山本幸久のレビュー一覧

  • 男は敵、女はもっと敵

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    読んだ後、なんだか爽快な気分になれる1冊。
    ラストはちょっとびっくり・・・
    できれば後日談を書いてほしいくらい。

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    2009年11月19日
  • はなうた日和

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    定年間近の平凡な会社員・虹脇は、突然部下の美人OLから飲みに誘われる。手を握られながら「副社長を殴ってほしい」と頼まれて―。(「ハッピー・バースディ」)。売れないアイドルのミドリは、今日もオタク相手に撮影会。しかしその帰り、子連れの元カレと再会し…(「五歳と十ヵ月」)。さえない日常の中にある、小さな幸せときらめきを描いた短編集。文庫化に際し、書き下ろし短編を特別追加。


    ごく普通の人達のごく普通な話です。ドラマティックな展開や、理不尽な結末はありませんが、どこかほっこりさせられる短編集です。

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    2009年10月28日
  • はなうた日和

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    背表紙より抜粋。
    『定年間近の平凡な会社員・虹脇は、突然部下の美人OLから飲みに誘われる。
     手を握られながら「副社長を殴ってほしい」と頼まれて――。(「ハッピーバースデイ」)。
     売れないアイドルのミドリは、今日もオタク相手に撮影会。しかしその帰り、子連れの元カレと再会し……(「五歳と十ヶ月」)。
     さえない日常の中にある、小さな幸せときらめきを描いた短編集。文庫化に際し、書き下ろし短編を特別追加!』



    表紙にひかれた。
    子どもが春色の光に向かって飛んでいるような絵。

    開いてみると、同世界ののほほんとした日常をジョキジョキ切り取って、貼り合わせたような作品。

    登場人物や小道具が、「こ

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    2009年10月07日
  • はなうた日和

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    こういうリンクしていく話好きです。あんまりほわほわしすぎていないのがよかった。ミドリの話が一番好きかな。アカコたちが出てきて嬉しかったです。

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    2009年12月31日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    猫好きなのでつられ購入

    ねこにまつわる物語の短編集です。
    ほっこりする話もあれば悲しい話もありました
    作者さんによって、作風が様々なので
    それぞれ新しい気持ちで読むことができました。

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    2025年12月01日
  • 花屋さんが言うことには

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    花の一つ一つとエピソードがあって素敵な文章だったが先が気になる感じではなかったので読み切るのに時間がかかってしまった。
    こちらも花に詳しくなれる感じがあるのでより花が好きになれる感じはある。

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    2025年11月25日
  • 花屋さんが言うことには

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    花屋さんってわたしには少しハードルが高いけれど、日常に花を取り入れる生活に憧れていて手に取った一冊。色んな花や花言葉が出てきて勉強になるし、主人公のサクセスストーリーも面白かった。

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    2025年11月23日
  • あっぱれアヒルバス

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    ネタバレ

    不器用だけど、一生懸命のデコは先輩にも後輩にも提携会社の人にも好かれていて、読んでいる私も「デコ!頑張れ!」と応援したくなりました。

    神経を逆なでするような言動をする本多も、家族が現れたり、過去のことが分かるにつれて、いいところもあるじゃないかと思えるようになりました。

    悪い人はいない。何だかんだ言って至って平和なお話で、こちらも温かい気持ちになりました。

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    2025年11月22日
  • おでんオデッセイ

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    ネタバレ

    伊竹市銀座商店街でおでん屋台「かいっちゃん」を営む静香。経営は常にギリギリだが、店には今宵も個性(と悩み)あふれる常連客が訪れる。
    静香は元々東京の商社でバリバリ働いていたが体調を崩してUターンしてきた。


    時期的に寒くなってきたしピッタリかな~と思って読み始めてみた(*^^*)おかげでおでんが食べたくて仕方ない!!(単純)
    この本のお品書きには出てこないのもあるけど、私のTOP3はこんにゃく・牛すじ・たまごかなぁ⟡.·

    10月10日(いいおでん)や2月22日(ふーふーふ)はおでんの日らしい。

    百貨店の催事で九州フェアのようなものがあり、鉄板焼きが出てきてまた食べたくなった(笑)あれは食

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    2025年11月15日
  • ある日、アヒルバス

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    ネタバレ

    「ピノ」がちょいちょい出てきて、いい役割を果たしていました。

    本書を読んだ日の夜「ピノ様」と書かれた領収書が出てくる変な夢を見ました。

    恒例の著者の別の本に登場するキャラクターが本書にもちょこっと登場していました。

    「ちょい出」が楽しみなだけでなく、物語の舞台に拡がりを感じる効果があると思いました。

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    2025年11月08日
  • エール!(3)

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    「お仕事」アンソロジー小説。
    伊坂幸太郎、原田マハという文字に惹かれて読んだらまさかの3でしたが、アンソロジーなので問題なし!

