有川浩のレビュー一覧

  • 旅猫リポート

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    猫目線、見合い相手の目線で展開されるリポート。宮脇悟(サトル)の優しさで溢れる、愛のある作品だと思う。

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    2025年11月01日
  • フリーター、家を買う。

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    もっと読んでたい!
    もう終わっちゃうの⁉︎
    何も事件が起こらなくてもいいから、だらだら続き読みたい気持ち

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    2025年10月29日
  • クジラの彼

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    恋愛したくなる作品。でも自分がこんなに幸せになれるんだろうかという不安も押しかけてくる。とても良かった。

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    2025年10月25日
  • 旅猫リポート

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    想像できるラストでも号泣してしまった
    人物視点ではなく猫視点で書かれているため、猫の気持ちになれるそんな1冊でした。

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    2025年10月23日
  • 塩の街

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    ネタバレ

    ・一本の映画を観たようだった。
    ・塩の結晶によって「塩害」になり死んでしまう世界で出会った、主人公の高校生真奈と、自衛隊員秋庭の物語。
    ・本編は塩害被害を食い止める話で、その前後談として高校生が自衛隊基地?で出会った女性隊員と夫、自衛隊員のサイコパス同級生、ルポライターを目指す中学生との出会い、自衛隊員の父などが登場する短編集で構成される。
    ・この話は2004年刊行とのことだけど、東日本大震災やコロナ渦を思い出してしまった。ガラッと変わってしまった環境や大事な人を失った世界で、新しい大事なものができたり、改めて大事なものに気づき、今度こそは後悔しないように行動したり。
    ・大事な人を大切にして、

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    2025年10月22日
  • 明日の子供たち

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    児童養護施設の子供たちと先生達の成長の物語

    最後の方のカナの講演が素敵すぎる!
    ヒサも超かっこいい!
    この2人、最高よ!

    そんな子供達に、奨学金も含め、支援を出来ないのであれば、日本という国はこれ以上の発展は望めないのではないだろうか。
    選挙権が無い子供にお金を出す事を惜しむ心が貧しい国、日本。
    どうか変わっていきますように。

    私自身も、この本を読むまでは、
    児童養護施設=可哀想な子供たちが生活している場所
    という認識でした。
    このような誤った認識を無くすためにも、この本を一人でも多くの方が手に取って下さることを祈っています。

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    2025年10月21日
  • ラブコメ今昔

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    「クジラの彼」に続く自衛隊ラブコメシリーズ第2弾。短編集。
    どの話もピュアでキュンとくる。
    舞台が自衛隊で登場人物が自衛官というだけで萌える。面白かった。
    続編を望む。

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    2025年10月20日
  • 植物図鑑

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    いまでは“拾う系恋愛小説”という言葉も通じるようになった。
    けれど、その原点にあるのが『植物図鑑』なのかもしれません。
    多くの派生が生まれた今読んでも、これはやはり「拾う王道」ですね。

    ある日、帰り道で見知らぬ誰かを拾う。そんな出来事は、現実にはまず起こらない。
    けれど、誰かを助けたくなる瞬間、あるいは誰かに拾われたい夜は、誰の胸にも一度くらいあったかも(≧∇≦)

    作者あとがきで、この作品のオーダーが「女の子の旅と冒険」だったと知る。
    なるほどと思う。
    “拾う系男子”との、まさかのご近所近旅大冒険なのです。
    遠くへ行く旅ではなく、日常のすぐそばで始まる小さな旅。
    ふたりで摘む草花や、季節の

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    2025年10月19日
  • 旅猫リポート

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    さとる、さとる、さとる、
    さとるはどうしてそんなに人に動物に優しくて、愛すべきキャラクターなの。
    外伝の方も読んでいるので、感動もひとしおです。

    ナナとさとるがずっと繋がっていて、また再会できる日まであと少しなのかな。

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    2025年10月14日
  • 塩の街

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    塩の巨大な結晶が地球に飛来したことを契機として、人が塩となり死んでしまう塩害と呼ばれる架空の大災害に見舞われた世界。そんな荒廃した世界で生きる男と少女、その周囲の人達の恋愛と災害との戦いを描く物語。
    作者あとがきでも書かれているが、本書は未曾有の大災害である塩害との戦いを描いた本編とその後の登場人物の後日談等を描いた番外編から成る。
    全編を読んで感じたのは、純度の高い恋愛小説だったなということ。主人公達だけでなく、登場人物が全員一途に相手のことを想っている。それこそ崩壊する世界のことなんてどうでもいいかのように。
    一方で、塩害から世界を救う話については、所々展開が強引に感じる部分もあったが、作

