山本幸久のレビュー一覧

  • おでんオデッセイ

    Posted by ブクログ

    有野静香はそこそこ名の通った商社で働いていた。だが体を壊して故郷へUターンし、実家の練り物工場を手伝っていた。そんな時、一念発起して町おこしプロジェクトに応募し、実家の練り物を使ったおでん屋台を開く事になり…

    おでん屋「かいっちゃん」に通ってくる人を中心として、ほんわかした気持ちになれました。
    嫌いで別れた訳ではない元彼とも上手くいきそうで、続編希望です。

    0
    2024年01月22日
  • エール!(3)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    お仕事小説のアンソロジー。
    美術品輸送展示スタッフ、災害救急センター通信員、ベビーシッター、農業、イベント会社契約社員、新幹線清掃スタッフの6つの職業を6人の作家が描く。
    はじめましての作家さんが4人、ていうか原田マハさんと伊坂幸太郎さんしか知らない。農業の吉永南央さんの切り口はおもしろく、救急情報センターの日明恩さんのはこれからキュンキュンしてゆきそうかなと。
    伊坂さんはいつもとちょっと違い、作者知らずに読んだら伊坂さんと思わなかったかな、仙台出てこないし。

    0
    2024年01月21日
  • おでんオデッセイ

    Posted by ブクログ

    東京の商社で働いていた静香は、身体を壊し退職後に実家の「有野練物」の手伝いをしていたが、町おこしプロジェクトに応募し、おでんの屋台を開く。

    実家の工場で作った練物でのおでんは、出汁も染みて絶品。
    少しずつ常連客も増えて親しくなり、高校時代の元カレのDJポリスの六平太とも良い関係に…。

    登場人物のキャラも際立つうえにちょっとした問題も切り抜けて、良い方向に進んでいくので気持ちよく楽しめる。
    心に沁みてくる温かい物語である。

    そして、なんと言ってもおでんが美味しそうである。
    たまねぎ天に紅しょうが天、餃子巻にウインナー巻、肉いなり、小型ばくだん…とインターンを終えて寄った早咲ちゃんが頼んだも

    0
    2024年01月20日
  • 神様には負けられない(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ニニが出ている。芸者でゴー、こうして友情出演みたいに出てくるのが嬉しいし山本幸久さん好きだよね。義肢装具士の存在も含めて考えたことないので、勉強になりました。3人もよかった 会社はこれから本当に出来ると思う。専門学校は大学みたいに学生生活を楽しむ場所じゃないので友情を育てる難しいかと思いますが、この3人は巡ってきたのですね。無意識のうちに出た言葉が相手を傷つける場面があるけど、あれを言われると何も言えない声も掛けれないと自分も思う。難しいね良かれと思って伝えても相手には同情だけの哀れみと受け取られるって 五十嵐貴久さんと同じでこのふんわり読んでいて和んでしまうのはどういう理屈なんだろうと考える

    0
    2024年01月01日
  • 神様には負けられない(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    覚悟を決めて何かに立ち向かう人の美しさが描かれていて私はとても好きでした。

    と言っても、義肢装具士を目指す主人公のさえ子は途中で何度も「私は向いてないかも」と弱気になります。

    そんな時に周りが羨ましく見えたり、自分の弱いところばかりが目についたりとすごくリアルな描写がありました。

    でも周りには何気なく元気をくれる友人がいて、頑張っている人がいて、自分を頼ってくれる人がいる。

    それを知りもっと逞しくなっていく、そんなお話なのですが読んでいてとても清々しい気持ちになりました。

    読み進めるうちに登場人物に嬉しいことがあると自分も嬉しくなり、反対もまた然りですっかり没入していたように思います

    0
    2023年11月27日
  • エール!(3)

    Posted by ブクログ

    憧れて手に入れた仕事にも嫌な事はある。
    こんな仕事辞めてやる!という仕事の中に、
    笑顔になる一瞬がある。
    生活の為に働くのだから割り切る、
    という考えもある意味正解だと思うし、
    この仕事が天職だと思っていたのに、
    向いてないって挫折する事も多分ある。

    大変そうだね、と言われる仕事に、
    笑顔で楽しげに関わる人もいる一方で、
    誰もが羨む職業に就いているのに、
    人知れず悩んで塞いでいる人も多分いる。

    早期退職に憧れた時期もあったけど、
    社会の片方にしかいられない人生が楽しいのか、
    自信がなくなってきた。
    助け合って社会を作って生きていく上では、
    誰もが自分の役割を「ちゃんと」する事が、
    大事なの

    0
    2023年11月26日
  • あたしとママのファイトな日常

    Posted by ブクログ

    イジメっ子を殴ってやりたいからボクシングで強くなることを目指す風花が真っ直ぐで思い切りがよくて気持ちいい。
    風花は正義感も強く優しく、母親とも仲がよくてボクシングを応援しながら楽しく読みました。

