あらすじ
24歳、ブラック企業勤務。身も心も疲れ果てていた紀久子が深夜のファミレスで出会ったのは、外島李多と名乗る女性だった。彼女は「川原崎花店」という花屋さんを駅前で営んでいるらしく、酔っぱらった勢いで働くことに。 やたらカレー作りがうまい青年や、おしゃべり好きの元教師、全体的に適当な李多。バラエティに富んだ従業員と色とりどりのお花に囲まれながら、徐々に花屋さんの仕事に慣れていくが――。
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Posted by ブクログ
2026年8冊目
春頃に読むのに表紙が春らしくて気になった1冊
お花自体が好きだったからお花のことを
詳しく知れるといいなと思い電子書籍にて購入
予想していた通りのお花屋さんでの日々を
書かれたものは間違いないけど
人との繋がり、思い思われる素晴らしさなども
学べる心に刺さるお話
花言葉や万葉集の短歌なども知れて
へぇ〜って思うこともたくさんあり勉強にもなった
ミモザの話を読んだ後に、
ミモザの香りがするグッズをお店で見つけ
興味が湧き購入したくらい影響された
主人公が冒頭のファミレスで
お花屋さんに救われたのはとてもよかったと
読み終えて改めて感じた
また近いうちに近くのお花屋さんにでも
行ってみようかな
Posted by ブクログ
現実よりもちょっとだけ事が上手く運んでいる感じ。
一編一編は短いけど、1冊を通して少しずつ時間が経過していくから、結末が読者に委ねられて終わるようなこともない。
夢物語過ぎずリアル過ぎずで、程よく前向きな気持ちになれる1冊だった。
Posted by ブクログ
優しさと元気をもらえる物語って本の裏に書いてありましたが、本当にそうでした!
花もらうのやっぱり憧れます。
それが、花言葉を考えて選んでくれた花なら更に嬉しいです。
花瓶もないし、飾れる場所もないから、花のプレゼントはいらないよとは伝えてますが、やっぱりいいなぁって思います。
紀久子が、デザイナーとしてどんどん仕事いただけるようになっていく仮定もどこか、口コミが口コミを呼んでみたいな理想的すぎる、羨ましいです。
最後の終わり方も素敵でした。
この本は手放さないで、再読したいと思います。
Posted by ブクログ
この本の感想は「かたい」です。左手だけで持って読んでたら、3回くらいカバーだけ残して吹っ飛んでいきました。ええ、物理的な話。
それはそれとして、読後感が良くて優しいです。お花買いに行きたくなっちゃいます。花瓶がないから買わないけど。うちはアレンジメントしか買わないので。花瓶がないから。
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紀久子が退職届を送ったのに、無断欠勤だとして上司にファミレスに呼び出された。いやいやこんなブラックな会社で2年も働いて、おまけにお前にセクハラまでされて、なんで働かなきゃなんないの?と思っているのに言い返せない。と思ったら、後ろの席にいたお姉さんが言い返してくれた。駅前のお花屋さんのお姉さんだった。
バイトに来ない?と誘われて面接に。週5で働くことになった。花屋に憧れてないところがいいと言われる。花屋になりたい子はさっさと辞めてしまうらしい。実際結構力仕事に水仕事だ。実家からなぜかアルバイト先に蒲鉾の詰め合わせが送られてきた。
重陽の節句に菊をイチオシしていくつもりだが、行事として盛り上がりに欠ける。通りがかりの男の人にフリル菊を入荷して欲しいと頼まれて入荷したところ、おじいさんが来店。あとからそのおじいさんは亡くなった方だとわかる。
農家さんのところまで、ミモザを収穫に行くことになった。千葉の南の方まで140キロ。脚立にのって剪定鋏で切っていかなければならない。ミモザの木々の間でお昼ごはん。
開店祝いのアレンジメントを作ることになった。小学生の蘭くんが見学している。隙間があるよと指摘されて、店長が白い花を差し込んでくれただけでパッとグレードアップした。しかし配達したところ断られた。依頼主との間になにかあるらしい。依頼主が花を受け取るつもりでやってきたが、もうすでにばらしてミニブーケとして売れてしまっていた。紀久子のデザインしたお花屋さんのカードに目を止めて、ショップのロゴデザインを頼まれる。
紀久子は長春花という和菓子屋さんで、150周年の和菓子をいただいた。そしてパッケージのデザインを頼まれる。とはいえコンペがあるらしい。そして店の外で店長のお母さんに呼び止められる。高級レストラン「みふね」でご馳走になる。
Posted by ブクログ
登場人物ひとりひとりの個性がしっかりと描かれていて、とても印象に残りました。物語の展開は、どこか日常の延長のようで、とんでもない出来事が起こるわけではないのに、不思議とどんどん先を読みたくなります。主人公が心の中では思っていても口には出さなかった言葉など、「わかるな」と共感できる場面がたくさんあり、身近に感じながら読むことができました。
Posted by ブクログ
ブラック企業を辞めて花屋のアルバイトになった紀久子は、様々な出会いを通して、夢に近づく。
