有川浩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレフィクションなのに何故かリアリティがある。リアリティの要因はきっと緻密で計算され尽くした設定だと思う。架空の法律が実際にあるのではないか、もしくはこれから起こりうる未来だとさえ錯覚するくらい綺麗で繊細な作り込み。このリアリティが作品に没入する入り口を作ってくれる。それでいてラブコメを織り交ぜる事で展開を作りワクワクを止めどなく堪能させてくれる。一人一人のキャラクターが勝手に動くと有川さんは仰っていた。その理由もまさしく深くまで考え抜かれた人物像がなせる技である。どんな人物か読者側も容易に想像でき、しっかりと動いていた。
「選ぶべきものを選ぶときに選び方を躊躇する奴は口先だけだ」「義理も縁もない -
Posted by ブクログ
中学生のとき、児童書から卒業するきっかけとなった本。10年以上読み返してなかった。てか気づいたら年号を超えていた!
それより、社会人になって読むとみんな1年目なのにさすがに優秀すぎるだろう!ってツッコミを入れたくなる!!あんなに憧れていた堂上教官も、今読むとなんだか健気でかわいいなあ!と思えてしまう(笑)
そして設定はやっぱり斬新だよな。
当時は今より犯罪思想が本やアニメからという批判が多かったような?それでいくとうちの本棚は物騒な殺人の本ばかりなのだけど、、、と失笑してしまう。
こんな世の中にならないといいな、好きな本を読んでいたいなという気持ちは当時も今も変わらない。 -
Posted by ブクログ
それぞれのエピソードのタイトルも好きです。
ふと、前に読んだ本を調べるところから始まるワクワク感。やはり必要なときに出会うべき人に出会うのだと思えてきます。
最後聞きにくそうに伸に、同僚の女の子について聞くところ。
ひとみも年頃の女の子だと改めて感じさせる瞬間です!
補聴器をしている人がいれば、ゆっくり話しかけたりするようにしていますが、これも私の自己満足なのではと思ってしまいます。
明らかに気を遣った行動だからです。
そのような場面でどう立ち振舞うべきなのかは一生考えていくことではないのかと思います。
人の考えなど言葉では分かったと言っても本当の意味では理解できないことです。
だから、つ -
Posted by ブクログ
自衛官×自衛官もしくは自衛官×一般人の恋愛。「クジラの彼」始め全6話からなる短編小説。
自衛隊という特殊な環境下のベタ甘なラブコメが堪らん〜。あとがきにもありますが、自衛官の方々も恋愛したり結婚したり普通の人間の一面があるんだと、自衛隊に親近感を持つきっかけになった一作です。
「クジラの彼」と「有能な彼女」は『海の底』のスピンオフ。きつい体験をした彼らのその後が幸せそうで嬉しい。『海の底』は1度読んだきりだからまた読みたくなっちゃったなー。
文庫だと分かりづらいけど、カバーのイラストは各話をモチーフにしたカクテルなんだよね。こういうデザインめっちゃ好き。「クジラの彼」以外イラストが小さい