山本幸久のレビュー一覧

  • ウチのセンセーは、今日も失踪中

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    漫画家の世界は知らないが、きっとそうであろうと思わせるリアルさがある。ストーリーに引き込まれて一気に読み終わった。

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    2022年08月28日
  • 誰がために鐘を鳴らす

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    この文庫本の解説者、中上次郎さんが書いているように、山本幸久さんの作品を何冊も読んでいると『この人は、あの小説に出ている人だ』とか『この人の過去はこんな感じだったのか』と思わず、ほくそ笑みをしながら読んでしまいます。この小説も漏れずに出てきます。そして文庫書下ろしの小説も、もちろんあります。カバーイラストに描かれている、詰襟の学ランを着た動物達も、読み進めると解ります。このような小説で、読後にホッとした気持ちになると次の作品を読みたくなります。

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    2022年08月21日
  • 人形姫

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    同じ事の繰り返しのように見えて、
    まったく同じ日などないと感じた作品でした。
    「雛人形」を取り巻く街、人。それぞれが悩みや葛藤を抱え日々暮らしている。
    決して曲げられない信念をもつ人たちの人生を見ることが出来ていいなぁーと素直に感じました。
    雛人形とヨット部。はじめはまったく関係ないようにみえたけれど、読み進めるうちに混ざり合うように必要不可欠な部分が見えた時は、素敵な時間でした。

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    2022年07月27日
  • ある日、アヒルバス

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    いい本だなあ。デコとチェキッコが「アヒルバス社歌」を唄うところで目頭が熱くなった。あと、「リアルデコ」で三原先輩がデコとの思い出を思い出しているところ。嫌なことが一杯あっても明るく振る舞うデコがホントにいい。大好きだ。

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    2022年06月22日
  • 人形姫

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    ネタバレ

    雛人形を作り上げるのに、専門の職人が何人もいること、なんとなく知っていたので、話に入っていきやすかった。

    それぞれの人間模様、後継者問題、恋愛めいたこと…全てが絡み合うところは絡み合い、流れるところは流れ、とても読みやすかった。

    この後日談も想像してしまうし、それも合わせて、朝ドラにピッタリと勝手に思ってしまう。

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    2022年06月08日
  • 人形姫

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    軽妙洒脱な会話の中にも、人の情けがいっぱい詰まった人情噺。必ずホロリの場面も。山本ワールド健在。素直に楽しめた。味噌汁の具にレタスありなんだ〜?

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    2022年01月19日
  • マイ・ダディ

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    一男って、なんて愛情深いのだろう。
    ひかりが最愛の妻の忘れ形見だからというだけでは、あそこまで深い愛情は持てないはず。
    ひかりが病に倒れて明らかになった事実。
    それからの一男の行動が素晴らしかった。
    全てはひかりを救うため。
    なんて、なんて深い思い。
    ひかりの友達もいい子たち。
    ラストの素晴らしかった。
    ムロツヨシさんの一男も観てみたくなった。

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    2021年12月11日
  • 店長がいっぱい

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    他人丼のチェーン店を展開する、友々家各店舗の店長の物語です。短編のようで実は同じ会社の物語なので繋がっています。この著者の文庫本は最後に文庫書き下ろしの物語が必ずあります。これも同様にあり、それがまた良いのです。

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    2021年11月03日
  • 誰がために鐘を鳴らす

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    仲間でもない、友達でもない、
    てんでバラバラの4人が、ハンドベルで繋がるお話。

    指導役のカラニャンがとっても愛らしい。

    少しずつ4人の絆が深まっていく様子が、ほっこりできる青春ものでした。

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    2021年09月04日
  • 店長がいっぱい

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    ネタバレ

    あまり期待しないで読み始めたからか予想外に面白く最後はもう少し続きが読みたくなった。ポンコツの2代目にもなんだか人間味も感じて許せてしまう。何より魅力的なのは霧賀さんだ。後解説に出てくるように霧賀さんが出てくるらしい他の小説も読みたくなった。

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    2021年06月13日
  • 店長がいっぱい

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    それもきちんと話そう。背中にではなく、面とむかって。

    友々家という他人丼チェーン店の店長達の物語。老若男女色んな人生を送っている店長が日々のトラブルなどを乗り越えながら店を支える物語。
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    各キャラクターが丁寧に描かれてて、店長になった背景がリアル。自分よりも歳上の人に指示しないといけない気まずさや、周りへの態度が酷いバイトとの戦いに感情移入してしまった。クセの強い会長とその息子二代目社長も憎めないんだよなぁ。
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    2021年06月07日
  • ジンリキシャングリラ

