山本幸久のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
先日は津村記久子さんの『ワーカーズ・ダイジェスト』を読みましたが、今度はこれもお仕事小説の山本さんです。
押し潰されかけ、ヘトヘトになりながら何とかこなして行くという現実の「お仕事」の世界を描いた津村さんに比べ、軽くてノリノリで楽しい山本さんです。まあ、おとぎ話のような物ですが、最近はこういう肩の凝らない物語の方が気楽でいいですね。
『凸凹デイズ』の凹組の面々が脇役で出て来るのも楽しい。
舞台になる結婚式場の寿樹殿って雅叙園のこと?
タンパンマンってアンパンマンのパクリ?
ちょっと(と言うか、かなり)やりすぎの面はありますが、笑えて泣けて、気持ち良い話でした。 -
Posted by ブクログ
『笑う招き猫』に続けて再読。これも5年ぶり。
お仕事小説の山本幸久の面目躍如といった作品です。
前回も書いているようにキャラが良くて一気に読ませます。軽くて痛快。とにかく登場人物の一生懸命な姿が気持ち良い。風邪でちょっと調子が悪いベッドの中で読むのにはもってこいといった作品でした。
主人公の凪海ちゃんは阿佐ヶ谷のアパートに住むイラストレーターという設定。実は結婚前の娘と同じでした。もっとも娘が阿佐ヶ谷に移り住んだのは、前回この作品を読んだ後だったので、初読の時には気付くはずもなく。娘の所に行った時に立ち寄った西友なんかも出て来て、今回はさらに親近感が湧きました。
============= -
Posted by ブクログ
GWに行った北京のあちこちで何故か見かけた招き猫のせいという訳でも無く、体調を崩してたベッドの中で何か軽くて元気な本を読みたいと手に取った本です。
ちょっと意外なことに5年ぶりの再読でした。
前回は結構厳しめの評価をしていますが、今回はワンランクアップ。
確かに頼子さんや永吉をうまく扱えばもっと面白くなったようには思いますが、これがデビュー作、そこまで要求するのは酷な気もします。むしろアカコとヒトミに焦点をきっちり当てて、その
勢いで読ませるのも結構良いなと。
アカコの歌も最高ですし。
=============
09-032 2009/04/02 ☆☆☆
元気は良いんですけどね。
常 -
Posted by ブクログ
高松秀子はアヒルバスに入社して5年。
大好きだった先輩が辞めてしまいさみしい日々を送っていたところ、
その先輩の後釜として、新入社員の研修を任せられます。
そこでいろいろな珍事件が起こります。
登場人物のキャラも濃く、次から次へと変な出来事が起こるので
ついつい読みながら笑ってしまいます。
荻原浩さんが好きな人は、楽しく読めるかもしれません。
女性が働きやすい会社にしようと出来ることを始めてみたり、
ツアーの企画を考えたりと、愚痴を言いつつも楽しく仕事をしているところがいいなぁと思いました。
働いてお金を稼ぐって大変だけど、その中にもやりがいや楽しさがないと、続けられないのかもしれ