あらすじ
24歳、ブラック企業勤務。身も心も疲れ果てていた紀久子が深夜のファミレスで出会ったのは、外島李多と名乗る女性だった。彼女は「川原崎花店」という花屋さんを駅前で営んでいるらしく、酔っぱらった勢いで働くことに。 やたらカレー作りがうまい青年や、おしゃべり好きの元教師、全体的に適当な李多。バラエティに富んだ従業員と色とりどりのお花に囲まれながら、徐々に花屋さんの仕事に慣れていくが――
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Posted by ブクログ
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お話が全体的に前向きな感じで、ぐいぐい引き寄せられる感じがあって、面白かったです。
終わり方も、いいことがフワフワしてる中で終わり、次に続く感じがいっぱいで、いいん感じでした。
ずっと、幼い子の行動に興味を持っているんですが、つい先日も小学生の子どもが道の端っこの出っ張っている部分だけを歩いて進んでいくのを見ていて、面白いな〜と思ってました。楽しいことを無意識にやるのがいいですよね。
物語の中にも、蘭くんという小1の子がでてきますが、
「じぶんがそうだとおもいこんでいたことが、じつはそうじゃないところが、おもしろくてたまらない。」なんて、言葉を発していて、なかなかに考えさせられました。
全力を尽くすことは難しいですが、何事も時間をかけて取り組むことで望む道が開けていくと思ってます。この作品の紀久子さんのように、頑張っていきたいと思いました。
/_/ あらすじ _/_/_/_/_/
ブラック企業で働いていた美大卒の紀久子さんが、花屋の李多さんと出会うことで、花屋でバイトをすることになります。
花屋での仕事を通じて、目指していたデザインの仕事も請け負うようになり、道が広がっていきます。
/_/ 花 _/_/_/_/_/_/_/
・泰山木 たいさんぼく
花言葉 前途洋々
・ヒマワリ
本数で花言葉が違うらしく、1本は一目惚れ、3本は愛の告白、11本で最愛、99本で永遠の愛、、、
・ミモザ
優雅、友情、秘密の恋
・桜
私を忘れないで
/_/ 主な登場人物 _/_/_/
【川原崎花店】
君名紀久子
外島李多 とじまりた、花屋、38歳、若くみえる
芳賀泰斗 はがたいと、男性、30歳、アルバイト、190近い身長
光代 元教師
馬淵十重 とえ、生花先生
馬淵百花 馬淵先生の娘、40歳、部長、できる女
馬淵千尋 馬淵先生の孫、野球
宇田川 ぼうず
片岡瑞穂
伊福部晶 いふくべ、国立研究開発法人
フカサクミドリ 芳賀の友達の妹
森教授 亡くなっている
深作真理
深作雅之
誠 深作息子、芳賀友人
ミドリ 誠妹、美大生
外島莉香 李多母
/_/ 語彙 _/_/_/_/_/_/
やんごとなき
身分・地位が非常に高く高貴であること、または無視できないほど重要であることを表す古語由来の言葉
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好みの物語すぎる。
ぐいぐい読んでしまった。
キクちゃんも李多さんも、花屋の同僚達も街の人々もみんな個性的で人情味があって魅力的。
落ち込んだり悩んだりしながらも夢に向かってがんばるキクちゃんにすごく勇気づけられた。
花屋の仕事が綺麗なだけじゃないところをちゃんと描いているのもよかった。
大変なこともたくさんあると知った上で、やっぱりお花で想いを伝えたり、季節を感じるのっていいなぁって改めて思える。
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物語に引き込まれてとても読みやすかった。
お花にはあまり興味がなかったけど、花屋さんのお仕事の話とか、花言葉や古事記や俳句など色々な普段自分が調べないような内容がとても勉強になった。
節句が5つあるのも知らなかったし、スズランの日も知らなかった。季節のお花に目を向けて部屋に飾りたいと思いました。
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ブラック企業から花屋のアルバイトに転身した主人公の身の回りに起きるさまざまな人間模様を描く。大人向けのメルヘンといえる。さまざまな困難に出会いながらも周囲の人々との出会いよって救われていく。そういうさわやかな内容がいい。花言葉がストーリー展開に大きな意味を占めるのも面白い。
花屋に立ち寄りたくなる
今年、栄東中、本郷中、田園調布学園中の入試に出題された本。花屋さんの話ってあまり興味がなかったのだけど、読み始めたら面白いのなんのって。花びらと思っている所は実はガクだったり、節句の話や花言葉、和歌や俳句など花にまつわる様々な蘊蓄を交えながら心温まるストーリーが紡がれていく。ブラック企業を辞めて花屋のバイトを始めた主人公が、花を通して仕事の楽しさや自分の生き甲斐を見出していく。花屋を取り巻く様々な人たちによって人情溢れる人間関係の輪が広がっていく。そして、恋も。なんと幽霊までも。「満天星」読めないよ~。
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美大卒でデザイナー志望だが芽が出ない主人公が、花屋で働きながら成長していく物語。
