山本幸久のレビュー一覧

  • カイシャデイズ

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    内装工事会社ココスペースを舞台にした作品。
    登場人物が、章が進む度に新しい主役として登場する。
    ひとつひとつの出来事が、複数の視点から表現されていて、人と人との伝わりきらない想いがいろいろあるのだなと改めて実感した。中には、あえて自分の気持ちを伝えないでその役割を果たすという信念をもった女性もいた。

    この作品を読むことで、内装工事会社のいろいろな部門の業務内容に触れることができる。内装工事の仕事は面白そうだが仕事漬けの毎日なのだろうなという印象を持った。
    ぜひ、タカさん、クマ、シノのトリオと一緒に仕事をしてみたいなと思う楽しい作品だった。

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    2012年08月17日
  • 幸福ロケット

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    なつかしくて、あたたかくなった。

    小学生女子特有のなわばり?へんな連帯感?
    そういうの、とても懐かしかったし、
    そんな中で毅然としている香な子がかっこよかった。

    私もコーモリみたいな子はタイプです。

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    2012年05月02日
  • 幸福ロケット

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    香な子の心の中の突っ込みみたいなものが
    おもしろくて、いつの間にか読み終わってしまっていた

    きっとまたいつの日か読み返してしまうだろうなって
    そう思った

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    2012年01月21日
  • はなうた日和

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    ネタバレ

    内容は厳しい面もあるかもしれないが、表現はほのぼの、またはゆるゆるな短編集。
    主題は次の内容。

    閣下のお出まし
    犬が笑う
    ハッピー・バースディ
    普通の名字
    コーヒーブレイク
    五歳と十ヶ月
    意外な兄弟
    うぐいす
    エリの話

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    2011年12月23日
  • 幸福ロケット

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    山田香な子、小学5年生。自称・クラスで8番目に可愛い。
    ただ、名前に関してかなり不満…。なんで、「な」だけがひらかななんだ!?
    しかも、名字もつまらない。お母さんの姓なら「福園」だったのに…。
    無理矢理行かされた塾で、成績がうなぎ上りにあがり、特Aクラスになったら勉強に目覚め、中学受験を目指します。

    そんな香な子が、転校先で新学年を迎え、様々な悩みを抱えながらもクラスメイトと過ごしていく日々が描かれています。
    淡い初恋が可愛くてほっこり和みます。

    さりげなく、『アカコとヒトミ』が出てくるところが山本さんファンには嬉しいですね

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    2011年10月29日
  • はなうた日和

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    山本幸久の小説は何冊か読んだが、雰囲気がほんわかしてて、登場人物に正直で好感が持てる素敵な人間が多いので好き。この本も特にうぐいすとエリの話がよかった。いいセリフが多い。

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    2011年06月16日
  • 美晴さんランナウェイ

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    お母さんのお葬式の日、娘である美晴は、タイトル通り喪服のまま逃げ出してしまいます。
    でも、逃げて行った先は…。

    奔放なんだけど、寂しがり屋さんで、突飛な行動にも彼女なりの理由があります。

    美晴の姪である世宇子の目線で描かれていて、世宇子自身、そんな美晴に迷惑かけられながらも魅かれています。

    ウォークマンやカセットテープが主流だった頃、家族の距離感が近かった息苦しさと、心地よさを思い出します。

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    2011年05月23日
  • はなうた日和

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    世田谷線沿線を舞台にした、短編集です。
    2両編成の世田谷線が、背景として出てくるだけですが、
    なんとも愛おしい可愛らしさを感じます。

    それぞれの主人公は、小学生から70歳の女性と様々。
    ささやかな日常のちょっとした出来事が、ほんのり切なかったり、嬉しかったりします。

    最後の特別編は、またまた「アカコとヒトミ」が登場。
    作家さんを追いかけて読んでいると、リンクしたキャラに出会えて楽しくなります。

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    2011年05月07日
  • 男は敵、女はもっと敵

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    メインの女性は、高坂藍子。
    仕事もでき、すらりと背も高く、かっこいい女性です。
    彼女を軸にして、元旦那や元彼やそれぞれの相手の女性などさまざまな目線で描かれています。

    藍子自身のストーリーの時は、それほど輝いて見えませんでしたが、周りの目から見ると、めっちゃかっこいいです。
    だんだん藍子を好きになっていきました。

    山本さんの描く働く女性は、いつも生き生きとしていて素敵です。
    『笑う招き猫』のアカコとヒトミもちょっとだけ出てきます。

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    2011年05月01日
  • はなうた日和

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    世田谷線の駅を舞台にした短編集。
    色んな年代の男女が、一つ一つの主人公になってるから単なる短編集に思ったけど、、、。
    少しづつ小さいリンクがあったりして、なかなか凝ってる感じ。
    土地勘がないんがチョット悔しい(笑)

