森博嗣のレビュー一覧

  • 読書の価値

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    <目次>
    まえがき
    第1章  僕の読書生活
    第2章  自由な読書、本の選び方
    第3章  文字を読む生活
    第4章  インプットとアウトプット
    第5章  読書の未来

    <内容>
    作家であり、元大学教授の読書論。遠視で文字が読めなかった子供時代。雑誌フリークといい、創刊号は興味関心ではなく、買って読むという。小説は海外ミステリーと詩歌専門。それでいて漫画を描くという奇才ですね。私は著書の本を1冊も読んでいないが、視点のユニークさは面白かったし、物を覚えるのは、教えるのが一番という経験談は、「然り」であった。変わり者だが、その視点と指摘は、なかなか鋭い。

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    2020年09月24日
  • 今夜はパラシュート博物館へ THE LAST DIVE TO PARACHUTE MUSEUM

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    S&M、V短編集3弾。叙述トリック。大御坊の結婚の話。国枝先生の夫、高校教師の薫田川の話。ぶるぶる人形では、練無と西之園睦子らしき人と大学で出会う場面がある。素敵な模型屋さんもなかなか面白い。

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    2020年09月22日
  • 読書の価値

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    工学部の助教授から作家へ転身し、その後自分自身の人生におけるアプトプットを完結させるため、そのいずれもを卒業し、工作や庭造りなどを謳歌しておられるという著者。

    自由な発想で生きておられる自由人的なイメージがあり、そういう人の読書論はどのようなものだろうかと興味があり読んでみた。

    これは、森氏の得意とする書き下しスタイルの本のイメージだ。「1時間に6000文字を打つ作家」ということは自他とも認識されているようで、本書もネタの仕込みやなんかを除いて、ただ文章を書いている期間としては1週間程度であったということがどこかに書かれていたと思う。

    これは著者のロング・エッセイだなというのが、読後の感

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    2020年09月19日
  • 悲観する力

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    相手から思った反応が返ってこず苛立つ場面が多い。それは楽観的思考が一つの原因となってるのだろうな、と考えた

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    2020年09月08日
  • イナイ×イナイ PEEKABOO

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    読みやすくて、ラストまでスラスラ辿り着いてしまった。結末が少し淡白かなと思ったけれど、Xシリーズの第一弾ということなので、続きを楽しんでみようと思う。

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    2020年09月07日
  • レタス・フライ Lettuce Fry

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    再読。癖の強い作品が多いけど、やはり刀之津診療所の怪は面白い。様々な人物の邂逅はシリーズを通してこそ光るというもの。

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    2020年09月01日
  • 工学部・水柿助教授の日常 The Ordinary of Dr.Mizukaki

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    エッセー風な短編集である点は長編ミステリーのS&Mシリーズと大きく異なりますが、いずれも大学の工学部を舞台としており理系出身の身として楽しめました。SFのイメージが強い森博嗣ですが、一風変わった(それでいて、実在してもおかしくなさそうな)登場人物たちの繰り広げるコメディも面白いです。解説が「文学部唯野教授」を書いた筒井康隆さんであり、編集者のユーモアも感じました。

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    2020年08月30日
  • 幽霊を創出したのは誰か? Who Created the Ghost?

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    今回の話は、筋がいつも以上に難しかった。動機とかもよくわからない感じだった。
    でも、このシリーズは、あまり細かく筋を追うというよりも、抽象的なディスカッションを楽しむものなのかも、と思ったりもする。
    今回の話で言えば、リアルとヴァーチャルの関係性、その表裏なのかと思う。ヴァーチャルの館がリアルと対称なのは、その表裏を表しているのかも、と思ったりする。

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    2020年08月26日
  • 赤目姫の潮解 LADY SCARLET EYES AND HER DELIQUESCENCE

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    百年シリーズ3弾。が、時代も含め直接的なつながりが不明瞭なふわっとした感じの小説。時代医者篠芝、小説家鮭川、喋れない謎めいた美女赤目姫、マタイ、緑目王子、その父、シンディなど次々と意識が同調し追体験していく。人間とは的な話。人間は端末であり思考は信号、そんな解釈も。「貴方は誰ですか?」「そうね、私は、貴女以外の者です。でも、それも正確ではない。私は、貴女でもあるかもしれない。私は、この世界かもしれない」。。「人形劇は、まだ続いている」

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    2020年08月23日
  • 幽霊を創出したのは誰か? Who Created the Ghost?

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    読むと自分の考え方に影響を受けているのが面白い。例えば幽霊→恐怖の連想は自分も含めて一般的な反応だろう。しかし主人公にかかれば「その手の話題を聞くことが時間の無駄」だったり、「ホログラムを投影する装置を探す」だったり、「実態がないのはバーチャルと変わらない」だったりするのだ。読み進めて視点を変えて見ることを繰り返すうちに、いつのまにか事実と感情を切り離して考えられるようになっている。私は感情を重視する人間だが、読後は「現実主義ってこんな感じかな」と思えるような一時的な変化が楽しめる。
    また、バーチャルを行き来する設定を、私が理解できない事もあって、読み進めるうちに、未来と現実と小説とバーチャル

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    2020年08月21日
  • φは壊れたね PATH CONNECTED φ BROKE

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    最初の方で殺人方法とか、犯人とかがわかってしまいました。
    もしかして、マンネリ化してないか?とも思いました。
    ただ、新シリーズなので、新しい登場人物の紹介だと思って見る分にはいいのかな?

