無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
元ムード歌謡の歌手で、今は函館のスナックのママ野原ゆかりは、本州をめざし津軽海峡をフェリーで渡っていた。ある事情で抱えた借金返済のため、昔のつてを頼ってコンサートツアーと称したドサ回りの旅に出たのである。船内で偶然知り合った同じ名前の森川縁は、12歳なのになぜかゆかりの唄に興味を持ちついて来てしまう。彼女が母親と喧嘩して家出してきたことを知ったゆかりは、親に連絡させ最終目的の東京まで連れて行くことになる。しかし、彼女のコンサートは、行く先々でトラブルに遭いことごとく中止になってしまう。落ち込むゆかりを支える縁。2人のユカリは55歳の歳の差を超えて強いきずなで結ばれていく。そしてついに最後の会場、東京に到着する。ゆかりは、ここだけは絶対に唄い上げるつもりだった。そこにはゆかりの悲しい過去が刻まれていたのだ。
笑って笑って、そして……ラスト一行に思わず! エディット・ピアフの『愛の讃歌』に乗って描かれる人生の切なさ、すばらしさ。山本作品で一番泣ける作品です!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
函館のスナックママ、元歌手の『ゆかり』がドサ周りの旅に出る。津軽海峡をフェリーで渡る時に12歳の家出少女、縁(ゆかり)と出会い、『ゆかり同士』の2人旅が始まる。様々なトラブルに巻き込まれながら、いろいろな場所で人の人情に触れ、ある奇跡が重なりホロリと来る( ; ; )これ絶対、ドラマか映画になるなあ。ゆかり役は石野真子、縁(ゆかり)役は新鋭の子役女優がいい。←勝手に決めてる。
ウォークマンの絵が描かれた文庫本の表紙にめちゃくちゃ惹かれた…懐かしい。実は僕は就職して入った会社が大型スーパー。それも最初は電器売場でウォークマンとかラジカセの担当でした!当時ソニーのウォークマンは新機種が出るたびに飛ぶように売れたなあ。(サンヨーとかアイワとか今はもう無くなったなあ)中高生が売場に何回か見に来て、お小遣いを貯めて買いに来たり、可愛い女の子にはカセットテープをおまけしたり、万引き少年に説教したり…悪戦苦闘した新入社員の日々もなんだか懐かしく思い出された。
郷愁、そしてほのぼの感の残る小説。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。