有川浩のレビュー一覧
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ようやく、笠原の“王子様”の正体が明らかに! …ていっても最初から明らかだった気がしないでもありませんが。案の定、ってカンジです★(^_^;) この巻では、笠原両親登場話の前までは、堂上教官視点がメインなカンジだったので、いよいよ“LOVE”のウエイトがぐーっと高まってきそうな雰囲気アリアリだし、これからの展開がより楽しみになりましたね! …つか、あの“志村うしろ!”的なアレには大爆笑でした♪ しかも、当事者だけでなく、その場にいた笠原以外の全員が既に知ってて笑いをこらえてるところが、ミョーにツボった。確かに、玄田隊長的にはあれは合格させないわけにはいくまい。が、そうか…笠原はその天然ボケっぷ
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ネタバレ柄でもないので、恋愛小説はこれまで選択肢に入ってませんでしたが、友達に薦められて読んでみました。
SideAは思考すると死に至る奇病を患った女性作家の話。
SideBはふとしたきっかけで出会った自身の熱烈なファンを夫に持つ女性作家の話。
SideA:夫となる男性との出会いをきっかけに小説家として羽ばたいていくシンデレラストーリーとそれに纏わりつく不運と不遇の狭間で心が壊れていく…執筆を続ける=思考する、死を受け入れて小説を書くのは誰のためなのか。そしてそれを受け止める夫の気持ちに目頭が熱くなりました。
SideB:ふとしたきっかけで出会った自分のファンだと言う男性との出会い。好意を持ちつ -
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ネタバレSFと恋愛って感想が多かったけど、私にとってはあんまりそうは見えず。
これを書いた時は、きっとコロナ禍を経て世界がすごく変わること、想像もしてなかったんだろうなぁ、と思ったり。ただ似たような未曾有の何かに立ち向かう小説って多いから、自分が渦中にいたから覚えてるだけでそれぞれの時代の人がその時代ごとの大きななにかを思って書いているんだろうな。
自分がコロナ禍に看護師として働く上で、やっぱり耐え難いとか酷すぎる別れっていうのは本当にいくつもあって、面会制限もそうだし、コロナがなかったら死ななかったであろう人も、最後の瞬間に医療者しかそばにいれない事も、死んでもなお時間がたたなきゃ会わせてもあげられ -
Posted by ブクログ
この小説は関西のローカル線を舞台に、乗客の恋愛や人生における葛藤が描かれているが、時間や人物が何度も交錯し、読者はタイムトラベラーになった様な気がするのではないだろうか。若いカップルの誕生、別れのシーンが多いが、そこにヒントや慰めをくれる人が時折出てきて、彼らの考えや気持ちに変化をもたらす。それがこの作品の良いスパイスになっていると思う。全体的に読みやすく、テンポが良いので、小説の初心者でも読み切れると思う。私はこの作品の登場人物では、翔子が良いと思った。美貌のキャリアウーマンで、他の若い女性キャラとは違う、凛々しさが感じられたので。ただ文体や情景、心理の描写などは軽薄さが見られ、使用語彙の貧