山本幸久のレビュー一覧

  • 店長がいっぱい

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    友々亭というチェーン店の店長たちの
    様々な人生のお話。
    チェーン店はどこにいっても店構えは
    変化はあまりないけど、そこで働く人は個性的。

    その対比の書き方が面白かった!

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    2018年11月10日
  • エール!(3)

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    ■原田マハ「ヴィーナスの誕生 La Nascita di Venere」(美術品輸送・展示スタッフ)
    ■日明 恩「心晴日和」(災害救急情報センター通信員)
    ■森谷明子「『ラブ・ミー・テンダー』」(ベビーシッター)
    ■山本幸久「クール」(農業)
    ■吉永南央「シンプル・マインド」(イベント会社契約社員)
    ■伊坂幸太郎「彗星さんたち」(新幹線清掃スタッフ)

    クールだけは何をいいたいのかわからず読破断念したが、それぞれ悩み、でも頑張って何か得ていく流れは何ともあったかく、自分も自分になりに頑張っていきたいなぁと思えた。

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    2018年10月12日
  • 店長がいっぱい

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    友々丼はどんな味がするのかな?

    友々丼をメインにチェーン店約120店舗を展開する友々家
    そこで働く各店舗の店長をメインとした話。
    広告代理店から転職
    一癖も二癖もあるバイトに手を焼く
    などなど問題点を解決していく。それを纏める容姿が美しく仕事が出来る本社の霧賀久仁子。
    各章は別々の店の店長の話だが霧賀が関わっている為細かな所で話が繋がる。
    最後の方の章は一代で友々家を築いた現会長「真田あさぎ」とその息子でポンコツ二代目社長の話。
    ドタバタが最後まで続くのかと思いきや最後はしんみりとして終わった。

    山本さんの小説は映像化が多いように感じます。
    この本もいづれは映像化するんじゃないでしょうか。

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    2018年10月08日
  • 凸凹デイズ

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    タイトルからは殆ど内容の見当がつかなかったけど、小さなデザイン会社のメンバーが、デカ男2人と小柄女1人で、それが並んで凹の字に、ってことだった。それにまつわる下心やら嫉妬やらが、過去と現在を行きつ戻りつしつつ、会社の浮沈も含めて語られていく。基本、淡々とした日常譚なんだけど、ちょっとしたトラブルとかをまぶすことによって、膨らみのある物語に仕上げられている。初挑戦の作家だったけど、楽しんで読めました。

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    2018年07月02日
  • ウチのセンセーは、今日も失踪中

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    漫画家(不在率高し)のアシスタントが主人公のお話。

    基本的にはコミカルなタッチで描かれているが、
    同じく漫画家を題材にした「バクマン。」と比べ(漫画と小説を比べるのもどうかと思うが)、熱気がある雰囲気ではなく、どちらかというと哀愁漂う雰囲気。苦労性な主人公の影響か?

    富山の料理が美味しそう。

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    2018年05月22日
  • 寿フォーエバー

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    ネタバレ

    始めの頃の、主人公の靖子さんと依頼者達との温度差から、最後の一体感まで。どんどん読むことができました。読みやすい作品です。
    茅葺き屋根のお店の人手不足はどうなったのかなぁ?青山のお店の真相は?他にもその後の展開が気になるエピソードが散りばめられているのは、作者の意図かしらん。醐宮さんのように他の作品に登場しそうな気配が…

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    2018年05月07日
  • 美晴さんランナウェイ

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    自由奔放な美晴さんを姪の世宇子目線で追っている話です。自由奔放な行動にも全て意味があり、それが分かった時美晴さんをもっと好きになれます。「逃げてるんじゃないの。追いかけてるの。」と美晴さんは言っていますが、自分自身の幸せを追いかけていると私は思いました。最後に大好きな人との幸せを掴むことが出来ましたが、美晴さんはまだまだ追いかけ続けると思います。今後の美晴さんも見続けたいと思った私は、美晴さんの虜になった一人ですね。心がほっと温かくなるひとつの家族の話でした。やっぱり山本幸久さん大好きです!