    原田マハさんの美術品を運ぶスタッフの話、
    伊坂幸太郎さんの新幹線の清掃スタッフの話が特に読みやすくて面白いな〜と思ったけど、そのほかにも
    日明恩さんの救急情報センターの通信員の話
    森谷明子さんのベビーシッターの話も面白かった!
    ラブミーテンダーの曲、聴きたい。

    アンソロジーは知らない、読んだことのない作家さんの本も読めてとても良いし、短編でさくっとよめるのもありがたい。

    ラブミーテンダーの中で、働いてるお母さんが話していた言葉が残ってる

    「主人のお給料だけでも

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    2025年10月20日
  • エール!(3)

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    日明恩作品を初めて読みました。公務員関連の話が多いみたいです。名前の読み方が難しくて、書棚で探すのが大変そうです?

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    2025年10月03日
  • 神様には負けられない(新潮文庫)

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    7年勤めた内装会社を辞め、義肢装具士になるために専門学校へ入った二階堂さえ子。
    きっかけは、内装を手掛けたバリアフリーのカフェだった。
    専門学校で出会った年下の同じ班のメンバー2人はそれぞれが個性的だが、徐々に打ち解けていく。
    事故や病気で片足を失った人たちの義足を作るため、切磋琢磨してゆく。
    実習生として行った会社で、更に成長するさえ子の前向きな姿には力がある。

    2025.9.24

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    2025年09月24日
  • 花屋さんが言うことには

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    表紙や題名から抱いた印象とはちょっと違う内容でした。もっとほんわかしているかと思いました。いろんな人がそれぞれ癖強なので続きが気になりサクサク読めました。でも、展開が早く、ここもっと詳しく知りたかったなという部分がいくつかありました。あまり感情移入できる人物がいなかったのと、主人公は好意的にしてても私はこういう人やだなと思ったり、ちょっと私には合わなかったかな。

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    2025年09月21日
  • おでんオデッセイ

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    東京で働いていたが体調を崩して地元でおでん屋台を始めた静香。客のつみれさん、バイトの早紀ちゃん、元彼の六平太。他にも個性的なお客さんとの出会いもあり、全体に女性って逞しいな、と感じる話。
    キツネ目を言い負かしたアスカさんのシーンがお気に入りです。

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    2025年09月20日
  • 花屋さんが言うことには

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    お花や、和歌・短歌などの事が知れておもしろかった。
    作中のキクちゃんと同じように、
    光代さんや李多さんから学ばせてもらいました。笑

    川原崎花店みたいな素敵な花屋さんが近くにあれば、
    私も訪れてみたいなぁと思いました。ほのぼの。

    もう少し登場人物達のことを深く(?)読みたかったな。



    蘭くんと、森教授が可愛くて好き。

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    2025年09月18日
  • 花屋さんが言うことには

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    前職はとんでもないブラック企業だったけど、いい居場所が見つかって良かった。ちょっと生意気な話し方の蘭くんが可愛い。

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    2025年09月18日
  • おでんオデッセイ

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    猛暑の中、読む作品にあらず、、、。少し肌寒くなってから読むべきだったと後悔している。
    それでも、作中のおでんはとても美味しそうで、無性に食べてみたくなった。
    静香は、東京の商社を退職して練物製造会社の実家に戻って、街おこしのプロジェクトに応募し、実家の会社の手伝いをしながら、おでんの屋台を開く。そこに集う人達をめぐる人間模様が描かれる。冬に再読したい。

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    2025年09月12日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    6人の作家によるオムニバス
    ねこちゃんが大なり小なり出てくればOKのようで、必ずしもほっこりしたお話ばかりではない。

    見知った作家さんたちばかりなので読んでみました。短編だからかいつもの作風と少し違ったりしておもしろかった。
    猫、というはっきりしたキーワードの中で違いを出すのも難しいとは思うけれど、やはりもっと読みたい!と思わせるほどの作品はなかったかな。

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    2025年09月02日
  • 花屋さんが言うことには

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    ほっこり短話集。

    ブラック企業に勤める主人公紀久子が、花屋の女性店長に誘われて花屋のアルバイトを始め、たくさんのバイト仲間やお客さんを通じて少しずつ成長していくお話。

    それぞれ一つの花をテーマにした9つの章(文庫版)で構成されており、短話集のようになっている。
    各章の最後は決まってその花の花言葉で締めくくられ、最後にタイトル回収される映画のような粋な演出。

    1冊を通してストーリーの起伏は少ないが、穏やかでほっこりした気持ちで読める本。

    花そのものはもちろん、花屋や生産者の仕事まで細かくリアルに表現しており、執筆にあたってかなり調べていることがわかる。また、登場人物の設定も作り込まれてい

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    2025年09月05日