私はあまり花に興味がありませんが、花言葉とか花を詠んだ短歌とか「へ〜面白いなぁ」と思いながら楽しく読めました。
とっても癒される優しい小説でした。
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花屋さんが夢見ることにはを読んでから読みました。
ミドリが登場人物としてでてきて花屋さんでバイトに来た時の様子が紀久子をとおして見ているのがとても面白かったです。
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続編が出るとのことで慌てて再読
花屋さんでの出会いが様々な縁を結んでいき、デザイナーとしても少しずつ切り開いていく。
花には詳しくないけれど、花のある生活っていいなと思えた。
花た花言葉は良く出てくるけれど、花と和歌や俳句を組み合わせるのも素敵
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不思議ちゃん系だったり、社会問題系だったり、いろいろ欲張りな短編集だけどちゃんとまとまってて、読後感も悪くない。
いろんなお花を取り混ぜて上手にまとめたアレンジメントみたいな本でした。
好きです。
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新年に母と本を選びあって交換しました。母は花屋をしていることもありこの本を手に取ったようです。チャプターがお花の名前で、ストーリーがそのお花の花言葉でおわり、お花をよく知っている人もそうでない人も楽しめる小説です。カバーも可愛いです。
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427 audible
24歳の紀久子がブラックな会社を辞めて、新しい世界へ。新しい仕事の話しも恋も花言葉も好き。
花言葉はケイトウ「色あせぬ恋」赤いカーネーション「真実の愛」「熱烈な愛」印象が強かった
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とても読みやすくスラスラ読めた!
日常系の物語だけど、とても心温まる一作だった。
お花や花言葉にも詳しくなるし、お花を通じて広がる人間関係も素敵。最後の花言葉にいつも鳥肌が立っちゃう。お花屋さんに行きたくなるような1冊でした。
Posted by ブクログ
各章、花をテーマに区切られており読みやすかった。花屋に集まる人々が、各章の主人公となり話が進む。最後の章、もう少し詳細があると嬉しいな~。続編も書けるようにか?ちょっとぼやけて話が終わったのが、肩透かし。
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こういうハッピーエンド、大好きだなぁ。普段は花に興味がない自分でも、花屋さんって素敵だなと思わずにはいられない。色や本数で変わる花言葉も面白い。
紀久子の真面目で素直な性格も、花屋の面々も穏やかで、少しのハプニングはありつつも、安心して楽しく読めた。
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私は静かな空気感の話が好きだが、この小説はそうだったと思う。
気持ちが沈んで前向きになれないときに、読むに連れてだんだんと主人公と一緒に前向きになっていけるお話だった。
八方塞がりお先真っ暗だと思っても、選択肢は意外と色々ある。視野と世界を広げることが大事。その為に人と関わることが大切だと感じた。人と関わると、例え無意識でも誰かを助け、自分も助けられるものなのだなぁと感じた。
気持ちが沈むときって、いつも以上に自分のことばかりになってしまう。このお話に出てくる人々のように誰かを想い、誰かの為に行動できるような人になりたいと思った。
現実世界ではなかなかこんな接客をしてくれる花屋さんは無いように思うけど、もし川原崎花店があったら私も通って常連になりたいと思った。それは無理でも、部屋に花を飾りたくなった。
Posted by ブクログ
ブラック企業を退職した女性が出会ったのは駅前の花屋さん。酒の勢いでバイトを決めた彼女が出会うものとは。
続編を先に読んでしまいましたが、そちらで出ていたキャラクターの姿も見られて嬉しかったです。
相変わらず優しい空気が広がっていますが、オチはちょっとオカルトめいてましたねw
Posted by ブクログ
先日間違えて、続編の『花屋さんが夢見ることには』を読んでしまったので、その前日譚となる本作を読んでみた。
個人的には逆の順番で読んで良かった。
続編では主人公になっていたミドリが脇役として途中から出てくるのだが、なかなか難しいキャラクター。
続編で触れられていた、ミドリの失恋話もガッツリ描かれていて驚いた。センシティブな内容なのだが、こんなに色んな人たちの前で明かされていたとは。
このミドリのその後を先に読んでいただけに、本作での彼女の気難しさも大らかに見守ることが出来た。
逆に続編では完全に脇役になっていて、川原崎花店も辞めている紀久子のそれまでを知ることが出来て良かった。
ブラック企業を辞めるところからスタートしたのが意外だったが、川原崎花店のショップカードをデザインしたことをきっかけに、トントン拍子にデザイナーとしての道を進んで行く。
