山本幸久のレビュー一覧

  • 花屋さんが言うことには

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    物語に引き込まれてとても読みやすかった。
    お花にはあまり興味がなかったけど、花屋さんのお仕事の話とか、花言葉や古事記や俳句など色々な普段自分が調べないような内容がとても勉強になった。
    節句が5つあるのも知らなかったし、スズランの日も知らなかった。季節のお花に目を向けて部屋に飾りたいと思いました。

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    2025年11月09日
  • 花屋さんが言うことには

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    大学の授業の合間など、結構暇な時間があるなあと思って駅の本屋さんで表紙とあらすじを読んでパッと手に取った本です。
    お花についてはあまり詳しくないですが、どんなお花なのかや、花言葉なども物語の中で教えてくれるので読みやすかったです!
    各章ごとにテーマのお花が違って、季節感を感じられたり、知らなかった季節のイベントを学べたりしました。

    もしかしたら本屋さんや地域などによって違うのかもしれませんが、この本を買って最初に開いた時、バラの栞が挟まっていてとっても粋で素敵だなと思いました!

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    2025年10月28日
  • 花屋さんが言うことには

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    どんなに苦しい時にでも救う神は存在するし、良縁に恵まれるとそこから運気が増すのか全てがうまくいくことがある、そんな救いのあるお話しでした。続編も大変楽しみです

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    2025年10月01日
  • おでんオデッセイ

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     ブク友さんの本棚で見つけました。
    皆さん、ありがとうございます!

     私が住む地域はまだまだ暑いので、おでん食べたい!とはならないのだけれど・・・
    読んでいると、おでんが食べたい!出汁でわった焼酎 いいね〜とお腹がすいてきました。
     かいっちゃん、行きたい!
    そして、人と人とのつながり 身も心も温まる。

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    2025年09月29日
  • 花屋さんが言うことには

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    冒頭の、ブラック企業とのやりとりからの、紀久子と李多の出会いがまず痛快!
    そこから、川原崎生花店で働くことになった紀久子。
    店長の李多や大先輩の光代さんが素敵。
    やってくるお客さんたちに合わせて、花言葉まで考慮してのお花を選ぶなんて素晴らしい。
    ちょっと、いや、かなり不思議な紳士のお客さまもいらっしゃるし。最後の展開は、そのおかげかしらw
    小学生の蘭くんも可愛くて好き。
    もう、好きなところを全部書いたら、いくら書いても書ききれないw
    最後、「to be continued」ということで、続編に期待!
    楽しみに待とう。

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    2025年09月06日
  • 花屋さんが言うことには

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    一章毎綺麗で、花の知識を知ることができ、読むのが楽しくなる話だった。
     人間は環境と人の出会いで変わると改めて感じた。物語で悪い人も出てるし、すれ違いもあるが、それをカバーする人の温かさを多く感じた。
    今年から3月8日にはミモザ、5月1日はスズランを大切な人に送ること、引越してから辞めたフラワーアレンジメントもまた始めようと思った。
    人の出会いと季節な花を改めて大切にしたくなる一冊。

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    2025年08月31日
  • 社員食堂に三つ星を

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    東京で、バリバリ働く。反対に、田舎で人に触れながら丁寧に働く。憧れがちな都会の生活をする姿を想像してしまう今の自分にとてもしっくりとハマった。今は今の環境で、できることを積み重ねていきたいという勇気をもらえた一冊。

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    2025年08月24日
  • 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語【電子限定特典付】

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    シリーズ第四弾!

    今回はその店がちゃんと背景にあるお話になっていてホッとしました。

    失望して過去を、もちながらも未来を楽しみに生きるようになる話しが多く、読んでいる私もワクワクできました。

    最後の山本幸久さんのお話しでは商店街の登場人物達が総出になってまとめられている。
    下町ならではの温かい雰囲気がとても良かった。
    このメンバーの一員になりたい…などと思うのです。

    とりあえず、シリーズもこれで終了かな?
    と、思うとちょっと寂しいです。

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    2025年07月17日
  • 社員食堂に三つ星を

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    ネタバレ

    2025/7/5
    この人の本読むといつも「こういうのが読みたかったんよ」ってなる。
    めっちゃハッピー。がんばろって思う。
    ありがたいありがたい。
    こういうの摂取しないとしんどい日常を生きられんのよ。
    重い部分を抜けて最後大団円の話もいいけど、その重いパートが最近はつらくてな。
    あんまり重いともう斜め読みしちゃうし結末部分読んでからじゃないと読めない。自らネタバレしていくスタイル。
    でも山本さんの本は圧力段階のとこも笑える感じに書いてくれるので安心して没入して読める。
    助かる。
    定期的に摂取したいので新刊お願いします!

