【感想・ネタバレ】花屋さんが言うことにはのレビュー

あらすじ

24歳、ブラック企業勤務。身も心も疲れ果てていた紀久子が深夜のファミレスで出会ったのは、外島李多と名乗る女性だった。彼女は「川原崎花店」という花屋さんを駅前で営んでいるらしく、酔っぱらった勢いで働くことに。 やたらカレー作りがうまい青年や、おしゃべり好きの元教師、全体的に適当な李多。バラエティに富んだ従業員と色とりどりのお花に囲まれながら、徐々に花屋さんの仕事に慣れていくが――。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

何にも起こらない「花屋の日常」の一部を切り取ったようなお話。
ほのぼのとして、やさしい空気感が好み。
「続きが知りたい!」「もっと深掘りしてくれ!」って思わんこともないけど(笑)ふわっとした感じがこの作品のよさなのかなーとも思う。
花を飾る生活なんてしたことないけど、花を愛でられるような生活って憧れるなー。

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2026年01月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

美大を卒業したのものの,食品会社の営業で働いていた君名紀久子は、出した退職願を返されそうになっている所を花屋の外島季多(りた)に助けてもらった。
年に一回母にカーネーションを送るだけしか利用したことないお店だったが、名前に「キク」があることで覚えてもらっていたようだ。
そこから、季多の花屋でバイトしつつ、元々やりたかったグラフィックデザイナーの道をふたたび目指すことになる。とはいえ、数年間実績のない紀久子の再就職は苦戦していた。
川原崎花店には、店長の季多の他に、パートで元高校の国語教師の光代さん、30歳で農大の研究員をしつつバイトもしている芳賀くんがいた。
いろんな工夫で花屋を盛り上げていく。

引っ越してしまう幼なじみに花を贈りたいけど、好きな花がわからない宇田川くん。
引っ越していく西さんと一緒に野球をしている馬淵千尋が紀久子に耳打ちする。西さんは宇田川くんがプレゼントするなら何でも嬉しいのに、宇田川くんは考えすぎちゃっていつも空回りする。へんに高いものを買おうとしたりしないようにしてあげて。
そして宇田川くんが出した結論が、全部の花を1本ずつかう!だった。(ナイスアイデアとは思ったww)
ちゃんと、君が贈りたい花が、もらって嬉しい花だよと伝える。そして,向日葵に決めた。
奥から季多がアドバイス。「向日葵なら3本!」
向日葵3本の花言葉は、愛の告白。

川原崎花店は配達もしていて、紀久子が主に担当している。バラのラッピングがされた三輪自動車は『ラヴィアンローズ』と呼んでいて、どうやら中高生の間でラヴィアンローズの写真を待ち受けにすると恋が叶うと噂になっているらしくよく撮られる。
走行中は危ないのでコンビニの駐車場などてプチ撮影会をしてあげることもある。
配達先にある、キラキラヶ丘団地は5階建てだがエレベーターがなく自力で何度も上り下りを繰り返すので大変。定額制の花の配達などもしているのでよく訪れる場所。その狭い階段ですれ違った、伊福部という男性から「フリル菊」を入荷して欲しいと言われた。実は、かれは研究員でフリル菊を作ったチームの人。まだ世にそんなに知られてないのでぜひ店頭に並べて欲しいと。そこからそこで3回ほど偶然出会う。(店にもきてるから会った回数はもう少しある)何となく、会えるかなぁと楽しみにしていた。
そこには紳士な老人の姿も。でもこの老人、ちょっと変、かも?振り返ったらいなくなってた。

ほかにも、芳賀くんの話がなんかつらーって思った。
前にここでバイトしていた深作誠と芳賀くんは昔からの親友だった。彼は大学を卒業してやりたかった仕事に就き,今はアメリカに駐在し、この度結婚することになったらしい。
深作ミドリは,誠の妹で紀久子の卒業した美大に通う。いつも不機嫌。
ミモザの仕入れでミモザ農家さんに向かう。そこは誠やミドリの親戚の家だった。ミモザがたくさん咲か中でミドリは絵を描いていた。
その中で、ミドリは芳賀くんはと大好きな兄の本当の関係を知ってしまったと言う。彼らは,親友でなく、恋人だった。それがショックだった。
(芳賀はゲイで、誠は気持ちを受け取って付き合っていた元ノンケなので、結婚相手はおそらく女性)
そんな芳賀くん、新品種をつくるチームにいるだけあって、NHKの番組に出たり、新種の蘭を見つけたり、数ヶ月外国に行ってしまったり、なかなかすごい子なのです。最後は南極に行ってしまった。
ミドリはなんやかんやで、まだ愛想がいいわけではないけど心はひらいて、芳賀くんのかわりにバイトに入ったりする。

馬淵千尋の母、桃花は結婚詐欺にあうとこだったり、
その母、十重(とえ)は、季多の母と昔恋のライバルだったり。(とりあったのはイギリス貿易省の娘で、彼女にアプローチするために二人は英語が強くなった)

紀久子はそんな風に花屋として町の人たちと触れ合って,関わり合っていくうちに、デザインのお仕事を請け負ったりして、花屋とグラフィックデザイナーの二足のわらじ状態に。

最後は急に3年ぐらい経っていて、芳賀くんはまだ帰って来ず、ミドリは4年で就活に苦戦し、常連の年長さんだった蘭くんは小学生4年生で、たまにお店を手伝ってくれたり。
でも、紀久子はまだラヴィアンローズで町を走り回り、たまに写真を撮られる日々なのがいいな。
ただ、一人暮らしではなく、伊福部くんと一緒に住んでいる模様。
(紳士的な老人はどうやら、伊福部くんと一緒にフリル菊を開発した森教授で、すでに亡くなっていた人。あの時も幽霊だった。その後、季多さんのところにも現れて、伊福部くんが紀久子に一目惚れしたらしいから3回も偶然を作ってやったのに進展しないから手伝って欲しい,と言われたらしい。森教授の助けもあったのか無事二人はお付き合いを始めた様子)


全体的にほっこりして、とても素敵なお話でした。どのキャラもいい!個性的だけど、周りにいる!!かも?!って感じ。
紀久子さんが最後、グラフィックデザイナーとしてまだ全然稼げてなくて、花屋の収入3/4で、ラヴィアンローズを乗り回してるのも、
伊福部くんと結婚してるわけではないとこも、
今後、続編が出来そうで期待します!

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2025年12月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

初めての作家さんだったけど、良かった
花が嫌いな人なんていないだろうけど、それにしても登場人物が皆イイ(補佐以外)
終盤にかけてどんどん感情移入加速してしまい、チューリップでは私までじんわりしてしまった
続編、もうそろ出るのかな?
楽しみ、楽しみ

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2025年12月02日

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