山本幸久のレビュー一覧

  • はなうた日和

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    【本の内容】
    定年間近の平凡な会社員・虹脇は、突然部下の美人OLから飲みに誘われる。

    手を握られながら「副社長を殴ってほしい」と頼まれて―。

    (「ハッピー・バースディ」)。

    売れないアイドルのミドリは、今日もオタク相手に撮影会。

    しかしその帰り、子連れの元カレと再会し…(「五歳と十ヵ月」)。

    さえない日常の中にある、小さな幸せときらめきを描いた短編集。

    文庫化に際し、書き下ろし短編を特別追加。

    [ 目次 ]


    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険

    0
    2014年09月04日
  • 幸福ロケット

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    ネタバレ

    2時間ほどでサクッと読めるし、小学生たちの物語だし、こりゃジュブナイルやな。
    …と思わせておいて、実は大人読者を視野においてるあたりが、なんともニクい小説である。

    まず何よりも香な子やコーモリの目を通して見る大人のカッチョ良さは大人だからこそ味わえるように書かれている。香な子の両親なんかは典型的だし、そうでなくても、モデルあがりの担任のツンデレ魅力やコーモリのお母さんの「女は努力すればきれいになれる、男は苦労してカッコ良くなる」なんて言葉もそう。

    そして、香な子の読むダールや、極め付きは香な子のお父さんの蔵書、ウルフガイにヨコジュンに半村良にかんべむさしって…こりゃもう絶対確信犯。

    ラス

    0
    2014年07月11日
  • 凸凹デイズ

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    二つの時代が交差するストーリー。
    そしていつしか交わる。。。

    変わらなくては前に進めないと思う者
    現状と現実を必死に守る者。
    でも、人は根本ではなかなか変わらない。

    社会とは仕事とは結局どちらも正しく
    信念をどこに持ち貫き通すかって事が
    一番大事だって伝えている作品。

    ただ。。。業界が分からないと読者はついて来れるのかな?
    って感じるところもある(笑)

    作品間リンク------------------------------------------
    男は敵、女はもっと敵:デンパクドー
    はなうた日和:世田谷もなか
    ある日、アヒルバス:アヒルのグッズ
    カイシャデイズ:醐宮とクロの変わった同

    0
    2016年05月06日
  • 床屋さんへちょっと

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    主人公、宍倉勲を中心として、彼の家族、元社員たちとの関係を、
    時系列が前後しながら、各章が独立して構成されています。
    読み進める毎に、勲の人となりが浮き彫りにされていきます。

    勲の朴訥とした真面目さ、誠実さにふっと父親を思い出しました。
    昭和のお父さんです。
    各章、勲は床屋さんに行きます。
    ある時は、海外、ある時は知らぬ土地での時間つぶし…。
    行きつけの床屋さんとの長い付き合いも、人の温もりを感じました。

    0
    2014年06月07日
  • 幸福ロケット

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    子どもの塾の教材で使われていて、続きが気になって読みました。うちの子と同い年の子たちの話だし自分が小学生だった頃も思いだしながら一気に読めました。町野さん、ごめんなさいと最後に思うこと間違いないです。

    0
    2013年10月06日
  • 床屋さんへちょっと

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    父と娘の側には,いつも床屋があった.時代をさかのぼりながら描かれる,家族の物語.あぁ,コレ良いな.何度でも読み返したくなる,そういう作品でした.

    0
    2013年08月20日
  • はなうた日和

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    ネタバレ

    始まりが優しかったので、結構軽い話かと思ったら、何よりも気持ちのこもった作品だった。
    五歳十ヶ月や、意外な兄弟なんかがとても共感出来て良かった。
    この本に出るなら、自分はとても大人しくて、嫌味な奴になるんだろうなぁ、と、思ったりです。

    0
    2013年05月24日
  • 幸福ロケット

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    かわいい~!!の一言に尽きます。
    香な子も、コーモリもいい!!
    小学5年生、なんていうのか初恋の初々しさが本からにじみでてるような気がしました。
    コーモリのさりげない優しさ、母思い、強さが素敵です。
    息子よ!!こんな子になって~と願わずにはいられません。

    私の一番のツボは町野さん。
    こんな女の子いるよな~と思いながら
    「300円以上のお菓子しか食べないの」っていう町野さんが一途にコーモリを思い、最後は香な子に味方する彼女を応援したくなりました。

    0
    2013年04月17日
  • カイシャデイズ

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    ★こんな人にオススメ
    今の仕事が嫌な人
    元気がない人

    ★内容
    内装会社の人々の話

    ★この本を読んで
    元気が出てくる
    また読みたくなる

    0
    2013年02月18日
  • 凸凹デイズ

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    ★こんな人にオススメ
    人との関わりが好きな人

    ★内容
    デザイン事務所にいる三人の凹組の話

    ★この本を読んで
    この作品に関わらず山本幸久さんの本には街があります。
    それを存分に楽しめる

    0
    2013年02月18日
  • 笑う招き猫

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    ★こんな人にオススメ:
    笑いたい人
    ほのぼのしたい人