    0
    2023年11月19日
  • ふたりみち

    Posted by ブクログ

    67歳と12歳のドタバタツアー!ふたりの旅の様子も楽しいし、ゆかりさんのこれまでの人生に感じ入りいい話でした。

    0
    2023年11月13日
  • 人形姫

    Posted by ブクログ

    雛人形の職人や現状についてよく分かる一方、職人の熱意や思いも感じた。職人の事がよくわかり面白かった。

    0
    2023年10月11日
  • 床屋さんへちょっと

    Posted by ブクログ

    心温まる家族のストーリー。自分の事に置き換えて切なくなる。不器用だけど一生懸命に、誠実に自分も生きていきたい。

    0
    2023年09月27日
  • 店長がいっぱい

    Posted by ブクログ

    タイトル通り店長がいっぱい。

    チェーン店でそれぞれの特徴ある店長のお話。
    店長ごとに短編になっている。

    こういう店長いたなぁ、、と共感できるのではと思うくらい仕事や人間関係がリアルに描かれている。

    社長の成長も感じてほしい。

    372ページ(文庫)

    0
    2023年06月29日
  • ある日、アヒルバス

    Posted by ブクログ

    アヒルバスバスガイド高松秀子奮闘記。頼りになる三原先輩が辞めて回ってきた新人教育係。ツアーの個性的なお客に振り回された上に一癖二癖ある新人たちの教育に頭を悩ませる。それでも今日も笑顔で東京をご案内。久々にバスガイドさんのいるバスツアーに行きたくなった。で、結局小田切運転手とはどうなった?

    0
    2023年05月10日
  • カイシャデイズ

    Posted by ブクログ

    内装会社に勤める人達の人間関係を面白く描写している作品。
    営業、設計、施工の3人を中心に、統括室や顧客などが絡んで楽しく描かれている。
    この作家さんの描く小説にはイヤな人が出てこないのがいい。
    本当にストーリーにすんなりと入っていける。

    0
    2023年02月06日
  • 大江戸あにまる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    荒唐無稽感のなんと豊かなことよ。それだけ、江戸は遠くなった。私が子供のころはまだ祖父母からご維新の話を聞いた年寄りがいたが、今その距離にあるのは第二次世界大戦。時間がつくってくれるものは確かにある。

    0
    2023年01月28日
  • 床屋さんへちょっと

    Posted by ブクログ

    あれ?短編集?
    と思ったら連作短編集!
    さらっと読めて、通勤にもぴったりです。

    とっても信頼している読者友達からの紹介で、
    イチオシのこちらをやっと読みました。
    山本幸久さん、いまではお仕事小説の作家さん、というイメージみたいだけど、リアルな世界のなかでも、ちょっぴり勇気をもらえるような素敵なお話をたくさん書いています。


    短編それぞれにちょっとずつ床屋さんのエピソードが挟まれていて、どこで床屋さんが登場するのかな?って読んでいくのも楽しかった!
    読後感もいいし、さっくり読めるし、いろんなひとにおすすめできるお話だったな〜

    0
    2022年12月29日
  • エール!(3)

    Posted by ブクログ

    世の中には色々な仕事があるんだなぁと改めて思う。
    救急センターの電話は、読んでるだけで手に汗握りました。
    農業のゑいさんが、かっこよくて素敵でした☆こんなおばあちゃんになりたい(笑)
    あと、スプーンひとさじの砂糖、というメリー・ポピンズの歌の中の言葉が心に残りました。

    0
    2022年10月15日
  • ネコ・ノ・デコ/LOVE or LIKE

    購入済み

    しっとりとした佳作

    雨の季節に合うしっとりとした良い作品だと思う。
    学生時代の話と今の話が交錯して、結果的に良い方向へまとまってゆくけれども というようなストーリーが読みやすい文章で語られている。

    0
    2022年10月03日
  • 男は敵、女はもっと敵

    Posted by ブクログ

    連作短編で藍子さんに纏わる強者たちの日常が描かれるというか、暴かれる(笑)
    男女の想いが錯綜して、ぐちゃぐちゃになっているさまがなんとも滑稽。冷静な傍観者をきめこむもいつしか巻き込まれ、運命共同体みたきになっているのが面白かった。
    ラストは完全におまけだけど特別感満載。

    0
    2022年09月02日
  • 人形姫

    Posted by ブクログ

     雛人形職人や製作現場の現状を通して、伝統工芸やそれに支えられ発展してきた町の変化を描く、お仕事小説。

          * * * * *

     雛人形職人の世界や製作現場の現状が端的に書かれていて、わかりやすかった。

     匠の業の継承や後継者不在という問題は、今やあらゆる伝統文化の世界に共通しているのではないでしょうか。その原因は無意味としか思えない因襲に起因するところが大きいと思います。
     昔気質の職人たちの無駄に封建的な意識が変わらない限り、伝統文化は廃れていく一方でしょう。そこに気づいて少しずつでも改革していく必要に迫られているのが、伝統文化の世界だと思います。

     本作でも、主人公の恭平

    0
    2022年07月15日
  • ヤングアダルト パパ

    Posted by ブクログ

    中学生が父親に。しかも母親と一緒に暮らしたのは、2週間足らず?
    設定には相当無理があるのだけれど、なぜだかほっこりしたまま、不安な気持ちでやきもきすることもなくエンディングに辿り着いた。
    子どもは可愛い、でも一番遊びたい盛りで、青春を謳歌したい時期に、子育て一辺倒で日々過ごしていけるものか?とは思った。

    0
    2022年06月01日