有川浩のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ有川浩の作品を実はちゃんと読んだことがなかった。今回が初読。
序盤は男二人の体たらくと母親の悲惨な状況に眉を顰めたのだが、終盤は何と言うか良い意味でラノベタッチというか、ドラマ的な展開に持って行かれたので希望を持って読むことが出来た。何だかんだ言って主要登場人物全員悪人ではないがゆえに事態を好転させることが出来たのだろう。
誠治も誠一も寿美子も、環境が違えば最悪の事態には陥らなかった。その意味では一重に周囲の陰湿かつ苛烈な仕打ちが原因の全てである。がしかし、そうは言っても、と自分を叱咤出来るか、その上で「まだ間に合う」と言い切り前に進む強さがあるか否かが運命の分かれ目なのだ。
その意味で、姉・亜矢子の痛快さ、竹を割ったような性格は生来のものであろうが、多かれ少なかれ自分本位の父、我を出すことが苦手な母、鈍感な弟に囲まれるうちに「そうならざるを得なかった」という背景を感じさせる。それを知ってなお、その振る舞いに全く哀愁が漂わないのが彼女の強い所なのだろう。
それにしても、誠治はフリーターやってたとは思えないくらい有能だし積極的だが、これも母への気遣いが為せる技か、それとも実は気性自体は姉と同じく真っ直ぐだったのか。嫌われ役を一身に買う父・誠一ではあるが、子供達の成長には確実に彼が居てこそだろう。 -
Posted by ブクログ
有川浩さん2作目。全作品は大号泣。
今回は……読み始めて失敗かも……と思ってしまった。
息子夫婦と二世帯で暮らす「清一」
父親から受け継いだ剣道道場をやりやがら還暦を迎える。
還暦を迎えたが自分はまだまだ現役。そこらの若者にも負けない自信はある、、、同じような葛藤を抱える昔からの親友。三匹の悪ガキの「重雄」と「則夫」と地域の防衛隊を結成する。
通称「三匹のおっさん」
あーーもーー…職場にたくさんいるのよ。
その手のおっさん。
しかも女性が少ないからか、もーー本当によく武勇伝を語るのよ。聞いてもないのに語るのよ。
「昔は~」とか「今の奴らはー」とか…
確かにね、60過ぎてもバリバリ元気で毎月、登山してたり、昔はめちゃくちゃモテただろうなってくらい紳士だったり、10歳くらい若く見える人もいるのよ。
そういう人たちは、おじさん扱いされても怒らないし、武勇伝語ったり、昔と比較したりしないのよ…
あーもー…この三匹はきっと前者だろうと…
だって昔の悪ガキを誇りに思い、三匹のおっさんとつけてしまうんだから、きっとイタオジだよ…と。
それでも読んでよかった~(๑•̀ㅂ•́)و✧グッ!
最初の1章2章はまぁ…なかなか進まなかったけど、最後には三匹のファンになりました(笑)
やっぱ年の功って大事よね。
まだまだ怠けず吸収できるものは吸収して、やりたいことは挑戦してみようって前向きな気持ちになれたな«٩(*´ ꒳ `*)۶»