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    2025年10月14日
  • 植物図鑑

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    ネタバレ

    少女漫画の世界
    自分を性的存在とはみなしていないように思える安全な、なおかつ存分に甘やかせてくれる存在。
    ミステリアスなまま存在を消し、でも知らないところで自分の為に奔走して戻って来てくれる。
    んな訳ないじゃん!と思いつつ、うっとり。
    現実にはありえない夢みる女子の憧れる物語。
    好き。
    心がささくれる事の多い日々、こんなお話も必要な時もある。

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    2025年10月13日
  • 塩の街

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    ちょっと入り込むまでに
    時間がかかって
    途中も難しいところは
    軽く流してしまいましたが
    最後までワクワクしながら
    読み終わりました。
    SFのような人間ドラマ。

    有川浩さん女性の方なんですね。
    設定や内容がとても迫力あったし
    男性の著者かと思いました。

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    2025年10月12日
  • 植物図鑑

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    ほっこりする、優しい本でした。

    この題名で恋愛小説??という驚きから購入しました。展開もさくさくっとすすみ、久々に心地よく読めたなと感じる本でした。

    散歩が好きになりそうだし、知識増えるなぁいいなぁって思ってたら、割と甘い展開になったり。でも心揺さぶられる展開もあったり。

    優しいドラマを見ているような感覚になりました。

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    2025年10月09日
  • フリーター、家を買う。

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    大学卒業後、就職したが3か月で退職したのちアルバイトを転々としていた
    母親が重度のうつ病と診断され
    原因が近所のイジメと判断
    主人公が家を買おうと決断
    まずは就活‥世の中をなめていたので散々‥父は傲慢
    面接や履歴書の書き方はなるほどと思った。前半は重かったが、読み進めるうち少し恋愛もあり面白かった。
    その後気にしなる。

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    2025年10月07日
  • 明日の子供たち

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    児童福祉の世界について、価値観がガラッと変わった。「家族」のようなものなのかと思ってたけど、また違う職員と児童との関係。児童養護施設にいる子どもたち、家族と暮らす子どもたち。大人になったら皆一緒だと思っていたけれど、違うよな。頼れる場所は誰にでも必要。

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    2025年10月06日
  • 空の中

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    宮じいのキャラがよかった。間違った道をずっと進んでも正しい道に辿り着くことはないってことをちゃんとまっすぐ瞬に伝えてくれた。真帆にお母さんが間違っているからそれを許してやってくれというところが一番泣けた。あとキュンキュンした。

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    2025年10月04日
  • 図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1)

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    本を読むにも「メディア良化法」が発足してしまい、読んだら害がありそうな本は没収するぜ!となった時代に、法律の隙間を練って武力を行使しても本を守るぜ!って人たちとの戦いの話。

    自分自身は比較的最近本を読み始めたが、読書を趣味としてる人たちにはたまらない。
    そんなのゲームも一緒じゃろうに。
    とはいえ、設定がしっかりしているのでそこまで緊迫した感じは出さず、でも最近の日本について問われる作品。良。

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    2025年10月03日
  • レインツリーの国

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    『レインツリーの国』読み終わった〜。登場人物の気持ちの描写がマジで刺さる。喜びや戸惑い、切なさとかが自然に伝わってきて、読んでる間ほんとに物語の中にいる気分になった。文章も読みやすくて、サラーっと読めるのに、あとからじんわり余韻が残る感じ。読んだあとも何回も思い返したくなるし、高校生活とか自分の周りのことに重ねて考えちゃう場面もあって、マジでオススメ。

    特に印象に残ったのは、登場人物の感情の揺れや日常の描写。どんな小さな場面も丁寧に描かれてて、物語の世界に自然に引き込まれる。最後まで読み終わったあと、余韻を味わいながら「また読み返したいな」って思える、不思議で魅力的な一冊だった。

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    2025年10月01日
  • クジラの彼

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    ラブコメ好きだ!!
    感動でもないハラハラでもないほっこりでもない感情が味わえる!それも甘ったるい感じじゃないから良い。
    男性目線なのも新鮮ですごく好きです。

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    2025年09月28日
  • 空の中

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    自衛隊三部作 第二弾『空の中』。
    未知との遭遇から、相互理解を経て、信頼を築き、共生の未来を探る物語。SFであり、ファンタジーでもあり、そこに有川さんらしい恋愛小説が加わります。

    有川さんは“大人のライトノベル”を描きたかったとか。それが何を目指すのかわからないけれど、友人としての信望、仕事としての信奉、家族としての信頼……と、大人でなくても心惹かれる場面が展開される。そこに、年代の違う恋愛が絡まるのだから充実の第二弾です。
    未知との遭遇をテーマにしながら、より人間的な他者との関わりを描き、わかりあうこと、信じあうことの尊さを――年齢に関係なく楽しめる作品だと思います。

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    2025年09月24日