有川浩のレビュー一覧

  • 県庁おもてなし課

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    ネタバレ

    新設されたおもてなし課に配属された掛水が奔走する話。
    掛水と吉門の関係性が非常にいい。最初は仕事相手だったのが徐々に師弟のようであり友達のようである関係性に変化していくのが良かった。特に吉門がきよとおに来た辺りからの2人の掛け合いは読んでて面白かった。
    また今作のヒロインの多紀ちゃんも非常に良かった。努力家で真面目でしっかりしているけど弱い部分もあってすごく可愛らしいキャラクターだった。
    みんなで目標を持って仕事をするっていいなって思えた。

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    2025年12月20日
  • 空飛ぶ広報室

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    ネタバレ

    飛べなくなったパイロットの空井大祐が広報室に配属されそこで奔走する話。
    最初は険悪だったリカと空井達広報室のメンバーが仕事を通して段々打ち解けていくのが良かった。空井とリカの関係が初々しくて微笑ましいやらもどかしいやらって感じ。早よくっつけやって心の中でずっと思ってた。
    個人的には空井がリカの腕の中で泣くシーンが一番印象的。思わずもらい泣きしてしまった。
    今作も非常に面白かった。

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    2025年12月20日
  • ラブコメ今昔

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    ネタバレ

    自衛隊×恋愛の短編集。
    有川さんの読んでるこっちが恥ずかしくなるような恋愛描写がたまらない。恥ずかしいけど短編集だからクド過ぎなくて丁度いい。
    どのお話も面白いし登場人物がみんな魅力的。
    個人的には秘め事がお気に入り。殴り合いで語り合うシーンがアツかった。

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    2025年12月18日
  • フリーター、家を買う。

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    小説ならではの上手い話のようで現実もこんな感じでちょっとした縁や事件で身の周りの状況って良くも悪くも劇的に変わる。
    ギリギリ第二新卒という状況を私も経験したのでよけいに感情移入してしまった。
    まぁでも若いしね、と思ってしまう部分はあるが〝まだ間に合う〟っていう心持ちは良いものですね。
    誠治の変化は見ていてとても気持ちがよかった。

    恋愛要素はいるかなぁ?と一瞬思ったけど最後の2行で確かにねぇと思いました。実際そういうのが好転の手助けになるんでしょうね。
    そこはさすが有川さんという感じで、青春味のある入れ方だったので良かったです。
    これで終わりかと物足りなさを感じたのは、誠治の物語をもう少し見ていたかったからかな。
    でも医者も長期戦と言っていたから急にハイ全部解決です!もおかしな話。
    これからもこんな感じで頑張っていくんだろう。で終わりでいいのかも。一気に読み進めた本でした。

    実写の方を知らなかったので、これから見てみたいと思います。

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    2025年12月17日
  • 県庁おもてなし課

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    観光開発、ツーリズム、市町村開発などを手掛けるデヴェロッパー及びその市町村の役所の窓口にはとても参考になる本書だ。役所は縦割り行政が強く「民間感覚」のない頭の硬い、変化を嫌う上役始め公務員が多い。予算をケチるあまり保守的な考えばかりで何もしない、ジリ貧になりつつあっても、気がついた時には手遅れとなっているのが現状、と言う。それを打破するには上層部の人事から変革が必須で、やってみようと言う挑戦意思が見えていない人材が言うだけでは変化できるわけがないのだ。日本の場合、多くはドン底に叩きつけられて初めて変化すると望む体制(雰囲気)になるが、すべての要因で変化嫌いが原因となる。現代、ネット社会をうまく構築することで少ない予算でも今までにない集客できる技と知恵が詰まっており将来への可能性は高い。言葉だけではなく動かす(行動)のはやはり人材次第となる。

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    2025年12月15日
  • 塩の街 ~自衛隊三部作シリーズ~ 1巻

    匿名

    ネタバレ 無料版購入済み

    もともと人だった塩に囲まれて暮らすなんてゾッとする。
    自分や大事な人もいつかそうなってしまうと想像しながら生きるのってどんな気分なんだろう。
    秋庭と真奈が出会ったきっかけを知りたい。

