有川浩のレビュー一覧

  • フリーター、家を買う。

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    同じ作者の『明日のこどもたち』がとても良かったので、他の本も読んでみようかなと思い、以前映像化されていた本作を選びました。主人公の成長ぶりが眩しくて、壊れかけた家族が少しずつ変化していく姿がとても共感できました。私は30年以上前に母を病気で亡くしたのですが、最後までちゃんと寄り添えただろうかと今でも後悔ばかりです。死んじゃったら何もしてあげれない。生きてるうちに行動しないと、と日々思います。

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    2026年04月30日
  • クジラの彼

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    自衛官×自衛官もしくは自衛官×一般人の恋愛。「クジラの彼」始め全6話からなる短編小説。

    自衛隊という特殊な環境下のベタ甘なラブコメが堪らん〜。あとがきにもありますが、自衛官の方々も恋愛したり結婚したり普通の人間の一面があるんだと、自衛隊に親近感を持つきっかけになった一作です。

    「クジラの彼」と「有能な彼女」は『海の底』のスピンオフ。きつい体験をした彼らのその後が幸せそうで嬉しい。『海の底』は1度読んだきりだからまた読みたくなっちゃったなー。

    文庫だと分かりづらいけど、カバーのイラストは各話をモチーフにしたカクテルなんだよね。こういうデザインめっちゃ好き。「クジラの彼」以外イラストが小さい

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    2026年04月29日
  • レインツリーの国

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    本の感想を綴るブログをきっかけに知り合った伸とひとみ。
    メールのやり取りで、どんどんひとみを好きになっていく伸。
    伸のアプローチで、実際会うことになるが、、、。

    ひとみちゃんは、いい子なんだけど、ちょっとこじれている。
    伸もいい人なんだけど、一直線すぎる。
    そんな2人が出会って、恋愛して、成長するお話。

    そうね、恋愛って、友情とは違って、楽しいだけじゃない、友達より深いところまで繋がろうとする分、ぶつかり合いもする。
    それで、傷つけ合っても、でも好きって、ほんとに恋って、不思議。

    有川ひろさんの、人間の弱さをきちんと認めて、否定しないところがいい。

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    2026年04月26日
  • フリーター、家を買う。

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    令和に読むと逆に新鮮な、超濃厚な平成背景。
    それパワハラ〜!それセクハラ〜!!だめー!それモラハラーー!!ってなるよ!
    フリーターが家を買う話ではなく、壊れた家族が再生していく物語。
    こんな優秀な第二新卒はいないだろ。となりますが、希望に満ち溢れていて面白かったです。

    お母さんが不幸になるなら私達なんて生まれなくてよかった。って言い切るお姉ちゃん、かっこよかった。あんな正しい人間もなかなかいない。

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    2026年04月23日
  • 植物図鑑

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     感想文を遥か前に描いていたつもりになっていた。今回久しぶりに再読したのでちゃんと書きます。
     ボーイミーツガールから始まる植物と恋愛のお話。イツキがずるいよ〜!めちゃくちゃずるい男だよ〜。勉強になることもあったけど、やっぱりさやかとイツキの2人の植物をめぐる物語が良い。ドラマ化してるかわからないけど、イツキは松村北斗さんのイメージだった。

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    2026年04月21日
  • 三匹のおっさん

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    3匹のおっさんがイキイキ事件を解決していくお話。孫の恋物語でキュン要素もあり、家族愛にほっこりもする。
    自分の父もあと数年で定年だが、定年後なにか生きがいになるようなものがあればいいなと思ったし、親孝行もしたいなと思った。

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    2026年04月20日
  • ストーリー・セラー

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    読み終えた瞬間、世界が180度ガラリと変わり、全身に鳥肌が立った。
    単なる闘病記だと思い読み進めていたけど、まんまと著者の巧みな罠にはまってしまった。

    彼女が命を削ってまで小説を書いたのは、単なる作家の業だけではないだろう。自分を忘れてほしくない、夫の心に永遠に住み続けたいという切実な願い。そして、最高の読者である夫への「究極の贈り物」だったのではないか。

     私の家族も病を患っているため、「共白髪まで一緒にいたい」という言葉や、「人間が無条件に優しくなれるのは、相手の死が目の前にぶら下がってから」という一節が、残酷なほど心に突き刺さった。当たり前だと思っていた日常や未来が崩れ去っていく痛み

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    2026年04月18日
  • フリーター、家を買う。

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    15年前のドラマを懐かしく感じながら一気に読破。外部環境が大きく変化し、当時強くあった家庭や会社での人と人との繋がりの暖かさと、その有り難さを改めて実感した。

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    2026年04月16日
  • クジラの彼

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    海の底を見てから読むほうがより楽しめます。海の底はSFと自衛隊内の葛藤みたいなところにもフォーカスされているので、恋愛小説として読むとやや中弛みしている感が否めないです。ただ、クジラの彼でようやく恋愛小説として締まるので、そ書を読むといいですね。
    クジラと表現する君に惚れたというのも、有川さんらしい恋の落ち方だと思いました。

