平野啓一郎のレビュー一覧

  • 小説の読み方

    Posted by ブクログ

    小説を読んだあとの読後感を上手いこと言語化することに憧れてこの本を読んだ。本のセレクトもジャンルごとに名作を選んでいたので自分があまり読まないジャンルの小説にも興味を持つことができた。また、小説内での登場人物、そして自分自身の感情をうまく捉えることができるようになったと感じる。

    0
    2023年10月23日
  • ご本、出しときますね?

    Posted by ブクログ

    読書芸人の若林が小説家と対談する番組の書籍化らしい。
    常々小説大好きな人の気持ちを知りたいと思っていたが、この対談で多くの気づきを得られた。
    自分自身は現実的なビジネス書や、心理学、脳生理学などの役に立つ本を好んでいたので、なにゆえ個人の脳内で創作されたフィクションが好まれるのか不思議であった。
    本書や小説家(書くほう)の視点の言葉が多いが、彼らは読書家でもあるので示唆に富む会話が飛び交っている。

    ・「弱者」って言葉を言い換えると「大多数」のこと
    ・登場人物が自分の身代わりになってくれるような気がした

    0
    2023年10月05日
  • 空白を満たしなさい(上)

    Posted by ブクログ

    下巻まで読み終わってからの感想。
    主人公の葛藤、周囲の人々の迷いが伝わってくる作品。後半へ向けて、ミステリー要素強め。

    0
    2023年09月15日
  • 本の読み方 スロー・リーディングの実践(PHP文庫)

    Posted by ブクログ

    軽薄な「速読」テクニックへの痛烈な批判本。
    本人も作家である立場から、物書きがいかに言葉選びを熟慮しているか、またそれを自分で読み取り感じることが著書に触れる喜びの一つであることが、作例を交えて書かれている。(勿論、本を読む目的は人それぞれだが。)「速読=脂肪。役に立たず、頭の回転を鈍らせる。知ってることの補完でしかなく、何なら歪曲させて読み取ってしまう。」→すごく納得。

    0
    2023年09月02日
  • 本の読み方 スロー・リーディングの実践(PHP文庫)

    Posted by ブクログ

    今後の読書が変わる これは読書好きの人みんなに勧めたい一冊。これを読んだ後では、多かれ少なかれ本の読み方が変わりそう。出会えて良かった。

    0
    2026年01月12日
  • かたちだけの愛

    Posted by ブクログ

    愛するってなんだろうと深く考えさせられた。
    他の誰といる時の自分よりも好きで、そんな自分を愛せる。そういう相手を見つけるといいのかもしれないと思った。
    愛って深い。

    0
    2023年08月09日
  • 賢人の読書術

    Posted by ブクログ

    ビジネスマン向け?私はビジネスマンではないですが、5人の著者の言ってることが矛盾してて逆に面白かったかも。

    0
    2023年08月06日
  • 三島由紀夫論

    Posted by ブクログ

    もちろん、まずは著者の三島愛をたっぷり感じる。しっかりした骨格と、丁寧な調査と文献の読み込み、そして考察が同じ熱量で670ページ続く。論文とは、評論とは、こう書くもんだよね、と感服させられる思い。

    1
    2023年07月29日
  • 透明な迷宮

    Posted by ブクログ

    久しぶりに本屋(蔦屋書店)でジャケ買いした
    本です。
    平野啓一郎さんという作家も初めてだったので
    予備知識もなく、ちょっとワクワクしながら
    読み始めました。

    「透明な迷宮」は短編小説で、どの話も少し奇妙で妖しい世界観が感じられて自分的に大好きな作品でした。

    表題にもなっている「透明な迷宮」はまさに妖しい世界観とエロス、サスペンス的な要素が入り混じっていてとても面白かったです!
    ブダペストっていう場所もなんか、こういう事が起こりそうっていう漠然としたイメージがあって
    すごくしっくりきました。
    「ホステル」ていう映画を少し思い起こさせる
    雰囲気もあって、ちょっと興奮しました。

    「火色の琥珀」

    0
    2023年07月20日
  • ドーン

    Posted by ブクログ

    これが「分人」の概念が登場した初めての小説らしい。2033年の火星探査とアメリカ大統領選という壮大な舞台とは対照的に、その時代でも尚続く人間の業の深さ、対人関係から生じる内面的葛藤が生生しく描かれている。
    この小説の世界では「分人主義」が概念として一般化しているが、読み始めはその明示的な設定に違和感を感じた。ただ、主人公をはじめ様々な登場人物たちは、それぞれある分人には葛藤・苦悩を抱えながらも別の分人には未来への足場をつくりながら生きていく希望の輪郭が次第にくっきりと見えてきた。
    後半、「恥」と「悪」に関する会話シーンがあるが、これが分人の考え方と相まって印象深かった。"恥"

    0
    2023年07月16日
  • ドーン

    Posted by ブクログ

    「閉鎖的な対人関係によって分人が過度に抑制されると、過去や未来の妄想の分人が大量に溢れ出て、収集がつかなくなる」

    この描写に自身の経験を重ね合わせ、離別による悲劇に見舞われた直後に誰にも会いたくなくなるのは、対象の分人を邪魔されずに大切にとっておきたいからなのだ、と合点がいった。

    0
    2023年07月12日
  • ご本、出しときますね?