    ★内容:
    お笑い芸人の二人の人生

    ★この本を読んで:
    気持ちが温かくなる

    0
    2013年02月18日
  • 笑う招き猫

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    ネタバレ

    小説すばる新人賞獲得した小説。

    お笑い界で特に厳しい女芸人。お笑いライブを観るのって女子高生くらいの若い女の子がほとんどだから、同姓を観るシビアさがある。

    本書のお笑いコンビ、アカコとヒトミも例に漏れず、女子高生の評価に喜んだり凹んだり・・・。わりとシビア。実際のお笑い界を知っている私としては、その世界でのアルアルを存分に楽しめた。インディーズ芸人からTVへの登竜門の1つNHKの「オンバト」出演。事務所の社長、マネージャーとの関わり。事務所お笑いライブの感じとか。モデルとなっている人物がいるであろうと思って読んでいた。あとがきでその本人が語っていてやはり~とも思った。もっとお笑いに力を入れ

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    2012年11月18日
  • カイシャデイズ

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    内装工事会社ココスペースを舞台にした作品。
    登場人物が、章が進む度に新しい主役として登場する。
    ひとつひとつの出来事が、複数の視点から表現されていて、人と人との伝わりきらない想いがいろいろあるのだなと改めて実感した。中には、あえて自分の気持ちを伝えないでその役割を果たすという信念をもった女性もいた。

    この作品を読むことで、内装工事会社のいろいろな部門の業務内容に触れることができる。内装工事の仕事は面白そうだが仕事漬けの毎日なのだろうなという印象を持った。
    ぜひ、タカさん、クマ、シノのトリオと一緒に仕事をしてみたいなと思う楽しい作品だった。

    0
    2012年08月17日
  • 幸福ロケット

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    なつかしくて、あたたかくなった。

    小学生女子特有のなわばり?へんな連帯感?
    そういうの、とても懐かしかったし、
    そんな中で毅然としている香な子がかっこよかった。

    私もコーモリみたいな子はタイプです。

    0
    2012年05月02日
  • 幸福ロケット

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    香な子の心の中の突っ込みみたいなものが
    おもしろくて、いつの間にか読み終わってしまっていた

    きっとまたいつの日か読み返してしまうだろうなって
    そう思った

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    2012年01月21日
  • はなうた日和

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    ネタバレ

    内容は厳しい面もあるかもしれないが、表現はほのぼの、またはゆるゆるな短編集。
    主題は次の内容。

    閣下のお出まし
    犬が笑う
    ハッピー・バースディ
    普通の名字
    コーヒーブレイク
    五歳と十ヶ月
    意外な兄弟
    うぐいす
    エリの話

    0
    2011年12月23日
  • 幸福ロケット

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    山田香な子、小学5年生。自称・クラスで8番目に可愛い。
    ただ、名前に関してかなり不満…。なんで、「な」だけがひらかななんだ!?
    しかも、名字もつまらない。お母さんの姓なら「福園」だったのに…。
    無理矢理行かされた塾で、成績がうなぎ上りにあがり、特Aクラスになったら勉強に目覚め、中学受験を目指します。

    そんな香な子が、転校先で新学年を迎え、様々な悩みを抱えながらもクラスメイトと過ごしていく日々が描かれています。
    淡い初恋が可愛くてほっこり和みます。

    さりげなく、『アカコとヒトミ』が出てくるところが山本さんファンには嬉しいですね

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    2011年10月29日
  • はなうた日和

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    山本幸久の小説は何冊か読んだが、雰囲気がほんわかしてて、登場人物に正直で好感が持てる素敵な人間が多いので好き。この本も特にうぐいすとエリの話がよかった。いいセリフが多い。

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    2011年06月16日
  • 美晴さんランナウェイ

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    お母さんのお葬式の日、娘である美晴は、タイトル通り喪服のまま逃げ出してしまいます。
    でも、逃げて行った先は…。

    奔放なんだけど、寂しがり屋さんで、突飛な行動にも彼女なりの理由があります。

    美晴の姪である世宇子の目線で描かれていて、世宇子自身、そんな美晴に迷惑かけられながらも魅かれています。

    ウォークマンやカセットテープが主流だった頃、家族の距離感が近かった息苦しさと、心地よさを思い出します。

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    2011年05月23日
  • はなうた日和

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    世田谷線沿線を舞台にした、短編集です。
    2両編成の世田谷線が、背景として出てくるだけですが、
    なんとも愛おしい可愛らしさを感じます。

    それぞれの主人公は、小学生から70歳の女性と様々。
    ささやかな日常のちょっとした出来事が、ほんのり切なかったり、嬉しかったりします。

    最後の特別編は、またまた「アカコとヒトミ」が登場。
    作家さんを追いかけて読んでいると、リンクしたキャラに出会えて楽しくなります。

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    2011年05月07日