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    2026年04月14日
  • 植物図鑑

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    お気に入りのフレーズなどを読み終えて見返した時、あまりいいのがなくて悔しいくらい好きな本でした。1個のフレーズに良さが詰まってるのではなく、全体を通して良さがある、みたいな感覚でした。とにかく好きな温度感。読み終わった時、思わず家の周りの花の写真を撮りに行きました。オオイヌノフグリもありました。植物って面白いなと新しい視点をくれました

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    2026年04月12日
  • 図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1)

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    設定としては違和感がありすぎて好きになれないが、ラブコメとしては十分楽しめました。さすがは有川浩ですねー。

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    2026年04月10日
  • ストーリー・セラー

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    どこからが物語でどこからが現実なのか、その境界が曖昧で、読みながら何度も揺さぶられた。作り話のはずなのに現実のように感じられ、何度も涙がこぼれたのは、そこに込められた想いがあまりにも真っ直ぐだったからだと思う。

    タイトルの「ストーリー・セラー」は“物語を売る人”という意味だが、単なる作家だけでなく、語る人・受け取る人すべてを指しているように感じた。物語は受け取る側が信じた瞬間に“本当”になる。
    だからこそ、この作品では現実とフィクションの境界が揺らぐのだと思う。

    ラストの言葉も、それが物語だけのものなのか現実にも通じるのかは明かされない。その余白があるからこそ、読後もずっと考えさせられる。

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    2026年04月10日
  • 旅猫リポート

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    ネタバレ

    姪っ子のお勧めで読んでみる。ジャンルも内容も全く知らず読み始めたけど猫が思想を持って喋るとはどファンタジーじゃないか。まぁ、いい。実家で猫4匹飼っていた身としてはその設定、あえて乗ってやろうじゃないか。悟、お前は良い人過ぎるよ。そんな優男周りにおる?いや、おらん。おらんタイプやから友達になって欲しい。ナナよ、ハチも出てきたからイチとか1000とか出てくるかと思ったけどもナナ止まりやったな。お前も聡明すぎて、一緒に暮らしたい。悟が死ぬことは容易に想像出来たけど、泣けすぎるやろ。この場面電車の中やったやんか。

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    2026年04月08日
  • 塩の街

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    塩害の中で育まれる愛の美しさに心打たれた。
    人の想いってなんでこうも素敵なんだろう。
    窮地に立たされないと生まれない感情でも登場人物達にとっては本物の気持ちで、読んでいる人も魅了されてしまうほど美しいものだった。
    本当に素敵で何度も涙した。

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    2026年04月07日
  • 塩の街

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    互いに決して埋まることのない歳の差はあれど、その人を好きになったのには、何か理由がある。
    気付いたときには無くてはならない存在になり、相手が先に死んでしまい、この世界に取り残されることが怖くなる。
    そこには世界を救うなんて高尚な想いはなく、ただ愛する人がただ生きていてほしい、愛する人に再び会いたいという純粋な想いが秋庭さんを突き動かす。
    塩害とコロナは置き換えてみてみると、SFでもなく、少しリアリティがでてきますかね。
    後悔先にたたず。想いは伝えたいときに伝えるべきですね。

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    2026年04月06日
  • ストーリー・セラー

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    有川浩の書く彼像ってほんとに素敵。
    言い回しも難しい言葉も。
    side:ってどういう意味だったんだろうって思ってたけど、最後にようやく納得。

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    2026年04月04日
  • 植物図鑑

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    有川浩作品2冊目です。推理サスペンスものを読んでからだとジャンルが全然違っていて面白かったです。自分が感じたイメージは恋愛料理植物の順でした

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    2026年04月02日
  • キケン

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    面白かったー!
    大学の部活モノといえばそうなんだけどわちゃわちゃ感が心地よかった。

    読み終わって表紙を改めてみたらもしかして過去の因縁対決の時の…?笑

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    2026年03月31日
  • フリーター、家を買う。

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    思ってた話とはちがった。でもそれはそれでよかった。家での関係性や主人公の変わりように驚いた。自分も就活中ではあるので少し主人公の気持ちに重なる部分もあった。

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    2026年03月31日
  • 明日の子供たち

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    ネタバレ


    児童養護施設の話で有川浩にしては珍しく自衛隊メインのはなしではなかった。しかし、そこは有川浩。ちゃっかり就職先として自衛隊をだし、衣食住そして給料までもらえる場所として紹介されていた。なぜここまで自衛隊贔屓なんだろうか。
    しかし、それも嫌になるほどではなくて、メインはあくまで児童養護施設。
    そして、盛り上がりはラストの退所後の支援施設の話。無くても問題にならないのだがあると非常に助かる施設。
    それを施設の子どもたちが新米担当員と一緒に定説を覆していく場面には感動を覚えた。
    また、若手指導員と高校生が中心となる話のため、非常に読みやすく500ページほどある小説を2日ほどで読み切ってしまった。

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    2026年03月30日