    Posted by ブクログ

    3.7面白かった。二人づつなのが良。ラジオとかで続いてくれないかな。その方が出てくれる作家さん増えそうだし。

    0
    2023年06月20日
  • 死刑について

    Posted by ブクログ

    実際、あまり深く考えたことはない。死刑はニュースの中の話としてこれからもあまり考えたくない。でも平野さんの考えはものすごく納得できた。終身刑があれば廃止してもよいのではないかと思った。

    0
    2023年06月14日
  • 決壊(下)

    Posted by ブクログ

    言葉を重ねると悪魔はどんどん人間臭くなっていったなという印象。結局、最後までどのキャラクターも好きにはなれなかったし、物語の終わり方もモヤッとするものだった。それでも、「あー、こういう正義を振りかざす奴いるよな」とか「こういう境遇なら、こうなっちゃうかもな」とか、感じることは多かった。特に、「なぜ人を殺してはダメなのか」という討論会の内容は興味深かった。ある程度、共通の価値観(認識)を持たなければ、『なぜ?』に回答を示すことは難しい。悪魔の紡ぐ言葉がどうしても自己満足にしか聞こえないのは、私と悪魔の間の価値観(認識)が乖離しすぎているからだと思う。だから、悪魔が発する言葉は自己を満たすだけの、

    0
    2023年04月30日
  • 死刑について

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    私は死刑賛成派でした。揺らぎつつの賛成派で、本書を読んでからは揺らぎの振り幅が大きくなりました。
    絶対支持ではないけど遺族がいる場合の感情を考えたら受刑者に死刑を望むのはやむを得ないのでは、とこれまで考えてきました。

    ちょっと長いですが本書p37からの引用。
    「劣悪な生育環境に置かれている場合だけでなく、加害者が精神面で問題を抱えている場合もあります。本来なら、そういう状況に置かれている人たちを、私たちは同じ共同体の一員として、法律や行政などを通して支えなければならないはずです。しかし支えられることなく放置されていることがあります。」
    死刑についての話ではありますが、結局これは法で裁ききれな

    0
    2023年04月25日
  • 空白を満たしなさい(上)

    Posted by ブクログ

    死んで生き返った「復生者」の主人公と、彼をとりまく人々の話。死因は自殺と言われているが本当なのか?などミステリー要素も。
    生き返ったらどうなる?というテーマひとつから膨大な思考や出来事が発生していて、それらはどれも納得のいく流れで、突飛な設定にもかかわらずリアリティがすごい。読み応えがあって面白かった。
    自殺について、ひいては死について、考えさせられた。

    自殺とは、単純に「1人で自分の人生を終わらせること」ではなく「自分を殺す」ということであり、もししてしまったらその人は紛れもなく「自分を殺害した犯人」なのだ、と認識させられた。「殺される被害者」のつもりでいても実際には「殺す加害者」「殺人犯

    0
    2023年04月28日
  • 空白を満たしなさい(上)

    Posted by ブクログ

    ドラマが面白く、先が待ちきれずに原作を読んだ。
    自分が死んでから(自死)3年後に自分としてまた生きる。そして自分が死んだ理由を探すという設定があり得ないはずなのに妙にリアルで。旦那を亡くして3年をとにかく生きた妻、自分との記憶がほとんどない息子、確執のあった義理の親との関係など、再構築する様は、ただ生きているだけではなかなか踏み出せないものばかりだった。

    0
    2023年04月25日
  • 死刑について

    Posted by ブクログ

    他の死刑に関する書籍と大きくはことらなかったが、死刑制度に対して多くの日本人賛成しているというアンケート結果は単に知識不足なのではないかと改めて思った。
    一度じっくりと向き合って考えてみると考えが変わる人も出てくるような気がした。

    0
    2023年04月08日
  • 決壊(下)

    Posted by ブクログ

    面白くて…というわけではなく、先を読まざるを得ない様な感じで、結局一気読み(^◇^;)

    難しいし、よくわからなくて読み飛ばした部分もあるんだけど、妙に共感しちゃう部分もあったり。

    あー、芥川賞作家らしいわー、文学だわー、ところでいつ殺されるん?と思いながら読んでたんだけど、いやー、重くて、重くて…。

    結末もね、衝撃的でしたわ、確かに。救いが無くて、ドーンと気分が沈んだわのさ…。

    まぁ、いろいろ考えさせられる、ってのはあって、普段ボーッと生きてる私でも、たまにはね、という感じで良かったといえば良かったけど、あんまり読みたい作家さんではないな、うん。

    0
    2023年03月27日
  • 『マチネの終わりに』無料試し読み

    購入済み

    続きが気になる

    無料版では、出会いのシーンが描かれていました。これから二人がどう発展していくのか、続きが気になる作品でした。

    #胸キュン #エモい

    0
    2023年03月22日