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    北陸の或る都市の鷭高と言われる高校にある人力車部に所属することになった「浅間雄大」が主人公。どんどん読み進み最後はどうなるのか?と思うのですが、著者の山本幸久さんは作品を文庫化する際に必ずといって良いほど短編を収録するので、この物語もそれを読むと「どうなるのか?」がわかります。でも、もしこの続編が数年後に出たら読みたいですね。

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    2020年06月13日
  • ある日、アヒルバス

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    厚めの本に最初こそびびりましたがまったくの取り越し苦労でした。既に数年前にスピンオフドラマが放送されたそうですが、むしろこのまま余計な脚色をせずに作ってほしいと強く思いました。楽しいだけに終わらないのがまた良い爽やかなお仕事小説でした。

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    2020年04月05日
  • 店長がいっぱい

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    小さい頃「店長」と聞いて思い浮かべるのはスーパーの店長か喫茶店の店長だった。今はフランチャイズ店の休めない店長。この本の店長達もそれぞれ問題・悩みを抱えて大変そう。でも創業者の会長や社長、本社社員も悩んで苦しで模索している。会長のオムライスを社長に食べてもらいたかった。霧賀さん、仕事仕事だと思ったら、そんなことになってたとは。沢渡さんの声てどんな声なのかしら。

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    2020年01月12日
  • 店長がいっぱい

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    うまい表現ができないのですが、あたたかくていい小説だと思いました。
    他人丼のチェーンのいろんな店舗を舞台に、各話主人公(店長)が変わる、形式としては連作短編集なのですが、各話バラバラなのではなく、有機的につながった独特の構成で、それが物語に強さと深みを与えています。文庫で読んだ感じ、計算は全く感じさせないけど、すごく考えて書かれている印象も受けました。
    それから、個性豊かで、でも共感できる、しっかりとしたキャラクター設定。一人ひとりの内面の描写が繊細かつ自然で、読んでいるうちにどの登場人物も応援したくなります。
    タイトルだけ見て、ブラックな職場を皮肉ったギャグ的な話なのかなと思いましたが、とて

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    2019年07月21日
  • 店長がいっぱい

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    いわゆる他人丼を提供する外食チェーンの店長たちを描いた連作短編集。
    同じチェーンだから単調になるかと思ったが、結構バラエティーに富んだ話になっていた。しかも、共通の登場人物もいたりして、ちゃんとした群像劇になっている。
    バイトの人間関係に悩み、売上に苦しみ、夢や家族など自分の問題にも振り回される店長たち。つらそうではあるが、それぞれに光明も見出だせる終わり方がよかった。

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    2019年03月13日
  • 店長がいっぱい

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    短編のようであるが、各章で共通の登場人物が出てくる
    読み進める程に、面白い作品。
    いずれ再読するだろうし、続編がでたら必ず買うと決めました。
    エィエィイオー!

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    2019年02月18日
  • 店長がいっぱい

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    国内外に百二十七店舗を展開する他人丼チェーン店『友々家』を舞台に、いろんな店長の様々なトラブルを描く、元気がもらえるお仕事小説。
    ちょうど年末年始のチェーン店のカフェ で読むことになった。レジの不具合や客とのトラブルなど、ここでも頼りになるのは店長でした。全国どこでも同じような店構えのチェーン店でも、店長の人柄で雰囲気は変わる。本書に登場する店長さんたちのたくましさは、是非とも行きたくなる店のムードである。

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    2019年01月06日
  • 笑う招き猫

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    今まで何度も本屋で手にとっていたのだけど、なんとなく買わずにいた本。
    もっと早く読めばよかった! 大傑作です。笑えるような、泣けるような・・・。いや、泣けましたよ、実際。
    (もっと早く読めばよかったとは思うけど、本ってやっぱり「読みたくなるタイミング」みたいなのがあるので、この時期に読んでいなかったら、面白いと思わなかった可能性もある)

    途中の盛り上げ方もよかったが、ラストの展開もすごかった。残りわずかになったところで、「決着ついてないことがいっぱいあるけど大丈夫か!?」と心配になりましたが、大丈夫、きちんときれいにオチました。おみごと!


    ぜひぜひ続編を書いてほしい!!

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    2019年01月01日
  • ウチのセンセーは、今日も失踪中

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    ネタバレ

    富山と東京、この距離をバスと新幹線を使い分けて、上手いなぁ。最後のまとめも、景色と意気込み、上手いです。
    所々に、職業意識の大切な要素も語られていて、読んで良かった。

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    2018年12月13日