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    2018年02月22日
  • 幸福トラベラー

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    さえない中二男子が上野公園で出会った謎の少女。一日限定の冒険と奇跡が、読む者に忘れていたときめきを呼び戻す。山本幸久版「ローマの休日」。
    自分が何者なのかも何者になるのかも分からないあの年頃。全ての出来事が経験値になり、全ての出会いが性格を形成する。正に毎日が冒険の日々である。山本作品名物のゲスト出演や三人のおばちゃんの登場で賑やかで爽やかな青春小説に仕上がっている。文庫版書き下ろしの「旧七夕」は秀逸過ぎる。

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    2018年02月09日
  • 一匹羊

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    一歩前へ踏み出せば、新しい景色や違う自分が発見できるかもしれない。流されるまま日々を過ごしかねない私たちに、ビタミン補給してくれる短編集。
    大きな出来事が起きる訳ではないけど、「ああ、いいなあ」としみじみさせる物語ばかり。山本さんの真骨頂的展開を九つも楽しめる。文庫版のお楽しみである書き下ろし短編も付いて、とてもお得。

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    2018年01月24日
  • 一匹羊

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    短編集。どれも読後感がよくて、疲れた時に少しずつ読むといいかも。
    表題作である「一匹羊」が、私は好きだ。山本幸久の、お仕事の話が好きなんだと思う。半径3メートルくらいの出来事をきちんと自分事としてまっすぐとらえ、自分の意思で歩いていくような人たちを見て、少し元気になって本を閉じる。

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    2017年11月04日
  • 芸者でGO!

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    5人の芸者が紡ぐ人生模様。文庫版書き下ろしの「お母さん」を加えた全6編からなる物語。とても面白かった。読む前は芸者というと海千山千のイメージだったが、彼女たちも普通の女性と変わらないのだと感じた。そうそう本作にはアヒルバスの主人公、デコさんも出演。相変わらずの姿にニンマリ。なんだか儲けた気分。
    あらすじ(背表紙より)
    東京八王子の置屋「夢民」の新人芸者・弐々(杉浦晴子)は元女子高生。大学受験に失敗、恋人とも別れてなぜか芸者の道へ。「夢民」には他にも元丸の内OL、元キャバクラ嬢、元看護師のシングルマザー、そして元女子プロレスラーなど個性的な面々ばかり。彼女たちは人生の逆境を乗り越え最高の芸を見せ

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    2017年08月23日
  • エール!(3)

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    小春日和/日明恩 ☆5
    災害救急情報センター通信員

    ラブ•ミー•テンダー/森谷明子 ☆4
    ベビーシッター

    シンプル•マインド/吉永南央 ☆3
    イベント会社契約社員

    彗星さんたち/伊坂幸太郎 ☆4
    新幹線清掃スタッフ

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    2017年08月15日
  • カイシャデイズ

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    おもしろかったー。また会社で働きたいなと思わせるお仕事小説。悪人どころか、登場人物の誰をとっても憎めない人たち。みんな好き。
    何かっていうとみんなミスドに行くのがおもしろい。

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    2017年07月16日
  • 幸福ロケット

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    お仕事系の小説が得意な山本幸久。大人を主人公にした作品はどれも面白くて、著作をすべて大人買いしたけれど、子どもを主人公にした『ヤングアダルトパパ』が生理的に駄目でした。だから、小学生が主人公の本作はおそるおそる読みはじめたのですが、やられた(笑)。序盤中盤はわりと普通、終盤に胸キュンキュン、切なさにちょっぴり涙。具体的には230頁目付近。もう、大好きです。

    小学5年生の山田香な子。平凡な姓にへんてこな仮名遣いの名、クリスマスイブ生まれ。文京区の高層マンションに住んでいたのに、父が突然仕事を辞め、母の実家である葛飾区の工務店に勤めるという。最初からお父さんが婿養子に入っておいてくれたなら、あり