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    2020年08月21日
  • キウイγは時計仕掛け KIWI γ IN CLOCKWORK

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    Gシリーズ第9弾。箱根にある日本科学大の建築学会に届いたγの文字が刻まれたキウイ。三重県庁に勤める加部谷、地方TV局の雨宮、三重大学助教の山吹、W大の萌絵の院生の海月などいつものメンバー。すべてがFの真賀田研究所の島田も研究員として大学にいた。学長が殺され副学長の蔵本も死亡。インドネシアからの留学生が蔵本の実子。ギリシャ文字、四季の絡みなど謎を残すふわっと感はいつも通り。

    学会発表時、自分の研究について隅々まで自分の知識が及ぶようになり、自分から全てを発している状態になると、質問を受けても特に困るようなことはない。自分に答えられないような質問は誰にも答えることはできない。学生の頃、答えら

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    2020年08月12日
  • 魔剣天翔 Cockpit on Knife Edge

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    この作品は何だか森作品のなかでも少し毛色が違う印象を受ける。
    シリーズのなかではあまり好みではない。もう少しエンジェルマヌーバと関根朔太を掘り下げてほしかったというのが率直な感想。

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    2020年08月10日
  • アンチ整理術

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     「やってみて(うまくいかなかったら)その上で考える」この当たり前をし続けるためのマインドセットについて学べる本である。保護者の学習初期に子供に伝えるメッセージはやはり重要だということに気付かされる。
     アンラーニングに最適。担当編集者との対話が載っているのだが「日本式諸中等教育」を素直に受け取ってしまった上の悲哀、自ら考えることの放棄が多いことを改めて感じる。
     吾輩も自ら講座をデザインして教えるということの真似事をしているのだが方法のみの講座では行動変容が生じないのは痛感していた。いくつかの講座を受けているのだが一向にうまくならないという人の多くが方法論が自分に合わない、自分に会うものはき

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    2020年08月09日
  • 女王の百年密室 GOD SAVE THE QUEEN

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    ★★★☆☆ 3.0
    主人公が嫌いでした。あと森さんのカタカナの多用も腹が立ちました。近未来の世界観なので仕方がないことではあるけれども、わざとやってるのかと思うくらいには際立っていました。確かに世界観と設定は面白いし、命という概念が相対化されます。しかし、結末も驚きはないし予想以上でも以下でもない。

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    2020年08月06日
  • 科学的とはどういう意味か

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    とても読みやすく分かりやすい表現で書かれていたのでさらさらと読めた。
    理系としては知っていることの再確認なので、こうすれば伝わりやすいのだなということが確認できた程度でした

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    2020年08月03日
  • 自由をつくる 自在に生きる

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    文章自体はとても分かりやすいし長くもないのだけど(1時間程で読める)、本書に一貫するメッセージは何か、というのを咀嚼しきれていない。もう少し時間がかかる気がする。

    第1,2章で書かれていた『大多数の人は他者から与えられた課題という支配を好むものだ』という要旨のことはよく理解できる。
    子どもの頃、夏休みの宿題で計算ドリルは得意だったけど読書感想文や自由研究は苦手だった。自分で研究課題や課題図書を決めるよりは与えられた問題を解く方が楽だったからだ。今では違う。大人になって、より自由な人間になれたということなんだろう。

    最終章である第5章「やっかいなのは自分による支配」は分かりやすかった。ここに

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    2020年08月02日
  • ZOKU

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    氏いわく『かなりアンチな小説』とのこと。
    正義?のTAIと悪ならぬ悪戯の組織ZOKUの両陣営を中心に描かれます。ロミ・品川のイメージは勝手にドロンジョになるのは私だけでしょうか。
    なにに対するアンチなのかはわかりませんが、アンチヒーロ物? 正義の味方が悪者をやっつけて終わりになるのが従来の一般的なタイプのストーリーだと思いますが、コミカルなキャラクターからはそんな切迫感も命の取り合いもありません。ましてや悪戯ですから(著者のことだからすべて実現可能なのでしょう)。
    あとは珍しく固有名詞の引用がポップ。アトム、ガンダム、エヴァ、など。

    僕、将来はのっぽさんになろうと思っていたから
    Episo

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    2020年07月25日
  • 銀河不動産の超越 Transcendence of Ginga Estate Agency

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    「すべてがFになる」や「スカイ・クロラ」シリーズとはまた違った森博嗣さんで爽やかで読みやすかったです。
    読み進めていると、人との出会いの中で流され続けた結果、幸運にも物事が上手くいく主人公と感じました。
    しかしある登場人物の最後のセリフで全てが繋がり、まるでミステリィのトリックが分かった時のようにスッキリしました。

    「幸運といったものはこの世にはない。あるとすれば幸せを築く能力。幸せを築こうと努力をしたということだけ。その能力と努力によって、順当に作られていくのが幸運なのです。」

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    2020年07月24日
  • 幽霊を創出したのは誰か? Who Created the Ghost?

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    SF。WWシリーズ4作目。
    森さんのシリーズ作品で、たまにあると個人的に思っている、小休止的なお話という印象。
    幽霊騒ぎや事件も起きるが、シリーズ的には特別進展はないかな?
    グアトとロジのやり取りが微笑ましい。

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    2020年07月23日