登場人物のキャラが立ってる、短いドラマの詰め合わせ!花に込められた色々な思い、花にまつわる詩歌、花言葉…豊かな気持ちで読める。
Posted by ブクログ
何にも起こらない「花屋の日常」の一部を切り取ったようなお話。
ほのぼのとして、やさしい空気感が好み。
「続きが知りたい!」「もっと深掘りしてくれ!」って思わんこともないけど(笑)ふわっとした感じがこの作品のよさなのかなーとも思う。
花を飾る生活なんてしたことないけど、花を愛でられるような生活って憧れるなー。
Posted by ブクログ
今時、こんな会社あるの?というような、超ブラック企業で働いていた紀久子。
そこをなんとか辞めようとしている時、偶然出会ったのが、花屋を営む李多だった。
そして、紀久子は李多の店「川原崎花店」で働くことに。
ただ、紀久子は元々グラフィックデザイナーになりたかったのだが希望通りには行かず、まだその夢を諦めてはいなかった。
花屋のバイトの傍ら、少しずつデザインの依頼を受けるようになる。
周囲の人の暖かさとほんわかした雰囲気が、なんともいえず安らぐ。
癒し系のお話。
2026.5.18
Posted by ブクログ
ほっこりする話だった。ブラック企業から解放されて、自分のやりたいことをやっていく。不安もあるだろうけど、その方がいい。お花にも詳しくなれるし、たまにはお花を買うのもいいかなと思った。
Posted by ブクログ
表紙が素敵で購入した。
花言葉に因んでストーリーが展開するのも良かった。ブラック会社は辛かっただろうけど、キクちゃんが夢に向かって進んでいくのがよい。
満点星が読めるくらいには私もお花好きのようでした。
続きがあると思わず、To Be Continued……。
読みたい。
Posted by ブクログ
『花屋さんが言うことには』は、物語そのものも面白いけれど、構成がとても印象に残る作品だった。
各章ごとに一つの花がテーマになっている。物語を読み進めながら、その花にまつわるエピソードや詩歌が自然に出てくる。そして章の最後は、その花言葉で締めくくられる。
この仕掛けがとても心地いい。
花言葉が、登場人物の気持ちや出来事とぴったり重なって、「なるほど」と思わされる瞬間が何度もあった。
花と言葉と人の気持ち。
それらがやさしく結びついた物語だった。
Posted by ブクログ
文庫に書き下ろされた短編『鶏頭』が読みたくて。
単行本の最後から3年後のお話
紀久子のその後やミドリや蘭くん、千尋の様子がわかる。続編には影響がないのかもしれないけれど読めて良かった
Posted by ブクログ
楽しめました。
花が好きな人にはおすすめかもしれません。
主人公がたまに吐く毒?が中々厳しめだったりみょうに登場する小さな子がませていたりちょっと年齢的にどうかなぁ〜と思ったりもしましたが。
主人公の居場所が羨ましいです。
始めはボロボロになってでしたがそんな中自分の居場所が出来て、好きな事をやれる機会に出会えてなんか周りの人良い人ばかりで。
という事はやっぱり主人公も性格良いのかな。
続編もあるようなので読みたいと思います。
Posted by ブクログ
あまり深く考えてはいけない。
短編で登場人物のキャラがみんな濃くて、会話のテンポも良く、ファンタジー(ホラーか?)ありで、さらっと面白く読めた。
花言葉以外に光代さんの花にちなんだ文学的蘊蓄も興味深かった。
キャラといい、内容といい非常に密度の濃い作品。
ブラック企業出身の主人公きくちゃんがなかなか飄々としているように感じたな。
李多さんに手を引かれ、花屋さんバイトで広く人脈を作り、トントン拍子にデザイナーとして活躍するんだったら拍子抜けだなと思ったけど…。
李多さんも芳賀さんの過去や今後をぜひ掘り下げたものをぜひ読んでみたいなと思う。
Posted by ブクログ
ブラック企業からの転職。
花を通していろんな出会いがあり、まったりほのぼのしながらも夢に向かって進んでいくキクちゃんを応援したくなったし、自分自身も頑張ろうと思った。
花を買って帰ろうか
そのときの気分で買うのもいいし、花言葉を調べて買うのもいいね。
Posted by ブクログ
転職して花屋で働き、色々な人や花、花と人の新たな繋がりがみえてくる。ほのぼのとした生活を送りながらも夢に近づいていくところがいいなと思った。家に花を取り入れたくなった。
Posted by ブクログ
ブラック企業で疲弊していた女性がひょんなことから花屋の店長と知り合う。
それを転機に会社を辞めて、花屋でアルバイトを始める。
そこで自分の生きるべき人生を見つけていく。
という話。
お花屋さんの話という事でいろいろな花と花言葉が出てくる。各章の終わりが花言葉で締めくくられるのが素敵。
疲れていても読みやすく、癒されるので読んであったかい気持ちになれる良い本でした。
Posted by ブクログ
それぞれの章にちなんだ花や花言葉が
出て来るのが素敵だと思った。
花屋さんの前を通ると無意識に
季節が入って来る。
前から花を見るのは好きだったけど
もっと好きになった様に思う。
続編も気になる!
