ってた自分の社会が広がって、もう1人じゃない感覚になったんじゃないかな〜。