ちょっと出来すぎかなとは思うが、娯楽小説なのだからこのくらいが心地良い。
そして周囲の人たちがみんな良い。
店長の季多は勿論だが、その親世代の馬淵先生や、季多の母も格好良いし、紀久子の友人・瑞穂の友情も良いし、俳句を店先に書いている光代さんの人生の一端にも触れられたし、馬淵先生の孫・千尋も素直で可愛らしい。
常連客の蘭くんは続編と同じである種の天才っぽさがこの頃からあるなぁと思わずニヤリとしてしまった。
意外だったのは、紀久子と伊福部とのなれそめがファンタジーだったこと。
本作と続編を通して、いろんな花と花言葉を知った。
そして続編もそうだが、本作も花屋さんの重労働を知った。どんなお仕事も華やかさや楽しさだけではない、大変さがあるのは当たり前だが。
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ブラック企業で働く紀久子がひょんなことから花屋で働き始め、人との関わりや自分のしたかったことを考え直す。
やっぱりデザインが好きだと気づいて二足の草鞋生活を送る。
一足飛びにデザイナーで成功しないところがリアリティがあってよい。
花の名前、花言葉なども知れて面白かった。
Posted by ブクログ
花を送る時もネットで注文するようになって、もう何年も花屋さんに行ってないことに気づいた。
紀久子のお仕事サクセスストーリー
デザイナーになる夢もかないそうでよかった。
幽霊ってスイカ使えるんだ〜。でも教授の2回目の登場は興醒め
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ブラック企業の社員から花屋のアルバイトへの転身を経て、自分の本来の夢へと踏み出していく、そんな前向きなストーリーでした。様々な花の知識が興味深く、明日にでも花屋さんに寄ってみようかなと思いました。
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ブラック企業を辞めた紀久子。偶然退職を手伝ってくれた李多に採用され、花屋で働くことに。
花と花屋にまつわる連作短編。一話ごとの花のイラストもかわいく、読む前からワクワクします。
縁が縁を呼び、紀久子の道もパーっと開けていくようで、読んでいて気持ちよかった。
ちょっと不思議な話がサラッと自然に入ってきたので「実はこんなこともあるのかもなぁ」とジワーんとなりました。
Posted by ブクログ
この本を読んでる最中、日常的に花が目について
普段からたくさんの花に囲まれてるんだなと思った。
ゆったり、面白かった。
昔小さい頃お花屋さんになりたかったけど、蜂に刺されるからという理由でやめた。。。
一度は働いてみたいような気持ちになる。
Posted by ブクログ
凄く、ホッコリするお話で癒されました。
日常(?)すぎて次どうなる??みたいな感じにはならなかったので、読むのはいつもより時間がかかりました…
色々なお花の名前が出てきたので、途中で調べたりお花のお勉強になりました(笑)
少し病んでたり、行き詰まってたりした時に読んだら良かったかも!
Posted by ブクログ
いろんな花が出てきて、学がないのでいちいち検索してしまったがどれも素敵な花たちで、花屋さんに行きたくなった。
以前自分用に花を買おうと立ち寄った花屋は常連向けなのか、業者向けなのか、質問しても怪訝な顔されてあんまり印象よくなかったので敬遠してたけど、別の花屋に再チャレンジしてみようかな。
Posted by ブクログ
芸術的なセンスがある人って羨ましい。美術って実際の生活に関係ないのかもしれないけど、読書と同じで心に栄養をくれると思う。お花の事も良く分からないけど、癒し効果抜群の一冊だった。個人的に1ページ目のツルツルした紙の感触が気持ち良くて、ずっと触りながら読んでいた。
Posted by ブクログ
ブラック企業を辞め、花屋さんのバイトをしながらグラフィックアーティストを目指す紀久子のお話。花言葉や様々な花の日、花屋の裏側も知る事ができて面白かったです。華やかなイメージとは違い、大変な仕事なので、憧れてやってきた人はなかなか続かない。
久しぶりにお花屋さんに行ってみたくなる一冊でした。
Posted by ブクログ
【収録作品】
Ⅰ 泰山木
Ⅱ 向日葵
Ⅲ 菊
Ⅳ クリスマスローズ
Ⅴ ミモザ
Ⅵ 桜
Ⅶ スズラン
Ⅷ カーネーション
紀久子は美大を出たものの目指すグラフィックデザイナにはなれず、ブラック企業に勤める。しかし、仕事のハードさに加えてセクハラ、パワハラがひどいため辞職。偶然出会った店長の李多にスカウトされて花屋でバイトを始める。そこで地元の人々とさまざまな縁が繋がっていき、ショップカードをきっかけにデザインの注文も入るようになる。
前向きになれるお仕事小説。
パワフルで愛らしく、格好いい女性たちがたくさん出てくる。半面、男性陣は、何人かを除き、セクハラ上司、男尊女卑のパワハラ野郎、結婚詐欺師に、時代錯誤の旧弊な父親、とろくでもない典型例ばかりなのがなんとも。
Posted by ブクログ
うわ〜!!いい所で…!!もう少し先も読ませて…!!!
じわーっと心にしみるお話
自分で選んだお花を飾る生活をしてみたいなと思えました