Posted by ブクログ
花にはさまざまな思いが込められていて、その象徴として花言葉が各章の終わりに届けられる構成が印象的でした。物語を読んだあとにそっと添えられる花言葉が、登場人物の心情をやさしく補足してくれるように感じました。花は種類や色、本数によって意味が変わるという奥深さも興味深く、バラや椿だけでなくミモザや菊にも多くの意味があると知り、新たな発見がありました。特に九月九日の重陽の節句に菊を飾ることで無病息災・不老長寿を願う風習も初めて知りました。また作中に登場する高校の国語教諭だった馬淵先生の花×古典の豆知識が私は好きでした。
日常の中にある花が、ただの装飾ではなく人の想いや願いを運ぶ存在として描かれていて、読み終えたあとには身近な花の見え方が少し変わる一冊でした。
Posted by ブクログ
やりたい仕事に立ち向かっていくお仕事小説の半面、いろんな花のことが知れる癒し部分がある小説。
主人公が我慢し続けたようなブラック企業はいまもありそう。そこから脱出する勇気がなかなか持てないことのほうが多いだろう。いざ飛び出せたとしても先行きの心配や不安はそう簡単に解消しない。
でもやっていかないことには生きていけないわけで。
運よく出会った花屋さんでバイトすることになった主人公は、本来やりたかったデザインの仕事にもつながっていく。
そんなうまいことあるか~と思うけど、やってみないことにはどうなるかもわからないわけで。なくすものがないならとりあえずやってみればいい。と思えるね。
Posted by ブクログ
お花屋さんで働く主人公の、9つの物語が収録されている。それぞれに花が登場し、花言葉が紹介される可愛らしい作品だった。ひまわりの花言葉が本数によって変わる、という一節も良い。
読みやすい一方で、予想通りの展開が多いので少し物足りなさもあった。
Posted by ブクログ
年々花が綺麗だな、かわいいなと思うようになってきて最近は花屋で何本か買ってみちゃったりするから、本作を読んで帰り道で花を買って帰ろうかな、なんて気分になる
職場環境がすごく良くて自分だったら夢を諦めてもうこのままここで正社員になってしまいたいと思ってしまいそう
週5で働きながらデザインの仕事も着々と増やしていく主人公のバイタリティに尊敬の念を抱いた
前向きな気持ちになれるストーリー
Posted by ブクログ
ブラック企業を24でやめて、花屋さんでアルバイトをする人の話。
私は今就活生だが、暗黙の了解で決まっているいわゆる「正規ルート」で人生を生きる必要はないって思わせてくれた。大手に就職して、お金を貯めることが正義じゃない。代わりに、新しい人との出会い、様々な感情と向き合う機会、ありのままの自分の発見など、お金以上の価値のものをでに入れることができる。そんな私の価値観と似たようなメッセージをこの本からは感じられた。好きなようにのんびり生きてもいいよなって思えた。
ただ、登場人物が多く、人間関係の描写が少し複雑だったため、理解しづらい部分もあった。だが、全体的に心があったまる本で、お花屋さんに行きたくなる一冊だった。
Posted by ブクログ
花屋さんという職業がイメージに比べてかなりの重労働であると分かった。
花言葉や詩歌にちなんだストーリー。研究ネタもあってよい。ゆっくりだが進展もある。
花にもいろいろな種類もあり、品種もあり、知識も蓄えられた。
Posted by ブクログ
読みやすかったけど、ぼちぼちでしたね。
ストーリーとしては後半盛り上がりましたが、
なんとなくのストーリー展開な感じですかね。
とりあえず、ほかの山本さんの作品も
読んでみようとと思います。
Posted by ブクログ
頭空っぽで読める。
ちょっとほっこりしたいとか、箸休め感覚で読書したいって人にはちょうどいいかも。
言葉も難しいことはない為、漫画を読んでる感覚で進められる。