山本幸久のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
風邪を引いて、重いものを読む元気も無く、この本を手にしました。
2年目の再読。それにしては結構良くストーリーを覚えていました。
感想として下に付け加えるものは無いけれど、安心して読めるのが山本さんの良い所です。
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11-016 2011/02/22 ☆☆☆☆
連作短編という程では無いのですが、同じ世田谷線を舞台にしているので、どこか繋がりが有ったりします。ちょっと雰囲気が似ていますが「阪急電車」のように電車や駅がメイン舞台という訳ではなく、沿線の土地が舞台です。
読み始めは何となくボンヤリした印象でした。やや中途半端なエンディングと作品毎に異なるテーマ。し -
Posted by ブクログ
腹痛(たぶん虫垂炎)でダウン中、重い本は読みたくないので手にしました。1年半での再読になります。
少々気分が悪かろうが、サクサク読めて元気になれます。感想は昨年と同じ様なものですが、主人公の“魔のトライアングル”の3人もさることながら、脇を固める女性陣が、元気でポジティブで遊び心も持っていて、みんな魅力的です。
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11-029 2011/03/26 ☆☆☆☆
「お仕事小説」家、山本さんの真骨頂とも言うべきタイトルです。
極端ともいえるキャラを立て、それで物語を作って行くラノベ的手法です。こんな社員ばかりだと会社経営が成り立たないだろう -
Posted by ブクログ
9つの連作短編。
最初の7編は、主人公の老年から遡りながら描くというちょっと変わった構成です。8編目(単行本では最後)は主人公の死後を、9編目は文庫本で追加されたものだそうです。
主人公の宍倉勲はカリスマ経営者であった父親の中堅製菓会社を引き継いだ二世経営者。しかしその会社を若い頃に潰してしまい、その後、繊維会社に最初は平社員として勤めた人物です。最初の印象は坊ちゃん育ちの無能力者。しかし読み進むにつれ、(人並み優れている訳ではないものの)非常に誠実でしっかりした人物であることが判ってきます。目立ちはしないが多くの知人から、そして家族から信頼された人物。そんな姿が見えてきます。
サラリと描かれ