    ☆閣下のお出まし
    ☆犬が笑う
    ☆ハッピー・バースデー
    ☆普通の名字
    ☆コーヒーブレイク
    ☆五歳と十ヵ月
    ☆意外な兄弟
    ☆うぐいす
    ☆エリの話

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    2011年02月09日
  • はなうた日和

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    世田谷線沿いを舞台に展開するあれやこれや。世田谷線は一度しか乗ったことないけど、確かに、鄙びてていい路線だった。女性漫才コンビのアカコとヒトミとその仲間たちの話もいい感じ。

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    2010年11月22日
  • はなうた日和

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    優しいお話ばかりで、読み終わってから温かい気持ちになれました。
    全てのお話が何かしらで繋がっていて、其れを発見するたびに面白かったです。

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    2009年10月04日
  • 花屋さんが言うことには

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    ブラック企業で疲弊していた女性がひょんなことから花屋の店長と知り合う。
    それを転機に会社を辞めて、花屋でアルバイトを始める。
    そこで自分の生きるべき人生を見つけていく。

    という話。
    お花屋さんの話という事でいろいろな花と花言葉が出てくる。各章の終わりが花言葉で締めくくられるのが素敵。

    疲れていても読みやすく、癒されるので読んであったかい気持ちになれる良い本でした。

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    2026年01月18日
  • 花屋さんが言うことには

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    新年に母と本を選びあって交換しました。母は花屋をしていることもありこの本を手に取ったようです。チャプターがお花の名前で、ストーリーがそのお花の花言葉でおわり、お花をよく知っている人もそうでない人も楽しめる小説です。カバーも可愛いです。

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    2026年01月11日
  • 社員食堂に三つ星を

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    料理の描写が丁寧で、読んでいるだけで美味しさが伝わってくる作品。
    社員食堂という舞台設定も新鮮で、食を通じて人や組織が変わっていく様子が心地よい。

    郷力さんという、いわゆる女帝・お局的な存在の描写がとてもリアルだった。
    管理者としていくつかの職場を見てきた身として、「こういう人いるよな」「こういう人がいる職場はやりづらいよな」と思いながら読んだ。だからこそ、少しずつ彼女が味方になっていく過程には説得力があり、みなほの接し方や人柄の大切さがよく伝わってくる。
    上に立つ人間として、部下とどう向き合うべきかを考えさせられる一面もあった。

    この物語を通して改めて考えさせられたのは「何のために仕事を

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    2026年01月07日
  • おでんオデッセイ

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    事件やトラブルが起きる訳でもなく、のんびり綴られる日常系ストーリー、良いですね

    そしてこの本読んでいるとおでんが食べたくなるのです
    熱々のおでんに熱燗…良いなぁ…

    物語は綺麗に終わりましたが、主人公の「初恋」の物語の続きが気になります…

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    2025年12月31日
  • 花屋さんが言うことには

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    ネタバレ

    美大を卒業したのものの,食品会社の営業で働いていた君名紀久子は、出した退職願を返されそうになっている所を花屋の外島季多(りた)に助けてもらった。
    年に一回母にカーネーションを送るだけしか利用したことないお店だったが、名前に「キク」があることで覚えてもらっていたようだ。
    そこから、季多の花屋でバイトしつつ、元々やりたかったグラフィックデザイナーの道をふたたび目指すことになる。とはいえ、数年間実績のない紀久子の再就職は苦戦していた。
    川原崎花店には、店長の季多の他に、パートで元高校の国語教師の光代さん、30歳で農大の研究員をしつつバイトもしている芳賀くんがいた。
    いろんな工夫で花屋を盛り上げていく

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    2025年12月19日
  • ふたりみち

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    67歳のゆかりと12歳の縁。深まっていく二人の関係が良かった。北海道の何処かにいけば、スナック「野ばら」があって「無愛想ブルース」を聞かせてもらえそう。

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    2025年12月12日
  • 花屋さんが言うことには

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    ネタバレ

    初めての作家さんだったけど、良かった
    花が嫌いな人なんていないだろうけど、それにしても登場人物が皆イイ(補佐以外)
    終盤にかけてどんどん感情移入加速してしまい、チューリップでは私までじんわりしてしまった
    続編、もうそろ出るのかな?
    楽しみ、楽しみ

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    2025年12月02日
  • ふたりみち

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    第19回 酒飲み書店員大賞 受賞作。
    帯には「酒飲み書店員大賞史上最強の号泣本!!」

    山本幸久さんの本は「誰がために鐘を鳴らす」を読んだことがある。
    とてもいい印象。
    この本も最初こそ あれっ??って思ったけれど、読み進めていくとどんどん良くなってきて、最後はさすが!!という感じ。
    書き下ろしの「唄うことすらままならず」もすごくよかった。

    ちょっと英語の勉強はお休みして、もう少し小説を読む時間を楽しみたいと思います。。

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    2025年11月24日