山本幸久のレビュー一覧

  • はなうた日和

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    ネタバレ

    内容は厳しい面もあるかもしれないが、表現はほのぼの、またはゆるゆるな短編集。
    主題は次の内容。

    閣下のお出まし
    犬が笑う
    ハッピー・バースディ
    普通の名字
    コーヒーブレイク
    五歳と十ヶ月
    意外な兄弟
    うぐいす
    エリの話

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    2011年12月23日
  • 幸福ロケット

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    山田香な子、小学5年生。自称・クラスで8番目に可愛い。
    ただ、名前に関してかなり不満…。なんで、「な」だけがひらかななんだ!?
    しかも、名字もつまらない。お母さんの姓なら「福園」だったのに…。
    無理矢理行かされた塾で、成績がうなぎ上りにあがり、特Aクラスになったら勉強に目覚め、中学受験を目指します。

    そんな香な子が、転校先で新学年を迎え、様々な悩みを抱えながらもクラスメイトと過ごしていく日々が描かれています。
    淡い初恋が可愛くてほっこり和みます。

    さりげなく、『アカコとヒトミ』が出てくるところが山本さんファンには嬉しいですね

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    2011年10月29日
  • はなうた日和

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    山本幸久の小説は何冊か読んだが、雰囲気がほんわかしてて、登場人物に正直で好感が持てる素敵な人間が多いので好き。この本も特にうぐいすとエリの話がよかった。いいセリフが多い。

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    2011年06月16日
  • 美晴さんランナウェイ

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    お母さんのお葬式の日、娘である美晴は、タイトル通り喪服のまま逃げ出してしまいます。
    でも、逃げて行った先は…。

    奔放なんだけど、寂しがり屋さんで、突飛な行動にも彼女なりの理由があります。

    美晴の姪である世宇子の目線で描かれていて、世宇子自身、そんな美晴に迷惑かけられながらも魅かれています。

    ウォークマンやカセットテープが主流だった頃、家族の距離感が近かった息苦しさと、心地よさを思い出します。

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    2011年05月23日
  • はなうた日和

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    世田谷線沿線を舞台にした、短編集です。
    2両編成の世田谷線が、背景として出てくるだけですが、
    なんとも愛おしい可愛らしさを感じます。

    それぞれの主人公は、小学生から70歳の女性と様々。
    ささやかな日常のちょっとした出来事が、ほんのり切なかったり、嬉しかったりします。

    最後の特別編は、またまた「アカコとヒトミ」が登場。
    作家さんを追いかけて読んでいると、リンクしたキャラに出会えて楽しくなります。

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    2011年05月07日
  • 男は敵、女はもっと敵

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    メインの女性は、高坂藍子。
    仕事もでき、すらりと背も高く、かっこいい女性です。
    彼女を軸にして、元旦那や元彼やそれぞれの相手の女性などさまざまな目線で描かれています。

    藍子自身のストーリーの時は、それほど輝いて見えませんでしたが、周りの目から見ると、めっちゃかっこいいです。
    だんだん藍子を好きになっていきました。

    山本さんの描く働く女性は、いつも生き生きとしていて素敵です。
    『笑う招き猫』のアカコとヒトミもちょっとだけ出てきます。

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    2011年05月01日
  • はなうた日和

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    世田谷線の駅を舞台にした短編集。
    色んな年代の男女が、一つ一つの主人公になってるから単なる短編集に思ったけど、、、。
    少しづつ小さいリンクがあったりして、なかなか凝ってる感じ。
    土地勘がないんがチョット悔しい(笑)

    ☆閣下のお出まし
    ☆犬が笑う
    ☆ハッピー・バースデー
    ☆普通の名字
    ☆コーヒーブレイク
    ☆五歳と十ヵ月
    ☆意外な兄弟
    ☆うぐいす
    ☆エリの話

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    2011年02月09日
  • はなうた日和

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    世田谷線沿いを舞台に展開するあれやこれや。世田谷線は一度しか乗ったことないけど、確かに、鄙びてていい路線だった。女性漫才コンビのアカコとヒトミとその仲間たちの話もいい感じ。

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    2010年11月22日
  • はなうた日和

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    優しいお話ばかりで、読み終わってから温かい気持ちになれました。
    全てのお話が何かしらで繋がっていて、其れを発見するたびに面白かったです。

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    2009年10月04日
  • 人形姫

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    伝統工芸の後継者不足で消えゆく技という悲しい事実をテレビで時々見るが、人形職人界も例に漏れず厳しいようだ。だが決して暗い話ではなく、社長である恭平の奮闘する姿や職人たちの仕事に誇りを持って森岡人形を愛する様子に元気がもらえる。
    ハッキリ物言うクリシアが森岡人形に入ったことで新しい風が吹いたようだ。これからの恭平の奮闘に期待。
    人形姫というタイトルの意味は最後に分かり、森岡人形の未来を応援したくなった。

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    2026年10月02日
  • 社員食堂に三つ星を

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    面白かった。地方の現状だったり、楽しさ、魅力を再確認させられた、気がする。食にかかわる仕事をしているので、尚更。読んでいて、食に対してもっと楽しみながら、大切にしていこうと思った。

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    2026年09月21日
  • 花屋さんが夢見ることには

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    花屋でバイト中の美大生。人生に悩む彼女は花を通してさまざまな人々と触れ合っていく。
    導入から主人公はもう少しおとなしいキャラかと思っていましたが、思いの外アグレッシブで少し笑いましたw
    前作があったそうですが、未読でも問題なく読むことができましたね。
    こういう話こそドラマ化してほしいなあ。

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    2026年09月18日
  • 花屋さんが言うことには

