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コワモテだが人望厚い熱血営業チーフ、作業服を誰よりも着こなす施工監理部員、無断欠勤するボンボン新入社員、“いつもおひとり様”な庶務女史…内装会社ココスペースは、小さくてもある意味豊富な人材が勢揃い。使う予定のないオブジェの「トチの木」を勝手に買って倉庫スペースを潰す掟やぶりの天才肌デザイナーなど、その最たるものだ。そんなむちゃをやらかしても、誰もが“いい仕事をしよう”と真剣にもがいている。そんな愛すべき社員の日常を描く連作短篇集!
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Posted by ブクログ
もともとお仕事系の小説が好きなのもあり、とっても面白かったです。 お仕事系と言っても、企業同士のシェア争いや、派閥や出世のような野心的な話題はなく、ましてや「倍返しだー!」みたいな熱さも もちろんありません。 一見どこにでもありそうな内装会社の、高柳さんを中心とした営業と設計と施工のチーム。 ...続きを読む ガツガツ感はないものの皆んな仕事が大好きで、自分の仕事に誇りを持ちつつ それぞれに信頼・尊重しあう関係。 お店の立ち上げやリニューアルに伴う内装工事をとおして、社内・社外の人と関わりながらより良いものを作るために取り組んでいく。 仕事の種類や取り扱いの大小ではなく、目の前の仕事一つひとつを楽しみながら取り組んでいくことの大切さが感じられる本書でした。
ココスペースはリフォームなどを手掛ける内装会社です。その会社で働く人々それぞれの視点で描いています。どの人もそれぞれいい味があり、楽しく読めました。仕事をお金を稼ぐ手段と考えず、自分の最大限の物を創る社員達を見て温かい気持ちになります。読み終わったら、仕事っていいなと思います。嫌な人が出てこないお仕...続きを読む事小説で、読み終わったら、きっとみなさんココスペースで働きたくなりますよ~私もシュウカツデイズしたいです!
働く事を楽しむってすごく難しいことだけど、楽しまないとやってられないし仕事の中に楽しみを見出す事が働くってことなのかもしれないと気づかせてくれる。 この作家はどの作品もアクの強いキャラクタばかり出てくるのに作品が巧く纏まっているのがまとめるのが凄いなと思う。
★こんな人にオススメ 今の仕事が嫌な人 元気がない人 ★内容 内装会社の人々の話 ★この本を読んで 元気が出てくる また読みたくなる
内装工事会社ココスペースを舞台にした作品。 登場人物が、章が進む度に新しい主役として登場する。 ひとつひとつの出来事が、複数の視点から表現されていて、人と人との伝わりきらない想いがいろいろあるのだなと改めて実感した。中には、あえて自分の気持ちを伝えないでその役割を果たすという信念をもった女性もいた。...続きを読む この作品を読むことで、内装工事会社のいろいろな部門の業務内容に触れることができる。内装工事の仕事は面白そうだが仕事漬けの毎日なのだろうなという印象を持った。 ぜひ、タカさん、クマ、シノのトリオと一緒に仕事をしてみたいなと思う楽しい作品だった。
内装会社に勤める人達の人間関係を面白く描写している作品。 営業、設計、施工の3人を中心に、統括室や顧客などが絡んで楽しく描かれている。 この作家さんの描く小説にはイヤな人が出てこないのがいい。 本当にストーリーにすんなりと入っていける。
店舗などの内装設備会社ココスペース。営業担当のベテラン社員高柳は、同社の新入社員橋本がズル休みをしていることを知る。現場に向かっている途中で、橋本が自転車でフラフラと走っているところを見つけ…。 あー面白かった。 これが第一の感想。大事件はない、ひねったハラハラもない、感動もない、でも面白い。 ...続きを読む過去に読んだ作品が『凸凹デイズ』だったので、デイズシリーズ=山本幸久の会社シリーズなのかな?高柳、石渡、篠崎…それぞれの視点で、難しい仕事を抱えては、それなりになんとか解決していくという、普通の仕事の話で特に盛り上がらない話といえばそれまでだが、どんどん読ませていくのは作者の力量であろう。 『凸凹デイズ』でも感じたのだが、山本幸久の作品を楽しむには、まず登場人物の強力に作りこまれたキャラクターの魅力を感じることが必要だ。『凸凹デイズ』を読後に複数の人に貸した時も、「とても面白かった」という人と「イマイチ」という人に別れたのだが、キャラクターを受け入れて読むか、動いた先で何が起こったかという部分を読むかで、全く感想が変わってくるだろう。 本作は、やはり現場で、中間管理職あたりに属する人たちの話は面白いが、ベテランの部長クラスになると、作者もすこしいじることに躊躇しているのか、それともキャラクターを作り込めなかったのか。特に大屋さんの章は、ストーリーを進めたくて、前のめりに描かれてしまって、読んでいて苦笑いしてしまった。 自分でも文章(ちょっとした小説)を書いているのだが、こういう、どうってこと無いけど、丁寧な作品を作り上げたいと思える作品である。漫画などを書いている人は、この作家は必読ですよ。
社会人が主人公の小説。働く人なら誰しも経験のある上司や社外関係者からのお叱りや受けてきた恥など、登場人物の目線で描かれており、自分だけじゃないんだなーと勇気をもらえた。それぞれの企業戦士模様が面白かった。
おもしろかったー。また会社で働きたいなと思わせるお仕事小説。悪人どころか、登場人物の誰をとっても憎めない人たち。みんな好き。 何かっていうとみんなミスドに行くのがおもしろい。
内装会社の社員のそれぞれから見た視点で章を分けて書いてある。 会社での上司や同僚との関係や仕事に対する思い等、読んでいてこんなに仕事を楽しめるって!と羨ましくなる。 2015.2.17
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