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「あたし今度、自分で店、開くんだ」。海外出張先への国際電話で娘に告げられ、宍倉勲は絶句した。就職したばかりの大手企業をすぐ辞めてしまったと思ったら、今度は何を言い出すのか――(「マスターと呼ばれた男」)。時に社長として、時にヒラ社員として、誠実に働き続けてきた男。彼と娘との関係、家族の歴史を時をさかのぼりながら描く連作長編。
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Posted by ブクログ
父親と娘の関係を中心に、家族の歴史を時を遡りながら描く連作小説。お仕事小説プラス家族小説の傑作。 全てのシーンが映像で脳内再生されるかのように、会話のテンポや場面のシチュエーションが素晴らしい。無駄な登場人物が存在せず、全員が愛すべき人々である。そして、区切りの時に出てくる床屋さん。本当におはなしの...続きを読む展開が巧い。山本さんはもっと評価されていい作家さんです。
山本幸久さんのお仕事もの大好きです。 これは、もろお仕事ではないですが、 後からじんわりしてくる熱い想いがいい。 行ってみたい世界です。
時代を遡りながら、一家族の日常を切り取った連作短編小説。 勲と香、勇、そして床屋。 何気ない日常の中で、床屋が登場し、家族4代(勲の父も含む)に渡って利用する。 勲は父が建てた製菓工場を20代で引継ぎ、2代目となるが、時代の流れもあり、倒産させてしまう。 その後は一ヒラ社員として働き続ける、過酷な人...続きを読む生だが、何か過酷さを感じさせない表現とユーモアがある。 心温まる物語有り、胸が熱くなる物語有り、短編ということでスラスラ読めてしまう。 床屋という、誰しも身近に感じる舞台だけに共感しやすい話。
父と娘、妻のあいだで起きる出来事を過去に向かって進むストーリー。その時々で、床屋を舞台としておきる日常。同じ娘をもつ父として、他人事とは思えない話が続く。一気に読んでしまった。
主人公、宍倉勲を中心として、彼の家族、元社員たちとの関係を、 時系列が前後しながら、各章が独立して構成されています。 読み進める毎に、勲の人となりが浮き彫りにされていきます。 勲の朴訥とした真面目さ、誠実さにふっと父親を思い出しました。 昭和のお父さんです。 各章、勲は床屋さんに行きます。 ある時...続きを読むは、海外、ある時は知らぬ土地での時間つぶし…。 行きつけの床屋さんとの長い付き合いも、人の温もりを感じました。
父と娘の側には,いつも床屋があった.時代をさかのぼりながら描かれる,家族の物語.あぁ,コレ良いな.何度でも読み返したくなる,そういう作品でした.
心温まる家族のストーリー。自分の事に置き換えて切なくなる。不器用だけど一生懸命に、誠実に自分も生きていきたい。
あれ?短編集? と思ったら連作短編集! さらっと読めて、通勤にもぴったりです。 とっても信頼している読者友達からの紹介で、 イチオシのこちらをやっと読みました。 山本幸久さん、いまではお仕事小説の作家さん、というイメージみたいだけど、リアルな世界のなかでも、ちょっぴり勇気をもらえるような素敵なお話...続きを読むをたくさん書いています。 短編それぞれにちょっとずつ床屋さんのエピソードが挟まれていて、どこで床屋さんが登場するのかな?って読んでいくのも楽しかった! 読後感もいいし、さっくり読めるし、いろんなひとにおすすめできるお話だったな〜
実にほのぼのと読めるストーリー。 お菓子メーカーの二代目の苦悩、その娘、孫が床屋で繋がっている話。 どうってことのない日常が、繋がっている。 幸せな気分になる本でした。
床屋さんを軸に父娘の温かな関係が描かれている連作長編。 様々な時代を行ったり来たりが、懐かしく優しい気持ちにさせてくれる。 思わず笑ってしまったりホロッと来たり… 読み進めるほど、この話の虜になってしまう。 2015.12.25
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