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    2017年05月15日
  • 凸凹デイズ

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    『ある日、アヒルバス』が気に入って、昨年「大人買い」した山本幸久。これまた元気をもらえる本です。

    凪海(なみ)はデザイン事務所“凹組(ぼこぐみ)”に勤める新米デザイナー。凹組は、30代半ばの共にデブの男2人、大滝と黒川と、凪海を含めて、社員はたったの3人。ある日、給料かつかつの生活から脱却するチャンスが訪れる。寂れた遊園地が大々的にリニューアルするため、ロゴマークとイメージキャラクター案を募集しており、凹組がそれに応募したところ、採用されたのだ。ただし、今回採用されたのは、凪海がデザインしたイメージキャラクターのほうだけ。ロゴマークは別のデザイン事務所“QQQ”が応募した案の採用が決まり、本

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    2017年05月10日
  • 男は敵、女はもっと敵

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    連作短編集の本作、1話目の主人公はフリーの映画宣伝マン、藍子。2話目以降、彼女が関わる人たちが数珠つなぎ的に主人公として登場します。藍子の不倫相手やその妻子、不倫相手への腹いせに結婚した男の再婚相手と、見る側が異なる楽しみが味わえて面白い。

    小説として楽しいだけでなく、嬉しいのは映画の話いろいろ。映画好きが高じて宣伝マンとなった藍子は、自分が気に入った映画に客を呼ぶために体を張ります。そんな彼女の姿にシビレる若手宣伝マンや、女好きの長老評論家、東映まんがまつりでしか映画を観たことがなさそうな配給会社のオッサンなど、映画関係の登場人物がたくさん。映画好きとしてはたまらん。

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    2017年04月25日
  • ジンリキシャングリラ

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    山本さんには珍しくお仕事小説では無く青春もの。
    軽いですし薄い気もしますが、まあそこが山本さんの持ち味ですからね。楽しく読めます。
    山本さんの作品には、他の作品の主人公がチラリと顔を出すのが定番ですが、この作品ではご本人が出てしまいました。そのチラリ加減が良いんですよね。

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    2017年03月16日
  • はなうた日和

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    9つの短編集。
    とても好きな作品とそうでないものの差が結構あって
    リンクもあっさりしすぎていてもう少し繋がりが欲しかったかな。
    世田谷線そのものに全く馴染みがなかったので
    物語の醍醐味をダイレクトに読み取ることが難しかったのだろうか。

    アカコとヒトミは山本幸久さんにとってとても大事にしているお話なんだと
    しみじみ。
    確かに人情味溢れる愛すべきキャラクターだものね。

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    2017年03月10日
  • 床屋さんへちょっと

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    ネタバレ

    「なんか行き詰ったり、モヤモヤすると、散髪にいくねん」という知り合いを何人か知っている。女性にとって髪は命ともいえるくらい大切なものだと言うが、男にとってもそれなりに大切なものなのである。

    といってる俺は、手入れが面倒くさいので、坊主刈りだったりするのだが(笑

    本作は、主人公宍戸勲の半生を床屋と家族を通じて描いた連作短編集。最後の2話を除いて、70代の勲の人生を遡る構成が面白い。前の作品に出てきた描写について「あぁ、ここのこれね」って発見できる快感が良い。仕掛けの妙で読ませてくれる。

    主人公一家は結構波乱万丈の時を過ごしており、描きようによってはもっとドラマチックに仕立てられなくもないと

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    2017年02月23日
  • カイシャデイズ

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    ネタバレ

    小さな工務店の、一人ひとりが生き生きと働く日々。上昇志向のある人、ない人。現場の人、内勤の人。それぞれの立場から、環境から見たふとした日常。こんな人たちと一緒に働けたらいいなぁ、と思わせてくれる、どこかあたたかい瞬間がたくさん積み重なって、働くって捨てたものじゃないのかもと思わせてくれる物語でした。

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    2017年01月28日