有川浩のレビュー一覧
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長めの物語だったけれど、気づけばすっかり夢中になって読んでいた。
世界が大変なことになっている中で描かれる秋庭と真奈の恋がとてもよかった。
世界のためではなく、たった一人の愛する人のために動くこと。
そしてそれが一方通行ではなく、お互いがお互いを大切に思い、相手のために動こうとする。
そんなふうに誰かを愛して、誰かから愛されることって、一生のうちに一度あるかないかなんじゃないかと思う。そんな恋がしたいって切に思う。皆さんはしてるのかな?
ホント二人の想いが本当に素敵だったな。
最後の「その後」まで読めたのもうれしかったけど、妊娠によって二人の幸せがさらに完成したように描かれているところ -
Posted by ブクログ
とにかく読みやすい。軽快なテレビドラマのように、どんどん読み進められる。ちょっと頼りない主人公も若い女子の登場人物も、つい美男美女を思い浮かべながら、軽快に読み進められる。本当に庶民の感覚とかけ離れた「お役所」の考え方にはいちいち呆れるし、「お役所」的慣習をどんどん打ち破る作戦も楽しい。
しかし、どんどんスピードをあげて読んでいた勢いが、あるページで止まってしまった。登場人物のあるひとりのセリフに、涙がしばらく止まらなくなる。ああそうか、このセリフを生かすために、若い人々の描写がいやに淡白だったのか。手持ちのポケットティッシュがなくなってしまった。作者の戦略が心憎い。
それにしても「おも -
Posted by ブクログ
航空自衛隊の広報室に席を置く 夢破れて広報室に回されてきた新入りを中心に ベテラン、中堅、 報道班の二人、彼等を取りまとめるユニークな室長とテレビ局の女性ディレクターを中心に 話は展開していく。
自衛隊を取り巻く厳しい現実(薄々は感じていたが)、それぞれの人物達の人生も 自衛隊ならではの厳しさが。そして女性ならではの悔しさ、歯痒さも。
ユーモアやロマンス、“自虐ネタ(空は 勇猛果敢、支離滅裂)”ありで アッと言う間に読み進んでしまいました。
ちなみに この作品は TVドラマ化されたらしいのです。見たかったな。
余談ですが
丁度読み終わった夜 テレビで「激撮 自衛隊密着24時」が タイム -
Posted by ブクログ
兵庫の片道15分程のローカル線で起こる、個性豊かな乗客達による、恋あり、別れありのほっこり爽快連続短編小説集。
1つの駅ごとに主人公が変わり、舞台は変わらないのに全く違う目線で、全く違う話が繰り広げられるのが面白い。
1駅が短いのも読みやすくて嬉しいところ。それなのに、ぶつ切りなのではなく、出会いがあり、1つの長編小説として繋がっていくところがお見事。
あとキャラクターが立っていて、「あれ?この人誰だっけ?」とならないのも凄いと思った。
色んな話があったが、特に恋の始まりが訪れたカップル2組の話が好きだった。彼らの些細な日常会話に思わず「かわいい」とにやけてしまった。彼女さんの何気