山本幸久のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ここのところずーっと、会社の先輩にお借りした本が続いている。
この本も然り。
痛快、お仕事小説。
まぁ、賑やかい。
文字なのに、主人公の明るさが本の外まではみ出てくる(笑)
バスガイドとして働く高松秀子は、仲間からはデコという愛称で呼ばれている。
入社五年目となったが、信頼していた先輩が退職してしまい、自分が新人研修の教育係に任命される。
失敗あり、事件あり、笑いありの楽しい小説。
ナースのお仕事っていうドラマを昔見たことがあるが、終始そんなノリ。
ドラマに出来そうな本だなぁつて思って本を閉じたが、検索してみると、ドラマもヒットした。
やはりドラマになっていたのか!(笑) -
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Posted by ブクログ
東京の観光をになうアヒルバス会社。バスガイド歴5年のデコこと高松秀子は、まだ客に振り回される日々であった。先輩の三原さんが退職した後、秀子は新人の教育係を任される。しかし新人研修はトラブルばかりで一向に進まず…。
山本幸久の作品だからと期待したのだが、これは期待はずれ。『凸凹デイズ』などと同じようなキャラクター重視の作品であるが、悪ノリと自己満足がすぎる部分が目に余る。
ストーリーの展開としては、もちろんしっかりしており、まずツアーで小手調べ。その小手調べで伏線を張りまくって新人研修。新人研修中に伏線を拾いまくるというもの。教科書どおりともいえるポジティブな話で、ストーリー自体に不満はない -
Posted by ブクログ
もうすぐお雛祭りだけに、雛人形への気持ちが高ぶりました!
こういった、昔からの伝統を、今の時代に合わせながら伝承していくことの大切さが伝わってきた、今を生きる私達にとても必要な、そして温かいお話でした。
私にはこどもがいませんので思いつきませんでしたが、この小説に出会い、姪が二人いるので、新しい雛人形を買って、姪の成長を願い自分の部屋に飾るのもいいなと思いました。できれば森岡人形の雛人形のように1つ1つ職人さんの手によって作られた雛人形がほしいです。
日本独特の文化を、やっぱり大切に受け継いでいきたいなっ、日本の文化って素敵だなって思う作品でした。 -
Posted by ブクログ
久しぶりに読む山本さんの作品。
毎回、よくこういう題材を見つけてくるなぁと感心する。
今回取り上げるのは、雛人形を製造・販売している創業百八十年の老舗。
だがその<森岡人形>の八代目社長・恭平は37歳の若手。それも十年前に七代目社長だった父の急逝により何の準備もなく社長として職人としてやっていかなければならなくなったのだ。
職人たちの平均年齢は七十三歳、いまだに先代や先々代を引き合いに出したり、酔っぱらっては喧嘩を始める彼らと上手くやっていくのは難しい。
ほかにも同業者の<櫻田人形>の社長や会長にあれこれ頼まれごとをされたり、人形共同組合の仕事を押し付けられたり。
さらには出身校の<鐘撞高校 -
Posted by ブクログ
人形の町・鐘撞市で創業180年を誇る森岡人形の八代目を若くして継ぐことになった森岡恭平の奮闘記。恭平は雛人形の頭を創る頭師として、また母校の高校でボート部のコーチも務めていて多忙な日々を送っている。とにかく人が好くて周りに振り回されてばかりだが、面倒見もよく人望も厚い。
魅力的な主人公と周りを固める騒がしく憎めない面々の織り成す人情劇に、雛人形の製作過程やボート部の活動などが描かれ、とても楽しい作品だった。『血煙荒骨城』にまた会えるとは思わなかったが(笑)。
舞台となる鐘撞市は埼玉県岩槻市(現さいたま市岩槻区)と思われる。ぼくは隣町で育ち、自転車で遠征したことを思い出して懐かしかった。