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    2025年12月09日
  • キケン

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    こういうの良いよなあ。
    男子が集まって真剣に馬鹿やってるだけなのに、なんでこんなに眩しいんだか。
    女子という未知の生物を前にあたふたしたり、学祭の模擬店に死ぬほど力を入れたり、法的に危うい物を作ったりと、自分が同級生だったらきっと呆れてる。
    でもまあ実際は大人なので、彼らを見て「可愛い奴らだな」と思えてしまうわけで。
    この何ものにも代え難い日々を語るのが“今の俺”だからこそ、より一層輝いて見える。
    最後はもう泣きそうになった。

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    2025年12月08日
  • キャロリング

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    自分の境遇を憂うことは大切だ。けれど、それにとらわれることと受け入れることは違う。年をとっても、変わらないものがあってもいいと思える、そんな物語。

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    2025年12月03日
  • ラブコメ今昔

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    自衛隊の恋愛の短編集。
    自衛隊に関して、あまり興味がないが読み始めてしまえばあっという間に読めます。
    どの話も面白かったです。
    ただ、最初の話の広報の女性は私はあまり好きなタイプではなかったです。
    あらためて、有川さんの小説は面白いと感じました。

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    2025年12月01日
  • 明日の子供たち

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    A この本がすべてではないのはもちろん前提として、関心を持つきっかけとして、おすすめしたい。隣の学区に児童養護施設があったけど当時は大人に聞いても大した答えが返ってこなかった気がする。施設には入ってはじめて人間らしい生活ができる、選挙の票にならないから児童福祉は後回し、当事者の声。世の中、知らないことはたくさんある。

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    2025年11月18日
  • クジラの彼

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    ネタバレ

    ミリタリー×恋愛の短編集。
    有川さんの描く女の子がめちゃくちゃ好みに刺さる。基本的には強い感じなんだけどたまに見せる弱さとのギャップがすごくいい。特に光稀さんはヤバい。
    どの話も面白かった。特に好きなのは脱柵エレジー。脱柵者を捕まえてホッと一息。寝不足になりながら過ごす2人だけの特別な時間。このムードある感じがすごく良かった。
    読んでて幸せな気持ちになれた。

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    2025年11月10日
  • 図書館危機 図書館戦争シリーズ(3)

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      制服に袖を通す。俺こそが英雄と証明する。
       袖を通す。正しい世の中を作り直す。
        通す。間違いを排する。
          。愚民を導くだよ!!。
           。だれか助け。
             。 。
             。
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    【タイトル:理想】
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     理想を抱えたままでは逃げられない。現実の壁は迫り来る。であれば、あなたはどうする?理想と現実に押しつぶされる?折り合いをつけ、前に進む?
     言葉に意味は宿る。証に意思を見出す。そして、人に願いを託すのである。「そうであってくれ。」「お前を信じる。」「頼りにしている。」全て、願いの末の言葉だ。他人のためだとか、お前のためだとか利他的なものは、一切介入する余地がない。純粋なエゴの成せるセリフなのである。他人への願いなぞ、そのような自己中心的なものである。だからこそ伝わることが尊いのだ。それこそが愛なのではないか。
    ※この感想はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません

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    2025年11月10日
  • 図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1)

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    有川 ひろさんの大人気で代表的作品。最初読んだ時よりも、「メディア良化法」の設定が現実味をおびていて、少し怖くなりました❗️

    現在の有川作品と比較すると荒っぽさはありますが、勢いがあって一人一人のキャラクターが生き生きとしていて、楽しい時間を過ごすことができるオススメ作品です❗️

    大好きな本が政治的な策略によって規制される世の中にはならないで欲しいと祈りながら、次回作も当然読みます。

    何度読んでも、やっぱり玄田三等図書監が大好きです❗️

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    2025年11月08日
  • 植物図鑑

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    散歩が好きなら足元が楽しくなり散歩が好きじゃないなら出かけてみようかという気になる。
    登場人物達がお互いの思いやりや優しさに浸かっていく様子も微笑ましい感じでほっこりとした読み心地でした。

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    2025年11月08日
  • レインツリーの国