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    2025年07月12日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    猫本。6人の作家のアンソロジー。初めましての方もいるので楽しみだった。
    イチオシは荻原浩。やっぱりヒューマン。それが一番。

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    2025年07月10日
  • 人形姫

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    家業を継ぐと、多分それほど違和感なく決めて創業180年の人形店の八代目社長を務める森岡恭平37歳、高校時代はスポーツマンで女生徒の熱い視線を集めていたのになぜか独身の、平均年齢73歳の従業員を率いる社長業と業界団体と高校ボート部コーチの目まぐるしい生活をほのぼの描いた、ゆっくり沈む夕日の様に静かな物語。
    もちろん、新しい命も生まれるしバトンを受け取ろうという若者も現れるんだけど、ほのぼのするには寂しすぎた。

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    2025年06月24日
  • 社員食堂に三つ星を

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    期待通り面白い作品だった。
    できる栄養士みなほは東京の社員食堂を成功させた手柄を上司に横取りされ紀伊半島の家具メーカーへ飛ばされてしまう。キャラの濃いパートのおばさま達の反発を交わしながら徐々にその土地や仲間たちの良さに馴染んでいく。
    社食、郷土料理と楽しいテーマで登場人物のキャラもストーリーも楽しく久しぶりのヒット。
    著者の他の作品も読んでみたい。

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    2025年06月10日
  • 花屋さんが言うことには

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     ブラック企業から花屋のアルバイトに転身した主人公の身の回りに起きるさまざまな人間模様を描く。大人向けのメルヘンといえる。さまざまな困難に出会いながらも周囲の人々との出会いよって救われていく。そういうさわやかな内容がいい。花言葉がストーリー展開に大きな意味を占めるのも面白い。

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    2025年05月30日
  • 床屋さんへちょっと

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    父 宍倉勲と娘 香を主人公とした連作短編集
    最近のことから時代を遡っていく感じが面白い
    そしてまた父が誠実で素敵だし、娘は破天荒だしとても心温まる小説だった

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    2025年05月13日
  • 人形姫

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    優しい小説でした今回も。知らない雛人形師の話には興味深いし後継者問題もしっかり描かれてて、漕艇と人形師はまるで同じとか いいですね。もっと寿々花にモモに出てもよかったし四年半後は恭平じゃないのがズラしなのかなぁ要らんけどと思った。コロナも書かれてて未だにマスクの効果を数字にしてくれよ、ワクチン打って何千人死んだんだよ、廃棄したワクチンの予算をぼやかすなよ、中抜き社会、消費税下げない国は日本だけだよということでやっぱ財務省解体デモ参加しようかと。

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    2025年03月30日
  • 人形姫

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    山本幸久の小説は「お仕事小説」に分類されるのかもしれない。
    これまでも広告制作の会社の仲間たちや義手や義足を作る人、屋台のおでん屋さん、いろいろな仕事について小説を通して知ることができた。
    そして、小説の登場人物が別の小説にひょっこり出ていたりするのも楽しい。それぞれが全然違う世界ではなく、山本幸久ワールドという一つの空間に存在しているかのようだ。
    今回は、雛人形を作る会社の八代目社長とその周りの人々が織りなす話である。
    凸凹デイズで出てきたデビゾウというキャラクターの名前が出てきて、また繋がった、と嬉しくなった。

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    2025年03月28日
  • おでんオデッセイ

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    おでんが食べたくなる。
    焼酎の出汁割りが飲みたくなるので試したらめちゃめちゃ美味しかった、おすすめ。

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    2025年03月27日
  • 神様には負けられない(新潮文庫)

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    内装関係の会社を退職して医療福祉専門学校に入り直し、義肢装具士(ぎしそうぐし)を目指す26才の女性(さえ子)の物語。

    専門学校には年の離れた仲間がおり、またこのキャラクターがとてもいい。大変なんだけど前向きな姿勢を感じられる。山本幸久さんの小説はそんな主人公が多く、大好きだ。

    小説の中の一節に『義肢装具士は神様と同じことを試みているようだ。(義足などの装具を作ることは)人間の身体を作っているのだから。だから、神様には負けられない。』という部分がある。めちゃくちゃ深いなあ。
    主人公のさえ子も壁にぶつかる度に心の中で『神様にはまけるものか。』と呟き続ける…これが小説のタイトルの意味するところだ

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    2025年02月27日
  • おでんオデッセイ

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    やっぱり、山本幸久さん、いいなぁ。
    単行本では久々だけど、この空気感、暖かくて大好き。
    その空気に、「おでん」がまたぴったりはまっている。
    仕事で挫折して故郷に戻り、おでんの屋台を始めた静香。
    練り物屋の母親も、やってくるお客も暖かい。
    ま、あの「キツネ目」さんだけが、ねぇ。
    困ったもんだけど、その後がちょっと気になるw
    他の人たちのことも、いい方向に進みそうではあっても、はっきりとそれは描かれないのね。
    それが、みんなの先に希望を見せてくれている。
    やっぱり、山本幸久さん、すきだわ。

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    2025年02月19日
  • 社員食堂に三つ星を

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    この著者の本はほのぼのして好き。

    アヒルバスは名前が出て来るだけで嬉しくなる。

    オシャマな子供が登場するのもポイント高い。

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    2025年02月08日