山本幸久のレビュー一覧

  • おでんオデッセイ

    おでんがとにかく美味しそう。登場人物がみな気持ちのいい人たちだし、ほのぼのしたお話しで元気をもらえる。
  • 花屋さんが言うことには
    前から気になってた作品。

    やっと読むことが出来ました。

    ブラック企業に勤めていた主人公紀久子が花屋店長の李多と出会い花屋店員兼グラフィックデザイナーとして活躍していく物語。

    各章毎に花言葉があってその各章の出来事につながっている。花自体は自宅にも庭の草木、鉢植え、観葉植物などあるので身近な存在...続きを読む
  • マイ・ダディ
    小さな教会の牧師・御堂 一男。そして、娘のひかり。苦労は絶えぬども、つましくも2人で生きて来た日々。

    そんな2人に悲劇が襲う。なんとひかりの体に病魔が襲う。更に、病院で信じられない『事実』を突きつけられる。
    愛する一人娘・ひかりの命を救うため、一男はある決意を固める。

    表紙の2人のイラストが、ほ...続きを読む
  • 花屋さんが言うことには
    思わず花屋さんに行きたくなりました。
    ミモザも意識してなかったんですが、来年は買って部屋に飾りたいと思いました。
  • 花屋さんが言うことには
    花言葉、花に関した短歌、草木染めが出て来ておまけにお化けまで、登場人物は皆優しくて楽しくて癒されました。丁度テレビで桜の季節ということもあり、桜の草木染めの方が紹介されていて作り方が同じで本は知識を与えてくれるなと感心しました。グラフィックデザイナーをやりながら、花屋の仕事も一生懸命取り組む主人公の...続きを読む
  • 花屋さんが言うことには
    主人公紀久子の人と真摯に向き合う姿がとても好き!次々登場する個性溢れる人たちも、それぞれ魅力的です。色とりどりの季節のお花たちが並ぶ川原崎花店の日替わり黒板看板が、素敵すぎる~。
    いくつになっても、あきらめずに夢を追いかけていいんだよ!と背中を押してもらったような、元気になる小説でした。
  • エール!(3)
    働く女性の生活の一部を切り取った短編アンソロジー

    女性視点で描かれる各小説から、働く女性の悩み、苦しみ、喜びを感じ取ることができ、不覚にも「クール」で涙した。
    他にも、伊坂幸太郎さんの書いた短編は短いながらも伏線が貼られており、読んでいて点と点がつながる心地よさを感じることができた。

    エール3作...続きを読む
  • おでんオデッセイ
    装画を見てあまり期待できないかもと偉そうに構えていたら、読み出してみるとすごくおもしろい。盛りだくさんのストーリーで食べ物小説として秀逸でした。おでん食べたい!
  • あっぱれアヒルバス
    「ある日、アヒルバス」の続編。

    前作から8年後、初っ端、泣きそうだった。
    自分が成長してないようで、企画したツアーが売れてなくて、
    ちょっとデコが落ち込んでいた。
    でも、恋人もいないのにお見合いツアーで世話焼きおばさんをやったり、
    後輩の企画では応援したり、一緒に下見をして後押ししたり、
    社長に酔...続きを読む
  • 人形姫
    老舗人形店にフィリピンから職人志望の女性が来て、紆余曲折ありながらも人形を作っていく話。皆いい人で心温まる話。もうすぐひな祭りなので日本文化に触れた話を見たい人に。
  • おでんオデッセイ
    アカコとヒトミ、うわぁー懐かしい、すっかり売れっ子になっんだ‼️感激しつつ、おでん屋台のストーリーに没頭。さすが山本幸久さんの文章は次から次へと展開が面白すぎる。キャラ立ちも素晴らしくて、おでん愛に溢れまくりで、最高だった。スピンオフあっても面白そう。続編も期待したいところ。守くんの成長も気になる!
  • 神様には負けられない(新潮文庫)
     義肢装具士になるため勤めていた会社を退職して 25 歳で専門学校に入学した女性の努力と奮闘を描く青春お仕事小説。
             ◇
     義肢装具科2年生の教室。二階堂さえ子は下腿義足製作についての実習中だ。実習は3人ひと組の班で1人の義足ユーザーにモデルになってもらい行われる。

     さえ子たち4...続きを読む
  • おでんオデッセイ
    東京の商社勤めに疲れUターン、
    実家の練物屋を手伝い一念発起しおでん屋台を始めた静香33歳。
    タイトルを目にしただけでワクワクした予感はあたり、おでんだけにあったかしみしみ。
    今までの作品からもちょっとずつ出てきて、またそれぞれ読み返したくなる。
    なによりおでんが食べたくなる。
  • 神様には負けられない(新潮文庫)
    内容は少し特殊ですが、登場人物が皆さん個性的で、とても読みやすく面白かったです
    実写化(映画かな)しても面白そうです
  • 花屋さんが言うことには
    面白かったです!
    華道部だったので、花ってやっぱりいいなと改めて思わせてくれるような物語でした。

    川原崎花店の店頭に置いてある黒板の看板に、その日イチオシの花にまつわる詩とか短歌、俳句などが書かれてあるのはいいな〜と思いました。
    紫陽花だったら、正岡子規の「紫陽花や 昨日の誠 今日の嘘」。
    向日葵...続きを読む
  • 花屋さんが言うことには

    花屋に立ち寄りたくなる

    今年、栄東中、本郷中、田園調布学園中の入試に出題された本。花屋さんの話ってあまり興味がなかったのだけど、読み始めたら面白いのなんのって。花びらと思っている所は実はガクだったり、節句の話や花言葉、和歌や俳句など花にまつわる様々な蘊蓄を交えながら心温まるストーリーが紡がれていく。ブラック企業を辞めて花屋...続きを読む
  • あの夜を覚えてる
    脳内で何度も再生されるあのジングル!
    夢中で深夜ラジオを聴いていたあの頃が蘇る
    作り手と話し手とそして聞き手の物語が
    自分の思い出とリンクしながら心を揺さぶってくる
  • ヤングアダルト パパ
    この目次を付けて同時進行する書き方は初めて、素晴らしく良いわけではなくて、でも途中で終えても分かるからいい。静男の人生これからなのに、逃げずに1番大事な事を守って生きる事を選んだって事。両親の優作を施設に入れる、仕方ない、静男の為で全て丸く収まるの言い草はなるほど離婚する訳だと激しく納得する。どうし...続きを読む
  • 幸福ロケット
    小学校5年のかなことコーモリの絆、子供なんだけど子供の世界でも切磋琢磨するんだね、自分なんかすっかり忘れているけど、当時は未来のあるナンでも出来る存在だった。まあ当時やるべきことをひとつひとつこなしていただけだが、学校が荒れるとか崩壊とかバブルにリーマンショックが起きて生きて行くのが辛さだけだと知る...続きを読む
  • ふたりみち
    話すスピードに流れに自分に合っていると思う、純粋に好きなのね自分。出ると直ぐに読み始めるので、アヒルバスとは違う文体だったなあって言うのが感想ですね。どこが違うと言われると困るけど、シリアスな雰囲気がずーっと続くし、背中の帯と全然違う感覚的に、2人旅なんだけども、枠に当てはまらない、それが友達なんだ...続きを読む