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    花屋を舞台にした様々な人間関係のストーリー
    花言葉やそれぞれの花にまつわるエピソードがあり、花を知らない自分にも結構面白かった

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    2026年09月12日
  • 花屋さんが言うことには

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    ブラック企業に勤めて疲れ果てていた紀久子は、花屋さんで働き始める。花屋さんで勤めるのは想像以上に重労働だけれども、いろんな花があふれていていろんなお客さんがやってきて、彼女自身を見つめなおす機会となる。

    それぞれの章は花がモチーフとなっている。花といえば花言葉。一つの花には色々なメッセージが込められている。

    温かい人々と彩り鮮やかな花に囲まれ、夢であるグラフィックデザイナーへの道も一歩ずつ踏み出していく紀久子の姿を見ると、元気をもらえる、そんな気分となった。色とりどりのお花のようにまぶしくも身近に感じられる、素敵な物語だった。

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    2026年08月26日
  • 社員食堂に三つ星を

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    社員食堂勤務の管理栄養士のみなほ、元気でいいねぇ。 ベテランパートの剛力<女帝>がいやなやつすぎてげんなりしてたけどw 社長の陽々子さんが面白くて好き。 みなほが地元の野菜や魚を使おうとする姿勢も好もしい。 しかし、芋虫でそうなる?w ウマカフーズのいおっさんたちにはほんっとあたまにきたけど、みなほの最後の結論にはガッツポーズ。

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    2026年08月23日
  • 花屋さんが言うことには

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    ほっこりハートウォーミングな日常系のお話。
    テーマのお花と、その花言葉を軸に各編いろんな人が中心のお話で読みやすい。
    実在するお花らしく、作中に出てくるお花を調べたら画像も出てくるから、今まで見たこと無かったり、名前の知らなかったお花も知れる機会にもなった
    フリル菊って、すごいなぁ

    鶏頭は書き下ろしだったのもびっくり

    主人公の仕事の取り方や人間関係の築き方は憧れる部分があった
    求めていたほんわかさを満たせてとても満足!

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    2026年08月18日
  • はなうた日和

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    世田谷線沿線を舞台にした短編が9つ。それぞれ独立した話なのだけれど、ゆるーくつながっているところもある。ほっこりする話が多い。

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    2026年07月31日
  • 社員食堂に三つ星を

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    東京で管理栄養士をしていた日元みなほは、昇進ではなく、いきなり紀伊半島にある地元家具メーカーの社員食堂へ飛ばされた。
    自分ではアイデアを出し、それが成果となって現れていたので、まさか遠くに異動になるとは思ってもいなかった…
    ただ、みなほは東京に戻った時には昇進を約束されたので、ここでも何かやってやろう!と気合いが入っていた。
    しかし、新しい職場には恐ろしい鬼がいた…
    今までに何人もの栄養士を辞めさせたパート調理員の郷力だ。
    何かにつけて難癖をつけてくる。

    それにしても、アヒルバスのバスガイドだった真琴や料理人の赤星の娘の瀬里奈がとても可愛い。
    やっぱりホッコリする、山本幸久作品だなー。

    2026.7.30

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    2026年07月30日
  • 花屋さんが夢見ることには

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    ─── ✦ 感想   ✦ ───
    淡々と進んでいくお話は好きなんですが、
    やはり、読む時の状態によって、感じ方は変わるようで、今は、この淡々としたお話が、さらっ〜と流れてしまう感じ方で、ちょっと残念。

    ミドリの恋や成長を感じながら、楽しく読めるストーリーだと思います。
    嫌な気持ちになる部分はなく、楽しいお話だと思います。

    前作で5月1日がすずらんの日というのを知って、その日にすずらん買いに花屋に行きましたが、売っておらず、、、残念な記憶があります(笑)

    6月2日はローズの日
    6月6日はあじさいの日
    7月7日はカスミソウの日
    9月14日はコスモスの日
    と、花の記念日は続くので、花屋さんに顔を出すようにしていきたいです。

    花に目を向けて、自然の美しさを感じられるような人でありたいな〜と、思わせてくれる作品でした。


    ─── ✦ あらすじ ✦ ───
    今作も花屋さんに関わる人たちのお話。
    前作との違いは、今作はミドリが主人公です。
    淡々と物語が進んでいく感じ。


    ─── ✦ 主な登場人物 ✦ ───
    深作ミドリ
      誠   兄
    外島李多  とじまりた、花屋、40歳、若くみえる
    光代    元教師
    蘭くん   小4

    越澤叶恵  素直書店店長


    馬淵十重 とえ、生花先生
    馬淵百花 馬淵先生の娘、40歳、部長、できる女
    馬淵千尋 馬淵先生の孫、野球
    宇田川  ぼうず
    片岡瑞穂
    伊福部晶 いふくべ、国立研究開発法人
    フカサクミドリ 芳賀の友達の妹
    森教授  亡くなっている
    深作真理
    深作雅之
    誠    深作息子、芳賀友人
    ミドリ  誠妹、美大生
    外島莉香 李多母

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    2026年07月25日
  • 花屋さんが言うことには

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    人生につまずいた若者が、ひょんなことから花屋で働き始め、花と人に癒されながら再生していく物語です。
    優しさとユーモアに満ちた内容で、読み進めるうちに心がほぐれていきました。
    花言葉や植物の知識がさりげなく物語に織り込まれていて、そこから人生を見つめ直すような視点が得られるのが心地よかったです。
    物語全体に温かさがあり、「こうなってほしい」と願う気持ちをそのまま形にしたような、いい意味でのフィクション感も魅力的でした。
    花に詳しくなくてもすっと入っていける、癒し系の小説です。

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    2026年07月22日