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    ネタバレ

    ネットで知り合った聴覚障害を持つ女の子との恋の話。
    お互いに理解しきれなくてイライラしたりすれ違ったりするけど、そこを乗り越えていく2人が良かった。
    伸の懐の広さがかっこよくて尊敬できる。
    2人のクサイメールのやり取りとかリアルでの初々しい感じがムズムズするけど読んでて楽しい気持ちになれた。

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    2025年11月07日
  • キャロリング

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    トーコ、大和、わたる

    不幸を比べたって仕方ないでしょう
    もったいないという言葉が
    物ではなくて、相手の気持ちにかかる俊介の辞書にはない文法だった

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    2025年11月06日
  • クジラの彼

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    『海の底』番外編的短編集

    「くじらの彼」
    『海の底』で活躍した自衛隊員・冬原の恋愛事情。
    任務で海に出る彼を待つ彼女の不安。
    「待つ身が辛いか、待たれる身が辛いか」
    ──太宰治には言われたくないけど、待たせる方もきっと辛かろう。
    “くじら乗りの彼”という言葉に、『海の底』の記憶が重なる。
    冬原なら、誰だってほぼほぼ、待てる。そう思わせる誠実さがある。

    「ロールアウト」
    冬原の真面目な部下だった記憶の高科自衛官。
    航空設計士の女性との恋の始まりを描く。
    生活の重要課題・トイレを巡る、自衛官と設計士たちとの攻防戦。
    自衛隊界隈で“ロールアウト”とは、開発完成披露のスタートライン。
    新型機と恋のロールアウト——どちらも、まだ空を飛ぶ前の物語。なんちゃって。

    「国防レンアイ」
    WAC―つまり女性自衛官。
    自衛官同士の“国防レンアイ”を描く一編。
    駐屯地の近くに住んでいた頃、国防夫婦を時々見かけた。
    下の娘の大学の同級生に婦警になった子がいて、
    卒業式には防衛大の彼が迎えに来たという。
    高校の同級生同士、立派な護国カップルエピソード╰(*´︶`*)╯♡

    「有能な彼女」
    『海の底』で出会った自衛官・夏木と、当時女子高生だった望。
    彼を追って自衛隊に入隊した彼女は、仕事でも恋でも抜群の行動力を発揮する。
    自衛官としても有能、彼女としてもめちゃ有能。
    “できる女”の成長譚にして、恋の続編でもある。

    「脱柵エレジー」
    彼女、彼氏持ちの新人自衛官たちが経験する、恋の通過儀礼。
    数々の“通過儀礼”をくぐってきたベテラン自衛官に訪れる、本当の恋。
    任務も恋も、逃げ出したくなる瞬間がある。
    でも、それを越えた先に、╰(*´︶`*)╯♡フフン

    「ファイターパイロットの君」
    タイトルからも察せられるように、『空の中』の番外編。
    ファイターパイロットを妻に持つ、幸せな夫の視点で描かれる。
    義父母の理解を得られないこと、子どもの誕生日に間に合わないこと——
    家族の中にあるジェンダーレスのかたちを穏やかに映す。
    それでも、幸せそうでなにより。



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    2025年11月05日
  • 旅猫リポート

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    猫目線、見合い相手の目線で展開されるリポート。宮脇悟(サトル)の優しさで溢れる、愛のある作品だと思う。

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    2025年11月01日
  • フリーター、家を買う。

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    もっと読んでたい!
    もう終わっちゃうの⁉︎
    何も事件が起こらなくてもいいから、だらだら続き読みたい気持ち

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    2025年10月29日
  • 明日の子供たち

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    児童養護施設の子供たちと先生達の成長の物語

    最後の方のカナの講演が素敵すぎる!
    ヒサも超かっこいい!
    この2人、最高よ!

    そんな子供達に、奨学金も含め、支援を出来ないのであれば、日本という国はこれ以上の発展は望めないのではないだろうか。
    選挙権が無い子供にお金を出す事を惜しむ心が貧しい国、日本。
    どうか変わっていきますように。

    私自身も、この本を読むまでは、
    児童養護施設=可哀想な子供たちが生活している場所
    という認識でした。
    このような誤った認識を無くすためにも、この本を一人でも多くの方が手に取って下さることを祈っています。

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    2025年10月21日